マンガにもならない捜査放棄の現状
昨年の六月四日に発生した安西氏への鉄パイプ襲撃事件から一年が経った。警察からは何一つ捜査進展の話も聞かない。そればかりか翌日続けて市田が若林組川井本部長から木刀で襲われていたのを目撃した高松北署暴力対策室井上係長の警察車両が川井の木刀によってボコボコに損壊された。すぐ後ろで待機していた同じく警備課の柏原係長も井上係長の車両が木刀で叩かれるのを黙ってみていたという。
その後損壊された車両は事故隠ぺいのため井上係長によって秘密裏に修理された。
損壊された事が見た目にわからないくらい直ったので、井上係長は柏原係長に「どうや、分からんやろ」と自慢したというから、腐敗度は相当のものである。
これなどは正に捜査放棄ではないのか。
本紙は香川県警覚醒のため敢えて井上警部補の告発該当罪名を現在の県警本部幹部に聞いてみた。
「その状況からすれば、犯人隠避に該当する」と明確に答えた。
犯人である若林組川井本部長は、本紙川上一家を襲撃した車両窃盗罪で八ヵ月の刑期を終え、六月三日早朝六時に高松刑務所を出所した。
香川県民の代弁をして本紙は言いたい、「もうここらで、いい加減、本来の香川県警であった頼もしい姿を見たいものである」。
四月に発足した組織犯罪対策課の参考になればと記載する。
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平成九年、本紙川上宅に若林組の広沢こと黄津一の立案総指揮した発砲事件があった。
その事件解決を香川県警に迫った時、「若林組を詰めろと言うても、高松では親和会とのバランスがある」と言われたことを思い出した。
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残念な日本興亜からの電話
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二日に日本興亜の総務担当責任者である加藤氏から電話があった。
「四国タイムズから申し出ていた内容はよく分かりましたから、支店長との面談はする必要がないので…」
「はい、分かりました」
と本紙川上は応えた。
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先月本紙五月号で、日本興亜損保の代理店に岡根正則こと、岡田一彌(日本士道会相談役、若林組組員)が登録され営業していることについて、支店長に面談を申し出ていたことへの返答である。
上場企業で、信用を最も重んじなければならない企業がこの状態である。危機管理が全くない、いや管理というより危機を感じる感性そのものがないようである。情報提供者の申し出を面談することもなく断る。本紙が申し出たのは日本興亜を守るというより、日本興亜損保代理店という看板を掲げている岡根こと、暴力団右翼名・岡田一彌に、何も知らない県民が騙され事件に巻き込まれることを避けるために申し出ているのである。 日本興亜損保の顧問という警察OBが報告した内容が、岡根正則は四国タイムズが掲載したような暴力団として香川県警には登録していない、安心して代理店を任してもかまわない、という報告を真に受けてこと済まそうとするところに日本企業の甘さがある。本紙はこれ以上四国支店を相手にせず、本店と監督官庁である金融庁に警鐘を鳴らすだけである。
岡根正則こと岡田一彌と四国タイムズとの関わり
平成九年十一月二十九日に発生した本紙への発砲事件の直前に発行された「新生」という新生同志連合が編集した機関紙がここにある。
この「新生同志連合」の名付け親は、昨年四月三日に亡くなった山口組直参若林組若林ワ組長。そして機関紙の編集発行人である人物が、本紙が指摘している岡田一彌こと本名・岡根正則でないか。
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岡田一彌が編集発行した「新生」の内容について触れてみる。
「…しかるに我らを根拠無き謀りごとで攻撃することは陛下に対して弓を引く逆賊である。よって汝等は国家転覆を企む獅子身中の虫と見た!」
読んでいるとアタマがおかしくなる。これによると、四国タイムズは逆賊ということだ。
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また、「ハイエナごとき四国タイムズの輩では相手不足ではあるが、これも民のため、もはや毅然たる行動で封殺する。時を待ち続けていた魂の牙は汝等の邪心を見事打ち抜いてくれよう」
何のことか分からぬが、思い上がってしまっているのではないか。
四国タイムズをむやみやたらに攻撃する一方、香川銀行を擁護し、銀行犯罪を暴露するなら、百十四銀行をやれとそそのかしている。
なお、「四国タイムズはもはや自ら一家心中するしかあるまい」と結んでいるのは、いくらなんでもひど過ぎる。許せない。
平成9年11月5日号四国タイムズの記事である。
同月29日夜、本紙川上宅に四発の銃弾が撃ち込まれた。それも息子の勉強机前に二発、家族が団欒している居間に二発である。
銃撃直前にばらまかれた新生同志連合と銃撃犯が同じ若林組関係者であることは一目瞭然。
山口組本部も、岡田一彌こと岡根正則が組員に相応しいかどうか検討すべきではないだろうか。
本紙先月号で「二代目若林組の内幕」という見出しに、
篠原組長の舎弟であり日本士道会会長でもある松下や、相談役である岡田が、若林組が殺そうと予定していた元日本士道会の十河氏に、狙われていることを事前に打ち明けたことを記事にした。その後詳しく分かったので公表する。
▽十河「お前、そんなこと言うたら、親を売ったことになるぞ」
▼松下「ウチの親分(二代目)や森の若頭や、ワシの口でどないでもなる。心配せんでええ」
▽十河「お前、アホか、ヤクザの掟や言うたら、そんなもんやない。もう二度と電話せんといてくれ」。
今度は岡根からの電話、
▽十河「そんなこと言いよったら処分されるぞ」
▼岡根「松下の口車には、親分も森もコロッと騙されるワイ。お前も知っとるやろ、松のウソ八百の口の上手いことは…」
▽十河「そんなこと通る訳がない。もう電話せんといて…」
これが実態である。
山口組は田岡三代目組長時代に作成した「山口組綱領」の精神に立ち戻り、香川の再編を行うべきではないだろうか。本紙は要らぬ心配をしてしまったようだが許してもらいたい。
本名と暴力団名の区別、広沢
が伝授か
日本興亜損保と岡田(岡根正則)、香川トヨタと広沢(黄津一)。
法律で許されるなら、こんな上手い手はない。
本名は一般市民に紛れて、日本興亜損保や香川トヨタの肩書きで、不法行為は別名の暴力団名で、果たして今後も日本で通用するのだろうか。
広沢、親和会への報復指揮
東京で千万円を出して拳銃十丁と、真鋳と鉛の弾を仕入れてきた。それが親和会の報復に使われた。
当時の篠原幹部は襲撃前、陣頭指揮をしていた広沢に、
「オジキ、弾は真鋳ですか鉛ですか?」と指示を仰いだ。
「鉛で殺(ヤ)れ」
広沢は襲撃中、逃走用の身支度をし、この襲撃が失敗した場合には韓国へ逃亡する手はずであったようだ。
後日広沢は、
「鉛で良かった、真鋳なら死んどったが」と若い組員に武勇伝のように自慢話で語っている。
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