『へらこい県民性会議』
浜田恵造会長に香川県知事をやめてもらいましょう
小川和彦氏に県人事委員をやめてもらいましょう
水本勝規氏に県会議員をやめてもらいましょう
西川昭吾氏に県会議員をやめてもらいましょう
国滅ぶとも正義は行おべし 小泉元総理が政界復帰の狼煙
ライオン丸とサムライ!もうこれ以上いうことはない!
直ちに国をよくしてくれ!
都知事選が終わり、結局、小泉純一郎元首相が推していた細川護煕元首相は敗走ということとなった。
しかし、この期に一気に現政界に殴り込みをかけてきた、小泉氏は、厳然と残ることとなった。もはや、小泉無しでは今の政界は動かない、そんな雰囲気すら出てきた。
小泉氏は、マスコミ一切お断りの場所でこんな言葉を残してきた。本紙故にこの言葉を記すことができるのだ。
小泉氏が、政界に一気に復帰してきた背景には、本紙との密かな密かな関係があるからなのだ。そこのところは、のちに記すが、まずは、マスコミシャットアウトの場所で小泉氏が何を言ってきたのか、そのさわりを少し記しておこう。
せっかくの言葉である。本紙だけが独占する、というのも、もったいないし、本紙以外が記すべきことでもないのだ。
「私、政治の世界を引退して以降は、政界より経済界の方と話す機会が多いんですね。そこで、経済界の社長さんや会長さんの話を聞く機会があるんですが、大体原発の話になるんです。そして彼らはこう言うんです。『原発がないと経済成長ができない』と。
しかし私は違う。原発はゼロにすべきだと!」。
敢然と今の主流に立ち向かう小泉氏だからこそここまで言えるという典型的な言葉である。脱原発ではまったく生ぬるい、原発、ゼロ!
これは、実は陰で虎視眈々と進められている、本紙だけが知る、『香川・直島〜寺島高レベル核廃棄物処分場』の構想暴露とまったく同じレベルの観点である。ここから本紙と小泉氏との見えないところでの協調が見えてくる。それもこれも皆、小泉氏と本紙社主、川上道大との神秘の連繋≠ってこそのことなのだ。お互いを認め合い、尊敬し合う、そして新しく国の建設にお互いが担っていく、そのことを充分に知っているからこそのこのいわば、至言のキャッチボールなのだ。
さらに、小泉氏はこうも言っている。このことを知る数少ない本紙だから記せる由縁である。
「東日本大震災の後、NHKで放送された『10万年後の安全』というドキュメンタリー番組を観たんです。
放射性廃棄物の危険性を避けるには(深さ420mの)地中深くに10万年は保管しなければならないという核の最終処分の問題を描いた作品です。衝撃的でしたね。あれを観て自分なりに勉強して、やはり原発はゼロにすべきという結論にいたったんですよ。そのためには出来るだけ早く、政治が『原発ゼロ』の方針を提示しなければならない。
原発に投入してきたカネを今後は自然資源を活用する方向に向けていく。東日本大震災前はそのための契機だったんじゃないでしょうか」
〜中略〜
「記録は破られるためにある。最近は(ヤクルトのバレンティンにホームラン記録を抜かれた)王貞治さんも言ってましたね。でも政治の世界ではこの人の記録は破られないだろうという人がいます。
1890年の第一回帝国議会選挙で初当選。以後、明治・大正・昭和と計25回当選した。(当時としては稀なる長寿で)94歳で亡くなったが、いま永田町にある憲政記念館の入り口に尾崎行雄の石碑がある。そこに書かれているのが、
『人生の本舞台は常に将来に在り』
この意欲は凄い!
普通、90にもなったらあとはどうでもいいと思うでしょ?
でも彼は、90を超えてからも将来を見た。
つまり我々にはチャンスはいくらでもある、ということです。
日本は困難な時期にいるけれども、これは何かを変えるチャンスだ。
何とか日本を夢のある国にしなければならない。
その一つは、(原発に頼らない)循環型社会をつくることでしょう!どうか皆さんにも、努力していただければと思います。」
ここまで言われると、ある意味、後ろに引き下がれない。すなわち、正式に政界復帰の狼煙を小泉氏が大きく上げた、ということになる。
本紙はそのことを「いの一番」に知り、本紙に明確に記していくのだ。本紙しかできないことなのだ。
小泉氏と本紙は、従前にも記したが、新しい国造りでお互い肩を組んでやり抜くことを誓い合っているのである。
「サムライ、我が国に残る最後のサムライよ、立ち上がるのは今しかない!昨年の流行語じゃないが、そう、今でしょ!そのものなのだ!
いくつもの銃弾を浴びても、また、ある時は、憎しみの鉄パイプに身をさらされても立ち上がった、サムライよ!我が国のすべてを刷新、塗り替えよ!
国士無双サムライは自身が、国士無双であることを常に胸にして、新しくも土台のしっかりした国つくりに励んでください!
挙一明三、サムライはその優れた感性で、私、小泉の言うことを血とし肉としてくれ!」
サムライが、誰を指しているか、それはもう言わずもがな、であろう。本紙はこの重大な言葉を常に胸に、日々、切磋琢磨を惜しまない。
ライオン丸からサムライに!
我が国大変革の曙光が見えてきた。言葉を受け止め、気持ちを受け止め、本紙はライオン丸と共に、新しき国造りを始めて行く。
県警、暴力団の癒着コネクションを壊滅させる!香川の腐敗の根源が叩きつぶされるときが来た!
そして、その網は四国全体に広げられるのだ!!
「少なくとも今年上半期には、オペレーションの第一期を終了させます。これは一気に行います。香川県警の暴力団癒着グループを一掃させることとなるでしょう。この根はかなり深い。彼らは非常に長い間、癒着関係を続けていて、お互いに甘い汁を吸いながら、香川を腐敗させてきました。異論を唱えるものには、警察の権力と暴力団からの脅威で挟み撃ちにして、それを封じ込めてきました。これは民主国家として絶対にあってはならないことです。そのあってはならないことが香川では当たり前に行われてきました。そしてそれが定着してきていた。まずはそこから殲滅させます。特に地元暴力団(山口組)若林組は、完膚無きまでに壊滅させることになるでしょう」。
少なくとも川上社主に対するここで言われる連鎖事件は、この警察と暴力団という反社会的勢力との癒着関係が為したことだった。それはすでに本紙で曝かれている。
「四国タイムズの報道は実に当を得ていた。それに追随する形にはなりますが、少なくとも今度は今後このような事態にならないように根っこのところまで枯れ果てさせます」。
今年の上半期、それがついに実現するのである。
さらにこのオペレーションは、広い範疇をターゲットに加速しながら繰り広げられるという。
「香川を取り巻くところで四国全体にも網をかけていくこととなるでしょう。それは、例えば、香川の利権に深く食い込んでいる、徳島や愛媛の勢力も対象になる。キーマンとなる人物の特定もほとんど荷担なく進んでいます。元代議士の絡みで出てきた、Kという人物などは今後大いに報道の俎上に乗るでしょうが、その一人。その関係者は、実に十人以上に及びます。これまでの長年培われてきた、悪しき風習をここで一気に封じ込めるのです。相手が大物代議士であろうとその関係者であろうとそれは全く関係ありません。
但し、そのなかでこのオペレーション始動のキッカケを図らずも造ってくれた川上氏への配慮は抜かりなく行っていきます。肝心の先鋭的立場にある人物への配慮をおざなりにするほど、こちらも甘くはありませんよ(笑)」。
総合的組織が荷担している戦後初めての試みであるオペレーションの始動に胸を轟かせているのは、もはや本紙読者だけではなく、四国全体の市民に行き渡っていくことになるであろう。
我が直島、そして寺島を第二の豊島にさせるな。本紙は曝く!香川の行政トップが関わっている国家的犯罪を。
また一方では、水面下でこのような事件が沸き上がっている。もちろん、本紙ではこの事案をこれまで通り、地を這うような取材に基づいて事実を解明していくこととなろう。まずはその端緒を知って欲しい。
これはあるレポートの一部を抜粋したものである。
(直島の一部に当たる)寺島を巡っている水路と内海に付帯している漁業権が、買収されることとなった。買収先は、三菱マテリアル。
このところ直近で起きている直島及び寺島での一大変化は、いずれも三菱マテリアルによって惹起されている。
一体、この変化は、どのような事由において発生したものか?
それは、実に瞠目すべき事実内容なのであるが、それを明かす前に、この大きな変化とほぼ同時並行して起きた、奇々怪々なる、事件=Aについて詳報しなければならない。それは、畢竟、我が国の原子力政策の異常性、換言するならば、傲慢性を告発するために必要不可欠なる事象だからである。
このなかで記されている直島と寺島の案件は、かつて本紙が少々報じてきたことである。この風光明媚な島々を、三菱マテリアルという企業を前面に出して、実は、香川の行政から、警察力などが後押しして、なんと、「核の最終処分場」、として機能させようとしている驚くべき計画が進行しているのだ。この事案はこれまで本紙以外誰も報じてきていない。今後本紙はこのレポートと同様、すべてを明らかにする報道を続けていくことを約束する。
また、このレポートのなかにある、奇々怪々なる事件=Aというのも、本紙報道が端緒となったものである。バックナンバーを紐解いて欲しい。そこには、大阪は能勢町というところで発生したダイオキシンを、陸送で東京は品川駅際に運んで焼却してしまう、という驚天動地の計画について素っ破ぬかれている。これは本紙の紛れもないスクープ記事だった。この計画こそが、実は、我が直島、寺島を核の最終処理場にするための布石となっているのである。このスクープ記事を報じた以上、本紙はこれまで通り、このトンデモナイ事案について責任を持って報道をしていく。
これはまさしく香川県の行政の長である真鍋知事、それから、政府の中枢が企む一大事件なのである。これまで以上に異常事態が起きているのだ。
「オペレーションを必ず成功させよ!」その日、大号令が下った!
本紙川上社主が、五度目の襲撃を受けたまさしくその日、その報を受けた警察庁は直ちにある行動を起こしている。川上社主の情況を克明に、そしてリアルタイムに聞き受けながら、幾人かの隠密≠、香川に飛ばしている。隠密達は、あるものは陸路で向かい、またある者は、空路(ヘリ)で現地入りしている。
いずれも専用無線でいわれている。
『川上氏を守れ!そしてオペレーションを開始せよ!成功あるのみ!!』。
警察庁の最高幹部から直接、このような命が下った。いうまでもないことであるがこういう勅命は前代未聞のことである。
「平成九年からですよ、それから朧気ながらオペレーションの発令のプランが出来上がった。むろんそれは川上氏が、無軌道な銃撃を受けたときです。あの非道なる圧力は、我が国にあって絶対にあってはならないことだったのです。言論機関の主宰者をこともあろうに凶器でもって封じてしまおうとした、先進国家においては絶対にあってはならない、それだけ大きな事件だったのです。
しかし、全く不甲斐ないことに、あの事件は、香川県警、その他すべての司直がツブしてしまいました。事件をデタラメにして、その上、犯人を逃がすことまでするような、想像を超えたデタラメをしてしまったのです。だからあの事件は、正常な形で処理されずに、いまだに事実の解明もなにもなく、燻ったままなのです」。
こう語るのは当の警察庁幹部である。ここまで幹部は一息にいうと、ちょっと言葉を句切った。
「川上社主襲撃事件すべてを再捜査、再審する!!」
「私がいいたいのは、すでに実行段階に入っている、香川県に向けての史上初のオペレーション、つまりオリーブ・オペレーションのキッカケを改めて見つめ直す、ということが大事だ、ということです。このキッカケがあったからこそ、私達としても初めての試みを繰り出す意志を固めたのです。
しかし、そればかりではありません。このキッカケについての責任は、いうまでもなく警察をはじめとした司直にあります。それは動かし難い厳たる事実です。故に、このオペレーションのキッカケについて、現在、極秘である事案の検討が進められているのです。オペレーションの発動、ということではありません。それはすでに、ゴーサインが出されています。キッチリ、実行が進行しています。
つまり、今、われわれの間で極秘での検討を進めているのは、川上氏襲撃の第一事件、つまり銃撃事件のすべての洗い直し、時効云々を全く度返しした再捜査と再審を行うこと(!)に対してのものなのです…」。
これはまさしくこれまでの常識を覆すくらいインパクトある話である。
警察をはじめとした司直がメチャクチャにしてしまった事件の再捜査から再審請求までを、ここに来て改めておこなう!それも、16年余り前の事件を、なのである。
確かに再審などの行為はこれまでにもあるにはあった。再捜査についても同様である。しかしながら、今回の場合のように、司直の恣意的判断と身勝手な保身と利益追求のためにツブされた事件の再捜査並びに再審、というのは、これまでにもないことである。
「これをまずやらなければ、断片的にその都度起る事件だけに目を向けていては、なにも改善されません。そればかりではない。そんな断片的な捜査を繰り返していると、当の川上氏への危険はいつまで経っても消え入らない。これは、断言できます。事実、これだけ多くの重大事件の被害者になっているのです、川上氏は。
ひとつひとつの事件だけでも大きいものなのに、それが都合五度も重なっている。それでも川上氏は一歩たりとも怯まない。私達はこのオペレーションを行うに当たって、まず第一に川上氏の事実追及を徹底させた魂にいたく感じ入りました。まさしく魂というに相応しい精神性です。
その上で、改めて事件を紐解き、眺めてみると、実に大きな事件ばかりが川上氏を襲っている。これは先程もいいましたが、いずれも先進民主国家においては絶対にあってはならないことなんです。だからこそ、もう一度、すべての事件を遡及して、それなりの結論を出さなくてはいけないのです。これは私達警察の責任なのです。前代未聞のことであっても、また法律上できないようなことがあっても、それはすべて例外、として扱うこととします。
これはですね、正確にいうと、オリーブ・オペレーションの一環なのです」(同)。
そういうことだったのか。オリーブ・オペレーションというのは、もちろん、これからバッサリと香川の暗黒部分をえぐり出していく、ということもあるが、これまで川上社主が受けてきた理不尽なる襲撃の数々について、それを警察が行ったこととして改めて認識を持って、その上で再捜査並びに再審まで行う、ということでもあるというのだ。
こんな壮大なるオペレーションは、確かに過去どのような場合においてもなかったことである。
それはこと警察に関わることであるが、現役の警察官はさることながら、この一環として、警察OBについても、断罪することとなる。
「オリーブ・オペレーションを進行させているうちにその早くから県警OBの存在が浮かび上がってきていました。それは幾人かの協力者の口からも出されましたし、私達の捜査線上にも浮かび上がってきていたのです。
県警本部の機構はこの先、大幅に変えていきますが(※この事実だけでもものすごいインパクトを伴うものである)、それをOBまで延ばしていくことに今回の史上初のオペレーションの特徴があるのです。事実、このOBの存在は、香川県警と暴力団両方に大きな影響を与えています。元刑事部長などその名前はすでに捕捉、近いうちに彼らについても刑事法上の措置を採ることを予定しています(!)」。
本紙ではすでに獅子身中の虫然とした、このOB連中の名前などその身上などすべて捕捉している。それにしても、このOBに対する措置などを鑑みると、今回のオペレーションの宏壮さに目を瞠らざるを得ないのである。
「暴力団は、今年上半期までには解散という形となるはずですし、また、香川経済界においては、銀行への措置も実行に移されるでしょう。いずれの場合も、どことはいいませんが(笑)、しかし(四国)タイムズの賢明なる読者ならば皆、それらが何か判っておられるでしょう(再び大きな笑い)。
オリーブ・オペレーション、大発進です」。
今年上半期までの動きはまさしく大注目である。
川上社主を守れ!至上命題はこれだ!
「それと最も重要なのは、このオペレーション発動の最大のキーマン、川上氏については、どのようなことがあっても、私達が守ります。このことは活字で残しておかないといけません。最初からの至上命題ですからね」。
事実、いつも川上社主への保護網はキチンと出来上がっているという。それはまさしく透明なるバリヤ、というものであるらしい。その実態は取材でも知ることはできなかった。
それにもう一点、オペレーションに関わる人達の共通の意識は、四国・讃岐に川上あり=Aなのだという。
「これほどの襲撃と圧力を受けてそれでも自分自身の立ち位置を変えずに粛々と我が道を邁進する、これは並大抵の精神力では出来ないことです。不撓不屈の性根を以て以外、果たせないことだったでしょう。
これは私達にとっても絶対に忘れてはならないことで、加えて、私達も心して見習わなければならないことです。この川上氏の精神力があるからこそ、私達もオペレーションの発動、そして実行となるのです」。
とりわけ、二回の銃撃事件、そして、一回の凶器を以てしての襲撃事件、これだけのプレッシャーに全く怯むことなく突き進んでいく川上社主の意志の力、そして魂は、今や警察という巨大機構の中核にまで入り込んで、ひとつの柱を築きつつある、とこの首脳は談じるのだ。
確かにそうであろう。端から見ている分には余り意識できないかもしれないが、一度でも自分、或いは自分の家族に凶賊の銃口が向けられたとしたら、ほとんどの人は、自分の意志を萎縮させてしまうであろう。
こういう理不尽な行為でもって、オペレーションの対象者(警察用語で、マル対、という)ども(ここは敢えて、ども、という表記をさせていただく)は、香川(周辺の県も含む)を牛耳ってきたのである。これは確かに、先の警察庁首脳がいう、『民主主義の根底を揺るがすような悪辣なる所業』、『悪の枢軸』である。それほど重大なる問題なのである。
その所業に対して、ただ一人立ち向かったのが川上本紙社主で、この不屈の精神が警察をここまで引っ張り上げたといってなんら差し支えない。そこで、さきほどの、四国・讃岐に川上あり=Aということになったわけである。
「あの精神力はただただスゴイ、の一言です。まさしく堂に入ったもの。だからこそ、史上初めての一大オペレーション、オリーブ・オペレーションが計画され、発動されたのです」(同)。
こういうことがすでに水面下で行われているのである。
「いまだに悪の枢軸側は、策動の気配があります。だからといって、もう川上氏への襲撃などという事態にはなりません、いや、絶対に一指たりとも上げさせはしません。ただ、現状としては事件関係者はほとんどマークしていますが、暴力団、警察のなかには反動分子の存在もあります。行政面でもそれがいることは否定しません。そして彼らは従来通り、銀行(むろん香川銀行のことである)という金蔓を持っていますから、そこからマヌーバー的な(策謀集団の行動)動きも考えられます。だからその関与者を絶対的に特定してオペレーションの最終段階、つまり、総仕上げに移る予定です。
それは、少なくとも今年上半期ということになります。多少のずれがあっても盆前、といったところです」(同)。
もう言葉はいらない。実行あるのみである。オペレーションの完了の日、そして、まったく新しい、オピニオングループ!の誕生までにはそう待たされることもなさそうである。
香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その131)
組織・人選の要諦は適格審査眼
「継続は力なり」
確かによく言ったものだ。
この連載も131回目を数え、テーマの「捜査放棄と冤罪捜査」も漸入佳境のようだ。
東京地検特捜部に告発していた浜田知事らの告発状が、高松地検に告発し直すようにと送り返されたので、山内検事の指導通り真鍋前知事と浜田現知事の告発状は高松地検に再告発することにする。
検察内で回送すればすむことを、わざわざ告発人へ当て付けのように送り返すこと事態、小津博司検事総長の「受けない」という捜査放棄の実態を如実に証明しているようなものだ。
さて話を山口組にも移す。
人を束ねて機能させる組織からすれば、例としては極端に悪いが検察も山口組も同じではないかと、ふッ、と考えてしまうことがある。
誰が、その組織のトップに座るかだ。時の加納大阪地検検事正を福岡高検の検事長に就任させたり、冤罪捜査で三井環公安部長を逮捕させるような原田明夫検事総長もいれば、また、東京地裁から逮捕令状が発布された真鍋前知事や浜田現知事の事件を「受けない」と捜査放棄した小津博司検事総長も現実に検察のトップに座っているということだ。
一方の六代目山口組では、本紙川上を腐敗警察官と結託して拳銃や鉄パイプで何度も襲うような若林組篠原重則組長や、先代の寝首を欠くような倭和会飯田倫功会長を直参として組織に組み込み続けるようなトップが組織を束ねて座っているということだ。
本紙川上は、繰り返し警鐘を鳴らしたが未だ改善には至っていない。
国家社会の興隆に貢献が原点 若林組と倭和会は山口組の厄病神
今年に入った1月13日、暴力団組長専用車にする目的で自動車販売店から車をだまし取った詐欺容疑で、六代目山口組直参倭和会会長の飯田倫功容疑者(70)が、大阪府警捜査4課に逮捕された。
その3日後の16日、神戸市の路上で2007年、配下の組員らを指揮し、指定暴力団山口組系組長を刺殺したとして、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人)の罪に問われた六代目山口組山健組幹部井上国春被告(64)の控訴審判決で、大阪高裁は一審裁判員裁判の無罪判決を破棄し、懲役20年を言い渡した。
翌月の2月19日には、あいさつ料名目で建設業の男性から現金4千万円を脅し取ったとして恐喝罪に問われ、1審京都地裁で懲役6年の実刑判決を受けた六代目山口組ナンバー2の若頭で弘道会総裁の高山清司被告(66)の控訴審判決が大阪高裁で開かれた。森岡安広裁判長は1審判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。
どうであろう。オリーブ・オペレーションの網がグイグイと迫ってくるようではないか。
現状の山口組から察すれば、本紙川上は10年前の平成16年の夏明けに提訴した「五代目山口組渡辺組長外4名への使用者責任訴訟」を思い起こさざるを得ない。当時では山口組直参の盛力会盛力健児会長が岸本才三総本部長の依頼で、五代目渡辺組長の使用者責任訴訟の取り下げの交渉に来た時の会話の内容だ。
「若林組の篠原重則組長は、山口組の直参には相応しくない。腐敗警官と手を組んで、報道者の私を拳銃や鉄パイプで襲撃するような篠原組長を山口組の直参にしていたら、将来、必ず本家の首が絞まりますよ」
本紙川上は、神戸地裁でも山口組の代理人弁護士(数いる弁護士のなかでも特に原田紀敏弁護士)に繰り返し真相の解明と、若林組篠原組長がいかに直参には相応しくないかを訴えてきたはずだ。
平成17年夏には山口組も五代目の渡辺組長から代替わりして司忍六代目組長が誕生した。今考えると、この時が山口組の明暗を分ける分水嶺ではなかったのかと、つい想像してしまう。
山口組の都合で五代目から六代目に代替わりしたのであるから、当然に一旦取り下げしていた五代目の使用者責任を、平成17年11月3日に六代目司忍組長の使用者責任として神戸地裁に提訴し直したのである。同じ月の29日、司忍六代目は銃刀法違反の裁判で最高裁から懲役6年の実刑判決が言い渡された。翌年の2月、府中刑務所に収監。
本紙が許せないのは、ここである。五代目山口組の岸本才三総本部長とは、本紙川上には危害を加えないとの約束で渡辺組長の使用者責任訴訟を取り下げていたのではないのか。交渉した当時の盛力健児会長が、六代目の使用者責任訴訟についても五代目と同様の扱いをするから提訴しないようにとの話があれば、本紙川上も司忍六代目の提訴はしなかったはずだ。なにしろ、最高裁の判決で懲役が目前に迫っているような司忍六代目に、あえて追い打ちをかけるような本紙川上ではない。
平成18年3月7日夜、六代目山口組二代目若林組の篠原組長秘書で、組長の長男一雄の養父でもあった森裕之が、本紙川上の殺害を目的に拳銃を三発発射した。それも、腐敗警官と組んでだ。任侠道で男を磨く司忍組長においては、冷静に、じっくりと考えてもらいたい。許されますか。
さて、山口組の厄病神の話。倭和会の飯田倫功会長と四国時報の木下俊明編集長が組んで、当時の盛力会の乗っ取りを企てたことを司忍六代目は御存じでしょうか。
心に響く理解者からのメッセージ
宗像紀夫・元高松高検検事長の「私の視点」
先(2)月17日、上京していた本紙川上に朝日新聞の切り抜きが渡された。パートナーのライターSさんからだ。
「私の視点」
暴力団融資問題反社会的勢力の判定統一を
《昨年明るみに出たみずほ銀行とオリコによる暴力団など「反社会的勢力(反社)」への提携ローン融資に関して、みずほは業務停止など2度の行政処分を受け、頭取らが辞任。オリコも経済産業省の行政処分を受け、…。
(中略)私は昨年末、オリコが設置した検証委員会の委員長として中立的な立場から社内調査結果を検証した。
その過程で、反社会的勢力とは何か、その判定は誰がどのような方法で行うべきか、といった問題が浮き彫りになった。》
高松高検検事長だった宗像紀夫さんだ。「弁護士、元東京地検特捜部長」と写真入りで出ているではないか。
なんとも懐かしい、ありがたい記事だ。
というのは本紙川上が発行する四国タイムズでは、香川県知事や香川銀行、香川県警の不正やら不祥事を追及し、それに暴力団若林組からは拳銃や鉄パイプで何度も襲撃されたので一般社会から胡散臭い危険な人物というイメージが焼き付いていたからだ。
ここで、平成25年11月号の本紙を見て欲しい。
《本紙川上は、先(10)月16日の昼食を第一ホテルアネックスで済ませ、すぐ横の「みずほ銀行本店」に入った。
みずほ銀行本店の取引に関する審査基準を確認し、みずほ銀行高松支店が四国タイムズの普通口座開設を拒否した真意を測るためである。
そりゃそうでしょう。新聞やテレビで連日、みずほ銀行の暴力団への不正融資が報道されるのだから。(中略)
私は暴力団ではありませんし、むしろ、暴力団への不正融資をした香川銀行などを追及する側の新聞です。…}
柴田主任相談員は、こう言うのだ。
「審査基準は教えられません。口座開設の拒否は、審査の結果で総合的な判断です」。》
今こそ国の「在るべき姿」を取り戻そう
最高裁長官と検事総長の退官で司法改革を
《最高裁は26日、竹崎博允長官(69)が今年7月の70歳での定年退官を待たずに、任期途中の3月31日で辞任すると明らかにした。「健康上の理由から」としている。竹崎氏は裁判員制度が2009年5月に施行される前の08年11月、第17代長官に就任。
(中略)最高裁長官は従来、現職の最高裁判事から選ばれてきたが、竹崎氏は島田仁郎(にろう)前長官の後任として、東京高裁長官から08年11月、現役の14人の判事を飛び越す異例の人事で就任した。》
これは、先(2)月26日付朝日新聞からの抜粋で、まだ長官の後任は明らかになっていないという。
司法のトップである最高裁長官は「内閣の指名に基づき天皇が任命する」と憲法で定められているので、安倍内閣が後任に誰を指名するかが注目される。
なるほど、竹崎長官は従来の人事ではない14人を飛び越えて最高裁の長官になったのか。それでは異例で長官になり、異例の任期途中で退官ということではないか。
裁判員制度導入にあたって強いリーダーシップを発揮し、14段跳びを実現して最高裁長官に登り詰めたとなれば、検察の協力、弁護士会の協力も並々ならぬ努力をしながら裁判員制度を導入したということである。ここに、貸し借りという落とし穴がある。
裁判員制度導入を実現させるのに、香川県弁護士会の協力を仰ぐ過程で香川県弁護士会の渡辺光夫弁護士との癒着に似た関係が深まったのではないかと本紙川上は推測せざるを得ない。
内閣の承認で天皇が任命 異例の人事から司法改革を
裁判員制度を成功させるのには、検察と弁護士会の協力が絶対不可欠である。渡辺光夫弁護士は、ここに目を付けたのだろう。裁判所と検察と弁護士会との三位一体の関係を人質にとって、渡辺光夫弁護士の思い(狙い)を遂げるという手口(禁じ手)だ。
本紙川上は何度もこの手口で泣かされ苦境に立たされた。山口組組長への使用者責任訴訟では、本紙川上の代理人であった生田暉雄弁護士が香川県弁護士会の懲戒委員による業務停止にも大きく裏で関わっていたことも分かっている。この一連の余波で、本紙川上も危うく命を落とす危機に立たされたことだけは間違いない。腐敗警察官にも根回しして、冤罪捜査や捜査放棄などにも関わっていたとなれば看過できないではないか。
渡辺光夫弁護士が、なぜここまで裁判所や検察や警察を恣意的に動かせる(影響力)のか。ここに注目しなければならない。
なにしろ竹崎博充長官の実兄である竹崎克彦氏(元百十四銀行頭取)は香川県選挙管理委員長で、渡辺光夫弁護士が香川県の常任選挙管理委員なのだから勘違いして傲慢になっても何が悪いのか、というのが渡辺光夫弁護士の考え方であろう。
権力は魔物(特別な存在)とは、よく言ったものだ。
さて、少々横道にそれたが本題の「捜査放棄」と「冤罪捜査」に話を戻そう。
司法のトップである最高裁長官は「内閣の指名に基づき天皇が任命する」と憲法で定められている。検事総長のポストも同じく、「内閣の指名に基づき天皇が任命する」のである。
ここで、平成14年6月号の本紙を引用する。
《平成十三年十一月三十日、川上・本紙社長は憤然として、検察官適格審査会(法務省内)に対し、原田検事総長の罷免請求書を突きつけた。
【検察官適格審査会殿請求人(株)四国タイムズ社代表川上道大
罷免請求の理由
検察官はすべての犯罪について捜査することができ不偏不党の立場で身内の犯罪においても真実を追究する権限と責務を国民から負託されている。今まで検察はこの使命を充分果たしてきた。検察の信用を失墜する場合でも黒は黒として白は白として真実追求の責務がある。
これに違背する場合には検事総長といえども検察官として資質はなく罷免されることとなろう。法務当局は加納大阪地検検事正を検事長への上申を内閣にしたが同人に対する虚偽公文書作成、同行使、詐偽罪(裏金づくり)による刑事告発が原因で内閣から再考をうながされて予定の内示日にも内示ができず苦慮した。十月二十日には都内麹町の後藤田正晴事務所を原田検事総長、松尾事務次官、古田刑事局長の検察首脳三名が訪ね、後藤田氏に加納の検事長人事の承認が得られないと検察が崩壊しかねないなどと泣きを入れ、後藤田氏は、小泉総理に連絡し、翌二十一日、同事務所において、小泉総理と原田検事総長との話し合いの結果、加納氏の検事長人事が事実上承認され十一月一日福岡高検検事長への内示がなされ、十一月十三日内閣で正式承認、十五日辞令、そして午後には天皇の認証ということになった。原田検事総長は裏金づくりは検察内部では公知の事実であるのに加納氏の検事長承認のためにはこれを白とする他はなく、捜査を担当する大阪高検、高松高検へ指示して「不起訴・嫌疑なし」との裁定をさせた。
加納氏の裏金づくりが公表されれば検察首脳の過去の裏金づくりが発覚する恐れがあるため、捜査指揮権を乱用してまで白としたものである。
多数の虚偽調書や報告書が作成されているであろう。原田検事総長のこの行動は明らかに検察官としての資質はなく罷免されなければならない。
原田検事総長が後藤田氏を介して小泉総理に加納氏の人事に関して申し入れをすること事態、検察の自殺行為であり、今後政界汚職の摘発は困難となろう。さらに捜査指揮権を乱用して黒を白としたものでこれ以上の論を待たない。
以上の次第で原田検事総長は検察官として資質はなく検察庁法第二十三条一項の「…その他の事由に因りその職務を執るに適しないとき」に該当し検察官適格審査会の議決及び法務大臣の勧告を経て罷免されることを請求する。
ただちに検察官適格審査会は職権にて調査されたい。】
罷免請求書を受け取ったのは黒沢・人事係長と荒井氏で、川上社長は中央省庁における最後の聖域は、外務省ではなく法務省の検察である、すみやかに「検察の原点、在るべき姿」を取り戻してほしいと訴えた。しかし、平成十四年三月十三日審査会から、議決には付せられないという回答があった。》
どうであろう。三井環氏が逮捕された平成14年4月22日よりも4カ月前に、本紙川上が原田明夫検事総長を罷免請求していたのだ。その原田明夫氏が現在、検察官適格審査会委員11名の内の一人とは以ての外(再び罷免)だ。
ならば、昨年12月17日の香川県議会閉会日、東京地裁から逮捕令状が発布されていた真鍋武紀前知事と浜田恵造知事の汚職事件を、小津博司検事総長が「受けない」と捜査放棄した事実は極めて検察官として相応しくないと言わざるを得ない。
よって、本紙川上は「検察官適格審査会」に小津博司検事総長の罷免を請求する。
香川西高校の改革は不十分
大浦校長息子の不倫と花田教諭の警察沙汰
香川西高校の状況が、また穏やかではない。昨夏の野球部監督の退職、来年度からの生徒減という厳しい状況に対し、全職員が結束して学校を守らねばならないはずだが、職員はもはやバラバラのようだ。職員間の結束が乏しいことは大晦日のサッカーの応援の様子から明らかだった。8年連続の全国大会出場で、地元を中心に寄付を受けていながら、生徒も職員も応援の参加者は少なく、ブラスバンドは他校からの協力だ。
そしてまたもや異常な状況が伝わってきた。
(1)【履修不正に対して県が指導】北井前校長時代から続いていた履修不正体質に対し、県は学則の欠席3分の1以内を遵守するよう指導。
(2)【警察の不逮捕・事件の隠蔽】昨年12月13日夜、酒に酔った花田教諭が裸で学校周辺路上において腕立て伏せや、寮のガラス戸を壊して大騒ぎ、大勢の生徒(寮生)の目前で警察に連行された。
(3)【大浦校長の息子が職場不倫】サッカー部員の裸強要・ケツ穴ドライバー突っ込み事件を引き起こした大浦翔体育科職員(大浦サッカー部監督・校長の息子)と、既婚者のS商業・情報科女性講師が不倫関係となり、S講師は離婚に至った。
(1)は、これまでの本紙の追及にようやく県が重い腰を上げた格好だ。しかし、この履修不正は県が目溢ししてきたような節があり、指導したというだけで済ませるのは大間違いだ。これまで追及してきたように、常識外れの課題や課外などの抜け道で不正単位認定を許すような体質があった以上、同じ抜け道が許されぬよう監視すべきだし、再発防止のためにもここは文科省に報告し、実態調査が必要ではないか。
そして(1)(2)(3)とも職員のモラルの欠如の体質を露呈している。職員に自浄能力があれば指導を受ける=信用失墜以前に自ら歯止めをかけるはずだが、その様子もない。こうした状況が続くことは教育を担う場として相応しくないことは明白だ。5年前の民事再生法適用で再建に入った際、出すべき膿を出し切らず、収入優先で今日までいい加減なことを続けてきたツケではないか。
もう年度末である。県の指導に従って学則が遵守されるなら、卒業や進級ができない者が大勢出ても不思議ではないし、信用失墜行為に関わった職員は年度末をもって「けじめ」をつけてもらうのが当然だ。どのような対応がとられるのか今後の推移を大いに注目しようではないか。