即・真鍋武紀氏に香川県知事をやめてもらいましょう
真鍋武紀氏に暴力追放センター会長をやめてもらいましょう
木村義雄氏に衆議院議員ををやめてもらいましょう
小川和彦氏に県人事委員をやめてもらいましょう
水本勝規氏に県会議員をやめてもらいましょう
石原収氏に三木町長をやめてもらいましょう
目前のXデー 香川の再生は真鍋知事の逮捕
すでに来るべきときは来ている。「あとはタイミング。それが合えば、発進!」
そして、それは、実行に移った!
今こそ、香川の歴史を変える時。オリーブ・オペレーションの結果を見る時。
ここに来て、加速度的に動きが慌ただしくなってきた。次から次にはじき始めている。
もちろん、日米経済のことなどではない。ほかならぬオリーブ・オペレーションのことである。
「各方面に散らばっていた事案というものが、ここに来てようやく一カ所に集中してきたということですね。だから、ここに来てどんどんそれが噴火し始めて来ている、ということです。
オペレーションの発祥が、四国タイムズ社主の川上(道大)氏襲撃事件にあることは、これまで繰り返しお話ししてきた通りです。そして、この複数の事件は、繰り返し繰り返し起きているにもかかわらず、いまだに決着がついていません。この決着がついていない、というところに、オペレーションという大機構が介入してまで解決していかなければならない無数の問題が詰まっていたわけですが、オペレーションを仕掛けて初めてその問題の範囲が広範に渡っていたことが判ってきたわけです。もっともこういうことは、四国タイムズの読者ならば、一番理解しておられることでしょうけれど、実際、問題の根は深く、また広汎に拡大していました。今だからこそ、こうやって、後ろを振り返る余裕が出てきたのですがね。その最中は、まさしく、DON,T LOOK BACK!(※ドント ルック バック! 後ろを振り返るな!という意味のイディオム)ですよ、携わるもの全員ですね。
オペレーションのキッカケになった事件の数々は、ただ単に川上氏憎し、というようないわば形而下だけの理由でもって行動に出たわけではない、その背景に、まさしく今の香川のみならず、日本のネガティブな面のすべてが盛り込まれていた、ということに気付かされたのです。これは実に大事なことでした。
私たちは、そのようなことを予め期待していたわけではないのです。当然でしょう。問題は、浅く狭いところで発生してもらっていた方がいいに決まっています。その方が、迅速で、且つ的確な対処ができることはいうまでもありません。
ところが、この一連の川上氏襲撃事件は、調査すれば調査するほど、その範囲は広く、それがまた大変な範囲に及んでいることが判ってきました。それで、急いで人員の大幅増員などを含めて、到る処に彼らを配置したのです。もちろん、配置した人員がどのように動いたか、あるいは動いているかは、誰にも気付かれない形にしました。まあ、いってみれば影武者というか、隠密のようなものですね」。
こういうのは、警察庁の首脳の一人である。この首脳は、ここでいわれた、隠密=Aという言葉を口にする時、意味ありげな笑いを浮かべた。そして、一息入れると、再びオペレーションの現状を語り始めたのである。
不撓不屈の姿勢が共感を生む オペレーションの守備範囲は広範
「小規模なオペレーションというのは、それは捜査機関ですから、これまでにもいくつか敷いてきたことはあるのです。ところが、目下、展開しているオリーブ・オペレーションほどの規模を擁するオペ(レーション)というのは、今まで敢行したことがありません。このことについても、(四国)タイムズの読者や当の川上氏はよーくご存じのことと思います。
まあ、先ほど申し上げたように、それだけ、川上氏襲撃事件の奥底が深く、また、その間口が広い、ということなんですね。いわば一連の川上氏襲撃事件というのは、前代未聞といっても言い過ぎではない様相を有していた、ということなんです。そう、前代未聞ですね。そこには、どのようなひどき目に遭遇しても、絶対に後ろを見せない、あるいは絶対に斃れない、瞬間倒れたように見えても、すぐさま立ち上がって戦闘ポーズに入る、川上氏の強靱な肉体と精神力についても、まあこれはマル害(※警察用語で被害者のことを指している)では、前代未聞ということも平行して言っているわけですがね。まるで、『あしたのジョー』か、『ロッキー』ですよ(笑)。
それ故に、川上氏のファンは、うちには多いのですよ。隠れファンというヤツね(笑)」。
満面の微笑みを湛えて話す首脳。そこにはオペレーションの最後を迎えた余裕すら感じさせられる。長年かけて、ここまで来たオペレーションである。そこには積年の苦労がようやく実ってきたという感慨のようなものもあるのであろう。
さて、ここで言われる、その『余りにも広い』といわれる問題の範囲、つまり、オペレーションが手掛ける案件の範囲であるが、こうなってきたからには、この先々も含めて、俄然、注目されようというものである。この激しい動きはどこまで進んでいくのか、ということである。
「そうでしょうね。それはやはり大きな関心事でしょうね。ただこれはやはり、最後の最後まで企業秘密、というヤツですからおいそれとは、申し上げられない(笑)。
まあ、すでにお判りになっているところもあるでしょうし、動いてしまっているところもありますからね。
まず、暴力団、警察、そして、銀行。いずれの分野ももうここで固有名詞を使う必要はありませんね。そして、行政。いずれの組織もトップからナンバーファイヴまで、それが獲物、ターゲットです。有無を言わせません。通常、下位にあるものから順に、上に、というのが、(捜査の)常道のように思われていますし、またそういうパターンが多いのですが、このオペレーションは、その順序は逆です。1から5まで。これは、実はオペレーションの鉄則なのです。これは我々の企業秘密の一つなんですよ」。
話は続く。今だからこその話である。
「さて、これだけの守備範囲ともなるとこれは、今だから述懐できますが、それはそれは大変な内定と調査、それに人員を必要としたものです。もちろんくじけそうになったことも幾たびかある。
それを奮い立たせてくれたのが、他ならぬ川上氏の不撓不屈の心根ですよ。我々は川上氏の動きやあるいは精神的な波、というものを、とにかく研究してきました。ネタあかしのようで、恐縮ですが、これは、我々のモチベーションキープ(※動機付けを保つ、ということ)のための最も重要な部分でした。これこそ、我々の企業秘密の部分なのですがね。
いずれにしても、我々の広げた網は、投げてから数年以上経つ今、ここで日夜引き上げています。それは今でも、です。最後の綱をたぐり寄せるまでには、まあ、一、二ヶ月はかかるかもしれません。それだけ社会的影響が大きいですからね。いちどきに大魚を何尾も獲ってしまっては、世間は戸惑うばかりでしょう。また、仰天もそう何回もしていては却って効果がなくなります。もう、網は引き上げ始めています。この操業には休息はありません。だから、毎日その網は地上に向かって、あるいは漁船に向かって引き揚げられているのです。
その獲物は、今言った通りです。1から5まで。そしてその範囲は、表から裏いずれの社会も、ということです。まあ、それぞれの分野の固有名詞は、(四国)タイムズでみなさんお判り、であると。これは、一つの信頼の証、ですね」。
ターゲットは1から5 農水利権のすべてが俎上に!
ものすごいことが起きていることは、もうこれでわかろうというもの。
その証左というところを、今度はある関係者、むろん司直という立場にある映写からその証言を得ることとしよう。
「状況は非常に切迫しているわけで、すでにその結果が出ているところもあると言っても差し支えないでしょうね。まあ、ここではその舞台裏、というのを見てみることとしましょう」。
オペレーションの奔流は、今やとどまるところを知らないかのようである。しかし、それは実に緻密な作戦の下に行われているのだ。
「まず、最後の最後であるディープスロートを獲得するに至りました。ディープスロート、そうご存じのように内部の信頼できる情報源、ということですね。この言葉は、かの米国最大の疑獄事件である、ウオーターゲート事件において使われたことで知られます。ニクソン大統領の膝下にいたある人物が、捜査当局に協力してあの事件は解明されるに至った。
今度の前代未聞の規模を誇る、オリーブ・オペレーションにおいても、このディープスロートの獲得、というのは最後の最後まで幹部連中の頭を悩ませたのです。なにしろ事案の範囲が広い。我が国では一番面積が小さい県であるにもかかわらず関わっている分野あるいは人の数というのは、都心並みだったわけです。果ては国会議員まで巻き込んでいますから、もしかすると都心のそれよりももっと広範囲かもしれませんね。
だから、このディープスロートの獲得は逆に困難を極めました。どこに焦点を当てるか? すべてを知る人物というのは、どこにいるのか? これを絞り込むだけでも相当の時間と頭脳を必要としました。
そして、最後にその獲得ができました。ここにその人の詳しいプロフィールや氏名などを明かすわけには当然いきませんが、さわりだけを言うのなら、まあ、いいでしょう。それほどオペレーションが進行している、ということです。進行がなければ言いませんし、また、そもそもオペレーションが失敗に終わっていたら、言いませんがね。
それはですね、一人は、農林水産省のあるキャリア。まあ、OBですね。そしてもう一人は、現役の(香川)県庁の役人です。それはディビジョンこそ申し上げられませんが、それを言うともう犯人捜しとなってしまいますからね、それはやはり避けたいところです。ギリギリの言い方をしますと、先に述べたキャリアの範囲にある人、ということです。キャリアが属していた中央省庁の業務に精通した人物Xです。X氏の役割は非常に大きい、大きかった。なにしろ、オペレーションの方向性に、風穴を開けてくれたのですから。
X氏をそこまで動かしたのは、やはり我々と異口同音、すなわち、オペレーションの発端を形作った、四国タイムズ社主、川上(道大)氏の一貫した姿勢でした。X氏は、やはり、川上氏の侍精神を見抜いていました。その洞察が我々とのシンパシーと固く結び合ったのです。
象徴的なエピソードがいくつかあります。一つだけ、ご紹介しましょう。
あるとき、X氏は、某所で川上氏の銃撃後の動きについて、ありのままを聞かされました。X氏が聞きたいと申し出たので、事実に即して淡々とお話ししたという場面があったのです。そのとき、X氏は、こう言いました。
『うちの役所にもそれだけの侍がおれば、ここまで腐らなかったのになあ』と。また加えて、『今でもそんな野武士のような人がいるんですな、まだまだ捨てたもんじゃない』といいました。これは私たちの総意でもあるのです。ここに両者のシンパシーは合致しました」。
心が震えるような挿話であるが、いずれにしてもオペレーションの一気呵成の動きはこのディープスロートの獲得から飛躍したのである。
「また、ターゲットが関わる直接的事案、つまりオペレーションの狙い目について最後に触れておきましょう。
まず(四国)タイムズの読者の皆様には馴染みの案件、三木町、新光開発の件などです。続くは、各地の農水案件、とくに、用水、治水、あるいは、広域農道から、ハコモノ建設まで、土木が伴う事案です。これは全県下で行われている。香川県というのは、ご存じの通り、農水のドンを多数輩出している県です。これがその背景にあるのです。このことを知っていて今の行政がある。農水案件では何をしても大丈夫だ、すべて自分の掌中にある、この意識がすべての関係者の間にあるのです。これがいわば讃岐を腐らせた土壌を培ってきたのです。
そしてもうひとつの大きなターゲットは、ズバリ、農水分野における補助金、助成金の類です。これは実に由々しき問題を孕んでいます。私物化というれっきとした犯罪行為すら繰り返されている。
一つだけ事案を見てみましょう。それは、大学の研究費というところに降りているものです。値段の付けられない研究費、ここに一つの黒い財布がありました。この発見は、実に、ディープスロートからでもありました。まあ、あとはオペレーションの成り行きを見守っていて下さい」。
ものすごい証言が飛び出してきたものである。この事案ひとつとっても、巷間を揺るがせるに充分な事件に発展することは必至であろう。
このような事案がいくつもあるというのである。
さあ、すでにオペレーションはエンディングを迎えている。
今こそ、その行方を睨みながら、改革に乗り遅れないよう行動する時である。
本紙は、これまで通り、我が道を邁進するのみである。
国保連・改革放棄の裏事情
富士通との癒着は不正経理の温床
2年で持ち回る理事長という役職も、白川観音寺市長から山下琴平町長と代わり、直接に職場を管理する責任者も佐々木常務から三谷健一常務へと代替わりした。
ところが、本紙が職場環境の改善を願いながら指摘した問題は、改善されるどころか放置されたままで、より一層、深刻な状況に陥っていると言わざるを得ない。
さて、12月22日付産経新聞に目が留まったので引用する。
《埼玉県は、会計検査院の特別検査の結果を踏まえ、流用額を確定させて国に返還する方針。
県によると、トナーなどの消耗品を購入したことにして、パソコンなどの備品を購入する「差し替え」と呼ばれる手口が4件で計約16万円、国の委託事業とは関係のないことに補助金を流用する「はり付け」という手口が338件で計約1800万円あった》
これらの記事を読んだ本紙川上は、直感的に国保連と富士通インフォテックの癒着を連想したのである。香川県も、会計検査院の特別検査が必要なのではとつい考えた。
常務・局長「なす術なし」 執行部の職員管理は機能不全
さぁー、前号の『賭けマージャンは汚職の入り口か』に続けて、富士通インフォテックとの癒着ぶりを白日の下に晒していこう。
香川県国民保険団体連合会が創立して以来、コンピューターのメーカーは富士通だけである。他社との競争は一度もない。また、昨年の4月に県から天下った三谷健一常務も、半年もたたない内に富士通の虜になり絶賛しているから、北濱一博課長らの夜の高級クラブでの接待がよっぽど効いたのだろう。現場の職員からすれば使いにくいプログラムだと感じることも多々あるのだが。
そもそも本紙川上が富士通インフォテックを知ったのは、汚職で逮捕された旧寒川町の広瀬正美元町長の時からで、在宅介護システム事業に絡んで富士通の営業関係者が飲食接待を繰り返しているという情報を得ていたのだ。
今回、国保連の現状を把握するため富士通インフォテックにスポットを当ててみよう。
国保連合会分室扱いの富士通インフォテックは西宝町にあるが、表記上は富士通インフォテック西宝町事業所。
本社は高松市錦町であるのに、なぜ、わざわざ西宝町に作ったのか?費用は富士通か国保連か?という疑念が残る。
実際、今までにも何度か他社との競争入札をなぜしないのかという指摘もあったようだ。ところが、途中で会社が変わると、コンピューターをすべて買い替えないといけないから、という理由で富士通ばかり指名しているようだ。
しかし素人考えでも、ノートパソコンが1台20万円を超えるとなれば(プログラム代金は別料金)、他社に見積もりさせれば絶対に安いはずだ。
このノートパソコンは職員1人に1台なので、ざっとみても約25万(プログラム込み)×60台=1500万円。
今どき、簡単な業務用の本体だけで20万円を超えるとはどう考えてもおかしいと言わざるを得ない。
今年4月から始まった、新制度の後期高齢者のコンピューター、プログラムも富士通に指名である。この財政難に、競争入札や他社見積もりもなしとは時代錯誤も甚だしい。まして、コンピューターの配線工事費などは別料金というから聞いてあきれる。
さらに疑念を抱くことがある。それは、国保連合会にある「レセプト電算処理システム積立金」。この積立金は、レセプト電算システムに要する費用に充当されるという、いわよる「枠(ワク)」として使用できるカネである。
これが意味することは、富士通インフォテックがプログラム代金として請求すれば、いくらでも、積立金から融通できるということになる。
ひょっとしたら、香川県の裏金は国保連が捻出しているのかな?
香川銀行は無尽体質から脱皮を
貸し「渋りと剥がし」の狭間で暴利
アーバンコーポレーションが法人の清算に入り、ダイアパレスが民事再生を申請した。続く穴吹工務店は今月なのか。香川銀行にとっては、もはや遠山頭取の辞任しかない。
さて、改革のための問題点をさらに表に出そう。
香川銀行善通寺店は、設備資金と名付けて多額の融資を行い、又貸し(借主が別会社へ迂回)を承知で不正な金利を貪った。
具体的には、丸亀市内の佐文工業へ設備資金として2億を融資。貸付の翌月から20分の1の返済を要求し、返済困難と見るや今度は貸付金利を引き上げ条件で期日を変更、世界の経済情勢の変化を見るや否や今度は早期返還を迫る。
以ての外である。香川銀行は無尽の悪徳銀行か、と本紙川上はつい怒鳴りたくなる。
借主が借り入れ資金を別会社(讃岐造船)へ迂回、その資金が運転資金に使われることを香川銀行は当初から承知で融資したのではないのか。
必然的に別会社の運転資金流用ため設備資金返済が困窮した。その弱みに付け込んで、
返済期日の変更を持ちかけ、2・数%から期日の変更後3・数%と約1%の金利を引き上げ、今度は、他貸付の早期返済と融資ストップを企業に示唆しているというからただごとではない。
金融庁は、香川銀行に「金融業の在り方」を徹底的に指導すべきである。
香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その69)
治安の回復は暴追センター会長の追放
本紙は自信を持って言う。
「香川県の治安回復には、暴力追放に相応しい人が、暴力追放センターの会長になることだ」と。
暴力団若林組の下働きをしている横田武が暴力追放センターの事務局長を、それに、暴力団若林組を特別待遇している真鍋武紀知事が会長を、共にこの二人が辞めれば治安回復に拍車がかかることはまず間違いなかろう。
さて、「香川県警の捜査放棄と冤罪捜査」の本紙連載は、今年1月で69回目を迎えた。香川県警の健全な組織再生は、もう一息である。
先月の地元紙・四国新聞を引用して、本紙が解説してみよう。
【5日付四国新聞】《二〇〇七年度に県内の国公私立の小中高校の児童・生徒が起こした暴力行為の件数が千人当たりで全国ワーストとなった問題で、細松英正県教育長は、「全小学校で統一的に取り組むため、問題行動等防止プログラムを策定したい」…》
真鍋知事誕生によって、見事にワースト日本一である。
さらに続けてこれ。
【29日付四国新聞】《「刑法犯10年で最少ペース」「重要犯罪検挙率は全国1位」
今年一〜十一月に県警が認知した刑法犯件数は一万六百四十件で、前年同期より千五百六件少ないことが分かった。…》
これら紙面の統計から窺えば、真鍋知事の誕生と若林組の襲撃が相関する状態で犯罪が増え始め、オリーブ・オペレーションが香川県警の改革に乗り出して犯罪が減少している状況が一目瞭然だ。
呪縛が解けない腐敗警官 暴力団からの賄賂が致命傷
香川の将来のためには手抜きは許されない。香川県警の再生を願って真相という情報を繰り返し絞りだしてみよう。
それには、プロレスのように指定広域暴力団若林組とタッグマッチを組んでいた悪役の腐敗警官へのボディブローが効果的だ。
さぁー、ゴングを鳴らそう。
今回の相手は、鉄パイプ襲撃犯の山中敏勝と、拳銃発射犯の森裕之を庇い盾した土草俊二巡査部長。
平成18年3月7日夜7時20分、本紙川上は自宅前で二代目若林組組長秘書の森裕之に拳銃を3発発射された。若林組から繰り出された3人目のヒッマンである。
このヒットマンらの供述調書を作成するのが、土草俊二巡査部長の役割。若林組の広沢(黄津一)から飲み食いやカネ、さらに、広沢が経営していたトルコ「かぐや姫」でオンナをあてがわれているとなれば、犯人を擁護するのはお安いご用であろう。おまけに、カネの授受時にテープを録音されたり、オンナと情交する姿を撮影されていればなおさらだ。広沢から腐敗警官の呪縛を解くには、腐敗されている警官と共に広沢らを一掃(事件化)する他あるまい。香川県警の再生を図るには、もはやそれしか方法がないと本紙は断言する。
さてここで、森裕之が本紙川上の殺害に失敗した後、土草巡査部長が作成した2部の供述調書を比較してみよう。
【4月7日・事件1ヵ月後】
▽土草「今まで、君のようなケースで組から破門等の処分を受けた者はいますか」
▼森「私が若林組、二代目若林組で組員として活動している間は、私のようなケースで破門になった者は居ないと思います」
▽土草「本当は偽装破門ではありませんか」
▼森「いいえ、絶対そのようなことはありません。今回は、川上に軽症を負わせるだけに止まりましたが、私とすれば川上の命(たま)を殺りに行ったわけですから、川上を殺していれば無期懲役は覚悟しなければなりませんでした。それは、私が組から破門され追い詰められたことで、組に対する怒りでしか物事が考えられず、組を見返すというその一点のみで後先考えず行動してしまったことから…」
【4月13日・擁護の調書】
▽土草「…川上氏を殺すという気持ちが萎え、川上氏の足元付近を狙って拳銃を撃ったと供述して…」
▼森「はい、時間的には数秒間の出来事ではありましたが、事件を起こす前から本当に人を殺すことが恐ろしかったことと、私がけん銃で2回撃った弾で川上を殺すことができなかったことから、自分には人を殺すことは無理であると思い、故意に銃口を下げてけん銃を撃ったのです」
土草巡査部長が、「臼杵・岩崎・大島…」や篠原組長らと相談して、犯人森の供述調書を作成している光景が浮かんでくるではないか。
土草俊二巡査部長の役割。
一つ、なんとしても、上部団体の山口組や二代目若林組への使用者責任は回避せよ。
二つ、川上の殺害に失敗した森には、殺害の命令が篠原組長から出たことを絶対に喋らしてはならない。
県外管理型産廃物の行方
安定型の新光開発に大量の不法投棄
本紙告発の波及から始まった坂出府中の産廃不法投棄問題は、昨年の4月、10月、安定型産廃処分業者「新光開発」に2度の家宅捜索、それに現場ではボーリング調査が入り、いよいよ山場を迎えた。
池田長義・土地改良団体連合会会長が県議当時に実質経営していた、「ブルージャパン」の県外持込み管理型産廃物が白日の下に曝されるかどうかの瀬戸際に来たようだ。
池田会長を擁護する真鍋知事の県行政の対応はこうだ。
《昨年の11月28日、ブルージャパンの後釜の安定型産廃物処分業「新光開発」に対して、29日から今年2月26日までの90日間、同社の最終処分場の使用を停止する行政処分した。
なお、認可外の管理型産廃物は、他の処分場で適正に処分するようにとも命じた》
さて、この香川県の行政処分で、豊島産廃不法投棄の教訓が果たして活かされているのか、とつい疑いたくもなる。
なぜなら、今回、ボーリング調査が入った「新光開発」の産廃物処分場やその下には、香川県産廃協会の平尾副会長が実質オーナーの「中部クリーンセンター」や「ブルージャパン」の県外持ち込み管理型産廃物が大量に不法投棄されているからである。
日本士道会の街宣車が撤去
真鍋知事の若林組優遇に終止符を
年も押し迫った12月31日、本紙川上は日本士道会が不法駐車していた朝日新町の埠頭に行ってみた。
アレー、…ない、あの日本士道会の街宣車がないではないか。正確に言えば、二代目若林組の舎弟頭補佐である松下浩文が会長を務める街宣車のことである。
先月16日、県議会閉会日にこんなことがあった。
本紙が確認しただけでも2年以上に亘って不法占拠させていた香川県港湾課長に、
「課長は若林組のダミー舎弟なのか…。2年以上も公有地を占拠させるのなら地代を徴収すべき…。県は財政難であるから少しは足しになる。
真鍋知事から若林組を優遇せよと指示が出てるのか…」と怒鳴った。
どうして本紙川上が怒鳴らなければならないのか、不思議でならない。香川県の職員も、真鍋知事との板挟みでさぞかし困っているのだろう。
さて、日本士道会の街宣車が撤去されたのなら、少なくとも2年間の地代は徴収すべきだ。何ごとも手抜きせずに仕事をしていたら、そのうち世の中よくなるだろう。
請求先をここに記しておく。
◆松下浩文・日本士道会会長
高松市松島町3・21・25
◆高畠守・街宣車の所有者
高松市東ハゼ町17・20
◆宮脇正数・街宣車の所有者
綾歌郡綾川町千疋2176・1
それでは、撤去の切っ掛けになった12月号の本紙。
《…さて、日本士道会の横暴が、なぜ、まかり通るのかを考えてみよう。
それは、日本士道会が指定暴力団二代目若林組の隠れ蓑であるからだ。会長は松下浩文で二代目若林組の舎弟頭補佐というれっきとした暴力団幹部であるからなおさらだ。
要は、真鍋知事が暴力団追放センターの会長をしている間、香川県警は手を付けられないということ。まして、若林組の毒饅頭を喰らった横田武氏が事務局長を務めているとなればなおさらだ…》
今年こそ節目の年に!合掌
真鍋県政の繰り返す不正
瀬戸内学院の横領疑惑と相関
先月クリスマス・イヴの24日、知事や副知事、それに県議の報酬などについて審議する県特別職報酬等審議会が開かれ、真鍋知事と高木副知事の退職手当を引き下げるよう答申する内容が決まった。
ここで、真鍋知事が2日前に行った「プール金謝罪」の記者会見を紹介する。
「前回の預け金問題の重要性を認識していない職員がまだいたことは非常に残念。県民に深くお詫び申し上げます」。
この真鍋知事の謝罪の言葉を聞いた本紙川上は、思わず吹き出してしまった。
それはそうであろう。
預け金問題の重要性を認識していないのは、真鍋知事自身のことであるからだ。県民に深くお詫びをするのであれば、真鍋知事自らが責任を取って辞任すれば事足りるはず。
さて、さらに一週間前の議会閉会直後の様子を再現してみよう。
テレビ局の女性記者が、真鍋知事に歩きながらインタビューしていた。
「プール金問題は、なぜ繰り返されるのですか」
すぐ近くにいた本紙川上が、真鍋知事に代わって、
「知事に真鍋知事が座っているから繰り返されるのです。部下の職員は真鍋知事を見習っているのですからね」
さらに、
「香川県に骨を埋める覚悟のない真鍋知事が、出稼ぎ知事として香川の利権を喰い散らかしているのは許せない、即刻辞任しろっ…」
と怒鳴った。
巧妙な手口で教育費を詐取 学校に巣喰う石川実本部長の姿
学校法人瀬戸内学院は昨年の12月、退職金の不正流用が6月に発覚し経営難に陥ったことから、平成21年末で短大を廃止すると発表した。
国の将来を担う子どもたちの教育界にあって、退職金の不正流用とは、一体、どういうことなのか。本紙川上は平成7年、高瀬町の町長選挙にも立候補した者として、瀬戸内学院が三豊市高瀬町の学校であることからしても看過できない。瀬戸内学院が経営難に陥った原因を調査し、子どもたちの教育現場が再生できるよう微力ながらも力を注いでいこう。
本紙が関係機関や瀬戸内学院の周辺を調査・取材したところ、元凶となる人物を特定できた。
その人物とは、学校法人瀬戸内学院の経理を実質に操作する事務方責任者の石川実(46歳)本部長である。
旧上戸学園当時の昭和62年、四国貯蓄信用組合(すでに破綻)高瀬支店長であった父親のコネで採用され、20年以上に亘って瀬戸内学院の本部で暗躍してきた人物である。採用時の事務局長は、現在の塚本和博理事長。
これらを押さえて、学校法人瀬戸内学院の石川実・本部長の疑惑を追及する。
なお、編集は、学校法人瀬戸内学院(香川西高校・専門学校・短期大学)の香川西高校の再生にと主眼を置き、石川実氏の肩書きは「学校法人本部長」で統一する。
まず、石川実・本部長の疑惑14を列挙。
@領収書偽造による退職金受取
A理事会議事録の偽造
B家族の携帯電話を学校負担で購入
Cカラ出張による旅費の不正請求
D虚偽の会計資料の作成及び提出
E虚偽の会計資料を提出しての資金調達
F銀行借り入れの議事録を偽造
G理事会の決定を経ずに借入の実施
H学校負担でガソリン代を不正流用
Iガソリン代を学校負担させながら、通勤手当の2重取得(一時期)
J富士建設・真鍋(理事)社長との不透明な簿外債務疑惑
K個人的癒着から購買業者決定による学校負担の拡大(コンピュータ関係業者ら)
L学歴詐称問題(昭和60年3月大阪芸術大学芸術学部)
M膨大な資料の証拠隠滅
今回は、@「領収書偽造による退職金受取」について、香川西高校前校長が裁判所に証拠資料として提出している評議員会議事録(平成19年12月21日付)から問題を浮かび上がらせてみよう。
議事録の、
「なぜ所属長にも言わず本部長(石川実)の判断で勝手な分割払いをしたのか」
という箇所に本紙は注目した。多くの評議員も石川実氏にこの部分を質問している。
ところが、当事者である石川文雄教頭も評議員としてその会に参加していたが、巧妙な隠蔽工作の一環か定年後の今も雇用され、平成20年4月より瀬戸内総合学院学院長に在籍している関係で何も言えない状態。
さてここで、平成20年3月18日に文部科学省が初めて瀬戸内学院を調査してその異常に気が付いた。
それはそうであろう。平成19年3月末で退職し、再び雇用された職員8名には、現在も退職金の一部しか支払われていないことが発覚したからだ。ここでも石川実本部長の巧妙なカラクリが窺える。
これについては、学校法人の石川実本部長が平成19年6月当時に独断で行ったにも関わらず、「自分は理事でもなく権限がない」と弁明して、一応、責任を逃れたようだ。
真相はこうだ。
平成19年5月には、石川実本部長の指示で本部職員が銀行に同行し、未払い退職金の残額全てを、一旦、該当職員8名に支払った。ところが、同日付で瀬戸内学院の口座に振り戻させ、金銭消費貸借契約書を作成して個人からの借用にと切り替えたのだ。ここでも、通常必要とされる金銭消費貸借書の連帯保証人欄は空白のままである。
おまけに、利息も年0・3%、延滞利息0・6%という内容で誤魔化し、「全額支払った」ことで済ませようとする石川実本部長の悪知恵には呆れておれない深刻な事態でないか。なにしろ疑惑の場が教育絡みなのでなおさらだ。
さらに短期大学の職員について言えば、私学財団から退職金を受け取る際には、当然に本人の領収書が求められる。それを石川本部長が偽造した領収書で退職金を受け取っていたとなれば、犯罪行為そのものではないのか。
一体どうなっているのだ。
文部科学省も県も社会的影響を考えたのか、それとも保身が働いたのか、短期大学への補助金の返還で終わらせようとしている。
ところがその返還金6700万円も、これまでに800万円しか払われず、1日に付き3万円の延滞金が加算されているというではないか。
さらにまだある、平成13年、上記J簿外債務に係わる富士建設の施工で、石川実本部長の自宅が疑惑の増築をしたという。やれやれ困ったものだ。
香川県と瀬戸内学院の再生を願う本紙が、ここでハッキリと物申そう。
「石川実本部長は、真鍋武紀知事と共に公的立場から退場するべきである」
(次号に続く)
総合評価方式という隠れ蓑
国の方針に逆行する低価格の扱い
先月16日、香川県の11月議会が空しく閉会した。県民を無視した真鍋知事と県議会が、まるで「掛け合い漫才」のような議論を披露して幕を閉じたということである。
香川県の公共工事入札で、本紙川上は真鍋知事が「総合評価方式」を不正に取り扱っていることに疑念を持ち、議会開会の22日間、久保土木部長や白井自民県議会長に是正を働きかけた。
本紙川上は、久保土木部長にこう言った。
「小豆島の橘トンネルでは、7000万円も高い『りんかい日産・カナック』と請負契約しましたね。
今度は、高松港の工事を低価格でダンピングした『アイエン工業・丸高建設』と請負契約しようとしていますね。
これでは、香川県が業者の公正な入札を妨害していることではないのですか」
久保土木部長の返事は、真鍋知事から模範解答集を渡されていたのかこうであった。
「橘トンネルについては技術点数が高かった理由で、7000万円も高い『りんかい日産・カナック』と請負契約したのです。その時にはまさか、『りんかい日産』が、民事再生を申請するとは知らなかったですからね。
それと低価格の件ですが、まだ議会の承認をもらっておりません。これはウチだけで決められるものではなく、外部の第三者機関の意見を尊重するのです。なにしろ香川県は財政難ですから安い方がいいですよ」
そこで、この久保土木部長の返事を、そのまま白井自民党県議会会長に伝えた。
「会長、県は総合評価方式を悪用しています。公正な入札を無視して特定の業者と請負契約しようと…議会では絶対に承認しないでください」
さて、あとし残したことはないかと考え、ふと思いついた。国からの補助金が予算に含まれているのなら、国から指導すべきではないかと。
先月10日の昼過ぎ、早速、本紙川上はサンポートにある四国地方整備局の木村局長を訪ねた。あいにく局長は留守だったが、幸いにも会えた篠原正治次長から話が聞けた。
「会合の度に、低価格ダンピングは無効にすべき、適正な価格で公共工事に相応しい仕事を…」。もっともである。