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◇更生保護事業
保護観察対象者を心正しき社会人に
◇難民救済運動
世界各地の難民に物心両面の愛の手を
財団法人
   日本武道振興会
理事長 川上道大


高松刑務所の移転を進めよう

 収容者の生活を良くし、教育
効果を高めるため、高松市内
にある高松刑務所を、自然豊
かな環境の良い土地へ移転し
、近代的な建物を新築してくだ
さい。
 跡地は、高松市勢の活性化
を図るために活用させていただ
きます。

 高松刑務所の移転推進会
 事務所・四国タイムズ社内




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協同組合
香川県健全企業振興会

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香 川 興 産 (株)

丸亀・土器
TEL(代)0877-25-5551













平成16年11月5日 (金曜日)  第4847号 第3種郵便物認可 (昭和22年8月22日)
発行所  四国タイムズ社
〒761-0104 香川県高松市高松町944-4
電話087-845-6141
編集発行人 川上道大(みちお)
郵便振替 01650-6-25335  

News Index    News Index    News Index    News Index
本紙の名誉毀損・有罪判決、憲法に抵触か
懲役10カ月、執行猶予3年
         最高裁棄却の行方
ある銀行の犯罪
          〜端緒〜
世紀の逆転劇
          〜一人の人間の証明〜
悪の鎖を断ち切れ!
          〜これからの展望〜
徳島の阿南信金・腐敗構図の実態
徳島県警裏部隊が、
阿南信金の改革潰しで阿南署に圧力
内部告発の声を改革の糸口に
      不良債権隠し・隠蔽工作が横行
佐竹理事長に引き継がれた
      犯罪を隠蔽する確認書
後藤田先生にお願い
      阿南信金改革について

香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その20)
山口組五代目への提訴取り下げが、
               腐敗警官一掃の糸口に
武道家・盛力健児、郷土改革の一助となる
情交写真、捜査着手の起爆剤となるか
鉄パイプ襲撃事件、不起訴の意味
自殺した憂尚会志水幹部からのメッセージ
〜広沢こと黄津一への恨み節〜
真鍋知事の人事が、官製談合を助長する
水本県議、指名業者選定で県職員と結託
不適切な人事、警察の組織機能にも支障
クボタ、随意契約に詐術
豊島の産廃処理実績を悪用か
高松地検検事正、金子氏が着任
香川県警、
      貸金業「シップ」の実質経営者を逮捕
日本興亜の若林組岡根は「目こぼし」か



■ 本紙の名誉毀損・有罪判決、憲法に抵触か
    懲役10カ月、執行猶予3年 最高裁棄却の行方

 

 
平成十年「大林頭取側が殺人依頼の疑いも 実行犯は若林組か」の本紙見出しが、名誉毀損で最高裁の棄却で決定した。

全ては、この銀行問題から始まったのである。

 香川銀行不正融資疑惑〜最高幹部らによるインサイダー取引疑惑〜暴力団との癒着〜香川県警との腐敗の関係〜香川県行政との蜜月…。

本紙は、前号より、我が香川を腐らせている様々な機関、組織の悪意の剔抉並びに総括を断行しているが、今号はまず、諸悪の根元といっても差し支えない香川銀行から俎上に乗せることとした。



   ある銀行の犯罪 〜端緒〜

 本紙が香川銀行の不正を糺すべく糾明のキャンペーンを繰り広げたのは、今から遡ること十年余も前のことである。同行の株主名簿を入手して、直ちに大林頭取(当時)のインサイダー疑惑を報じたのだ。自社株を優先的に取得し、株価が上がったところで(下がる前に)売り抜けるといったような露骨なインサイダー行為を繰り返していた大林グループ(一派と名付けても一向に差し支えない)。当時、香川銀行はこの一派に完全に牛耳られていた。この一派に勇気を持ってノーという者は、速やかに退職を命じられていた。そのドラスティックな経営方針はまさしく目に余るものがあった。

 それでも、本紙に最後の勇気を奮って、内部告発をしてくれた強者がいた。

今は亡き浜谷博美氏である。

この内部告発を受けて、本紙は敢然と大林体制を批判し続けたのである。地元第二地銀である香川銀行を腐らせるということは、引いては我が香川(讃岐)を腐らせることに他ならない。この信念の下に、本紙は孤軍、同行への批判を繰り広げたのだ。

 それは当然なのである。

 同行は、地元暴力団若林組、そして香川県警の有力幹部連中を自家薬籠中として手なずけながら、そのビシャス・サークル(悪の連関)のなかで不正融資を繰り返し、善意の顧客の預金を食い物にしてきたのだ。若林組、グレースなる金融業者、井坪建設が手掛けていた大規模開発の志度・大将軍団地、その他様々な反社会的勢力への融資、そして焦付き、債権飛ばし…。ここで起きている実質上の損失は全て善意の顧客の上にのしかかってきていた。それでも香川銀行は、ホットマネー(危険なカネ、引いては犯罪的融資を指す)を動かしていた、同時に本紙は、これら不正に対して飽くなき追及をしていたのである。どの不正も本紙がこの十年余の間に正確に綴ってきた。文字通り、本紙は歴史的な動きを刻んできたのだ。

 そして遂に起きた、本紙川上社主に対する前代未聞の暴力行為。

銃弾打ち込み、そして、鉄パイプ襲撃事件。

川上社主は、少なくとも二度、死の境界線の淵に立たされたのである。

 川上社主は、ここで立ち上がった。怯むことなく香川銀行の暗黙的示唆の下、自分に向けられた殺意を紙面に掲載したのだ。そして起こされた名誉毀損という高松地検への告訴、起訴、裁判。最高裁の懲役10カ月、執行猶予3年という判決。ここでの下りはこれまでも本紙でつまびらかにしているから、ここではあえて省く。

 全ての事件のピークはここに極まったのだ。

 が、今、この最高裁の有罪判決まで翻される局面に来ているのだ。



   世紀の逆転劇〜一人の人間の証明〜

 「長い長い道程だった。それは川上氏も同様だったはず、イヤ、本人は私たちの数倍の長さを感じたに違いない。しかし、ここに世紀の逆転がもう眼前に来ている。これを私たちは感じて、きちんとした手応えを握っている。これは、これまで川上氏が追及してきていたことが、全く間違っていなかったということの証明なのです。ある作家のベストセラーに『人間の証明』という作品があるが、これまでの道のり、そしてこれからの道のりは、まさしく川上氏にとって、一人の人間の証明の道程というべき内容なのだ。もちろん、これを今後も後押しする体制は出来ている」。

 これは警察庁幹部の言葉である。

 一人の人間の証明、確かにこの言葉は現実を肯綮に言い当てている。

 そして重要なのは、ここに来て、香川銀行の不正に端を発した疑惑追及が、法曹界をも揺るがす大事態に発展する情況になってきたことなのである。これまでの取材を総合してこれから起こる情況を本紙はようやく掴んだのだ。

 さて、それはどういうことか? これまでの道のりにおいて登場してきた組織、人脈からそれを推察してみよう。

 まず、考えられるところでは、若林組の解体なのか?

一部はイエスであるが、答えはノー、である。若林組は前号でも記したように近い時節に事実上、解体されると断言しきっていいであろう。しかし、ここにおける最後で最大の答えではない。

 では、つぎに考えられるところでは、香川県警の大刷新なのか? これはイエスともいえるが、ここでもやはりノーなのである。香川県警の大刷新はもちろんこの先、行われる。これも前号で述べた通りである。但し、これは当事者の香川県警が一切関知しないところで着々と準備が進められているのである。

 答えを急がねばならない。それはズバリ、川上社主に関する最高裁の判決に対する再審、そして逆転である。

 「つまり、これまで全て根っこで繋がっていた悪の連関がひとつひとつ炙り出されるなかで、司法は同時並行でとんでもないフォルト(失策)を犯してしまっていたのです。それは、川上氏に対する最高裁の判決です。これは余りに性急に出されてしまった。讃岐の改革を時間をかけて行う前に、この結論が出されたのはいかにもおかしい。良識派がこれから手掛けていく上でこの結論は、大いなる障壁となるのです。いいえ、実際にそうなっている。これは私たちの改革においても、暗礁になりかねない(なるはずである)わけで、ここで再審をもちかけていくことになるでしょう」(同)。

 これだけの重要なインフォメーションが遂にもたらされたのである。確かに、コトの発端から始まって、今まで関係者らによって、寄って集って隠蔽され、封印されていた事柄が次々に暴かれてきているのである。これはつまり、川上社主への判決がいかに現実離れしているものか(端的に言えば誤っていた、ということ)、を次々に証明していることとイコールなのだ。それ故に、遂にこの判決の反転を目的にここでいみじくもいわれている、”良識派”が胎動してきた、ということなのだ。

 これは実に、『大事件』であり、法曹界史上初めての勇気ある試みといって差し支えあるまい。ここにその一大事の一端が見えてきたのだ。

 繰り返すが、この判決、つまりある意味で、最後の答えがまだある限り、今香川で起きている一連の不祥事の真相追求、そして糾弾は、いつでも覆されてしまうことにもなりかねないのだ。それほど大きな爆撃性、攻撃性をこの判決自体が持っているのである。それはこれから始まる、一大改革に大きな支障となる。それをここで一気に突き崩すという判断が、各界の“良識派”から、提起されているのである。

 これこそまさしく歴史が動く瞬間ではあるまいか!

 さらにこの幹部が続ける。 「それとこの判決がそのまま確定的事実ともなると、憲法で保障されている言論の自由に著しく抵触するでしょう?その意味でも、ありとあらゆる対策や方法を講じてこれからの再審、逆転を狙っていかなければいけないのですよ」。 まさしくそうなのだ。四国タイムズという言論機関を余りにアッサリ封じてしまうようなことを、この判決は示しているのである。問題の大きさはこちらの方も負けてはいないのだ。

 「闘うべき相手はたくさんあります。ただ、この活動を十年余に渡って続けてきた四国タイムズ川上氏だけが、余りに拙速に出された結論だけで、がんじがらめになるようなことがあってはなりません」。

 この幹部は最後にこうキッパリと言いのけた。



   悪の鎖を断ち切れ! 〜これからの展望〜

 もはや議論の余地はない。確かに闘うべき相手は多い。立証していかなければならないことも有り余るほどある。しかも抵抗も激しい。相手だって、我が身、我が組織がかわいいに違いないのだ。しかし、その我が身守らんとする姿勢が、最後は歪な腐りきった体制を育んできたことも事実なのである。

 若林組、香川県警、川上社主をこの事件で起訴したときのかつての高松地検(今は全く違う)、香川銀行、香川県や高松市という行政区、そして、中央の法曹界(司法)、いずれも最も好ましくないビシャス・サークルを形作って、郷土香川(讃岐)を貶めてきた。

 しかし、今、その悪の鎖をようやく断ち切り、大刷新を行うべき土壌が出来てきたのだ。

 改革はすぐそこまで来て、ジッと登場する時を待っている。

■ 徳島の阿南信金・腐敗構図の実態
    徳島県警裏部隊が、阿南信金の改革潰しで阿南署に圧力

 
UFJ本格聴取開始=実行部隊から上層部追及へー検査妨害で銀行法違反・東京地検

 UFJ銀行による金融庁検査の妨害事件で、東京地検特捜部は先月16日、銀行法違反(検査忌避)容疑で、同行行員からの本格的な事情聴取を開始した。妨害を実行したとされる同行審査第5部などの行員らから順次進め、上層部の関与を追及する。

金融庁の調べに妨害否定 告発された元UFJ役員ら

 UFJ銀行の検査妨害事件で、金融庁に銀行法違反(検査忌避)容疑で告発された元役員らが同庁の調査に対し「金融庁の立ち入り検査を妨害するつもりはなかった」と検査妨害の意図を否定していることが、関係者の話で分かった。

 UFJ銀行自体は7月、検査妨害があったことを記者会見で全面的に認め、既に退任していた岡崎和美元副頭取(56)ら役員を「解任相当」とした。金融庁は先月に入り、UFJ銀と早川潜元常務執行役員(55)ら三人を東京地検特捜部に告発したが、個人としては検査妨害を否定している形。


特捜部は、資料を移動したり破棄した経緯や、指揮系統などについて詳しい調べを進めている。

大手新聞に載ったJFEの記事である。



一方、徳島県においては、阿南信用金庫の改革派の支店長三人が、切羽詰まって内部から立ち上がり、犯罪事実を徳島県警阿南署に持ち込んだようだ。勇気ある内部告発ではないか。

 しかし、四国財務局OB、阿南信金の理事長らが北寛47士と呼ばれる徳島県警の北野寛治OBらと組み、徳島県警本部の住友課長や暴力担当から知能犯に移った武田刑事に阿南署への捜査潰しの指令を飛ばしたようだ。

 本紙は香川銀行と香川県警の癒着追及同様、阿南信金の改革取り組みに応援する。




   内部告発の声を改革の糸口に 不良債権隠し・隠蔽工作が横行

 
本紙先月号の反響が早くもあった。中央の捜査機関や金融庁の関係者ではないかと思われる人からの問い合わせも中にはあったのではないか。今後シリーズで掲載するので改革に立ち上がった人たちがまとめた「阿南信用金庫の問題点」をまず紹介する。

   

◇ ◇ ◇

 私達管理職及び職員は阿南信用金庫が由緒ある県内でも優秀な団体と思っておりますが、ここ十数年、手当に於いて他団体とくらべた場合特に下方修正された給与となっております。

全職員の給与をカットし、賞与もカット、役員全員の給与といえば、減給、減俸無し、本来の会社組織であれば役員の給料から減給、もしくは減俸になるのではないでしょうか。

役員理事として職員一〇〇余名の減給の理由・内容をよく考察し、株主や職員に報告しなければならないのに、株主総会や理事会の議事録を公表せず、強行的に減給、減俸を行ってきた。

以上の理由により、私達は理事会及び理事・理事会に対し質問状を提出するに至りました。

質問は以下のとおりです。

何故、全職員の給与がカットされたのか

理事会に於いて何を議題にしているのか

今までの不良債権はどうなっているのか

経営状態はどうなのか

等々

阿南信用金庫に於いて平成六年に渡辺理事から佐竹理事長に代わった頃から支店長及び役員の給与・賞与を削減し、それを不良債権にあてていると思われます。この現状のままでは、役員外の士気が下がるとともに、意欲も損なうと思われる。私たち職員一〇〇余名には家族も両親もあり、士気を上げるにも限度があります。どうして当金庫が今の状況になったか、自問自答を繰り返す日々が続いています。

@佐竹理事は藤坂理事に五〇〇万円を支払い理事長になった。

A佐竹理事は森本ハウジングに対し、破産を予見しながら融資を行い、それも支店長に圧力(強要・教唆・脅迫)を用いて印を押させ(不正な)融資を行った。

B又、倒産後にも逃走資金を出資している。

C理事会議事録に於いては改竄を行った形跡がある。

D帳簿に於いても、二重、三重の帳簿があると思われる。

E平成十四年に於ける内部告発についての事件のこと

F不良債権に於ける偽装工作

G役員は融資に対し関わりを持つことは禁止されている。

合併問題に於いては徳島鳴門信金より三回に渡り話があったにもかかわらず合併を拒否し、これは暗に当金庫の不良債権が表に出るのを恐れ、フタをしょうとしている現れであると確信する。

当金庫の今までの理事役員等は、不正融資を繰り返しては私腹を肥やし、不良債権をこしらえ、これらが外に漏れないように懸命であると思われる。

その証拠に確認書を交わし、うやむやにしょうとしている。これは明らかに銀行法違反である。

以上のような古い体質(臭い物にはフタをしろ)のままでは、創始者の意図も当信用金庫の由緒ある伝統をも砕け散るものと思われます。新体制によって建て直しの時期が遅いかもしれないがやはり、当信金はお客様が見ても、債権者が見ても、働く者にしてもすばらしい信金であるという感覚が沸くような職場にしたいと思います。

私達は管理職として当信用金庫の繁栄を信じ職員と共に身を捧げつつ頑張って参りましたが、ここ十年来、様々な噂が飛び交う中、歯を食いしばり否定し、悩んで参りましたが、一〇〇余名の職員及び家族のことを考えると、管理職ユニオンの力を借り、理事会及び理事長に対し質問状を提出するものであります。



   佐竹理事長に引き継がれた 犯罪を隠蔽する確認書

小泉内閣が掲げた、聖域なき構造改革の波は、徳島県には通用しないのだろうか、それとも竹中金融相の夫人が徳島県鴨島出身であるから、別扱いにしているのだろうか。

 そう取られても仕方がないような状況が徳島県の金融や犯罪を取り締まるはずの徳島県警裏部隊(北寛47士)の存在があちこちに見え隠れする。

今後のシリーズで非常に重要な意味を持つので、全文をそのまま掲載する。

《確認書》

一,現在までの諸問題については、会員および総代より問題提起のない限り理事長を含め役員相互間において責任追及をしない。

二,現在までの問題に関して、告訴、損害賠償請求、新聞報道等、外部に公表するような行動は役員として一切行わない。

三,今後金庫発展のため、全役員一致協力して役員会の円満な運営に当たり、積極的に金庫の業績向上に努め、地域社会および会員顧客、職印等の期待に応えるため、最善の努力をする。

以上三件を今期理事会の確認事項として、全理事が各自署名捺印する。

平成三年一月二十一日




   後藤田先生にお願い 阿南信金改革について

本紙川上は、昭和四十九年に後藤田先生が最初に国政選挙に出馬されたとき、香川から徳島に出かけ「伊佐久」に泊まり込んで、船主の新見さんらと応援しました。今となっては懐かしくもあります。

ところで、先生のお膝元でとんでもないことが起きています。それは阿南信金の佐竹理事長が、改革を強く望んで行動に出た田村支店長を封じようとしていることです。それも、徳島県警OBの北野寛治一派(北寛47士)を使ってです。善処、よろしくお願い致します。




■ 香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その20)
      山口組五代目への提訴取り下げが、腐敗警官一掃の糸口に
 
 
いろんな困難を乗り越え、やっと光明が見えてきた。ことは、平成九年十一月二十九日、香川銀行大林頭取の井坪建設への不正融資を調査追及していた矢先、本紙家族の団欒に向け四発の銃弾を撃ち込まれたことから始まった。

香川銀行大林頭取一派・香川県警腐敗組・山口組若林組のトライアングル癒着、いや癒着と言うより堅く結束した犯罪仲間によって本紙川上は追いつめられていたのである。

発砲から今月でまる七年、未だに捜査の進展はない。いや、無いと言うより香川県警は捜査放棄をしていたというのが実態ではなかろうか。しかし今年度に入り健全警官の巻き返しが始まった。それに加え、本紙家族を鉄パイプで襲撃した若林組組員であった犯人の使用者責任を問う提訴を神戸地裁に起こしたことから、山口組五代目に、腐敗警官一掃の理解を得たのである。すなわち、今後若林組からの襲撃は無いということである。



   武道家・盛力健児、郷土改革の一助となる

「大阪の盛力健児です」

先月十八日、香川県警からの帰り道、突然本紙川上の携帯に電話が入った。

「会長…、川上です、電話、お待ちしていました」

回り舞台が静かに大きく、回転仕始めた一瞬である。

というのは、本紙川上が、香川県警腐敗警官の存在を世に引きずり出すために、

鉄パイプ襲撃犯の使用者責任を問うという手法で、山口組若林組長、森組長、広沢こと黄津一を提訴、それに加え、不本意ではあるが五代目山口組渡辺組長までも名を連ねていたのである。

本紙川上が思わず、お待ちしていました、と応えたのは、

五代目の提訴を不本意であるが、香川で起きている山口組若林組の行状を知ってもらいたいからに他ならない。

ヤクザに疎い本紙川上は、

香川出身で山口組直参でもあり武道家でもある盛力健児会長からの連絡を、密かに心待ちしていたのであった。

二十一日、盛力会長が高松に入り、四時間余り本紙川上と話し合いを行った。

盛力会長、

「ワシらの五代目を、マスコミの餌食にさすわけにはイカン…、川上さん、なんとか渡辺五代目の分、取り下げしてくれんでしょうか」

本紙川上、

「家族を巻き込んでの襲撃犯を許すわけにはいきません。それに、公務員が腐れば、日本が滅びるという信念の基、若林組広沢から毒饅頭を喰らった警官をこのまま放置するわけにはいきません、…」

五代目の取り下げの条件に

@犯人自首、
A腐敗警官を抱いて、
B損害賠償、

と、三つを示した。

しかし、山口組本部は二代目若林組篠原組長からの説明を受け、本紙川上からの条件は無理との方針がでたようだ。

 二十八日、盛力会長と二回目の会合が生田弁護士を交えて行われた。腐敗警官を引きずり出すという本紙川上の強い目的、その目的のためには渡辺五代目の分だけ、取り下げした方が達成するのではないかという意見が生田弁護士からあった。また、盛力会長の、本紙川上の生の声をテープに録音したい、という申し出でにも応じることにした。

翌二十九日、盛力会長との約束とおり、五代目山口組渡辺組長の使用者責任は取り下げしたのである。

外国のギャングやマフィアから、日本の裏社会を守ってくれる日本型任侠ヤクザを目指してもらいたいものである。国民からある意味で、どこか心の中で支持される任侠道ヤクザに脱皮するべき時期が来ているように感じてならない。国民は、使用者責任を問えない、外国犯罪者の存在にも目を向けるべきである。

警察の取り締まりにも限度があり、国民一人一人の強さが求められる時代を迎えているのではないだろうか。

この先、戦争にでも突入すれば、本紙の主張が意味を持つのでないかと思えてならない。平和ボケから目を覚ますときが、すぐそこに来ていることだけは間違いないようだ。



   情交写真、捜査着手の起爆剤となるか

今月三日の産経新聞

「近畿農政局係長 17歳少女を買春 懲戒免職処分」

17歳の少女にわいせつな行為をするなどしたとして、農林水産省近畿農政局は二日、児童買春禁止法違反罪などで起訴された同局消費・安全部地域第一課係長、平田隆大被告(45)を懲戒免職処分とした。

一方香川県では、先月号で「司法関係者と14歳女子の情交」の写真を掲載したところ反響があった。


それは県や市の職員OBからで、

本紙が腐敗警官と決めつけている津島警視と四,五人でクラブに行ったとき、クラブの飲食代を千円だけ払い、
「千円でも払っとけば、払ったことになる、ところで、次はオンナの所に行こうか」
と誘われたが、さすがに断ったという。

 そのOBいわく、

「あの時、津島について行ってたら、川上さんの新聞に載せられたかも…」

と当時のことを話してくれた。

(隠し撮り写真を掲載する意味は、広沢が司法関係者や警官に掛けている呪縛を解くため、いわゆる観念させる、もはやこれまでと覚悟させるためである)

若林組広沢こと黄津一が今も持っている、呪縛三点セット、@女をあてがいその情交を隠し取りした写真、A賄賂の授受時に交わした腐敗警官の声を録音したテープ、B捜査資料のコピーを若林組に横流ししていた資料。

写真を掲載することで、困った腐敗警官が、掲載される前に若林組との癒着を申し出て、事件解決を図るためである。

困る警察組織の困り方が、事件解決のエネルギーになるのである。どちらにしても腐敗警官問題は、年内に解決したい。



   鉄パイプ襲撃事件、不起訴の意味

 腐敗警官らが、本紙川上家族同乗の車を、目出し帽で覆面して鉄パイプ襲撃した事件は、高松地検が不起訴処分としていた。

なぜか? それは若林組広沢から毒饅頭を喰らっていた腐敗警官らが、犯人替え玉であった西岡を襲撃犯として送検していたからである。

平成十五年六月四日、鉄パイプで襲撃されて一命を取り留めた安西氏を、日赤病院に何回目かに見舞った時のことである。偶然、やはり安西氏を見舞いに来ていた市田稔裕に二度出会った(一度は六月十二日朝九時)。酒に酔っていた市田は、

「オジキの仇はこのワシが取る、篠原と森の玉は取る」

「川上さん、あんたを鉄パイプで襲撃したのは山中(敏勝)で、替え玉を用意して、西岡に五十万円渡しとる…」

「襲撃したとき、息子の目が合った、顔が引きつっとったから気が引けた…と、山中が親分に報告しよった…」

この時の話を、本紙に掲載した。平成十五年十月二十日夜、この市田も鉄パイプで襲撃されたのである。

先月二十日過ぎ、市田は指を詰め森組に加入したと聞く。

勝仁連合会長やロクさんの死は自殺に追い詰められと聞くので、市田も速やかに高松地検を訪ねるべきではないだろうか。



■ 自殺した憂尚会志水幹部からのメッセージ
    〜広沢こと黄津一への恨み節〜
 
「おっさん、ウチにはおいしい話なんやけど、そういうわけにはいかんやろうから、そっちでええようにしてよ」

高松北署刑事二課暴力担当岩崎から、若林組広沢に掛かってきた電話である。

この話を聞いた広沢は、若林組の一大事と、早速、若林組長に報告した。若林組長としては、広沢が毒饅頭を喰らわせていた警官からの連絡であるから、躊躇せず広沢に、

「おまえの方でちゃんとせんかい」と指示を下した。

時は平成八年頃で、若林組長からすればこういうときに備えて、広沢の若林組除名を解いて復帰させ、組長秘書役という肩書きを与えていたのである。

ことの起こりは、香西にある若林組長の自宅で起きた、ベット下の現金一千万円余りの紛失から始まった。

要は、一千万円の窃盗事件である。

この時、組長付きの若衆は加藤・田中・久保であった。組長の家に合い鍵を使って出入りできるのは、身内以外ではこの三人であり、当然三人の誰かが盗んだと決め付けた。もちろん、犯人捜しが始まったのである。

田中にはアリバイがあり、加藤、久保にはなかった。

この中で、組長の付き人で一番長かったのが加藤であり、加藤が組長宅には一番詳しいと犯人として追及されたが、本人はあくまで潔白を主張した。加藤は疑いを晴らすために、自分の体に焼きを入れてでも聞いてくれ、と広沢に申し出たが叶わなかった。

加藤はこの時組長に対する信頼感が一気に崩れ、死ぬつもりでやけ酒を飲み、救急車で中央病院に担ぎ込まれたこともあった。その後も加藤は金を盗んだとは認めないので、若林組を破門になった。

現金一千万円窃盗の疑いは、いよいよ久保(タケシ)に絞られた。久保を犯人だと決め付け問いつめたが、否定するばかりである。

業を煮やした現在の二代目若林組組長である篠原と、憂尚会幹部であった故・志水は、

久保の兄貴分と久保を、深夜、高松市内の峰山の山上に連れ出し、拳銃をそれぞれが構え、

「親分の金を盗んだのはおまえだろう、白状せんかい、うたわなんだら玉(命)をとってしもたる」

と、久保の足下めがけて交互に拳銃を発射したのである。

散々脅かされその夜、久保は帰されたが、余りの恐怖のため家族に知られることとなったのである。真相を息子から聞き出した家族は、このままでは息子は篠原や志水に殺されると感じ、高松北署刑事二課暴力担当に駆け込み、すべてを話したのである。

運命の悪戯といおうか、この被害届を受け付けたのが、すでに広沢から毒饅頭を喰らわされていた横田、岩崎、土草らであった。

母親の訴えが再三にわたることから対処しきれなくなり、

高松北署の岩崎から広沢に電話が入ったのである。

その後、若林組長から詐欺の被害届が提出され、取り下げされている。事件は差し替えられ闇に葬られたのか。



■ 真鍋知事の人事が、官製談合を助長する
    水本県議、指名業者選定で県職員と結託
 
 
官製談合とは何か? まず香川県においてもこの定義をきちんと押さえる必要に迫られてきた。

官製談合とは国や地方自治体など、公共工事の発注機関側の職員が事前に入札価格を調整し、落札業者の決定に関与すること。昨年一月、官製談合防止法が施行された。

官製談合が明らかになった場合、公正取引委員会は発注機関に内部規則の見直しや第三者による監視機関の設置などの改善措置を要求できる。

談合関与の職員に故意や重大な過失があった場合、発注機関は損害賠償を請求しなければならない。

全国レベルではこの法律で事すまされるであろうが、ここ香川においては、そんな生易しいモノではないのである。

香川には綾南町選出の県会議員、水本勝規県議がいるではないか。綾南町議から県会議員に転向し、綾南町と綾上町が合併して、綾川町になった最初の町長選に出馬する噂がまことしやかに流れている。

まんざらでもない話である。

というのは、最近、水本県議が実質経営者で、実弟が社長の水本建設に、北朝鮮系でパチンコ業と金融業者を営んでいる京都のスポンサーが付いたというのである。

自民党の県会議員だけでなく野党議員や裏金融に詳しい人たちからもその話を聞く。本紙が驚いたのは、香川銀行の本店に籍を置く人から、

「川上さん、知ってます? ウチが八月二十五日の資金繰りを面倒見なかったのに、水本はどうやって会社を廻してるのか…」

又こんな話も、

「綾南町の藤井町長は文教に力を入れていたので、パチンコ業の町内開設には反対していた…。藤井町長も年なので、綾南・綾上が合併できれば、藤井町長の後継者として水本県議が町長選挙に出るという話…。資金繰りに困った水本建設に資金提供してもらう代わりに、町長になった際には、パチンコ開設を応援するという話、…」

一瞬、信じられない話であるが、よくよく考えればうなずけないこともない。

昨年の本紙六月号を見てみよう。

「水本県議、サァー大変」

戦前、結盟団事件に参画し歴代首相に強い影響力を発揮した四元義隆氏が会長を務める三幸建設工業が四月、会社更生法を申請して倒産した。

県内への影響は水資源開発公団を三幸建設工業が受注し、綾南町の水本建設が下請けとして八千万円ほどの仕事を受注していた。

心配なのは四,五月の不渡り手形・二千三百八十万円である。水本建設は兄の水本勝規県議が政治力を使い強引に仕事を確保し、法律で禁じられている丸投げをしていただけに、下請けへの支払いや、統一選挙で兄の水本勝規県議に五千万円ほどを拠出していたことが裏目に出たのではなかろうか。

国の農地防災事業である池の工事や十四年度の香川県農林部の補助整備工事が未だ完成していない。

 また、メイン銀行も百十四銀行から香川銀行に変えたことなど心配の種は尽きない。

本紙が心配するのは、もっと深刻なのである。というのは 新潟市発注の土木建築工事をめぐる官製談合で新潟地検が偽計入札妨害の疑いで強制捜査にまで踏み切ったという事実である。



■ 不適切な人事、警察の組織機能にも支障
 
「なぁ、なぁ、なんと、犯人隠避容疑者の井上警部が、県警本部組織犯罪対策課に」。

昨年六月四日、安西氏が山口組若林組森組の組員らに鉄パイプで襲撃された翌日、若林組の川井則之本部長が若林組元組員市田の車両を木刀で襲撃するため追いかけた。市田は逃げ切ったが、その状況をつぶさに見ていた高松北署刑事二課井上暴力担当係長の警察車両が木刀で器物損壊された。その後、破損された警察車両は井上係長によって修復され、事件は隠蔽されたのである。同僚の高松北警察署柏原警備係長が一部始終を確認していたが、いまだに犯人隠避容疑の捜査をしている気配がない。

現行犯人は逮捕状なしで逮捕できる。刑事訴訟法は「現に罪を行い、又は現に罪を行い終わった者を現行犯人とする」と定めているではないか。

県財政は、腐敗警官に給料を出すほど余裕はないはずである。



■ クボタ、随意契約に詐術
      豊島の産廃処理実績を悪用か
 
「能勢ダイオキシン暗礁」

豊能郡環境施設組合の今泉幸彦環境監は「処理業者(クボタ)は過去に住民の理解を得て廃棄物を処理した実績があり、今回も大丈夫だと、組合が独自に判断した」と話した。検討委の委員の一人、中地重晴・環境監視研究所所長は「選考前の会合ではクボタ以外から選ぼうという流れになっていたが、組合の報告で変わった。クボタの技術は、外部委託が確実に実施されるのかが選考の焦点だった」と打ち明けた。(朝日新聞04年11月4日付)

クボタが大阪能勢のダイオキシン処理に随意契約を交わした結果の現状である。

本紙三月号「クボタと大阪能勢のダイオキシン」特報が予定通りの展開を繰り広げている。

 予定通りと記述したのは、豊島産廃の処理をクボタが受注するまでの構図と、能勢のダイオキシン処理を受注する過程での取り組みがそっくりだからである。

 まして能勢のダイオキシン処理受注には、豊島産廃処理受注の実績が詐術として使われた可能性が大である。

クボタの(豊島産廃処理プラント受注)と(能勢ダイオキシン処理プラン受注)の明暗を分けたのは東京都品川住民とシンシア、香川県直島町住民と三菱マテリアルとの差である。決定的な違いは、真鍋香川県知事の画策ということになるのだろうか。

クボタに大阪・能勢のダイオキシンを香川・直島に持ち込ませてはならない。「きな臭い」様相を呈しだしたので本紙も注目したい。



■ 高松地検検事正、金子氏が着任
 
高松地検検事正に就任した金子氏は、着任の記者会見で、

「検察の目指す目標は、安心できる社会を守るため、的確に事件を処理する」「社会生活に密着した犯罪にはきっちりと対応し、巨悪事件の真相解明にも全力を尽くしていきたい」と抱負を語った。

本紙への発砲、鉄パイプ襲撃事件は未解決である。



■ 香川県警、貸金業「シップ」の実質経営者を逮捕
    日本興亜の若林組岡根は「目こぼし」か

 
「出資法違反で元貸金業者逮捕」

東京都豊島区の貸金業者「シップ」による出資法違反事件で、県警生活環境課と高松南署は二十三日までに、同法違反(高金利貸し付け)の疑いで、同板橋区大谷口北町に「シップ」元経営者、小林克彦容疑者(24)を逮捕した。

調べでは、小林容疑者は同罪で起訴された金井孝被告(24)らと共謀し、平成十四年四月から十五年六月までの間に、県内外の四人に現金約百三十七万円を貸し付け、法定の利息を約五十一万円超える約五十四万円の利息を受け取った疑い。(産経新聞04年10月24日付)

本紙川上は、この記事をみて、情けないやら、腹が立つやら、憤りを通り越して香川県警に対して不信感が募るばかりである。


なぜなら本紙には若林組日本士道会・岡田こと岡根正則が行っているヤミ金融の実態を何度となく掲載していたからである。

それも日本士道会という隠れ蓑を利用して、若林組の代紋にものを言わせるという悪質さである。

金融業を営む場合、届け出が必要で、法定利息は上限で年間、十万円までが二割、十万円から百万円までが一割八分、百万円以上が一割五分と決められているのである。

日本興亜損保代理店の岡根こと岡田正則は、松下から融通してもらった一千万円ほどの金を扱っているので、一ヵ月に一割の金利なら一年間に一千二百万円、十日に一割ということになると、なんと年間に三千六百万円の金利を荒稼ぎしていたことになる。


稼いだ金利は日本士道会の松下会長から若林組に上納されるから、二代目若林組篠原組長が岡根を、陰の相談役におくのも無理はない。

県警に暴力団登録されていないのは、腐敗警官の便宜供与でないか。






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