被爆国の日本だからこそ
『原発ゼロ』
原発利権を貧るは
『亡国への道』
『へらこい県民性会議』
浜田恵造会長に香川県知事をやめてもらいましょう
宮本欣貞氏に県会議員をやめてもらいましょう
水本勝規氏に県会議員をやめてもらいましょう
西川昭吾氏に県会議員をやめてもらいましょう
国滅ぶとも正義は行おべし 日本の針路はライオンの咆哮から
検事総長、元総理、スーパーゼネコン鹿島、そして前、現首長に告ぐ!
「直ちにすべての舞台から退場し、潔く腹を切れ!」
本紙はあえて宣告する。
「国の背骨を曲げてでも、醜く生き残りに執心するような真似はするな。恥を知れ!」
本紙は言い続ける!
ライオンの咆吼が聞こえる。
「このままでいようとしても無駄だ。サムライが一刀両断で裁く、バッサリと。裁かれる前に、自ら身の処し方を考えなさい」
すべてはここに決したようである。
本紙が発刊され、読者のもとに届く頃にはすべては決しているであろう。
2014天下分け目の夏の陣
日本の歴史を変えるかもしれないこの戦(いくさ)は、本紙をお届けする頃には決しているに違いない。
去る7月18日、実は、この日に、戦の火ぶたは切られている。
場所は、法務省内司法クラブ。その日、新旧の検事総長が、記者会見に臨んでいる。旧の方はいうまでもなく、小津博司氏。
今までに三度にわたって、検事総長自ら讃岐の首長二人に対する検挙の矛先を曲げてしまった。本紙が再三再四、指摘するものの、この人物は、検察の権威を曲げてでも、元総理大臣をバックにつけ、その人をはじめとして、日本の背骨を曲げた一団をすべて護ろうとした。
「サムライがいなかったら、もはやこの国は間違いなく滅んでいた。最後の最後の土俵際で、崖っぷちで、この国の転落を救ったのは、サムライだ!サムライこそ、身体を張って、この国の最後のところで護ってくれた。ありがとう!サムライよ」。
こう熱く語るのは、ライオンである。
「もはや、敵は見えている。国の金庫である特別会計を貪って、我が私欲のためだけに国の良心を曲げてしまった元総理!そして、その人物と組んで同じように国を曲げてしまった今となっては前検事総長。
彼ら総大将の走狗となって国民をいじめてきたあのゼネコン、そして首長ども、今こそ身の施し方を示せ!もう逃げることは赦さない、サムライの刃がいつでも唸るぞ!」。
ライオンは続けざまに雄叫びを上げる。
遠い過去、造船疑獄という未曾有の汚職事件が起きている。その事件では、時の総理を始め、多くの主要官僚が造船各社に浸食され、検挙寸前のところまでいった。
並み居る大面政治家の末席に最年少の大臣がいた。その男ももちろん、検挙の標的となっていた。
ところが、である!
時の法務大臣犬養は、法務省内のある末端にある役人より、耳打ちされた。
『指揮権を発動すればいいのです…』。
このささやきは、省内の一吏員とされ、それが伝説として定着しているが、実は、検察官だった、との真説がある。
まさしく獅子身中の虫!
そこにあったわけだが、このささやきが後にも先にも使われることがない、指揮権発動となった。
灰色、いや、きっと真っ黒だったに違いない総理はじめ疑惑の閣僚たちは、たちまち日の当たる場所に戻っていった。
『これが、政治か、そして、司法か…』。閣僚の末席にいた男はひとり感動していた。それは、自分が検挙の手から逃れたわけではない。
『この魔法があれば、いつだってなんだってやれる』、このことに気づいてひとり感動していたのだ。
そして半世紀が過ぎた。
かつては末席にいた閣僚は、すでに政界にはその籍はない。が、しかし、我が国を動かす最高権威者として君臨している。
その男が意のままに操れる、かつて指揮権を発動させた立場に、今、いる男がいる。その男こそ、いまや旧となった、検事総長なのだ。
このコンビがまさに、『何でもやった』。それも三度にわたって!禁じ手どころか、絶対に悪用してはいけない手段を、2013年暮れから、この半年で3回も使ったのだ!
そのたびに首がつながった、前、そして現讃岐の首長!
彼らは、その都度、本紙に向かってさげすみの視線と我が身が助かった凱歌を上げてきた。
「冗談じゃない!今は、昭和の占領下の時代じゃないんだ!サムライよ、立ち上がれ!私がここに認めよう!国賊は討て!遠慮なく斬首せよ!」。
ライオンの咆吼が最高潮になった!
「そして遠慮なく、(四国)タイムズで告発せよ!タイムズで糾弾せよ!おして、サムライの剣の裁きを発揮せよ!」。
そして、本紙は、亡国の検事総長を毎号に渡って糾弾、追及、そして、告発してきた。その結果、その男、我が国司法のピークにあるはずのその男は、あえなく心神耗弱に陥り、検事総長室の部屋にパーテションを置き、引きこもってしまった。
「総長としての業務は遂行することなどできません。なにもできないまま、一時は任期半ばで、辞める≠ニまで言い出す始末でした」(検察庁関係者)。
それでも何とか登庁させていたが、本紙7月号が出た直後、その身を新宿にある、悪徳政治家御用達などといわれるSクリニックに隠し込んでしまった。
「解離性障害、あるいは、パニック症候群となってしまったのです。こんなことは前代未聞のことです。しかし、それほど、タイムズの内容が堪えたのですね。
それでも、今辞めてしまえば、バックにいる元総理やあるいは、スーパーゼネコン、そして、総長の前にいて、総長自ら護ろうとした讃岐の前、現首長がいっぺんに葬られてしまう、それが怖くて、あるいは、自分の立場を守ろうとする彼らに引きずられるように後ろから羽交い締めまでされて総長の座に座り続けたのです。
もはや張り子の虎以下の状態でした」。
その旧総長は、驚いたことに、去る7月18日の記者会見においても、二人の屈強な男によって下から支えてもらうようにして臨んでいる。
しかし、そのような前代未聞の無様な状態に対しては、箝口令が敷かれている。
「この旧総長はもうひとつの大罪み深いことをしております。それはタイムズの衝撃でSクリニックに緊急入院する前のことです。この総長最後の蛮行があったのです!もうこれは国民が赦すはずはない。しかも、これは、かつて下関春帆楼を提供した現総理、安倍氏の指示でもあったのです。元総理は指揮権の発動を促し、そして、現総理は、同じ総長を使って、とんでもないねじ曲げを断行しました。
これはもう、国民を壟断したことにほかならない。同時に国民全体を敵に回しました」。
その蛮行とはなにか。
去る7月1日に閣議で勝手に決められた正規のデタラメ、憲法のねじ曲げ、そう、集団的自衛権の閣議決定の件である。
そのとき、最後まで抵抗していたのは、公明党だったが、その公明党に総長は次のような恫喝をしたのだ。
「今の総理に刃向かうとすれば、あなたたちを、政教一致の憲法違反で問うことになるが、それでも、反対を唱えるのか!」。
とんでもない恫喝が飛び出していたのだ。
結果は、国民が皆、知っている。そう、公明党はあえなく折れ、希代の憲法ねじ曲げはここに成立してしまった。
本紙は公明党とはなんの関係もない。一切の関係もないが、この事態はそのこととはまったく関係なくここに明らかにしなければならない。どのような党にしても、事実上の与党なのである。その与党に、総理の命令として総長がこのような恫喝をして、それがまかり通ってしまったのだ。
それが我が国の司法のトップ、検事総長の座にいたのである。
しかし奢れる平家は久しからずのたとえ通り、そのデタラメ検事総長は、数日後、本紙発刊と共にあえなく入院となってしまった。
この記者会見には、もう一人の人物が臨んでいた。
新検事総長である、大野恒太カ氏である。
新総長はすでにそこに臨む前に大仕事をこなしていたが、そのことについては、絶対的な密封が施されているのでここに語ることはしない。
「それは一部の者しか知らないことです。なんでも、ある地域の件で深刻な明示をしたと伝えられています」(※川上さんはご存じですね、高松から新検事長を呼んで、Kに引導を渡すことを指示したことです!まあ、確かにこの件はいますぐに表沙汰にはできないですよね、Kが辞表を出すまで)
そして、この大野氏は、ここに、すばらしいことを高らかに宣言している。
それはまさしく本紙に対するエールそのものでもあった。その証拠に、大野氏は、その重大なる宣言をしたあとに、重々しく、『サムライよ、聞こえたか!』と述べているのだ。
おう!、それに応えるサムライこと川上本紙社主!
大野氏が唱えた大宣言を改めてここに記しておこう。
「検察の大改革を阻もうとする人間がいまだに関係者が内部にいる。古い成功談をいまだに後生大事にして語る人たちがそれだ。そういう人間を排除していかなくては真の改革は得られない!」。
こういった大野氏は、その視線を旧総長に浴びせる。
さらには、ここでいう大野氏は、遠い昔に起きた、そう、造船疑獄に連座した少壮大臣やあるいは、あの指揮権の条文を見つけた獅子身中の虫の検事、あるいは、今において三度も同じような指揮権を発動して恥じない現総理、を同じように排除すべき人間と断言したのだ!
その指揮権で守られた前、現首長はもはや俎の上の鯉、といっていいであろう。
最後は、正義が勝つ。この自然な成り行きが改めて、ここに実証されたのだ。
我がタイムズは最後までやり抜く!
ライオンや新総長からの激励にそのまま応える!
正義の御旗のもとに!
そして、新知事を迎え、新しい讃岐を創るのだ!
オペレーション今昔物語
ついに警察庁が動き出した!地元暴力団の壊滅頂上作戦の布石は完了
すべては、本紙報道から始まった!
ここに来て、中央からの攻勢が目に見えて加速されてきた。すべては、本紙報道が発端となって、それがここに来てすべて集結されて、その結果、中央からの大きな攻勢となって表われた、という状況である。その一連の経緯は、これまで本紙で時々刻々と記してきた通りである。
そして今、その総括が行われる時期が来たのだ。
銀行の場合
この銀行というのが、香川銀行のことを指すことに説明の要はないであろう。本紙紙上において香川銀行は常にネガティブな意味で主役を張り続けてきた金融機関である。本紙川上社主への襲撃事件の元となったのが、同行に対する不正融資、インサイダー疑惑、同族間での馴れ合い経営を批判したことにあったことは、今や誰もが知っていることである。その後も、同行は、いくたびも不正な行為を繰り返した。
「そして、香川銀行は、二度目の業務改善命令を喰らい、それで健全化したかと思いきや、その状況はさらに悪化の一途をたどるという誠に稀有な道を歩んでいるようです。このような経緯を見せた銀行は、戦後初めてです。如何なるケースを見ても、これだけの不祥事にまみれた銀行は戦後見出されない。私たちは、このたびの同行の不正に関して、二度目の業務改善命令の措置を施した後、という異例の事態を踏まえて、近いうちに大きな厳罰を加えることを判断しました」。
こう語るのは、金融庁の監督局幹部。金融庁は今や検察からの出向者を大幅に増やし、好ましくない金融機関に関しては容赦のない刑事訴追を行う組織となっている。それだけ、銀行という組織が乱れてきてしまっていることの裏返しであるが、この証言を精査してみると如何に香川銀行が常軌を逸した行動を繰り返しているかが判る。
「緊張の意気込みは確かに壮絶の一言です。それは私たちにも充分に伝わってきています。なぜなら、緊張はこのたびの香川銀行に対する厳罰処分プランにおいて、私たちに大いに協力してもらいたい、という極秘の要請があったからです。通常、このような要請はまずあり得ない。しかし、私たちが目下もっともと力を入れている、オリーブ・オペレーションに非常な関心を抱いて、そのうえで極秘の要請をしてきているのです」。
こう語るのは、本紙ではお馴染みの警察庁の最高幹部である。念のために記しておくが、オリーブ・オペレーションの主導的立場にこの最高幹部がいるのだ。いわばオペレーションの総監督兼主将兼プレーヤーといったところなのである。
その最高幹部曰く、金融庁がオペレーションを手掛ける警察庁に極秘に協力を要請したというのだ。
間違いのない金融庁の判断
「こういう事態は前代未聞のことですが、私たちから見れば、金融庁は間違いのない判断をしている、と思っています。それは当然です。香川銀行といういわば半ば公的な金融機関の監督を司っている金融庁としてはなぜ、同行がこのような不祥事にまみれるようになったのか、そしてこの状態は今後も続くのか、という観点から監督するとすれば私たちの持っているこれまでの蓄積なしには処分も何も出来ないからです。
特に金融庁は、四国タイムズ社主、川上氏のこれまでの奇跡にもっとも関心を持っている。それも当然です。川上氏がこれまで一人で、香川銀行という大きな組織と闘ってきたのですから。そのうえで川上氏が抉り出した同行の不祥事は、それこそ大変な数に上るわけです。本来、金融庁がやらなければいけない監督、検査を川上氏が一人でやってきていた。
そのうえ銀行からは、その活躍に反抗するように、あるいは阻止するように川上氏の行動を阻止しようとしたばかりか命まで脅かすような事態に発展させた。それでも川上氏の努力と弛まぬ闘争が、結局、同行を二度の業務改善命令にまで追いやり、今度は戦後初めての大きな厳罰処分のプランにまで実行されようとしている。これ、すべて川上氏あってこそのことなんです。
そのことに、金融庁が気付き、さらにそれより遙か以前にそのことに気付き、まあ十歩ほど先を行っていた私たちに協力の要請を求めてきた、というわけです」。
これこそ、まさしく一大オペレーションの舞台裏!こういう舞台裏が縷々表に出てくるようになると、すぐ次にはそれが行動となって表われてくる、というのはこの世の常である。
「時期の問題はそう大きなことではない。要は問題の核心を見抜いて、今後、それをどのように行動に移すか、ということでしょう。そういう基本的事項は、ここで改めていうまでもなく検察出身者が多い金融庁に対しては釈迦に説法、といったところですね」。
そう言いながらこの最高幹部は苦笑していたが、それはいわば武士の心得の一つであろう。川上社主を侍と任じている彼等は、やはり、同調を表明した金融庁にも同様に武士の魂を求めているのである。それでこそ、胸襟を開いた協力体制が出来る、ということであろう。
これで、香川銀行に対する方向性は決定せられた、といって差し支えないであろう。
警察と暴力団の場合
先の香川銀行と同じようにここでいわれる警察というのもまた暴力団というのも、それぞれ、固有の存在である。それが香川県警でありまた山口組系若林組であることは、読者の方々には周知のことであろう。
「山口組本家の幹部は、いずれもそれなりの思慮を持っています。もはや、面子だけを表に出して、それだけが暴力団の意識という人は一人もいません。それだけ、身辺上の変化や時代の潮流というものを読むことが出来る人が多い、ということですな。
そういう中で、川上氏の行動に対して一種の敬意と相互の切磋琢磨を果たしていく、という思いをいずれの幹部も持っているようです。
私もこの世界を長年見てきましたが、このような良い意味での緊張関係というのは、初めてです」。
こう語るのは、先の警察庁最高幹部とはほぼ同期という同庁の別の幹部である。この別の幹部氏は、同庁における刑事局は長く、そのなかでも、旧捜査四課、つまり暴力団に対する捜査課に長く籍を置いているという。その人物が感慨深げに、川上社主と山口組本家との現状を語るのである。
良好なる緊張関係が張りめぐらされている!
「暴力団のそれもいわばサミットにある人達が、敢て苦言を呈する人物に対して敬意を表する、という事態はこれまで私も見たことがありません。
しかしそれは裏返して見ると、それだけ川上氏が提言していること、それにこれまで地元暴力団若林組に対する姿勢、そして係争案件などみんなひっくるめたうえで判断されたことで、それを敬意、という形で返す暴力団幹部もまたある意味すごいことだといわざるを得ません。私が良い意味での緊張関係、といったのは、まさしくこのことなのです」。
この別の警察庁幹部はもちろん今度のオペレーションにも参画している。自分の得意分野において大いに意見をぶつけているのだそうだ。つまりは暴力団に対する分野ということである。それだけに説得力を持っている。
「そう、この緊張関係はお互い敬意を持ちながらそしてほどよい距離を保ちながら、それぞれ自分の道を歩んでいこう、ということの表明です。そしてその核の部分には川上氏がこれまで孤軍奮闘してきて、何度も命を脅かされた、それでも尚かつその奮闘は続けられたその相手、若林組にあることはいうまでもありません。『よくぞ、一人でこれまで頑張ってきた!天晴れや!』、ある本家幹部はこう叫んでいたそうです。そういうところから生まれた、良好なる緊張関係。
だからこそ、これから先、川上氏に対して本家は指一本どころか、絶対に手を出すようなことはしないでしょう。逆にそのような跳ねるような行為をした者は、たちどころに処分されるはずです。これが敬意を表することの極意。
そして、懸案の若林組。これはもう本家からもある意味、放擲されている。これは川上氏へのこれまでの理不尽な行為の反動で、いわば因果応報ということです。そして、その放擲組を支援したばかりか、一時はスクラム組んで甘い汁を貪った香川県警の腐敗組は、この際オペレーションにおいて一掃されるでしょう。
長い長い星霜を経てきましたが、それも川上氏の弛まぬ精神力でついにここまで来た、ということでしょう。そういう意味では暴力団も、川上武士道に敬意を払い、そして自分たちが持っている武士道を貫いた、本当に今の時代、見かけない本物同志の切磋琢磨が見られた、ということです」。
なるほど、これは納得度の高い解説である。そして、この証言はいみじくも、若林組の行着くところと、本家の在り方を肯綮に言い当てているのだ。非常に重要な証言である。
一本の真剣だけを携えてここまで来た!
警察庁の最高幹部が総じていう。
「これまで何度も言ってきましたが、オペレーションはすでに始まっている。その佳境はもうすぐそこです。それはいずれも川上氏に起きた事件が端緒となっている。確かに中核にあるのは銀行や暴力団、警察であるかもしれないが、川上氏を取り巻いていた包囲網はそればかりではない。法曹界から行政にまで及んでいる。地域性だって、香川だけではありません。愛媛や徳島などはその典型です。それだけを相手に一本の神剣で立ち向かった認識が今に至っているのです。このことはいずれもいつも頭に刻んでおかなければなりません」。
香川の汚職体質の根絶を
宮本議長と小竹興業の怪しい仲
長年に亘って本紙が追及してきた、前・現両知事のXデーが近い。
真鍋武紀前知事の疑惑を追っている最中、県立中央病院の建築に絡んで情報が集まってきたのが現在の県会議長である宮本欣貞県議である。先に破綻した土木会社「宮本建設」のオーナーでもあった宮本県議にまつわる、県職員からの情報漏えい疑惑の県立中央病院の官製談合事件である。
いわゆる、「前田建設工業・小竹興業・香西工務店」の企業体が落札した工事。
現在も、この企業体は追加工事を巡って増額せよと県と裁判沙汰になっているので宮本議長は板挟みになって苦しい立場ではなかろうか。
さて、宮本議長の新たな疑惑について記していこう。疑惑の手口はワンパターンだ。
相棒の小竹興業社長の役割は、宮本建設で談合経験の豊富な宮本議長に現金を手渡すのが役回り。要は、宮本議長が小竹興業に仕事を受注させて、小竹興業社長から現金を受け取るという構図。
ここを押さえて、現在進行形の汚職疑惑について説明をしよう。
工事名は「ひぐらし荘」の増改築工事。入札日は平成26年4月17日。落札金額は、16億2千万円。落札業者名は、谷口建設興業と小竹興業の企業体。もちろん宮本議長が関与して出資比率も50対50である。なにしろ小竹興業からしか現金授受はしないのが宮本議長の資金捻出哲学なのだからその点、歳費の差し押さえ逃れの手口も哲学なのかな。
香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その136)
中曽根元首相の指揮権発動の悪用は亡国への道
捜査放棄と冤罪捜査の本紙連載も136回を迎えた。11年余り続けてきたことになる。「継続は力なり」
ネバーギブアップ、本紙川上に与えられた天命という役割を、今後も、まっとうしようではないか。
まず、先(7)月21日付朝日新聞の、検事総長に就任した大野恒太郎さん「ひと」。
《(前略)大阪地検の証拠改ざん事件などを機に、検察は厳しい目を向けられている。自分を育ててくれた特捜部がとりわけ、逆風の中にある。おごりはなかったか。批判には正面から向き合う覚悟だ。
「なのに、昔の成功体験から、いまだに変化を嫌う幹部がいる。現状を乗り切ることだけを考えていては、検察の未来はない」》
本紙が11年余りも連載を続けてこられたのは、宗像紀夫内閣官房参与(元高松高検検事長)の「検察の改革は不十分」と、この大野検事総長の「批判には正面から向き合う覚悟」が結びついたからだ。
検察改革を断行する「検察の在るべき姿」を待ち望んでいたからなのである。
風見鶏の指揮権発動を洗え 特別会計で資金捻出は特別背任
さて、日本の背骨である検察改革を断行するには、政界と世論すなわち国民に、日本の背骨が歪んだ背景を正しく理解してもらう必要がある。
それには、国会答弁の場で議論する上での事実関係をこの際、明らかにする作業(捜査)が必要だということだ。
それには、本紙既報の「指揮権発動を政治の道具として利用するな」、いや「悪用するな!」だ。
このあたりを国民が理解していなければ、大野恒太郎検事総長が検察の改革に取り組んでも、またぞろ政界からの歪な圧力で元の木阿弥だ。
まず押さえるところは、「政界の風見鶏」と揶揄された中曽根康弘元首相と、浜田恵造知事の逮捕令状を三度も拒否した小津博司前検事総長の関係である。
要するに、政界を引退した中曽根元首相や安倍晋三首相が、裏から小津博司検事総長を操って指揮権発動を悪用していたということだ。
集団的自衛権の成立に慎重な公明党に対して、小津博司検事総長が「憲法違反の政教一致」で指揮権を発動すると脅したのは本紙の連載に相応しい事例だ。
安倍首相が閣議決定してまで集団的自衛権を通した裏舞台には、自民党の中曽根元首相と検察との悪しき腐れ縁・慣行が続いていたということか。ここらで、戦後自民党の悪しき50年体制を「ぶっ壊して」、これからの時代に受け容れられる解党的改革で、真の自民党に生まれ変わってほしいものだ。
次に、7月28日付朝日新聞から引用する。
「関電、歴代首相7人に年2千万円献金元副社長が証言」
《関西電力で政界工作を長年担った内藤千百里(ちもり)・元副社長(91)が朝日新聞の取材に応じ、少なくとも1972年から18年間、在任中の歴代首相7人に「盆暮れに1千万円ずつ献金してきた」と証言した。政界全体に配った資金は年間数億円に上ったという。原発政策の推進や電力会社の発展が目的で、「原資はすべて電気料金だった」と語った。多額の電力マネーを政権中枢に流し込んできた歴史を当事者が実名で明らかにした。(中略)
内藤氏は2013年12月から今年7月にかけて69時間取材に応じ、11年3月の東京電力福島第一原発の事故について「政府の対応はけしからん」「長年築いてきた政・官・電力の関係に問題があった」と指摘した上、多額の政治献金を電気料金で賄ってきた関電の歴史を詳細に語った。
関電の内藤元副社長の証言に対し、中曽根康弘元首相の事務所は取材に「秘書官は故人で当時をわかる者が事務所にいない。そういうことはなかったと思う。元首相本人は高齢のため確認していない」。本人への確認を再度求めたが、27日までに回答はなかった》
どうであろう、中曽根事務所の対応。「秘書官は故人で当時を分かるものが事務所にいない」と言うが殿地(どんじ)眞己秘書は親(昇)子二代に亘っての秘書で、当時の関電絡みのカネの動きはすべて知る立場なのである。中曽根元首相にしても高齢であっても最近、光文社から「百歳へ」で長寿の健康法を披露したばかりで、今でも記憶力はさすがに抜群だ。
香川県の現状は汚職の温床
宮本県会議長が債務逃れに破産宣告
ここに平成二六年六月二七日に出された官報(第六三二〇号)の一部(12ページ)写しがある。
そこには、次のような事項が掲載されている。
破産手続き開始および免責許可申立に関する意見申述期間
さらに、この項目の中のひとつに、次のような記載がある。
平成二六年(フ)第118号
香川県高松市西植田町××××番地×
債務者 宮本欣貞
1、決定年月日時平成26年6月18日午後5時
2、主文債務者について破産手続きを開始する
以下、〜後略〜
この官報の内容を踏まえて、次のような報道をひもとく。
香川県議会議長に宮本氏 副議長に黒島氏
香川県議会の新しい正副議長を決める臨時県議会が(4月)30日開かれ、議長に宮本欣貞氏(59)=自民党議員会・高松市選挙区=、副議長に黒島啓氏(72)=同・小豆郡選挙区=を選出した。
会見で、宮本議長は「学校の教員の不祥事が非常に多い。先生の環境をしっかり精査しながら、教育問題を解いていかなければならない。真摯(しんし)に子供たちに向き合えて教え、生徒を磨くことはできていないのではないか」と指摘。香川県の教育を見直していかなければならないとの考えを示した。
さらに、知事部局が推進する「にぎわい創出」を支援することや、県内経済についても「地元の地場産業はまだまだ疲弊している。地場産業、中小企業がどういうふうに生き残れるかを議論しながら1歩、2歩でも前進できるよう取り組んでいきたい」と抱負を語った。
〜中略〜
宮本議長は平成7年に県議に初当選し現在5期目。総務、経済、文教厚生の各常任委員会委員長、副議長などを歴任。(平成26年5月2日付産経新聞記事より抜粋)
この二つの記事においては説明の必要はないであろう。額面通りのことである。
しかし、この事態は、極めて重要と見なされるにも拘わらず、今の今まで一切公表されていない。
むろん、破産廃止決定になったところで、議員の資格には法律上、いささかの影響もない。欠格、あるいは失格というような事態は招かない。
記憶に新しいところでは、2009年に明るみになった衆院選比例近畿ブロックで初当選した民主党の渡辺義彦氏の自己破産のである。この人の場合は、初当選して程なく破産がばれている。結局、議員の辞職はせず、時間が、この不行跡の足跡を押し流してしまったようである。ご本人は、二年あまりで民主党にさっさと見切りをつけ、新党きずなに党籍を移動させている。あまりみっともいい態度とは言えないようである。
香川県会議長である宮本氏の場合はどうなるのか。明るみになったあとの行動は蓋し見物だが、それにしても、この宮本氏、渡辺議員の場合と異なり、(議長)就任後に破産の決定開始となっている。これについては誰もが首をかしげざるを得ないであろう。
「宮本氏は民主党の渡辺氏なんかとはまったく違っていて、すでに五期も県議を務めている大がつくほどのベテランですよ。ばれなきゃいいにくらいしか思っていないのか知らんが、それにしても議長になったあとに破産決定開始とは。これは速やかに公表すべきことでしょう」(香川県関係者)。
ある県議がそっと囁く。
「数年前の県立中央病院(高松市)の建て替え工事の時に、重大な疑惑があるんですよ、この宮本氏は。
その建て替え工事はかなり大規模なものでしたが、入札情報を自分と同期の県担当者から教えてもらい、まんまと親しくしている共同体(前田建設工業・小竹興業)に取らせた、という疑惑が根強く残っているのです。
宮本氏は、自分でも宮本建設という土建業者の代表でした(同社はその後、事実上倒産している)。その時の情報漏洩の論功行賞で、宮本氏の会社(宮本建設)に大きな余録があったのです」。
この疑惑はいまだ晴れず宮本氏の痼りのひとつとなっている。
そんな中で個人破産という事態が明るみになると、これはやはり宮本氏にとってはほぼ致命的なダメージを与えることは必至である。
「破産になって、やがては免責となるわけでしょう?(※官報によると免責申立の期間は8月31日までとなっている)要するに法的に認められた借金踏み倒し、ですよね。こんなことが認められるんだからいやになるね。こういうことについては、誰もがうるさいですよ。
宮本氏は議長就任の際に(香川)県内経済について一席ぶっているが、破産を知った今はまるで滑稽ですな。
8月末には、県知事選も行われるというのに、足下の県会議長がこの様では、その方(選挙)もどうなることか」
別の県関係者がいう。
どちらにしてもこの記事が宮本氏の県会議長の生殺与奪の権を握っているといっても過言ではないようだ。
投票ゼロ事件は人権蹂躙問題
本紙の告発なければ真相は藪の中
先(7)月16日午後、本紙川上は参議院議員会館16階にある衛藤晟一事務所を訪ねた。対応してくれたのは柴原佳史秘書。
「今となっては、衛藤の票というより、一票格差を問題にしている活動家が、なぜ、この投票ゼロ問題に飛び付かないのかが不思議です。
だってそうでしょう。高松市の投票ゼロ問題(事件)は、有権者が投じた票が、そもそもなかったということですよ。
投票ゼロ扱いとは人権問題で、人権抹消と同じことじゃないですか。だから一票格差運動をやるなら、この投票ゼロに敏感に反応しなきゃならないでしょう。…」
なるほど、香川県の国会議員に、いや、木村義雄参議員に爪の垢でも煎じて飲ましてやりたいものだ。
大西秀人市長も、衛藤氏に一票を投じた人たちから抗議が出たにも関わらず、中途半端に調査したが分からないと選挙法(30日以内に異議申し立て)を盾に幕を引いてしまった。
その間も部下の選挙管理委員会事務局長らが、票を破棄したり隠蔽工作を執拗に繰り返していた。これでは、大西市長も同罪だ。知らなかったで終わらせる問題ではない。人権擁護を標榜して、投票ゼロ問題を曖昧に幕を引いた責任は重大である。
大西市長の無投票再選の弊害 第三者委員会長に田代健弁護士は不適格
大西秀人市長は。平成19年に無投票で初当選、平成23年にも無投票で再選を果たした。
こんなケースは、全国的にも珍しいのではないだろうか。
実は、この珍しいケースである現象は本紙の影響が大であるのは間違いないはずだ。そりゃそうでしょう。前任の二人の市長の首を取ったのは、何を隠そう本紙四国タイムズなのだから。
革新市長の脇信男氏は、本紙の繰り返す追及で、最終的には小島葵右翼会長のマンション建築に関わる銀行融資(住宅金融公庫資金・百十四銀行代理)の連帯保証を脇市長がしていたと記事化したのが政治生命の致命傷となったようだ。そして、院政を敷くために高松市役所の職員から上層部を13段階も飛び越えて増田昌三市長を誕生させた。
この増田市長を退任に追い込んだのも本紙であるのは間違いなかろう。特養の「あかね荘」「さんさん荘」事件、それに鹿島とカナックの中部幹線下水道の官製談合を追及して三億円の返還を求めたのも本紙である。
増田昌三市長が捜査を逃れるために退任し、その後釜が当時総務省のインターネットの課長をしていた大西秀人氏なのだ。
これらの経緯を辿って本紙川上が気になることがある。
それは、大西秀人氏が木村義雄衆院議員と平井卓也衆院議員に連れられて、当時の菅総務大臣に高松市長への鞍替え立候補を挨拶したことである。
なぜなら、本紙川上は木村義雄衆院議員を汚職疑惑の常習者として徹底的に追及していたからだ。よく考えて欲しい。汚職疑惑の常習者に連れられて大西氏が高松市長になれば、木村氏のひも付きの大西市長を、増田市長に続けてまたもや追及しなければならなくなるではないか。
この当たりの経緯は、本紙のバックナンバーで確認してもらいたい。本紙川上が大西秀人市長に配慮しているのは、市長の母親から(仲裁は当時の飯山町三谷清明議長)泣きつかれたからだ。それに、総務省の課長席で大西氏が本紙川上に言った「経緯はインターネットで知ってます。これから勉強させて下さい」という言葉を信じて、今までは本紙も大西市長を見守るスタンスを取って来ていたのである。
しかし、本紙川上の考えも変わった。衛藤事務所の柴原秘書が言うように「投票ゼロ事件は人権蹂躙問題」。大西市長がこの問題を曖昧に幕を引き、職員と一緒に偽装工作に加担するような「不作為」ともとれる感覚であるなら容赦する必要はないではないか。
次に、7月19日付読売新聞。
《昨年7月の参院選を巡る高松市選管の白票水増し事件で、再発防止策の検討が始まった。外部の有識者による市選挙事務調査委員会が18日、発足し、市役所で初会合を開いた。8月の知事選に向けた開票作業の見直しを最優先し、告示まで2回の会合で改善策を提示するという。
委員は、田代健、関谷利裕両弁護士と、馬渕勉・香川大教授(憲法)、選挙事務に詳しい元県職員の玉地忠利氏。この日、田代弁護士を会長に選出。事件の検証も踏まえ、来年の統一地方選を見据えて今年度末までに最終的な市選管に対する提言をまとめるなどのスケジュールを決めた》
なんと、大西秀人市長が事件の再発防止のために選んだ第三者委員の会長には、県の顧問である田代健弁護士がいるではないか。この田代健弁護士のために人権を蹂躙された坂出綾歌淡水業協同組合の故西岡健明会長の無念が本紙川上の胸によみがえってきた。
この田代健弁護士ほど、第三者委員会に相応しくない弁護士はいないと本紙川上は断言する。法の解釈を歪め、法の運用を県行政の都合のよいように誘導する剛腕さは、この弁護士の右に出る者は日本でも少ないはずだ。
宇多津町の都市整備や瀬戸大橋工事のために尽力した西岡健明会長を利用するだけ利用して最後には法を捻じ曲げて切り捨てたのだから。
読売新聞の続きにこうある。
《…終了後、田代会長は報道陣に「我々にはしがらみは全くない。できるだけ多くの情報を集め、市民の信頼回復を目標に提言を示したい」と話した》
ならば、田代健会長に本紙川上は言いたい。
「できるだけ多くの情報を集めたいなら、まず、告発者から集めたらどうですか」と。
宇多津町の200万円紛失は横領事件
谷川町長の公金被害の補てんは選挙対策
まず5月27日付四国新聞。
《宇多津町から住民が購入する粗大ごみ収集シールの売上金約200万円が紛失した問題を受け、谷川町長が自身ら特別職3人の給与を合計で同額分カットし、紛失額を補てんする方針を決めたことが26日、分かった。30日開会の臨時議会に関連議案を提出するとみられる。県によると、こうした対応は全国でも珍しいという。(中略)
これまでに、町長と副町長、教育長の特別職3人は管理監督責任を明確にするため、2月から2カ月間給与の一部を自主返納(計約60万円)しているが、問題発覚後半年が経過しても経緯は判明しておらず、谷川町長は紛失したまま放置することはできないと判断。6、7月の給与と期末手当の中から、町長は140万円、副町長は50万円、教育長は10万円を減額し、紛失した約200万円を補てんすることを決めたという》
どうであろう。四国新聞の取材に対し、谷川町長は「町民の財産を紛失したままにすることはできず、特別職3人で補てんすることを決めた」と記事にはある。
粗大ごみ収集シールの売上金を保管していた担当者は、住民生活課の福田直樹職員。
谷川町長は住民生活課長ら4人を訓告や戒告処分で幕を引きたいばっかりに、町長が140万円、副町長が50万円、教育長が10万円を補てんして事件の鎮静(風)化を狙っているようだ。
谷川俊博町長は、初当選のころから町長の歳費を減額するパフォーマンスで町民からの人気取りを熱心に行っていたが、今回の200万円横領事件を町長自らが補てんして事件化を阻止しようという魂胆は看過する訳にはいかない。
なぜなら、宇多津町長選は告示が9月30日、投票日10月5日だからだ。
坂出警察署に宇多津町が被害届を提出したのなら、なぜ警察の捜査に協力しないのか。担当者の福田直樹職員が売上金はどうなったか分かりませんと言うのであれば、福田直樹職員が自ら潔白を証明するために犯人不詳で坂出警察署に告発せよだ。
福田直樹氏の母親は創価学会宇多津町の婦人部長。宇多津町の青木義勝議長は公明党。
その上、高松市の中商事に務めていた福田氏を臨時で給食センター運転手に、その後、正職員に斡旋したのも青木義勝議長ではないか。
さらに、西川昭吾県会議員の警察への影響力を当てにするとは以ての外。谷川俊博町長は町長選挙までに公金紛失の真相を明らかにするべきだ。