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知事引退は香川の歴史 カウントダウンかオペレーション

首長、そして警察、暴力団、すべてまとめて。そして一気に!
オペレーションの意気込み高らかに。

参院選が目の前に迫った。それはつまり、香川県知事の任期前引退の時期が迫ったことを意味する。

大きな山がここに来てまとめてやって来たわけだ。

「大きな山がやってきた、というのは、わたしたちも同じなんです」。

こう言うのは、警察の最高首脳、すなわち、オリーブ・オペレーションの実行責任者のひとりである。

円藤元徳島知事と真鍋武紀香川県知事「オペレーションにおいても、この夏は、最も大きな山を迎えるのです。選挙という面で、今年の夏は大局面といわれますが、われわれの場合も大局面に直面しているのです。それは、(四国)タイムズの読者の方々はすでにお判りでしょうし、香川県民の皆様は、やはりタイムズを通じてきちんと認識していらっしゃると思います。

これまでのわたしたちの集大成がこの夏に一斉に、いや一気に繰り広げられることになります。すべての対象者に対して疑惑から確定に引き上げるのです」。

最高幹部は、自らの気を引き締めるようにそう語る。

「対象者に対する証拠固めはすでに完了しています。あとは、タイミング、それだけです。タイミングというのは非常に肝要なところで、これを逸すると、次の機会は当分先、ということになってしまいます」。

さて、その対象者というところだが、それが、首長であり、警察であり、果ては暴力団ということについては、本紙読者にとってはすでに周知のことであろう。

まずは、首長である。

逮捕後の円藤元徳島知事「首長マター、なんて、私どもは呼んでいますが、ここにおける疑惑は枚挙に暇がないほどです。そのうちのどれをどのように固めるか、これが大きな課題でした。

タイムズの前号でお話ししたように、ある公益団体に絡む農水利権は確定的ですが、それ以外にもある。ことにここ最近で大きな事案が出て参りました。

そのヒントは、首長の自宅、なんです。ええ、公邸とは違う、自宅。これが疑惑の中心になってきているのです。疑惑の中心にありながらなかなかの心臓とも見受けられますが、この自宅は、まさしく新事案。わたしたちはこういう、挑戦的な行為にはやはり非常に敏感にならざるを得ないのです」。

最高首脳は、非常に厳しい表情を崩そうともせずに、こう言う。

つまりは、疑惑の中心にいながら、掛けられた疑惑には意を介さないで、疑惑の助長させるような行為をすること自体、オペレーションのような捜査網≠ヘ鋭敏になるというのだ。一言でいえば、それは、『神経を逆なで』する行為なのであろう。

「俗な表現でいえば、そういうことなんですね」。

最高幹部は、そのあたりを包み隠さずに語る。疑惑の追及真っ最中の非常にデリケートな時期に、またぞろ疑惑を深めるような行為をするような対象者が、どのような道をたどったか、過去にも多くの好事例≠ェある。

たとえば、お隣徳島県の知事の場合である。

運輸官僚上がりの圓藤元徳島県知事は、結局、二〇〇二年、東京地検特捜部から収賄容疑で逮捕されている。

「あのときも疑惑だらけだったところに、最後の賄賂がかなり露骨な形で渡された。まるでマークしている当局をバカにしたような行為で、あたかも挑発行為そのものでした。それ故に、電撃的な逮捕をして、世間的にも目立つ形にしたというのが真相です」。

確かにあのときの逮捕劇は、あまりに衝撃的かつ印象的なものだった。誰もあのような形での逮捕は予想のしていなかったところ、劇的ともいえるやり方で逮捕に踏み切った。

なるほど、あれも、もとよりマークしていたが、それを無視するような行為に出たばかりか、追加の収賄を重ね、当局を挑発するようなことをしたわけだ。故にあのような電撃的逮捕となった。

それそのものは、今の首長のやり方と相似形である。

圓藤知事の逮捕時のドキュメントをちょっとだけ見てみよう。これは、ある意味、これから我が香川で起きてくることといっても差し支えのないことなのだ。

香川県民もここはひとつ、心構えの意味で次のテレビ局報道によるドキュメントを改めて熟読して欲しい。

すべてが相似、徳島の場合と

(※ドキュメントは、四国放送『おはようとくしま』アーカイブ記事より引用させてもらいました)。

【二〇〇二年三月四日(逮捕の日)】

きょう午前再開された県議会本会議で、圓藤知事は業際研取締役尾崎光郎容疑者からの現金を受け取ったとされる疑いを全面的に否定しました。

県議会はきょう一般質問が行われ、自民党交友会の福山守議員は資金提供疑惑について質しました。これに対し圓藤知事は「そうした事実は一切ない」と、強く否定した上で次のように述べました。さらに圓藤知事は、東京地検が近く事情聴取を行う方針との報道についても「そのような話はうかがっていない」と全面的に否定しました。

また、きょうの一般質問で共産党の古田美知代議員は、口利き工作が明らかになった県立文学書道館の入札で一番札を落札しながら、初歩的なミスで無効となった準大手ゼネコンが板野町のアスタムランド徳島の入札でも失格になっていると質しました。これに対し県の飯泉商工労働部長は98年8月に行われた入札で、入札書の記載内容に不備があり失格となったと事実関係を認めました。

【同年三月四日午後10時22分逮捕】

圓藤知事は、このように業際研側からわいろを受け取ったとされる疑惑を改めて全面否定しました。

圓藤知事は昨夜9時20分頃から知事室にこもり、そのまま一夜を過ごしました。そして、きょうの県議会本会議では、県発注の公共工事に絡み、わいろを受け取ったとされる疑惑を全面否定しました。午前11時前に知事室を出た圓藤知事に対し、待ち構えた約50人の報道陣から「現金は受け取ったのか」「地検から出頭要請を受けたのか」などの質問が飛びましたが、知事は無言で通しました。

また途中、殺到したカメラマンに「足を踏むな」と声を荒げる一幕もありました。そして、本会議では一連の疑惑を声を振り絞って否定しました。圓藤知事はこのように、時折り声を震わせながら疑惑を強く否定するとともに、「東京地検からの事情聴取などの話は聞いていない」と述べました。

【二〇〇二年三月五日】

圓藤知事が収賄容疑で逮捕された事件で、東京地検特捜部は県知事公舎など関係先数ヶ所の家宅捜索を行っています。

徳島市南仲之町三丁目の県知事公舎にはきょう午後2時50分、東京地検特捜部の係官5人が入り、家宅捜索を始めました。同じ頃、板野郡板野町にある圓藤容疑者の自宅には特捜部の係官8人が到着、門の前にいた県庁秘書課の職員の案内で中に入り、捜索を始めました。

また逮捕された松本学容疑者が所長を務めていた徳島市沖浜二丁目の圓藤寿穂後援会事務所にも東京地検特捜部の係官5人が家宅捜索にはいりました。松本容疑者の自宅でも家宅捜索が行われています。

【二〇〇二年三月六日】

県発注の公共工事をめぐる知事の汚職事件で東京地検特捜部は、きょう午前圓藤寿穂容疑者の容疑を裏付けるため県庁の知事室などに入り、現在も家宅捜索を行っています。

知事室の捜索は県政史上初めてのことです。圓藤容疑者は1997年と一昨年の2回にわたり、県発注の公共工事で地元の建設会社の受注に有利な取り計らいをした謝礼などとして「業際都市開発研究所」から、800万円を受け取ったとする収賄の容疑で、一昨日逮捕されました。

東京地検特捜部は、昨日おこなった知事公舎などの家宅捜索に続いて、きょう午前、40人余りの係官が県庁の家宅捜索に着手しました。

知事室に司直の手が入るのは県政史上初めてです。

午前9時44分には企画総務部次長室に係官5人が入り家宅捜索を始めました。午前10時7分には県土整備部次長室に入ります。午前11時5分には農山村整備課に入ります。午前11時14分には道路建設課に入るなど、これまでに分かっているだけで県庁内6ヶ所で東京地検特捜部の家宅捜索が現在も続いています。家宅捜索が終わるのは今夜遅くと見られています。》

「私もこのドキュメントは紙の資料として保存しています。ある意味捜査の指針にもなるからです。地元放送局だけに非常に克明な記録になっていますね。捜査手法は参考にさせてもらっていますよ」(最高首脳)。(※実際に、この最高首脳は、筆者にその資料を見せている)

ここでいわれる、捜査の指針≠るいは、捜査の参考≠ニいうくだりは非常に大事であろう。

このドキュメントを改めて眺めてみると、どうやら当局(我が香川の場合は、いうまでもなくオペレーションである)は、八年前の徳島県知事の電撃逮捕の路線を着々と歩んでいるようである。

サムライとの共闘。首長、暴力団、警察。すべてを改革せよ!

「四国タイムズのサムライ(※本紙川上社主)には、心意気が通じていることだけは、明確に言えます。そのうえで、以前のやり方の良いところは踏襲する。圓藤元徳島県知事の場合がその好例なのです。私が好事例≠ニいった意味がお判りだと思います。

そこでキーワードとなっているのが、自宅=Bこれだけは押さえて欲しい。そして、それはやはり農水利権に直結しています。これまで言ってきたように、農水利権そのものです」。

最高首脳の話はますます熱を帯びる。

「また大事なのは、警察、ええ、腐りきった警察、それにその警察とガッチリ手を組んでいた暴力団です。これらの大掃除、オペレーションは断じて追及します。首長に対する山と同時に、こちらの方でも山が来ています。すでにY組の直参であるTについてはひとつの措置≠施しています。

サムライは、その点すでにお気づきだと思います。これがまさしく阿吽の呼吸!」。

なんとも凄まじい証言がここで飛び出してきた。

首長、警察、そして、暴力団。山を迎えた!

国政も大きな山を迎え、我が讃岐はそれ以上の山がやってきた。

まさしく二〇一〇年の暑い夏。今年の夏は香川にとって歴史に刻まれることになる。

「新光開発」に群がる事件師の暗躍@

違法な隠しパイプが有害物質を垂れ流す

本紙が10年に余り追及し続けてきた坂出市府中の産業廃棄物最終処分場、今ここにおいても香川の歴史が移り変わろうとしているのである。

そもそもこの処分場は、当時の池田長義県議が暴力団若林組に資金提供するために立ち上げた処分場と言っても過言ではないほどだ。平成7年に香川県から土地改良事業の名目で、長男の純一を社長とする「ブルージャパン」で安定型産廃を受け入れる許可を取得した。あくまで、農地の基盤整備を「錦の御旗」に掲げた安定型産廃を受け入れるための許可なのである。

西川昭吾県議 池田土改連元会長 真鍋・香川県知事ところが実態は、阪神方面から厳しい管理が必要な管理型産廃、中にはドラム缶にドクロマークが描かれた産廃までもがこの「ブルージャパン」の最終処分場に持ち込まれていたのである。

平成6年ごろから、当時香川県県議会議長であった池田県議を本紙が追及し始めると、なんと、香川県警本部の神谷刑事部長や指定暴力団若林組を使って圧力をかけてきたのだ。県警には平成6年、本紙川上を逮捕させる工作、若林組には平成9年拳銃発砲、平成12年には鉄パイプ襲撃させるという暴挙ということだ。

これらの動きは、当然に「ブルージャパン」から捻出されたカネということになる。

本紙川上からすれば、過去の忌まわしい事件に終止符を打つためにも、「ブルージャパン」から受け継いだ「新光開発」に終止符を打ちたい。

是非、速やかに基盤整備を完了させ、穏やかな地権者の生活を取り戻したいものだ。

真鍋知事と池田元県議の大罪 産業廃棄物法を歪めて金儲けに走る

さて、反省なき者には捜査機関の力に頼ろう。
なぜなら、不正には勇み足のような不正もあるが、悪意に満ちた法律の裏を周到にかいくぐった不正もあるからだ。なにしろ、暴力団グループの香川環境設備・井本善晃氏や新光開発・大原勉氏が相手となれば慎重に事を進めるしかないではないか。

平成21年11月6日四国新聞 有害物質汚水の隠しパイプまず、【有害物質とは】を押さえてほしい。
「水質汚濁防止法」により、公共用水域への排出及び地下への浸透が規制されている物質のうち、健康被害項目としてそれぞれ許容限度が定められている。そして同法では有害物質以外にも、生活環境項目としていろいろな物質の許容限度が規制されている。

「新光開発」の現場に一歩足を踏み入れると、なんとも言えぬ異臭が鼻を突く。これは機械工場などから排出される「ノルマルヘキサン」(鉱油類含有)の匂いではないのか。毒物劇物取扱の資格を持つ本紙川上からすれば、確かに安定型最終処分場からでる臭気ではない。

次に、6月16日付毎日新聞。
《水質汚濁防止法違反:行政指導6回、改善しない豆腐業者を容疑で逮捕千葉

◇汚水を垂れ流し

豆腐の製造過程で出る汚水を排水したとして、県警環境犯罪課と東金署は15日、九十九里町粟生、「日本豆腐大和屋」社長、岩柳弘満容疑者(54)を水質汚濁防止法違反容疑で逮捕した。容疑を認めているという。(中略)

同課によると、同社は02年6月ごろから水質汚濁防止法違反や廃棄物処理法違反を県に指摘され、計6回の行政指導を受けながら改善がみられなかったという。》

香川県警と千葉県警の違いと言えばそれまでだが、豆腐の汚水と有害物質の汚水とでは、おのずと扱いが違うでしょう、と本紙は言いたい。

さて、平成19年の本紙あてに届いた投書をまとめてみるとこうなる。

汚泥・燃えがら・ダスト(ミンチ)の混合産廃。これらは紛れもなく、管理型産廃だ。化学工場から排出される水銀、カドミュウム、シアンなどの有害になると、トンで8万円、10トン車では80万円をくだらないのが正式な設備を供えた管理型最終処分場だ。

平成19年の総選挙中に本紙に寄せられた投書には一車当たり50万円の産廃が持ち込まれていたという。それが一日に5、6台もあったというから驚きだ。新光開発から1`も離れていないコンビニ「ポプラ」の駐車場に待機していたトラックが4、5台も井本や大原の掛け声で一気に持ち込むのだ。

隠しパイプが埋設されたのは、ズバリ、平成15年末。

「ブルージャパン」から「新光開発」に現場敷地が引き継がれる直前ということで、新規に香川県が新光開発に許可した平成16年の前。

「新光開発」の代表者が末永忠利で、香川県真鍋武紀知事あてに提出された譲り受け等協議書が平成15年12月26日とあるから、香川県と新光開発が協議している真っ最中に隠しパイプが埋設されたということになる。

申請者が暴力団であることや、隠しパイプを県が容認していたこと等を合わせ考えると、真鍋知事と、池田土改連会長と、西川県議のただならぬ癒着は明らかだ。どちらにしても、香川県は県民のための県政を速やかに取り戻してもらいたいものだ。

愛媛県・産廃行政の今

中間処理・大正リメイクに不法投棄の疑い

豊島産廃不法投棄事件ほど香川県の活力や財政を圧迫していることはない。いや、風評被害や役人の士気などを考えると、歯痒さや怒りや悲しさを通り越して、もはや致命的な取り返しの付かない問題。

特に行政の不作為は、不正を働いた産廃業者だけの問題でなく、未来の子孫にも影響を及ぼすと肝に銘じるべきだ。

5月10日付 読売新聞5月10日付読売新聞の、
「豊島産廃期限内処理ピンチ」をまず読んでほしい。

《香川県の豊島(土庄)に不法投棄された66万8000dの産業廃棄物の処理が、施設の停止などで2009年度末までの7年間で55・6%にとどまっていることがわかった。国から補助金が交付される産廃特措法の期限である13年3月までの10年間での完了を目指す県は、焼却・溶融に加え、汚染土壌の「水洗浄」を提案。安全性を危惧する住民側は難色を示し、残り3年間での処理が、困難な状況となっている。(後略)…》

不法投棄疑惑の現場当時の香川県環境部・山下部長や産業廃棄物課の井口係長らの行政ミスが、いまだに重大な問題として香川の活力を阻害しているのがこの新聞でよく分かる。

さて、香川の失敗の教訓を隣の愛媛県にも活かしてもらいたいものだ。

今月2日午後3時ごろ、本紙川上は愛媛県環境保全課の永井係長と電話で話した。

川上「新居浜の『大正リメイク』の苦情が地元から出ていませんか」

永井「今のところ特にこれといった苦情は県に上がっていません」

川上「大正リメイクさんの最終処分場に住友化学などの産廃が…」

永井「いえ、大正リメイクには最終処分場の許可は出てませんよ。中間処理の許可です」

川上「住友化学さん一社の受け入れ条件の許可ですか」

永井「いいえそんなことはありません」

川上「中間処理の許可なら、分別した産廃はどこの最終処分場に持ち込んでいるのですか」
(次号に)

香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その87)

暴力団と弁護士の癒着を根絶せよ!

「過去に、安西さんが鉄パイプで襲撃された事件があったでしょ。あれは若林組の川井本部長が山口ヤスフミに覆面してやらせたんです…」

先月29日、匿名を条件にこんな情報が飛び込んできた。

これは、平成15年6月4日夜、安西氏が自宅前の駐車場で帰宅直後に数人の覆面をした男たちに鉄パイプ襲撃された事件についてである。襲撃の見届け人が川井本部長であることを考えると、まんざら作り話でもなさそうだ。

寺岡修侠友会会長 二代目若林組篠原組長 佐長彰一弁護士また、別の男からはこんな情報も本紙に寄せられている。「今年1月に熊本刑務所を出た山中が、シノギを返せと言うが川原が返さんらしいです。川原は山中の弟分やから、山中が拳銃の暴発死亡事件で刑務所に行っとる前のシノギは山中に返さないかんのと違うですか。

極道としては、山中の方が川原より何枚も上やから、このままで済むとは思えん。川原は二代目若林組の本部長補佐やけど、山中も若頭補佐になったらしいから、これからおもしろくなるんと違いますか」

この情報も、まんざら作り話でもなさそうだ。

というのも、平成14年当時、山中が三越近くの行政書士に頼んで風俗適正化の協同組合を設立していた経緯を本紙川上は熟知しているからである。

なお、ここに出てくる川原とは平成9年の本紙川上宅発砲の実行犯、山中とは平成12年の鉄パイプ襲撃犯を指す。

腐敗警官と暴力団と弁護士 三位一体で捜査を撹乱し歪める

大詰めを迎えるこのシリーズ、更に踏み込んで深層をあぶりだそう。

本紙川上は先月、全日空クレメントホテルに岡村良幸さんを訪ねた。もちろん、鉄パイプ襲撃の替え玉事件を訊ねるためである。フロントの女性がこう言う。

「岡村は、この3月に辞めました」

6月5日付 四国新聞 川原豪が発砲したトカレフ当時、香川県警本部刑事部暴力団対策課長補佐であった岡村警部は、平成12年に発生した山中敏勝による鉄パイプ襲撃事件を、平成15年に替え玉逮捕で幕を引こうとした現場責任者ということだ。

事件潰しのために替え玉逮捕を指示したのは、香川県警刑事部長を務め退職後、クレメントホテルに天下っていた川元純一氏。退職時に警視正の川元氏が、肩書きが二ランク下の岡村警部に後釜を譲ったのは、何を隠そう替え玉逮捕の功績を評価してのことだったようだ。どちらにしても本紙の記事が影響していることは、ほぼ間違いなかろう。

今となれば、人のいい岡村氏は、川元・元刑事部長の犠牲者ではなかろうかとさえ思えてくる。

さてここで、次の二つの新聞記事に目を通してほしい。87回目を迎えるこの連載の煮詰まり加減が確認できるからだ。

【6月5日付四国新聞】

実行犯・森裕之と使用した回転式拳銃「暴力団の資金源根絶へ高松でミンボウ全国大会」
《大会は、日弁連の民事介入暴力対策委員会が1980年3月に発足して30年周年となるのを記念し開催。全国の民暴弁護士をはじめ、暴力排除活動に取り組む市民や企業担当者ら約2200人が参加した。

記念式典では、宇都宮健児日弁連会長が「法の支配が行き届き、安心、安全な生活ができるように反社会的勢力の根絶を目指そう」とあいさつした後、同委員会の初代委員長を務めた佐長彰一氏(県弁護士会)の功績をたたえ、感謝状などを贈呈した》

この記事中の初代委員長の佐長彰一氏とは、本紙の追及で弁護士事務所を閉鎖した佐長弁護士のこと。平成4年6月30日、暴力団若林ワ組長の逮捕を現金300万円で事件潰しに手を貸した弁護士と本紙が報じた人物ということだ。

この全国大会には肝心の佐長氏は欠席。本紙の追及でK病院(塩屋町)に入院中のため晴れ舞台には出席できなかったというのが実情のようだ。

【6月27日付産経新聞】

「山口組最高幹部、宅建業法違反容疑で逮捕」

《無免許で不動産を売買したとして、大阪府警と北海道警の合同捜査本部は26日、宅地建物取引業法違反の疑いで、指定暴力団山口組最高幹部で、山口組の不動産管理会社「山輝」代表取締役、寺岡修容疑者(61)=兵庫県淡路市志筑=を逮捕した。府警によるとおおむね容疑を認めている。

逮捕容疑は、平成20年7月〜22年4月、兵庫県知事の許可を受けず、直系組長で共有する神戸市灘区篠原本町の山口組本部の敷地を、直系組長を退くなどした14人から計3500万円で購入し、直系組長に昇格した31人に計9300万円で売却したと…》

本紙川上は、平成18年の拳銃発砲被害直後の使用者責任を問う裁判中に、直系組長の二代目若林組篠原重則組長名義の山口組本部敷地に仮差し押さえを申請したことがある。

今回逮捕された寺岡修容疑者は、本紙川上の拳銃発砲事件にも関わっている疑いもあるので目が離せない。

人権擁護と社会正義の実現

使命感なき似非弁護士の一掃

「やめてください!」

安藤誠基弁護士しつこく尻を触られた女性が激しく拒絶してこう叫んだ。

隣の席から嫌がる女性の尻や下半身を撫で回していたのは、なんと、香川県弁護士会の副会長や人権擁護委員会委員長、それに日弁連刑事弁護センター委員をも務めた安藤誠基弁護士ではないか。

隣の席で酒席を楽しんでいた女性4人のうちの一番近くに座っていた主婦の尻を拒絶されたにもかかわらず触り続けたというから話にならない。

まして、安藤弁護士と同席していた部下の男性弁護士も止めずにいたというから何をかいわんやだ。

とにかく、香川県弁護士会の弁護士は、「人権擁護と社会正義の実現」が自分たちの使命であることを肝に銘じて改革すべきである。

とくに、本紙が再三に亘って記事化している「賭けマージャン」「未成年の少女への淫行」「暴力団や詐欺師への法の抜け道指南」「薬物の常習」「検察や警察への不当な圧力」「弁護士会懲罰委員会の恣意的な悪用」などだ。

霊園事業乗っ取り強要事件D

中村史人弁護士に双方代理違反の疑い

被害者と加害者の双方の代理を弁護士が受任することは双方代理違反というらしい。

二代目若林組篠原組長 中村史人弁護士中村史人弁護士の場合、この双方代理違反にあたるのか、それともトリプル代理違反にあたるのか、分かる人がいれば教えてほしいものだ。

当初、無届金融業者(現在)となっている「常盤金融・吉原栄子」の代理人として、中村史人弁護士は霊園事業の地権者への貸し金の回収を目的に登場した。あくまでも貸金業者としての金の回収である。

ところが、昨年の9月20日午前中には弁護士として適正な代理業務の交渉をこなしていたのだが、午後から豹変して霊園事業の乗っとりグループ、すなわち暴力団らと合流してしまったということだ。

トリプル双方代理の疑い金貸し業者の吉原龍生側とすれば貸した金の回収よりも乗っ取りグループと手を組んだほうが多額のカネになる。

また乗っ取りグループ側からすれば、暴力団を使っての脅しに加えて抵当権を絡ませて地権者らにもつれ込めば、霊園事業の乗っ取りがスムーズに進められると判断したのであろう。

中村史人弁護士の豹変は、まさに、霊園事業乗っ取りグループ側と、貸金業者の取り立て側との目的が合致した時点ではあるまいか。

要するに、中村史人弁護士は、金貸し、事件師、暴力団らを自由に使いこなせる立場を確保したと言うことだ。

一人の弁護士が、金貸し業者の取り立てから霊園事業の乗っ取りグループの面倒まで、一手引き受け致しますという芸の多い役割をこなすとは、さすがは元香川県弁護士会の会長さん、と思わず言いたくなるではないか。

さて、本紙川上とすれば感心している場合ではない。霊園事業に真剣に取り組んでいるお寺さんや石屋さんのことを考えると、この悪質さは看過できない。

どちらにしても、社会正義の実現を使命とする弁護士が、事件師や暴力団を裏から指南して、文書の作成から封筒の宛名書きも含めて直接携わるとは以ての外だ。

まして、霊園事業者のお寺の住職に圧力をかけるために、京都の本山寺にまで暴力団の中原俊彦や寺岡庵治町元町議らを利用とは看過できない。

真鍋知事の引退はタイムズから(Z)

浜田氏「真鍋知事を御尊敬申し上げております」

6月13日の日曜日午後1時、観音寺グランドホテルのコーヒーショップで本紙川上は浜田恵造氏と初めて会った。もちろん紹介者と3人とである。

時間的にも制限されていたので、本紙川上は一方的に香川の構造的欠陥の歴史について知り得た情報や体験を話した。前川忠夫知事の汚職や、真鍋知事の疑惑についても。もちろん拳銃や鉄パイプで暴力団に襲撃されたことについてや、腐敗警官の存在についてもである。

本多元出納長 真鍋香川県知事 浜田知事候補者要するに浜田氏が、香川を歪めている腐敗構造を形成しているグループからの誤った情報を本紙川上より先に刷り込まれることを警戒していたからなのである。

本紙川上は別れ際に、真鍋知事が辞任する切っ掛けとなった昨年12月号から6月号までの本紙を手渡そうとした。

浜田氏はこう言った。

「いいです」

一瞬、本紙川上は訳が分からず、もう一度手渡そうとしたのである。

「いいです。私は真鍋知事のことは御尊敬申し上げております。同僚には警察や検察、国税局の友人もいますから情報は直接取れます」

要は、四国タイムズは受け取れないということだ。本紙川上が一番恐れていたことで、すでに真鍋知事や本多元出納長からの歪んだ情報が浜田氏に刷り込まれた(虫が付いた)後だったということか。

本紙川上は仕方なく浜田氏にこう言った。

「それでは、今日ここで私が話して、あなたが聞いたという事実を確認して忘れないようにしましょう。先で、私の話した内容が事実として表面化した場合、今日の私の話を思い出してください」

本多元出納長の野望が再燃 引退後の真鍋知事は院政を画策か

さて本紙は、粛々と香川の歴史を紙面に刻み込んでいくことにしよう。

平成10年9月号本紙本紙5月号を見た観音寺市の白川市長が、自宅が近所の浜田氏に声をかけて浜田氏が知事選出馬を考えたようだ。

要するに、15番目の知事候補に浜田恵造氏を本紙が追加したことが、浜田氏の知事選出馬の切っ掛けになったということ。

浜田氏からすれば、財務省から天下っていた日本高速道路債務機構の理事を前原国交省大臣が再任してくれなかったので、白川市長の呼び掛けは渡りに船ということになるのではないだろうか。

真鍋武紀知事の新築自宅5月20日付の読売新聞が、浜田氏の知事選に関する記事を掲載した。この日の午前中、社民党が浜田氏の支持を決議。午後2時からは自民党も浜田氏で調整を図ったが臨時総会は若手から不満の声が上がり紛糾した。尾崎自民党県議会会長は、話がまとまらないまま、別室で待機していた浜田氏に挨拶だけという条件で総会に呼び入れたようだ。

浜田氏はこんな挨拶をしたという。

「香川の知事に立候補するかどうかは迷いに迷いました。ただ、難病の妻が『私のことは心配しないで、あなたが思うようにやってください』と言ってくれたので…」

という話をしんみりとしたので、若手の議員も胸にジンと来るものがあったと本紙に感想をもらしている。

さて本紙が、香川県民の立場に立って意見を述べてみよう。

先で仮に浜田氏が知事当選を果たしたとして、週末には東京の妻の元に帰らなければならない状況が本当に可能なのか。また、南海大地震に備えなければならない香川県民のことを考えたとき、もろ手を挙げて美談では済まされないのではないか、と本紙川上は香川県民のことを心配する。

できることであれば、浜田氏が東京と香川を通うのではなく、浜田氏の妻が香川に住むというのが筋であるはずだ。さいわい香川県立の医療体制も整いつつあるので、是非、一考願いたい。

本紙が一番危惧することをここで述べてみよう。

それは、老獪な本多元出納長の野心だ。おまけに引退した真鍋知事と本多元出納長とがタッグを組んで香川県に院政システムを敷けば、香川県民も堪ったものではない。

さて、真鍋県政誕生直後の副知事選任の記事に目を通してみよう。

平成10年9月号本紙。
「本多副知事を実現させてはならぬ 県議造反劇に加担したうわさも常に、不正疑惑の影」

《八月三十日の知事選挙の結果、真鍋武紀知事が誕生。しかし、この人が自民党県連の推薦候補になるまでの過程で、あっと驚くハプニングをおこして県民を唖然とさせた。

当初、知事候補の一人として本多出納長の名前がうわさされていたというから驚く。

そのうち、自民党県連の有力候補者として都村忠弘県議の名前が大きく浮上し、本人もやるきになって立候補を表明した。ところが、自民党県議団の若手や中堅の十二人県議が都村県議推薦の反対ののろしをあげて根強く反対し、官僚出身の真鍋武紀氏担ぎ出しの原動力となった。

この動きによって、手腕や人間性などで多くの県民に期待された都村県議は、最も支持される立場にあった自民党の一部県議によって知事候補の座から下ろされたのである。

都村県議は、自民党を割りたくないとして、熟慮の末、立候補を辞退し、県議も辞任してしまった。(後略)》

要するに、12年前も本多元出納長は真鍋知事の抱き込みに暗躍し、今回も浜田知事候補の抱き込みに暗躍しているということだ。浜田知事候補者の家庭事情に付けこんで、香川県の院政システムを引退後の真鍋知事とともに目論んでいるとは明らかではないか。

真鍋知事は、一度香川を捨てた男。その真鍋知事が高松市錦町に堂々と自宅を新築するとは、幻の本多副知事と真鍋知事が院政システムで浜田県知事を裏で操ろうとする魂胆が透けて見えるではないか。

「週末は奥さんの下に帰ってあげてください。あとは我々が、全面的に浜田知事を支えて頑張ります」……。

瀬戸内学院の迷走M

事業仕分けで香川西高校を救え!

まず、6月25日付四国新聞から。

清水邦夫理事長 6月25日付 四国新聞《三豊市が執行した事業を評価する市外部評価委員会の事務事業評価がこのほど、同市高瀬町の市高瀬町農村環境改善センターで6部署の10事業を皮切りに始まった。

同評価は事業の必要性や実施効果を検証し、歳費削減やよりよい市民サービスにつなげようと実施。…》

これは、横山市長が選挙で市民に訴えた「選挙公約」を果敢に実行に移している姿。

ならば、香川西高校の現状にも目を向け事業仕分けの対象にするべきだ。なにしろ、清水理事長をクビにして四国学院に統廃合できれば歳費削減や市民サービスにも繋がる。

歯科衛生学科 来春の募集を停止

昨年3月に民事再生手続きを申請し、四国学院がスポンサーとなり経営再建中の学校法人瀬戸内学院であるが、本紙が追及してきたように、教育を分かっていない清水理事長(前副市長)の強引な手法によりますます混迷を深めている。本紙が関係者に取材したところ、今年3月には瀬戸内短期大学が廃止となり殆どの教職員がクビ、香川西高校でも13名もの正教員が給与カットのため退職を余儀なくされた。

そのため、教職員が足りなくなり、人件費のかからない非常勤講師や新卒間もない指導力のない教員ばかりを補充し、教育現場は大混乱であるという。本紙に保護者から寄せられている情報では、教員の人数合わせのために、教職経験のないつい最近までマルナカスーパーで働いていた50歳を過ぎた(理科)教員、教職免許を持っているだけの元スチュワーデスという還暦を過ぎた(英語)教員などを低賃金で雇っているという。生徒が授業中に寝たり雑談をするのは当たり前、授業中に校内を徘徊する生徒がいても全く注意すらしない無法地帯。

保護者が授業管理のことを言ったところ、「採用時に校長より『授業だけしてくれたらいいから』と言われている」との返事。その上、出席簿にはその授業をしたことになっているが、無断欠勤も多く、理科の授業のほとんどは別の教科の先生が自習の監督に来るだけで、授業は全く進んでいないという。更に看護師を養成する看護料でも看護専門の教員が不登校になり、一般科目の教員が実習指導を行っているらしい。「こんな教育現場には子どもを預けられない」という保護者の言い分ももっともな話である。

更に今回、専門学校である瀬戸内総合学院では歯科衛生学科の来年度入学者の募集停止を決定した。従って、現在の学生が卒業すればこの瀬戸内総合学院の歯科衛生学科は廃止になることが決まったというわけだ。(次号に続く)






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