即・真鍋武紀氏に香川県知事をやめてもらいましょう
真鍋武紀氏に暴力追放センター会長をやめてもらいましょう
木村義雄は参議院議員も落選しました
小川和彦氏に県人事委員をやめてもらいましょう
水本勝規氏に県会議員をやめてもらいましょう
即・石原収氏に三木町長をやめてもらいましょう
香川の知事選挙に注目 オペレーションが究極の捜査
オリーブ・オペレーションの狙いは、定まっている。
我が讃岐の良心を貫け!
オリーブ・オペレーションは、虎視眈々と狙っている。そしてその輪は日々狭まっている。的は毎日、絞られてきているのだ。
「首長に関する絞り込みは、ほとんど完了しています。時期的には、参院選終了直後から、それは完了状態にあるといっていいのです。あとはタイミングの問題。これは実に難しいところで…。ええ、むろん、それをすべて詳らかにお話しするわけにはいきませんがね(笑)。それでも、こちら側の意図するものはあるのですよ」。
警察首脳はそう語る。
参院選も終わり、ついに暑い夏真っ盛りを迎えることとなった。我が讃岐にとって、この夏は特別な夏になりそうだ。
そう、知事選という最も大事な選挙が催されるのである。この選挙は、先の参院選よりも重要といっても過言ではない。知事の椅子を引き渡す真鍋武紀氏が、任期を早めて引退を決め込んだのは、今さら説明するまでもなく本紙川上道大社主が引導を渡したからである。その上で、必然的に次の新しい知事はやはり川上社主のメガネに適わなければならない。
「それはまあ、必然的な帰結でしょうね。真鍋知事に引退を迫ったのは、他ならぬ、讃岐のサムライ、川上氏ですから、次の候補者も川上氏の納得いく人物でなければ、また、同じような交替≠ェ演じられかねませんね。これはいわば必然的な話です。この香川を身を粉にしていい国(讃岐)にしていく努力をしているのは、他ならぬ川上氏ですから、その点は誰もが認めるところでしょう。その香川を変える努力の中で拾い出していったのが、真鍋知事への疑惑の数々だった。この地を這うような活動もまた誰もが認めるところでしょう。そして香川は、ここで、まさしく天下分け目の決戦を迎えることとなったわけです。究極の選択をしなければならなくなった、ということですね」。
ここでこの首脳は、一呼吸つく。緊張感がいやが応にも高まってくる。
「いいですか、どのような結果が出ても、直面しなければならない大事なことがあります。この選挙は任期を短くしてでも辞めなければならなくなった真鍋氏との相関関係があることを有権者の方々はお忘れになってはいけません。どういうことか。もっとかみ砕いていわなければならないかな…。たとえば、選挙の結果が出たあとに、大きな変化が起きたとしたら、それがどのような変化かそれは起きてみなければわからないのですが、新しい知事が、その変化が原因で折角掴んだ知事の座を降りなければならなくなったとしたら、これはもう、前代未聞の珍事、いやこれはもう事件ですね、事件になってしまいます。もって回したような言い方とお思いになるかもしれません。しかし、懸命なる四国タイムズの読者ならば、そのあたりは推して知ってもらえると、そう思っているのです。
先ほども申し上げた通り、すべてを詳らかに申し上げるわけにはいかないところもあるのです。
え?その大きな変化というのがなにかって?それこそ、起きてからでないと…(笑)」。
捜査関係者は、ある時は、情報をリークする。それはよほどの信頼をその媒体に置いているときである。
この情報のリークというが、いわば超弩級のシロモノであろうことは、誰もが感じるはずである。
「もうそのあたりはお判りになっていらっしゃると思いますが、(四国)タイムズさんは、ラスト・サムライ、川上氏がいますからね、われわれのいわば、鑑≠ニなってくれている、川上氏率いるタイムズですからね。それは信頼しています。そんなことを今さら言うべきでもないでしょう(笑)」。
首脳は、そういって一笑に付すが、それでも、このギリギリとでもいうべき情報リークは、本紙に対するいわば強い信頼のうえに為されたもの、ということだったのだ。
「ここでひとつ加えさせてください。漢≠ニいう言葉があります。これは、男≠ニいう意味ですが、例えて、最も頼りになる男≠意味します。たとえば、国や政府がある重要人物を頼りにする、こう言うときにその重要人物のことを漢≠ニ例える。これは中国の故事成語に倣っています。
川上氏は、いわばわれわれオペレーションの漢≠ニいえます。
この意味が単なる信頼以上のものということは、いわずともお判りいただけると思います。それだけに、さきほどお話しした情報≠ニいうのは、ある意味、わたしたちの実行への布石にもなるのです。漢≠ヨの信頼と、有言実行、このふたつの重要な意味を持っていることを付け加えさせてください」。
これはある意味、オペレーションの力強い宣言≠ナあろう。
さて、ここで注目の各論であるが、たとえば、前号でも触れた、首長の自宅である。
「自宅≠ノついては、われわれも目下、全力で取り組んでいます。大きな事案のひとつです」。
オペレーションの注目している部分をここに少しだけ紹介しておこう。
「それは、同地の前所有者に関わる点、また、自宅′囃zに関わる業者に繋がる点、いくつかあります。これらは一見、小さく見えますが、実は大きな形になって発展するポッシビリティー(可能性)を秘めています。これ以上は手の内を明かすことになるので、やっぱり、控えさせていただきますが(笑)。
しかし、この点はラスト・サムライは、案外しっかりと気付いているのじゃないでしょうか?」。
このような相互の牽制も、同じところに目標を定めている者同士、大切なことに違いない。
天下りの天下りポスト 真鍋知事から浜田氏にバトンが
「さらにもうひとつ、今回の知事選で出馬を表明した、浜田(恵造)氏への関心も日に日に高まってきていることは、事実なんですね」。
ここにまた、非常に興味深い事案が飛び出してきた。
「それはどんな場合でも重要なことで、関係するあらゆる人への関心は深まります。先ほども申し上げた通り、今回の知事選は先の参院選よりももっと関心度が高いのです。われわれにとっても、天下分け目の選挙です。それ故に、その選挙に関係する人はすべて関心を持ちますよ。
これは広域捜査の常道なんです」。
この首脳はそう強調する。
さて、今回注目の知事選に出馬を決めた浜田氏だが、どのような関心が持たれているのだろうか?
まずはここに浜田氏のこの重大選挙にかける意気込みを見ておこう。
《現在、我が国の経済財政は、極めて厳しい状況にありますが、私は、今後、このような経験を最大限に活かして、ふるさと香川の県勢の一層の発展、赤ん坊からお年寄りまで県民ひとりひとりの生活の向上と安全の確保に全身全霊をもって、自ら先頭に立って、尽くしていきたいと心から念願しております。もとより、そのためには、県民、県議会、そして県職員ならびに八市九町の関係者、各団体のそれぞれと心を合わせていかなければいけないと考えます。皆様のご理解と、ご指導、ご鞭撻を切にお願い申し上げます》(浜田氏ホームページより抜粋、引用)
さて、この浜田氏へのオペレーションの関心に話を戻そう。
ここに財務省関係者に登場願おう。
「民主党が政権を取ってから、いろいろ変わりましたね。特に天下りの問題。その観点からいうと、浜田氏は結構、割を食ったということでわれわれの評価は定着しています。それはイメージ的にも、また、実際上の面からもですね。
ええ、彼は最後の天下り組というか、天下りの恩恵を最後に掬った人というべきなのです。これは決して、誹謗とかそういうものではなく、それまでの自民党政権の常識が覆された結果なんですがね、皮肉なものですね。時代がそうさせた。その上、民主党の目玉である、仕分けに於いても、割を食った人なのです」。
その財務省関係者は、慎重さを崩さずに言葉を撰びながらこう言う。
天下り禁止=A仕分け=A確かに時代は変わり、それらの言葉が飛び交うようになった。旧態依然とした時代につかっていた人は、そのぶん、割を食った≠ニいう表現をされることだろう。
ここでいわれているのは、具体的に浜田氏のどの点であろうか?浜田氏の何=Aいつ≠ェ、割を食った≠アとに繋がっているのか?
それは、こんな浜田氏の時期≠ノついてであった。
■【日本高速道路保有・債務返済機構役員一覧】
・理事長勢山廣直 元東京海上日動火災顧問報酬2346万5000円
・理事長代理田崎忠行 国交省OB(渡り) 報酬1864万5000円
・理事辻原俊博国交省OB報酬1527万円〜1687万5000円
・理事浜田恵造財務省OB報酬1527万円〜1687万5000円
・監事平戸邦俊元みずほ銀行報酬1527万円〜1687万5000円
・監事小河俊夫総務省OB報酬1527万円〜1687万5000円
因みにこの聞き慣れない独立行政法人は、どういうものか。ウイキペディアによると、こうである。
独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構(にほんこうそくどうろほゆう・さいむへんさいきこう、Japan Expressway Holding and Debt Repayment Agency)は、日本国内の高速道路(高速自動車国道・自動車専用道路)などの施設を保有し、建設債務の返済を行うことを目的とする独立行政法人である。独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構法にもとづき、2005年10月1日設立。日本道路公団等民営化関係法施行法により、道路関係四公団の業務を各道路会社とともに承継した。略称は高速道路機構。
この機構が、民主党の事業仕分けの対象に挙がっていたことは事実のようで、なかには、「この機構は天下りと埋蔵金の隠し場所という自民党の一番悪い部分を一手に引き受けていた機構として、睨んでいるんだ」(民主党中堅代議士)という見方すらあるところなのだ。その機構から、なんと一五〇〇万円以上の年俸を得ていたことは、それだけで注目はされようというもである。
「確かにここで指摘されている点は、わたしたちの浜田氏への関心点に繋がっていることだけは確かです。この機構への関心はある意味とても重要なんです!」。
前出の首脳はこう言う。
さあ、いよいよ注目の知事選の幕が開く。ここで何もかもが決算され、何もかもが刷新されるはずである。旧弊は一掃されるべきであろう。
本紙は、これからも粛々と我が道を歩いて行く。
「新光開発」に群がる事件師の暗躍A
法の網を逃れる「香川環境設備」の正体
真鍋武紀知事の在職任期は9月4日までなので、残り1ヵ月を切った。
平成10年9月から3期12年間も真鍋氏が香川県の知事を務めたということは、本紙川上からすれば、まさに「真鍋知事との死闘の12年間」、と総括しても過言ではあるまい。
なにしろ、山口組直参である若林組の組員から現実に鉄パイプや拳銃で命を狙われたのであるから。それに、真鍋知事が最終責任者である、香川県警の一部腐敗警官を巻き込んでの襲撃であったのだから何をか言わんやだ。
まして、本紙川上を襲った若林組に資金提供までしていた「ブルージャパン」(池田長義・当時県議)に便宜を図り、倒産後の実質的な事業継承で「新光開発」(西川昭吾・現県議)に不法な目こぼしで産廃最終処分場の許可を与えるとは以ての外だ。
19年6月号本紙で、目こぼしの許可を確認してみよう。
《…たとえば、「新光開発」の役員欄に大原希の名が、平成17年6月からある。これなどは、平成14年、牟礼の揚一族の土地絡みで、井本・大原・井上の3人が逮捕された事実などからすれば、真鍋知事の「目こぼし」と取られても仕方がない。また、西川県議の相棒である井本は、親和会とのトラブルで神戸の古川組を担ぎ出したという情報もあるからなおさらだ。…》
要は、県の産廃処理の許可審査項目に照らせば、不正又は不誠実な行為をするおそれがある場合や、法人で暴力団員等がその事業活動を支配する場合は産業廃棄物処理の許可は下ろせないということだ。
SKSグループは詐欺の舞台 大原勉と井本の執行猶予は停止か
先の本紙の続き。
《よく見て欲しい。
井本と大原は詐欺事件で逮捕され、5年を満たないうちに大原勉の代理が役員に就任、井本は神戸の暴力団古川組をバックに事業活動に専念しているではないか。
さらに真鍋知事の、犯罪行為に加担していると取られても仕方がないような「目こぼし」がある。
それは、本紙に届いた投書「今現在はダンプ1車50万で捨てさせている」から取材を重ねて判明した。
今、言えることは、満濃町の「轄$環境設備を洗え」が答えである。》
この本紙記事は平成19年6月号。残念でならないのは、これらの記事がその後に活かされていないということだ。
さてここで、客観性を確保するためにも他紙から時系列で引用し、問題の本質を浮かび上がらせてみよう。スポットは、懲りない面々の大原勉と井本善晃に当ててである。
四国新聞。
【平成21年11月6日付】
香川県坂出市川津町の産業廃棄物処理業者「新光開発」の産廃処理をめぐる問題で、許可外品目が混じった産廃約222トンを不法に埋め立てたとして、坂出署と県警生活環境課は5日、廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで、高松市上之町2丁目、同社社長岡崎耕二(45)、同市今里町1丁目、同社社員井本善晃(42)らの3容疑者を逮捕した。3人は容疑を認めている。
【平成22年3月16日付】
大野洋裁判官は、井本被告に懲役2年、執行猶予4年を言い渡した。
ポイントは、平成14年に不動産の二重売買で大原勉とともに逮捕された井本善晃が、「新光開発」の産廃処理を巡る問題で平成21年11月5日にまたもや逮捕されたという点。
さらに井本は、平成22年3月15日に、懲役2年、執行猶予4年を高松地裁で言い渡されているという点にも注目したい。
これらを押さえて、次に「SKSグループ」の説明に移ろう。
Sは、新光開発のS。
Kは、香川環境設備のK。
Sは、坂出陸運のS。
これらグループの役割は、収集運搬が坂出陸運、中間処理が香川環境設備、最終処分が新光開発という分担なのである。
ただし坂出陸運はカネの問題で離脱したので、大原や井本らによる詐欺の舞台は、「新光開発」と「香川環境設備」の二つの会社ということになるのだろう。いや、二つで一つの会社とみなすべきではなかろうか。
二つの会社の実質的な経営者は、大原勉。名刺は肩書きなしの株式会社新光開発。
新光開発で逮捕された井本善晃の名刺は、なぜか株式会社香川県環境設備で肩書きはない。
不法投棄の受け入れは、もっぱら大原勉の役割で、マニフエストを無視した現金商売の味が忘れられなくてついつい深入りしたのが現状ではなかろうか。
さて、井本善晃に注目してほしい。逮捕された平成21年11月5日頃、香川環境設備の中間処理場には夜中に許可外品目の産廃がトラックで大量(最終的に7000立方b)に持ち込まれていたようだ。
そして、大野洋裁判官が、井本善晃被告に懲役2年、執行猶予4年を言い渡した今年の3月15日頃には、地元住民が県の産業廃棄物対策課を巻き込んで大騒動があったと聞くから何をか言わんやだ。
反省(更生)なき井本善晃氏の執行猶予停止は、免れないのではあるまいか。
「香川環境設備」が県の改善命令に従う
新光開発も不法な隠しパイプを撤去せよ
真鍋知事が昨年12月に引退を表明してから、半年余りが経った。本紙の既報記事が、知事に引退の引導を渡したのであるから、今後も注意深く県行政を見守っていこう。
さて、本紙川上は6月末に県廃棄物対策課に重要な情報を提供した。それは、まんのう町の産廃業者「香川環境設備」の倉庫に7000立方bほどの許可外品目が隠蔽されている、というものである。
さっそく県は、7月5日に現状を確認。さらに7月22日には香川環境設備に改善命令をだして、隠蔽された産廃物を撤去させ始めた。
7月23日付の四国新聞にこうある。
《県は22日、まんのう町長尾の産業廃棄物処理業者「香川環境設備」(松下憲二社長)の処理事業のうち、産業廃棄物の受け入れを23日から30日間の停止とする行政処分を行った。県廃棄物対策課によると、同社は搬入された廃プラスチックなどの廃棄物約500立方bを、県の許可を受けていない場所で保管していた。》
香川県は、確かに変わろうとしている。真鍋知事の引退を機会に、常識や良心を持ち合わせた健全な職員が今変わろうとしている姿が垣間見えるではないか。
さてここで、本紙川上はハッキリと言いたい。
「香川環境設備が撤去に応じているならば、この際、新光開発の残りの不法投棄産廃も撤去させるべきである」
両社に撤去履行の意思と能力があるとすれば、香川環境設備の許可を取り消すと県が迫れば、新光開発は残りの産廃も撤去するのではあるまいか。もしもその意思がないならば、県は農地を守るためにも行政代執行に踏み切るべきだ。7月12日にも前例がある。
香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その88)
本紙川上殺害計画は山口組も了承
平成15年4月号から連載を始めた「香川県警の捜査放棄と冤罪捜査」も、今月で88回目を迎えた。歳月も7年余り過ぎたことになる。
平成9年の若林組川原豪による発砲、平成12年のやはり同組の山中敏勝による鉄パイプ襲撃、平成18年には山口組本部了承で同組の組長秘書・森裕之による拳銃発砲事件があったのである。
ところが、平成9年の発砲事件と、平成12年の鉄パイプ襲撃事件はいまだに解決されていない。いや、正確に言えば平成18年3月に発生した本紙川上の殺人未遂事件も真相とはほど遠い単独犯の事件として処理していたのだ。
なぜか?
それは、若林組と癒着していた香川県警の一部腐敗組が、真相解明するのを妨害していたからである。いや、共犯ともとれる役割を香川県警一部腐敗組が演じていたのだ。
そこを突き止め、香川県警の健全な組織改革に活かしてもらいたい一心で本紙は連載を続けてきた。
もちろん、国の捜査機関が香川県警の異常に気付いてくれたおかげであることは言うまでもない。本紙川上は、国民の義務として、被害者として関わった務めを一度喰らいついたら放さない「スッポン亀」の役割を果たしているだけなのだ。
国のオリーブ・オペレーションが、香川県警の新陳代謝を加速させているのがなんとも心強く頼もしい。
使用者責任逃れの破門状 侠友会と若林組が綿密な計画
本紙の平成19年2月号【殺害指示の動機に迫る】から、真相解明してもらいたい一心で補足しながら核心部分に迫ってみよう。
もちろん、平成18年3月7日の事件。二代目若林組組長が森裕之に本紙川上の殺害を指示した拳銃発砲事件である。
《ズバリ、本紙川上の殺害の意思を固めたのは、平成17年12月23日、神戸地裁で法廷に立った二代目若林組の川井本部長の証言であろう。
証人・川井の証言内容によって、事態は腐敗警官にまで迫ってくる危機を察知したのではないだろうか。
以下、司直や裏社会に詳しい人たちの話をまとめてみるとこうなる。
▼平成17年暮れの二代目若林組川井本部長の証言以来、香川県警の刑事部長を経験した大成建設の黒川部長、全日空クレメントの川元部長が、愛媛の山口組直参Y組を訪ねた。
▼平成18年1月、二代目若林組篠原組長が淡路の侠友会寺岡会長を2、3度訪ねた。
▽平成18年1月30日、本紙川上が神戸地裁で腐敗警官と広沢こと黄津一の癒着などを証言して結審。
▼平成18年2月6日、本紙川上の殺害を命じられた二代目若林組・森裕之組長秘書に使用者責任を免れるための偽装破門状が出された。
▼平成18年3月7日19時20分、本紙川上の帰宅時、二代目若林組の指示を受けた森裕之組長秘書が殺害を目的に銃弾3発を至近距離から発射。危機一髪、3発のうちの1発が右足の踵に損傷を与えて致死に至る難を逃れた。
▼平成18年3月27日、神戸地裁の判決は、原告らの請求をいずれも棄却する、だった。
これまでをまとめるとこうなる。
腐敗警官である元刑事部長の黒川、川元らが、山口組の方針(五代目山口組と本紙川上との約束)を覆させるために愛媛のY組に根回しをした。
その後、二代目若林組篠原組長が、六代目山口組の中四国ブロック長であった淡路の侠友会寺岡会長と本紙川上の殺害を打ち合わせた。…》
これら3年半前の記事に補足すればこうなる。
本紙川上の殺害に失敗した山口組本部は、使用者責任を逃れるために淡路島の寺岡会長を山口組の中四国ブロック長からはずし、しばらくこのポストを空席にした。そして、中四国ブロックに所属していた淡路島を、なんと大阪の北ブロックに所属させてしまった。南ブロック、中ブロック、北ブロックと山口組の大阪地区が3ブロックに分けているのであれば、淡路島は必然的に大阪南ブロックに所属されるはずだ。
発砲直後のこれら山口組の不自然な動きからすれば、ズバリ、本紙川上の殺害計画は高山清司若頭(二代目弘道会会長)の了承を得ていたということになるではないか。
それはそうであろう。本紙川上の殺害計画は、山口組本部は関与していないという状況を綿密に寺岡会長と篠原組長が相談しながら実行したのだから。破門状も偽装だ。
任侠道の逸脱は壊滅を招く
三代目山口組への原点回帰を
平成16年秋、五代目山口組渡辺組長の時代に本紙川上はこんな話をしたことがある。
「山口組の直参を選ぶときには、山口組の直参に相応しい人を選ばなければいけないのではないですか。そうしないと、山口組本家の足を引っ張ることになりますよ」
当時の状況は、本紙川上が渡辺組長や二代目若林組篠原組長らの使用者責任を神戸地裁に提訴していた時で、渡辺組長の提訴取り下げの交渉に来た当時の盛力健児会長に託した言葉なのである。
この6年ほど前の本紙川上の言葉が、5月31日付産経新聞、「弘道会壊滅」警察庁長官指示本部長会議
に見つけたので紹介する。
《警察庁は31日、全国警察の本部長を集めた会議を東京都内で開いた。安藤隆春長官は指定暴力団山口組弘道会の取締方針について、「弘道会やその傘下組織の首領級の上部幹部検挙と、主要な資金源の遮断を徹底し、弘道会の弱体化、壊滅を現実のものとされたい」と述べた。
安藤長官は「弘道会の弱体化なくして山口組の弱体化はなく、山口組の弱体化なくして暴力団全体の弱体化はない」と言明。山口組の中核組織として警察や市民社会に敵対する姿勢を強める、同会への取締強化の重要性を強調した。
また、多くの自治体で暴力団排除に関する条例の制定が検討されていたり、証券業界、角界でも暴排活動が活発化していることに言及。「今年が、社会全体で暴力団を排除する年となるよう一層努力されたい」と指示した》
来年春の六代目社会復帰までに問題を解決したいものだ。
霊園事業乗っ取り強要事件E
弘道会と若林組の強要手口は相似
二代目若林組組長は六代目山口組の直参である。現在、司組長は社会不在であるから、実質的には山口組若頭である弘道会高山清司会長の支配下ということになるのだろう。
というのは、7月9日付産経に「『社長にしろ』強要未遂容疑で弘道会系組幹部らを逮捕」を見つけたからだ。
《建築会社の社長などへの登用を強要しようとしたとして、警視庁築地署は強要未遂の疑いで、指定暴力団山口組弘道会系組幹部、石毛幸雄(53)らを逮捕した。同署によると、容疑を否認している。
逮捕容疑は平成21年9月下旬〜10月下旬、東京都中央区の飲食店などで計3回にわたり、相模原市の建築会社役員の男性(28)らに対し、「お前のおやじはおれらに会社を任せると言っている」と、社長就任などを強要しようとしたとしている。
同署によると、交渉の際には山口組の代紋が入った名刺を示していた。…》
指定暴力団山口組弘道会系と二代目若林組篠原組長との事件が、時期(平成21年9月から10月)も含めて全く相似なのには驚いた。
山口組代紋の威光で建築会社や霊園事業を乗っ取りしようとは以ての外。
まして、岡山の大石組企業舎弟の藤田将英会長と組んで強要を企てるとは言語道断だ。
さて篠原組長と藤田会長が、霊園事業の事務局長であった濱西英徳氏や住職に委任の捺印を強要した内容を記す。
まさに乗っ取りそのものだ。
《委任状
私は、(住所)岡山市北区野田○丁目○―○(氏名)藤田将英を代理人として、高松市○○寺○リ○ビユー霊園に関して下記の権限を全権委任します。
1、宗教法人○○寺にて、本年4月16日付け墓地経営許可取得に関し、発生する今後の行政に対し問題解決の交渉一切の権限。…(後略)》
要するに、霊園事業の一切の権限を藤田会長に委任しろと篠原組長が濱西氏らに迫ったということだ。
篠原組長を強要罪で告発した本紙川上の捜査は、被害者の濱西英徳氏が口封じで脅されたのか事実をしゃべれない状況だ。濱西氏の息子が丸亀市の市会議員であることに目をつけて、口封じを強要したのはまず間違いなかろう。
真鍋知事の引退はタイムズから([)
無礼な浜田氏には知事の資格なし
「私は真鍋知事のことは御尊敬申し上げております。同僚には警察や検察、国税局の友人もいますから情報は直接取れます」
6月13日、本紙川上が浜田恵造・香川県知事候補から、初対面で言われた言葉である。それも、本紙川上が長年に亘って積み上げてきた四国タイムズの情報を、県民になり代わって浜田氏に伝えようとした際にである。
香川県民をなめ切った、無礼な浜田恵造・知事候補を本紙川上は看過することはできない。
それはそうであろう。
妻を東京にのこして、単身赴任の知事がどこの世界にあるというのか。難病であるパーキンソン病を患う妻が了承してくれたので、香川県知事に就任して出稼ぎの香川県知事になるとはもっての外だ。
「浜田知事さん、週末には奥さんの下に帰ってあげてください。留守中は、われわれ県庁職員OBが頑張りますから御安心ください…」
こんな本多元出納長の高笑いの声が聞こえてきそうだ。
本多元出納長の傀儡知事 真鍋知事の疑惑隠しに最適候補
本紙川上がはっきり言う。
「浜田さん、香川県知事は失業対策のポストではないのですよ」と。
さて、本多元出納長から本紙川上の悪い虚像を刷り込まれた浜田氏の行動を追ってみよう。
参議院選挙も終わった、7月17日の浜田恵造・知事選挙事務所開きのことである。
9時半からの開催に本紙川上もデジカメ持参で駆けつけた。中央の挨拶台を境に、左側に浜田氏を支える役員と思しき関係者、右側に来賓であろう関係者が前後2列のパイプ椅子に座っていた。
報道陣に混ざって写真を撮っていた本紙川上を浜田氏が見つけたのか、主催者側の挨拶を無視して浜田氏がスックと立ち上がり、本多元出納長の後ろに擦り寄るではないか。
そして、連合の関係者と思しき青い半そでの男性に本紙川上を撮影するように指示したようだ。
本紙川上も、その異様な光景を確認したので、こちらも負けずにデジカメに撮った。
「こりゃーダメだわ」
浜田氏は完全に本多元出納長のマインドコントロールに陥っているようだ。
それも浜田氏の方が、本多元出納長の機嫌をうかがうぐらいに頼り切っている様子がありありではないか。
さらに本紙川上が看過できない事情を説明する。
浜田恵造氏は、真鍋武紀知事の後継者として香川県政を継承する路線を固めたということだ。すなわち、本多元出納長の術中に浜田氏がはまったということを意味する。いや、浜田氏が本多元出納長を利用しているのかな?どちらにしても、県民そっちのけで、真鍋知事や浜田氏、それに本多元出納長や泉元出納長らが手を組んだことだけは間違いなさそうだ。
事務所開きが行われた時には、真鍋知事から浜田氏に長い祝辞が代読で披露され、午後からは真鍋知事自身が夫人同伴で浜田氏を激励に顔を出したというから、実質的には疑惑知事の禅譲といっても過言ではないようだ。
本紙は、平成4年1月に創刊して来年1月で満19歳になる。県民のために県政を批判する役割を担い、やっと真鍋知事に引退の引導を渡すことになった。それも、幾度も暴力団若林組からの鉄パイプ襲撃や拳銃発砲を乗り越えてである。
本紙川上は浜田恵造氏に言いたい。「なぜ、あなたは、謙虚に本紙川上の話を聞かないのですか」と。
それにしても、香川県政は混沌とする様相。実に残念なのは、本紙が警鐘を乱打したにも関わらずにだ。
ここでハッキリしておこう。
今後、真鍋知事の逮捕があれば、浜田恵造氏に香川県政を任すわけにはいかない、と。
三木町は高松市と合併をR
石原町長と泉候補は同じ穴のムジナ
平成10年夏、真鍋知事が誕生して副知事ポストを要請したのは本多元出納長であった。
そして、真鍋知事が3期目終盤で副知事ポストを要請したのは、当時の泉出納長であった。
もっとも、本紙川上がこの二つともの人事を潰したことは周知の事実である(余波は、高木副知事が誕生)。
これらの背景を押さえて、今回の知事選挙を見極めることが香川県民には求められているのではあるまいか。
さて話を三木町の町長選挙に戻そう。断末魔から死に体へ、死に体から断末魔にを繰り返す三木町にである。
なぜなら、今の香川県政の歪みは、三木町の現状を語らずして理解できないからだ。
本紙の連載「三木町は高松市と合併を」も19回目を迎えたので、真鍋知事・本多元出納長・石原町長・泉元出納長(三木町長選候補者)の動向から目を離せない。
さて、三木町の「集落排水下水道」と「公共下水道」であるが、完全に暗礁に乗り上げた汚職による自滅ということだ。真鍋知事が香川県の副知事にと執着した泉浩二氏の三木町長選立候補は、義兄の石原町長の下水道認可に関する疑惑隠しであると本紙はみた。香川県農村整備課の集落排水事業も、公共下水道課の新川放流・下水道事業も、真鍋知事と石原町長の癒着からの認可ということだ。
瀬戸内学院の迷走N
香川西高は四国学院大の附属で再生を
まず、7月18日付四国新聞から。
《三豊市と四国学院大(善通寺市、末吉高明学長)は16日、包括的連携・協力に関する協定を締結した。(後略)…》
いよいよ、四国学院大附属の香川西高校が誕生しそうである。期待したい。
さて、先月号の続きで瀬戸内学院の現状を知ろう。とにかく県職労仕込の老獪な清水理事長には油断は大敵だ。
(前号から続く)
高校3年生が進路を決める大事な時期に、この事実を日刊新聞は7月22日までは全くつかんでおらず、何の報道もされていない。地道な取材をしている四国タイムズだから分かったことであるが、清水理事長の就任以来、短期大学、専門学校の一つの学科が三豊市から消える結果となったことは看過できることではない。
清水理事長が昨年3月、副市長という立場で市民の税金をつぎ込み、自らの天下り先を作り、そのどさくさに紛れて学校法人瀬戸内学院の理事長に就任した。学生や学校のことを考える意思のある教職員はいらない。言うことをきく者ならば教職員などは誰でも良いというのが清水理事長の考えである。民事再生に到った事実を知る職員は辞めて行き、イエスマンしか残らない体制を確立しつつある。
本紙に瀬戸内総合学院の募集停止を知らせてくれた女性教師によると、瀬戸内総合学院の石川文雄学院長は5月末で体調不良を理由に辞任したという。しかし、本当の理由は香川西高校の教頭時代に学校法人に貸していた退職金を取り戻すことができたから、これ以上、職員のクビ斬りなどにはかかわりたくないからのようだ。
また、この女性教師は言う「清水理事長は専門学校を廃校し、高校を短大跡に持ってくる。そして近い将来、高校の跡地を三豊市に駐車場として買ってもらい、四国学院が立て替えた退職金、ゴルフ練習場や寮の改装費の総額9億円を生み出そうと考えているようです」
さすが元副市長、市会議員や市当局をあやつるのは朝飯前のようだ。しかし、学院長も逃げて、残された職員も黙ってはいない。歯科医師会に協力を求め、市議会に存続の陳情を始めたようである。一昨年、高瀬町の自治会長名簿を悪用し、香川西高校存続のための署名活動により苦しむ結果となるのは奇妙な因縁である。ただし、今回は前回とは逆に市当局に対し、清水理事長は「個人情報保護法の問題があるから、自治会長の名簿などは勝手に出すようなことをしたら大問題になるぞ」と脅かしているという。全く勝手な言い分ではないか。このような人物を理事長に据える四国学院も何か魂胆があるのではとつい疑ってしまう。
次号は、塚本・清水理事長の側近を務めた石川文雄学院長にスポットを当ててみる。