四国タイムズ  
ライフさん みやまひろお
即・真鍋武紀氏に香川県知事をやめてもらいましょう
真鍋武紀氏に暴力追放センター会長をやめてもらいましょう
木村義雄氏に衆議院議員ををやめてもらいましょう
小川和彦氏に県人事委員をやめてもらいましょう
水本勝規氏に県会議員をやめてもらいましょう
石原収氏に三木町長をやめてもらいましょう
財団法人 日本武道振興会
青少年育成活動・更生保護事業・難民救済活動
もう一度その芽をのばすやさしい目
ふれあいと対話が築く明るい社会
協同組合香川県健全企業振興会
株式会社 郷水工業
もうひとつふるさと見つけた森と湖
地球環境の保全をみんなで考えよう

Xデーの前夜 やっと迎える香川の大変革

やはり、間近に迫ったオペレーション第一の山場。
ターゲットは、首長か?あるいは…?
今年中に讃岐は変わる。司直に不退転の決意がみなぎった!

「捜査の詰め、というものは、確かに難しいものです。早すぎてもダメだし、また遅すぎるのもダメ。また、すべて水面下でそれ(捜査)をやってしまうと、結局、どうにもならずにすべてが終わってしまうと言うことにもなりかねないのです。実際、そんな例は、これまでいくつも見てきましたから、よくわかっているつもりです…」。

こう問わず語りに話し始めたのは、本紙では、馴染み深いはずの警察庁首脳の一人。

目下、力点を置いているオリーブ・オペレーションの総括的な責任者と言い換えても何ら差し支えはない。

いずれにしても、我が香川、讃岐は大変革の前夜であることは、間違いない、と強調する。

円藤元知事と真鍋知事「当然のことですが、すべて、その日程をお教えするわけにはまいりません。しかし、ご指摘のように、かっこいい言葉を敢えて使わさせて頂くならば、讃岐変革の前夜なのです、今は。だからこそ、情報の管理は、非常にセンシティヴにしなければならないのです。そこのところは、矢張り心苦しい面もあり、しかし、特に(四国)タイムズの読者の方々ならば判って頂けるはずだと(微笑)。

しかしただ、捜査上の秘密、一点張りであるというのも芸がありません。いつも繰り返し申し上げていることだし、また、オペレーションの内部においても、檄を飛ばす時に必ず言っていることですから、読者の方々やオペレーションの内部では周知のことなのですが、敢えていいますと、我がオペレーションは、そもそもその発端が(四国)タイムズ社主川上(道大)氏へのまったく言われなき暴力だったわけです。それも、川上氏は、その暴力行為を実に四回も受けていらっしゃる。

我々から見ると、これは、とても許せるようなことではない。しかも、この暴力行為、傷害事件については、実行犯はともあれ、黒幕どもの多くは、いまだにイケシャアシャアとお天道様の下を歩いています。これは多分に我々の力不足、あるいは怠慢が為せるところで忸怩たるものがありますが、だからこそ、オペレーションで、真実を明るみに出し、やがては讃岐の大掃除をしたいと思っているのです。

だからというわけではありませんが、やはりタイムズの読者には、少々の情報のサービスも、と思っているわけです。これとて、もちろん、大幅な制限があるのですが…。

しかし、いつも沈思黙考で、ご自分の進む道を一心に驀進しておられる川上氏へのエールととっていただければ、嬉しいことではありますからね。ただそうなればサービスなどと言う軽い言葉はやはり使うべきではありませんね。まあ、事実解明へのヒント集とでも言いましょうか。

一連の事件における事実解明については、我々もむろん、タイムズとその読者の方々もまったく共通した目的ですからね…」。

この首脳の考え方は、常に一致している。本紙へのエールがそのまま司直における励みにもなる、という思いが根底に流れているのだ。

数冊の分厚いファイル オペレーションの全貌・Xファイル

「先般起きた、旧厚生省事務次官経験者連続殺傷事件。これなどは、なんでも暴力で封じ込める、あるいは、ねじ伏せてしまおうという、卑劣極まりない行為です。我が国では先進国中と比較しても、こういう凶暴な事件はあまり起こってこなかった。しかし現に頻発とは言わないが多々起きています。

川上氏連続襲撃事件は、その趨り(はしり)とも言えましょう。だからこそ、私たちは、密かに、しかし、大規模なオペレーションチームを立ち上げたのです。

そして、いまや、オペレーションは、幕開け前夜まで相手を追い詰めました。もう逃げ切れないところまで、四方を詰めたといっても過言ではありません。万に一つ、取り逃がすような失態を演じる空きはないと自負しています。ただ、それでもこういった連綿とした流れのある捜査は、慎重の上に慎重を重ねて、進行させていかなければなりません。

中途でのしくじり、それもホンの微細なところでのしくじりだって、このオペレーションは不発に終わってしまう。

これまで賭けてきた莫大な時間と資金が、一夜にして雲散霧消してしまう、ただの浪費に過ぎなかった、というとんでもない悲劇だって起こり得るのです。

悲劇と言えば、そもそもオペレーション、創設、開始の大きな契機となった川上氏への謝意と敬意すら、そうなったら果たせなくなってしまいます。それは絶対に我々の中では避けなければならないことです。だから、ホンの少しの失敗も気の緩みも合ってはならないのです。

そういうなかで、少しだけポイントをお伝えしましょう」。

こう言って、首脳は、数冊の分厚いファイルがあることを示唆している。

そのひとつには、いくつかの真鍋武紀香川県知事に関する疑惑を含めた過去の事案が要領よくまとめられていた。

「いくつか示します。ただ、ここに示したものは、いずれもかなり古い話ではあります。が、これはこれからに繋げる、ある意味、ルーツと考えて下さい。引用は、全国紙、地方紙からのもありますが、ミニコミや情報誌などを含めたところでの、表向きになったものからにしました。

それと、これはもちろんのことですが、多くはすでに、四国タイムズが、地道な取材の結果としてこれまで報じてきたものなんですが、それについては、読者の方々はみなさん、ご承知のことですから、ここでは、除きます。

ただ、ひとつ言っておきますが、このオペレーションのファイル中にある参考資料の中で、タイムズがもっともそのスペースを占めていることだけは申し上げておきましょう。まあ、それはみなさんお判りでしょうかな(笑)。いずれにしても、これが、我々の方向性へのヒントになれば、と思っています。これくらいしか情報の開陳ができないことを申し訳なく思います…」。

そこからいくつかをピックアップしてみると、次のようなものである。

@香川県・真鍋知事に叙勲がらみの収賄疑惑高松地検は強制捜査に踏み切るか(『中央ジャーナル』03年01月25日発行の記事より一部引用)

「四国は汚職知事の宝庫≠ネのか?」…昨年五月の業際研事件で逮捕・起訴されて有罪判決(懲役二年執行猶予四年)を受けた圓藤寿穂前徳島県知事に続いて、今度は隣県の真鍋武紀香川県知事(現在2期目)に叙勲がらみの収賄疑惑が浮上、高松地検の捜査が急ピッチで進んでいる。

知事と県議が金銭で名誉をヤリトリ

全国紙支局記者が気色ばんで言う。
「勲章の授与に必要な知事の推挙の見返りに賄賂を受け取るというマスコミ受けする珍しい容疑だけに検察当局の力の入れ様は相当なものです。〜中略〜この叙勲収賄はあくまで突破口で、当局の狙いは知事選の際のヤミ献金と、地元選出国会議員の関与も噂されるS電力発注工事にからむ収賄疑惑と見られています。〜以下、後略〜」

A2団体にも裏金/計285万円を県に返還へ(02年5月23日付朝日新聞より引用)

県庁や県警が県庁生協などに裏金を預けていた問題で、真鍋武紀知事が会長を務める県の二つの団体が、県庁生協などに裏金をためていたことが分かった。2団体あわせた額は計約300万円で、このうち県からの補助金を充てていた約285万円を全額県に返還する。県は「補助金が不正に使用されていたのは問題で、ほかの関係団体にもあり得る」とし、県が補助金を出している団体について、今月中にも実態をとりまとめる方針だ。

裏金があったのは、県地域情報化推進協議会と青少年育成県民会議の2団体。ともに県が出資していないため、3月の集計調査では、対象に含めなかったという。

県地域情報化推進協議会は、県の外郭団体「香川情報化推進機構」が事務局を務める。架空の印刷代を請求させるなどの手口で96〜01年度の6年間に、印刷業者と文具店の2社に計約465万円の裏金を預けていた(96年度までに残っていた約34万円を含む)。うち約165万円を講演会の資料や広報用パンフレットなどに充て、昨年12月末現在、約300万円が残った。うち、会員からの会費ではなく、県の補助金を使った約280万円分について、すでに全額県に返還した。私的流用はなかったという。

県青少年・男女共同参画課が事務局を務める青少年育成県民会議は、県庁生協に裏金を預けていた。95年度末の時点で約4万円の裏金があり、96〜01年度に新たに約17万円の裏金をためた。その間、文具や事務用品などに計約16万円を使い、今年3月末現在で約5万円が残っていた。私的流用はなかったといい、県庁生協から返金後、全額県に返す方針だ。

県行政企画課によると、4月1日現在、県に事務局を置き、補助金など県が何らかの金を出している団体は、県警、県教委あわせて90あり、事務局が県にないものもあわせると100を超えるという。同課は「現在、各団体は年1回の総会を開く時期で、今月末までをめどに全体の把握に努めたい」としている。

Bその他、大山茂樹さぬき市長に絡む事案(※これから先は、独自捜査の結果がファイリングされているため、開示不能となった)

しかし、それにしても、言葉通り、全国紙から情報誌に至るまで、その調査力というか、網羅する守備範囲はさすがに広いようだ。

ただ、この首脳の言うように引用したファイリング資料は、いずれも本紙が詳しくこれまでにも報じてきたことではある。ただ、やはり、これも首脳言うように、今は過去にヒントがある、ということなのであろう。

大山・さぬき市長「まあ、以上のような感じです。これは純粋に、資料の積み重ねに過ぎません。しかし、考え合わせて下さい。これまで四国タイムズが報じてきた夥しい疑惑の数々、また、川上氏襲撃までのプロセスなどを。

ファイリングされている事案はいずれも過去のものではあります。が、その過去のものがいまだに底流で流れ続けているというのも事実なのです。これは非常に重要なことで、この一部でもここに開陳することで、我々の方向性を酌んでもらいたいと思うのです」。

なるほど、すでに周知のこととはいえ、ここに引用列挙された事案の数々は、これから恐らくすぐ起きるオペレーションの最終的方向性を示唆しているようである。

本紙読者の方々であれば、それこそ首脳ではないが、『よし、判った! 皆まで言うな!』と威勢のいいかけ声のひとつでも言いたくなるような有り様である。

東京都内の新宅 疑惑の焦点になっていくのか?

最後にこんな言葉が漏れてきた。

「ああ、当の首長ですが、どういうわけか、東京都内に家屋を購入しているようです。私たちはこれについて、非常な関心を持っています。まあ、これは捜査の最大のキモなのでこれくらいに留めておきますが…。都下周りはこれから忙しくなるかもしれませんね」。

最後まで謎めいたところでの問答が続くが、司直幹部への取材は往々にしてこのようなもの。

ただ、オペレーションが、大きなヤマを乗り越えようと全力を尽くしていることだけは、実感できる。

本紙は、むろん、それ以上のたゆまぬ地道な取材を続け、新しい情報を読者の皆様にこれからもお伝えしていく。

真鍋県政の終焉は近いのか!

知事と池田元県会議長は同じ穴のムジナ

7月14日、真鍋武紀知事の親分である鶴岡俊彦氏が72歳で亡くなった。水産庁長官・食糧庁長官を経て94年には農林水産事務次官に就任。95年に退官して農林漁業金融公庫総裁も務めた人である。

一方、農水省の経済局長や審議官を務めた真鍋武紀・香川県知事は、鶴岡俊彦氏のダミーとして香川県に送り込まれた人物であるから、早晩消えていくことは、まず間違いなかろう。というのは、真鍋知事が最近、東京都内に新宅を構えたという情報を得たからだ。それも、八王子の旧宅は人に貸したままで。

池田土地改良連会長 故鶴岡俊彦氏 真鍋武紀知事香川県に骨を埋める覚悟もないような人物が、香川県知事を務めるとは香川県民からして許せる話ではないではないか。司直の見えない追及の手を感じた真鍋知事が、香川県を見捨てて「東京に逃げ帰るのか」、と本紙は言いたい。

とにもかくにも、オリーブ・オペレーションから湧き上がる香川の大変革が、怒涛のごとく真鍋県政を飲み込んでしまうことは、容易に察しがつくではないか。

昭和49年夏に初当選した前川忠夫香川県知事から数えて34年、この長年に亘って築き上げた二重、三重構造の香川県政を、この際、一気にぶち壊し、よき讃岐の香川県を取り戻したいものである。

新光開発の管理型産廃受入れ 中部クリーンセンターから2億

さて、話を香川の元凶、池田長義元県会議長に移す。

香川県の真鍋武紀知事と、香川県土地改良団体連合会の池田長義会長が手を組めば、どんなことでもオチャノコサイサイ、不法行為もなんのその、いとも簡単に法の網をくぐることができるのである。

それはそうであろう。

中央には真鍋知事の親分である鶴岡総裁が、農水省絡みの許認可利権や農林漁業金融公庫の総裁として金融面にも強い影響力を持っていたのだから。それも、4ヵ月余り前の鶴岡元総裁の死は、不正融資の発覚を恐れた関係者が裏で手を回したという噂も小耳にするくらいの隠然たる力であったいうからなおさらだ。

ブルージャパンと新光開発の産廃処分場池田長義・純一親子が、産廃最終処分場のブルージャパンを倒産させて、林田農協や香川銀行坂出東支店の巨額負債を債権放棄させたのは、暴力団若林組の力もあったであろうが、鶴岡総裁の影響力もあったのではなかろうか。池田親子が、倒産後も倒産前の豪邸に住み続けているのは、半端でない悪知恵の指南役がいることだけは間違いなかろう。

池田元県議長は、香川県知事、香川銀行、若林組や腐敗警官、それに表に出せない資金面で村井友信坂出市議や坂本忠之元綾上町議らに支援されなければ、現在、香川県土地改良団体連合会の会長を務められないはずだ。

この事実からしても、香川県が異常に歪められた特別な県であることを知ることができる。

西川昭吾県議それでは、本題の「新光開発」のカラクリを暴き、真鍋知事の許されざる産業廃棄物最終処分場の不法許認可に迫っていこう。

平成5年9月にブルージャパンは産廃の安定型最終処分場の許可を取得し、平成14年1月に倒産。そして、平成16年8月から現役暴力団の末永忠利氏が社長を務める新光開発が、ブルージャパンの現場をそのまま引き継いで、真鍋知事から安定型最終処分場の許可を取得した。

ブルージャパン時には、県外から大型トラックで、夜中に管理型産廃を不法に搬入、投棄した。さらに、新光開発時には滋賀県や愛知方面から管理型産廃を不法に受け入れた。今、司直の捜査が入り、ボーリング調査を終え最終段階を迎えようとしているのである。

さて先月、県庁玄関前で、バッタリと瀧本環境森林部長と出会った。その時、本紙川上と交わした会話を紹介する。

中部クリーンセンターの産廃処分場川上「管理型最終処分場が満杯になったので、受入れ容量を増やすために、他の処分場に搬出してもいいですか」

滝本「手続きをとってであればいいですよ」

川上「管理型産廃を安定型の新光開発に持ち込んでもいいというのですか」

滝本「ダメですよ、それは。管理型から管理型ならOKです」

本紙川上は、首をかしげる。

「中部クリーンセンター」の管理型産廃が、新光開発の安定型最終処分場に大量に持ち込まれているとなれば、県は一体どう説明するのだろう。
新光開発の処分場に2億円を支払ってまで持ち込んだ産廃の存在。この際、是非、事実解明を図ってもらいたいものである。

国保連・改革放棄の裏事情

賭けマージャンは汚職の入り口か

岡川政光次長 さて本紙は、「人権擁護」と「社会正義の実現」の両方を深く真摯に考えながら、国保連問題を追及していこう。

香川国保連の岡川政光次長の賭けマージャンは、今年に入っても続けている。
審査課課長時代には、月3回の審査委員会に出席し、審査委員の接待をすることが仕事のようであった。

賭けマージャンの現場しかし、審査業務課課長兼次長となった今でも審査委員と親しくしたがり、賭けマージャンもしているではないか。

審査業務課は審査委員の医師たちと接触する機会はほとんどないはずであるが、医師の先生方に挨拶したり話しかけたりもする。国保連合会を退職した後、医師会にでも再就職したいのだろうか。

審査委員会は、医科部会(医科の医師たちと薬局の先生方)と歯科部会、再審査部会、専門部会の4つで構成され、香川県の真鍋武紀知事が委嘱状を出すものの、政治家と同じで、医師の中にも2世、3世の医師たちがおり、国保連が親しい医師たちを最優先的に選別するようだ。

とにかく、月3回勤務、しかも1回あたり2、3時間で月の報酬が結構なお小遣いになるとなればなおさらで、医師会や歯科医師会の力が働いているのは、まず間違いなかろう。

また、審査委員会に所属している病院、診療所のレセプトの査定はしないというのが原則(疑惑)になっており、不公平感がぬぐえない。

本紙が平成18年12月から2年間も職場環境の改善を訴え続けた努力に国保連は応えて欲しいものだ。

香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その68)

篠原組長が山口組本部にウソの報告

平成9年11月29日夜、本紙川上の家族がくつろいでいた部屋に向け拳銃が発射された事件から、先月で11年が経過した。その後、鉄パイプ襲撃、拳銃発砲と執拗に襲撃を繰り返してきたではないか。

ところが、これら一連の事件は、いまだに事実解明がなされていない。いや、正確に言えば、真相が明らかになることを恐れて、本紙川上の殺害を企てていたようだ。

川元・元刑事部長 二代目若林組篠原組長 森英介法相先月、日経にこんな記事を見つけた。

《「真相解明が国民の期待」 凶悪事件増加で法相訓示

全国の高検・地検で殺人など凶悪事件の捜査を担当する検事を集めた会合が26日、法務省で開かれた。森英介法相(佐藤剛男副大臣の代読)は元厚生事務次官ら連続殺傷事件や東京・秋葉原の殺傷事件に触れ、「背景事情が複雑化し、犯行動機が一見分かりにくい事件もあるが、検察は真相を解明し、国民の期待に応えてほしい」などと訓示した。》

「背景事情が複雑化し…」、まさに本紙川上の連続襲撃事件は、法相訓示の事件にぴったりではないか。なにしろ、香川県警の中枢部までが関与していたのだから。

山口組に相応しい直参組長を 菱の代紋を担ぐ者、ぶら下がる者

さて本紙も、真相解明に繋がる協力は精一杯しよう。なぜなら、香川の異常な状況を見抜いた国を憂える人達が、この香川の事件を捜査機関の改革に活用しようと真剣に取り組んでいるからである。一国民として、自分が関わった事件には、責任を持って対応することは国民の義務でもあるからだ。

ところで、六代目山口組司忍組長や二代目若林組篠原組長ら10人を使用者責任で高松地裁に訴えていた裁判が、今月3日に結審した。

ここで、篠原重則組長のウソで固められた証言を覆す本紙川上の陳述書を紹介する。

裁判所《平成16年から始まった神戸地裁、平成18年から始まった高松地裁の裁判もやっと終盤を迎え、この12月3日には結審です。

4年間で出てきた証言や新たな資料は、原告にとって非常に参考になるばかりか、オリーブ・オペレーション(警察庁・金融庁・法務省・内閣府)にとっても重要な資料として活用して頂きたいと期待するところです。

ここでは、被告・篠原重則の陳述書・口頭弁論、長男一雄の高知刑務所の所在証明書、四国新聞、四国タイムズを基に陳述します。

【篠原重則の陳述書の5ページ、3行目から8行目】

襲撃に関わる盗難車両および拳銃「一雄は、森裕之と養子縁組をしてから、森裕之と渡世上の親子関係になり、私の家を出て、森裕之の若い衆のところで一緒に寝泊りしたり、森裕之の事務所で寝泊りしていたようです。それで、渡世上の関係で言えば、親がわたしで森裕之が子、一雄は私の孫という関係になりますが、一雄の行動について、親子の縁を切っておりましたので、私には詳しいことは知らされていなかったというのが実情でした。」

とありますが、

一雄と森裕之が養子縁組をした平成16年12月13日の翌日の14日には、一雄は高松南署に窃盗で逮捕され、平成17年4月4日から平成19年8月30日まで一雄は高知刑務所に服役中であったのです。

篠原が陳述書で述べているように、一雄が森裕之と養子縁組をして、森裕之の養子になった翌日から、森裕之の若い衆のところで一緒に寝泊りしたり森裕之の事務所で寝泊りすることは、一雄が高松南署に逮捕され高知刑務所に服役中であるとするならば事実上不可能です。

【3回目口頭弁論:篠原重則の本人調書の10ページ、1行目から3行目】

「・・・森裕之が、わたしに(長男一雄を)預からしてくれませんかという名乗りがあったもんで、わたしにしたらだれでもよかったんです。」

とありますが、

篠原一雄と森裕之の養子縁組は平成16年12月13日付で、翌日の平成16年12月14日には篠原一雄(森一雄)が高松南署に逮捕されていることから推測すれば、どう解釈しても、森裕之が名乗り出たから森裕之を養父に選んだという悠長に構えるような状況下ではなかったことは明白です。むしろ、被告・篠原重則の方から組長の命令で森裕之に頼み込んだのではないかとさえ思われます。その男に、たかが連絡が取れないからという理由で、破門にするとは到底考えられません。窃盗で長男一雄を絶縁するなら、発砲襲撃犯の森裕之にも、この際、二度と二代目若林組に復帰できない絶縁状を出すのが筋ではないでしょうか。

原告の取材によれば、破門する理由の既成事実を作るために、傘下の組員にアリバイの偽装工作として連絡取れないように身を隠し、平成18年3月7日の発砲の2、3日前に川井本部長が拳銃を森裕之に手渡したという情報も得ています。

どちらにしても、腐敗警官と被告・篠原組長らが結託して原告川上を殺害しようと企てたことは、ほぼ間違いないでしょう。

さいわい、オリーブ・オペレーションが捜査に乗り出し、間もなく事実を解明してくれると原告は信じております。

悪党が、法の網を潜りながら裁判所を利用して悪事を働く状況を裁判官は見抜き、被害者である国民が納得できる判決を下していただけますよう切にお願いいたします。》

二代目若林組篠原組長の話は、今や、支離滅裂、メロメロである。4年前の五代目山口組時、篠原組長が岸本総本部長にウソで固めた報告をしたことから、にっちもさっちも行かない状態に陥ったようだ。

「川上が拳銃発砲で襲撃にあったのは、自作自演で、被害妄想病である」と、山口組本部にウソの報告をするとは以ての外。それも、癒着していた香川県警の名を悪用するとは許せる話ではない。

アウトローの看板を上げた二代目若林組の篠原組長が、裁判所を騙すのであれば話は分かるが、実の親以上に忠義を守らなければならないはずのヤクザ家業で、ウソを4年間もつき続けてきたことは、山口組にとっても大変なことではないのか。本紙川上は4年前、岸本総本部長へのテープにこう吹き込んだ。
「山口組という代紋のお神輿を担げる直参に、篠原という組長が担がずにぶら下がっていたらどうなりますか…。直参の選択を間違ったら使用者責任で本家が困ることになりますよ」

日本士道会が公有地を占拠

二代目若林組なら許されるのか

「…あの右翼の街宣車、なんとかならないですか。松本県会議長の女の問題はさておいて、何か月も続けられたら、観光都市もさっぱりです」

左が岡根、右が舎弟頭補佐の松下先月中旬、こんな電話が本紙に入った。

あの右翼の街宣車とは、日本士道会のことで、夏ごろから高松市の中央通りや県庁周辺で街宣活動を続けている。

本紙は、素早くこの電話に対応して県庁前にいた日本士道会の車の写真を撮ろうと駆け付けたが、間に合わず撮り損ねてしまった。そこで、議会の職員に街宣車が来たら、連絡してくれるように頼んだ。

さて、日本士道会の横暴が、なぜ、まかり通るのかを考えてみよう。
それは、日本士道会が指定暴力団二代目若林組の隠れ蓑であるからだ。会長は、松下浩文で二代目若林組の舎弟頭補佐というれっきとした暴力団幹部であるからなおさらだ。

駐車禁止の看板 日本士道会の街宣車要は、真鍋知事が暴力団追放センターの会長をしている間、香川県警は手を付けられないということ。まして、若林組の毒饅頭を喰らった横田武氏が事務局長を務めているとなればなおさらだ。

ここで、平成18年9月号の本紙を引用しよう。
《高松市の競輪場から真っ直ぐ北に進めば朝日新町で、香川県の港湾管理事務所が管理している埠頭に行き着く。その埠頭に面して海上保安庁や高松消防局朝日分署がある。
市民から寄せられた左の写真を見て欲しい。まず看板。

「駐車禁止」

当場所は港湾施設につき、駐車等の行為は港湾管理上支障がありますので禁止しています。

香川県高松港管理事務所
(中略)さて、なぜ日本士道会がここまで自信を持って違法行為が出来るのかを探ってみよう。

会長は、山口組二代目若林組の松下浩文舎弟頭補佐。現在、舎弟頭は空席であるから実質二代目若林組の舎弟ではトップである。
副会長は、日本興亜損保・代理店経営の岡根正則で、ヤミ金・高利貸しも兼業しているから高瀬町や高松市では有名である。(出資法違反)…》

これは、2年前の記事。
その後、何の改善もされず、公有地を二代目若林組に使用させ続けるのなら、せめて、土地の駐車料金を松下浩文会長から徴収すべきだ。財政難の県には少しでも足しになる。

三木町は高松市と合併をN

三度の変更か集落排水処分地

本紙が、平成19年10月号から三木町の連載を始めて、もう15回目を数える。石原町長の三木町政はただいま迷走中である。

本紙川上は、石原町長に会う度にこう言う。
「本紙の記事を読んで、気付くところがあれば軌道修正してください。分からないことがあれば、いつでも川上に連絡ください。人生はドラマですから、観念するとこは素直に受け入れてください。晩節を汚すようでも、命までは取られませんよ。人生、トータルで考えましょう」

自治体の首長ともなれば、個人の甘えは許されないという公人としての覚悟がいるのである。とにかく、三木町は高松市と合併するのが必然だ。

石原町政が迷走飛行 着地を求めて3度目の試み

再移転先候補の白山文化センター横真鍋知事と石原町長が結託して進めてきた、集落排水事業に公共下水道事業が暗礁に乗り上げてしまった。

集落排水については最終処分場の候補地さえ決まらず、また、公共下水についても新川への放流が沿岸周辺の土地改良団体の反対に遭遇し絶体絶命のピンチに陥っているのだ。

さて、いまだ決まらぬ集落排水最終処分候補地の変遷について、本紙の連載から検証してみよう。

当初の八戸自治会の反対看板(当初・一回目)
【平成20年2月号・連載D】
《「一族への便宜供与は許されるのか」
…この三木町下水道東部最終処分場(下高岡・八戸)の建設をめぐって、石原町長の命取りになるかもと危惧される問題が沸き起こっているのである。

それは、下水道事業を進める手続きにある。

それはそうであろう。

下水道の最終処分地点を決めずに、下水道管を埋設するバカがどこにいる。まして、最終処分場の用地説明を最初に行ったのが昨年暮れであるから何をか況やである。まず最終処分場の用地を確保、次に下水道管の勾配を計算、そして管の埋設ではないか。

何かある。

石原町長と石井前議長の悪巧みは、ここでもコンビを組んでいた。三木町南部下水道推進会の会長が石井定夫前議長であるからなおさらだ。

やはりあった。

移転先の中屋自治会の反対看板なんと、最終処分場の用地約2千坪は、石原町長の実妹・川原氏の農地ではないか。当初は、この農地が坪6万円を超していたというから驚きである。住民から突き上げられて坪4万3千に落としたといっても疑惑プンプンである。

現状では、平成22年3月に稼働は不可能。》
(変更・二回目)
【平成20年8月号・連載J】
「石原町長の計画変更は断末魔の叫び」
…先月20日の午後7時から、三木町下高岡の原北地区にある「ウオーキングセンター」で、農業集落排水事業「三木東浄化センター」の最終処分場の計画変更説明会があった。
当初計画の八戸地区を石原三木町長が断念して、急遽、一週間後に開いた「苦肉の策」といえよう。

溝渕・三木町元議長 石原・三木町元議長 計画変更説明会の石原町長要は、最終処分場の予定地を、八戸地区から「ウオーキングセンター」の駐車場に移すということ。(中略)

石原町長らの計画変更は、本紙の連載によって暴露された内容が、事件に発展していくのではないだろうかという、捜査回避を目論んだ決断ということになるのだろう。

本紙川上は、石原町長に言いたい。晩節を汚すこと無かれ、傷口を深めること無かれ、素直に白旗を揚げよう。》
(再変更・三回目)

石原町長の心中、本紙には痛いほど察することができる。

というのは、三木町文化交流プラザ建設絡みの協力者に頼み込んだのではという情報が裏社会からも聞こえてきたからだ。今の現状からすれば、当初の八戸地区に隣接する「白山文化センター」東横の敷地は候補地には該当しないのではなかろうか。

綾川町・二つの中学校建設に問題

杉村教育長の設計業務の発注が暗礁に

杉村和則教育長綾川町が10月28日、綾上中学校と綾南中学校の改修工事に関して、設計業者を決めるために指名提案型コンペの説明会を開催した。

説明内容を知った本紙に、次の二つの疑問が生じた。
▼二つの中学校の設計業務を一社に委託させる。
▼図書提出の期限は、12月5日午後5時までの約1ヵ月。

早速、本紙川上は県建築課の佐藤課長に問い合わせてみた。課長いわく。

「将来長らく利用する教育施設の学校校舎を、二つ合わせて一社の設計業者に委託する話は、今まで聞いたことがありません。それに、図書内容の量からすれば、少なくとも3ヵ月、いい内容となれば5ヵ月は掛かるでしょう」

一体どうなってんの。

祐安副町長に説明を求めたところ、教育委員会が主体で扱っている、という返答であったので、杉村教育長に取材を申し込んだ。

11月19日13時30分、本紙川上が綾川町に出向いたところ、約束したはずの杉村教育長が留守ではないか。当然、ここで怒鳴った。
「教育者でありながら、約束を守れないような男が子供たちに教育できるのか!」と。
もちろん教育委員会はパニックになり、祐安副町長が出てきた。後で分かったことであるが、電話交換手の手違いで、藤井町長を教育長と間違ってアポを取っていたのである。

大変失礼を致しました、本紙川上、間違いは素直に謝る。

とにかく、綾川町について本紙が感じることは、職務の役割分担や責任の所在を明確にすべきであるということだ。

総合評価方式を恣意的に悪用

県の天下り先・アイエン工業に便宜

真鍋県政は末期的症状なのか、最近、特定業者との癒着ぶりが至る所で浮かび上がってきた。真鍋知事が、総合評価方式という隠れ蓑を悪用して行政の裁量権で癒着業者を決めるとは、以ての外である。直接に業務を担当する県の職員が、知事との板ばさみで困り果てているというのが現状ではなかろうか。

具体的な例を二つに絞って紹介する。

山本直樹県議【国道436号橘トンネル】

20年度に本紙が扱った記事では、小豆島の橘トンネルがあり、7千万円も高く応札した「りんかい日産・カナック」と県が、12億5千万円で請負契約を結んだ。その6ヵ月後、りんかい日産は破綻した。

【高松港の環境整備と埋築】

今度は真反対で、本来なら無効にすべき低価格(ダンピング)で応札した「アイエン工業・丸高建設」と県が、約16億5千万円で請負契約しようとして県議会に承認を求めている。

本紙が、そのカラクリに迫ってみよう。

平成5年11月号本紙まず、平成7年12月号の本紙から引用してみる。
《「疑惑が続く三頭トンネル  
国会議員、県議、町長が暗躍したのか」

11月4日の夜、県発注の国道438号線の三頭トンネル工事に絡む贈収賄の疑いで、県土木部の職員と施工の小松建設工業の現場責任者が県警によって逮捕され、県庁内や県内の土木業界に衝撃が走った。

平成5年の秋、三頭トンネルの香川県分の工事は18社が参加し、大手の鹿島が25億6千6百86万円で落札した。

しかし、当時は大手の土木業者による贈賄や談合疑惑が次々に発覚していたので、県は、鹿島から「今後、鹿島に逮捕者が出るなどの不祥事があった場合には契約を辞退する」旨の誓約書を取った。

その後、まもなく、鹿島東北支店の幹部二人が贈賄の疑いで逮捕されたので、誓約書通り、鹿島は工事を辞退。

こうして振り出しに戻り、再入札が行われ、小松建設工業が落札した。再入札で小松建設が落札した金額は、最初に鹿島が落札した金額より、約2億5千万円も低かったので県民の好評を得た。

ところが、今年の9月県議会において、三頭トンネル工事の契約変更が承認、2億7千8百80万円が追加になり、元以上の金額になった。》

要は、低入札価格で契約をいれ、後から利益や賄賂分を追加するということ。

というのは、丸亀の山本直樹県議がアイエン工業の顧問でもあるし、三頭トンネルで逮捕された三好・元県職や、大平・元港湾課長も天下っているから、県も無視できなく、便宜を図るというのが実態ではなかろうか。いやはや…。







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