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時効中断を更新 オペレーションの執念が実る

ついに始まったオペレーションの斬り込み!
木村義雄前衆議院議員の疑惑が天下に知らしめられる!

本紙においては、長年に渡って追及、掲載してきた木村義雄前衆議院議員の疑惑であるが、ついに広く公に知られることとなった。言うまでもないが、これはオリーブ・オペレーションの皮切りである。

「四国タイムズ読者の方々からすれば、まあ、なんというかやっとこさ、というようなイメージを持たれるかもしれませんね。いや、必ずや持たれることでしょうな。そのことについてはいやはや返す言葉を持ち合わせてはおりません(苦笑)。まあ、換言すればですね、それだけ(四国タイムズが)クオリティーの高い記事を連発しておられる証左ですから…。非常に苦しいですな。正直なところ(笑)」。

高野修次容疑者 木村・元厚労副大臣こう語るのは、オペレーションの采配を振るひとり、当局の首脳である。オペレーション発動以降、ずっと前線で采配を振るってきた強者である。本紙川上道大社主を同胞=A朋輩=A同志≠ニ認識し、オペレーションの一員≠ニいう位置付けで、共に巨悪の駆逐に精を出してきた人物である。

「実際、(四国)タイムズ社主川上氏とは、共闘≠フ意識を持たせて戴いておりますよ。これは本音の部分。この本音を開示するというのが、つまりはわれわれの究極の目的を知ってもらう、ということに繋がることは充分に意識しています。われわれ捜査当局も、ただただ秘密主義で捜査上のことをひた隠し、事を進めていく、という時代遅れのことをやっているわけにはいきません。

阿吽の呼吸で共闘≠オていく。このことはきちんと公言しておきましょう。(四国)タイムズは、いわゆる普通の新聞とは、そのあたりが一線を画していると理解してもらってもいいでしょう。いや、もうその辺はタイムズ読者ならば周知のことでしょう」。

この認識に立脚して、ついに、オペレーションはその先陣のメスを入れ始めたのである。本紙読者から見れば、既に周知のことではあるが、オペレーションの進行、進展という意味では、今回のように多少のタイムラグが発生しても致し方のないところなのだ。却ってこのタイムラグこそ、本紙川上社主との連動性が裏付けられる、ということだ。

ここで、一気に広がった、木村義雄前衆議院議員の疑惑についての、普通の新聞≠フ報道を覗いてみることとしよう。周知のことかもしれないが、自体の敷衍、という観点からこうした報道は非常に有効性が高い。

オペレーションと本紙との共闘∴齡ハ紙から木村前衆議員の現状を読む

まず、日本経済新聞から。

平成21年10月21日朝日全精社協事件、前議員「補助金を」圧力か

社会福祉法人「全国精神障害者社会復帰施設協会」(全精社協、東京)の裏金疑惑で、厚生労働行政に詳しい自民党の前衆院議員が2008年12月、厚生労働省に対し「全精社協への補助金をちゃんと出せ」などと求めていたことが24日、捜査関係者や協会関係者の話で分かった。こうした圧力とも取れる要求の直後に厚労省による補助金交付が決定していた疑いが強いという。〜後略〜(同紙9月24日付記事より引用)。

ここで指摘されている、前衆議院議員≠ェ、木村義雄氏であることは、いまさら説明の要はなかろう。

やがて報道は、次のように変わってくる。この変化こそが、つまりはオペレーションの動きそのものなのだ。

厚労省補助金、議員の電話後復活全精社協に約2千万円

元事務局次長が大阪地検特捜部に逮捕された社会福祉法人「全国精神障害者社会復帰施設協会」(全精社協、事務局・東京)が08年6月、厚生労働省のプロジェクトの1次審査で補助金を認められなかった際、元厚労副大臣で当時自民衆院議員の木村義雄氏(61)が同省幹部らに電話し、交付を働きかけていたことが朝日新聞の取材でわかった。同省幹部らもこうした経緯を認めた。 〜中略〜

木村氏をめぐっては、全精社協の資金で07年に計120万円のパーティー券を購入していたことなどを協会幹部が朝日新聞の取材に証言。特捜部はこうした会計資料を入手しており、協会の資金をめぐる業務上横領容疑で逮捕した会計担当の元事務局次長、五月女(そうとめ)定雄容疑者(58)から木村氏との関係などを聴く。 〜中略〜同省関係者や内部資料によると、翌6月、木村氏は審査事務局の幹部職員ら2人に電話。「全部けったそうだが」「追加できないか」「(2次審査で)ちゃんとやってくれ」といった趣旨の言葉を語ったという。当時、木村氏は衆院厚生労働委員だった。 〜後略〜(9月26日付朝日新聞)。

いわゆる厚生族である木村義雄前衆院議員が、族議員の威光を借りてやりたい放題やっていたその一端がここに明るみになってきた、ということだ。このような悪行については本紙が再三にわたって報じてきている。

「そうですね、まさしく同志≠ニして強調の足並みを揃えてやってきたことです」。

首脳はさりげなくこう語る。

そして事態は次の段階に入った。次の報道を見てみよう。
「木村元副大臣に120万円」逮捕の全精社協元次長

全国の障害者施設などでつくる社会福祉法人「全国精神障害者社会復帰施設協会」(全精社協、東京)の不正経理事件で、逮捕された元事務局次長、五月女(そうとめ)定雄容疑者(58)が大阪地検特捜部の調べに対し、元厚生労働副大臣で当時自民党衆院議員(香川2区)の木村義雄氏(61)に07年、協会の金約120万円を提供した、と供述していることがわかった。当時の派閥トップ議員のパーティー券代として求められたと説明しているという。 木村氏をめぐっては、全精社協が厚労省から08年度の補助金を受ける際、同省幹部らに交付を促す電話をしたことが明らかになっている。

〜中略〜五月女元次長の供述によると、会計担当だった元次長は全精社協が精神障害者支援施設「ハートピアきつれ川」(栃木県さくら市)の事業譲渡を受けた後の07年5月、元特別顧問(死亡)らとともに木村氏と東京都内で面会。木村氏から、派閥トップ議員のパーティー券を買う金を融通してほしいなどと頼まれたとされる。元特別顧問の指示で約120万円を協会口座から引き出し、提供したという。

特捜部は、協会の会計資料から同額の支出があったことも確認したとみられる。〜中略〜全精社協の資料には、協会が木村氏本人のパーティー券を07、08年度に二百数十万円分購入したとする記録があることも特捜部の調べでわかっている。(10月16日付朝日新聞)

この一連の記事をトータル的に眺めてみると、オペレーションの軌跡がよく判ろうというものだ。また、この流れは、まさしく本紙が同時並行的に追っていたものである。

こうしてまずはひとつのターゲットとしてきた木村前衆議院議員に捜査のメスが入ったわけだ。オペレーションの皮切りなのである。木村前議員については、この先本命案件も控えているという。

同志≠フ意識を新たに!オペレーションの極秘報告書

「ここはひとつ、オペレーションの極秘をそっとお見せしましょう。我が同志=i四国)タイムズに敬意を表して」。

こういって首脳は、分厚い資料の束を示した。そこには次のような驚くべき内容が記されていた。書面は報告書の形態を取っていた。この報告書が記されたのは、選挙前のことである。

『まず、対象者は、香川二区選出、当選七回、元厚労副大臣のK(※これが木村義雄前代議士であることは論を俟たない)です。大物議員(※木村武千代のこと)の世襲で、旧そごう創業家とは姻戚といういかにも恵まれた環境下で議員をやっています。厚労族の典型で、いまのところ、この分野では実力者のようなことを言われています。

さて、このK代議士ですが、ある贈収賄事件の当事者として目下、最後の詰めを行っています。その事件は、K代議士の地元、香川県高松市の特養老人ホーム建設をめぐって発生した高松さんさん荘贈収賄事件≠ニいいます。(事件内容については、また会議の時にお話しします)。この事件で、関係する高松市議や同市助役などが逮捕されました。地方では大きな事件だったようですが、中央ではむろん看過されました(※大きく取り上げられなかった、ということ)。

ここにオペレーションの意義を見出すと思料致します。

ところが、この事件の真の主役は、当のK代議士だったようです。つまり、収賄側のご本尊だった、ということですね。当局はそのとき、詰め切れなかったのです。なぜならば同代議士に対する贈賄側の当事者(これは、高松市議だったのです)が、事件発覚直前に、いきなり失踪してしまったからです。この失踪の件は、いくつか報道がありました。むろん、この市議はいまだに見つかっていないのですが、この失踪のために、K代議士への捜査は断念せざるを得なくなっていました。

宮本和人元市議しかし、ここに来て、とても興味深いことが判りました。元高松高検検事長から得ましたが、ひとつは、この事件について、すでに公訴時効が過ぎようとしているにも(三年、五年)拘わらず、検察側が時効更新の手続きをしている、ということ、もうひとつは、失踪中の元市議が残していたメモの存在をもう一度見直している(※存在は確認されていたが、内容が分からなかったそうです。)のです。そこには、イニシャルと共に数字が書かれており、それが贈賄のエビデンスと認められる、のです。また、失踪してすでに四年以上経過する当のM市議(※宮本和人氏のこと)が、国内の某所(※大阪市生野区)に潜伏しているのです。

これらの点を併せて、総選挙後に、身柄の確保を見据えることとしています。

この贈収賄事件発生時は当のK代議士は、同副大臣直後、衆院厚労委員だったので、充分職務権限は発生、抵触しています。』
この内容は確かに凄まじい。ただ、本紙においては既報の通りではあるが、それにしてもこうも本紙とオペレーションと同じ動きをしていたかと、改めて感心させられる内容である。

「だから、同志≠ニ繰り返しているのですよ」。首脳は、頷きながらそう説明する。

「さあ、これから本格的に大きな動きが出てきますよ」。その言葉は力強い。

オペレーションと本紙との共闘はまずその先陣が切られた。これはある意味、歴史的な動きといってもいい。次のターゲットへの準備は既に終わっているという。

「良識ある(四国)タイムズ読者の方々も共闘≠ナす」

首脳の言葉を今、噛み締める時である。

常習・木村元副大臣の口利き汚職

「全精社協」から「高松さんさん荘」に飛び火

やっと木村義雄元副大臣も年貢の納め時か!

日本の歴代国会議員の中でも、汚職に手を染めた件数でいえば木村義雄元副大臣の右に出る者はまずいないはずだ。この記録は今後も破られることはあるまい。

柔道整復師団体、日本接骨協会、日本歯科医師会、日本医師会、薬局や医療器具、それに漢方までも、さらに個々の病院や老人ホーム経営者らからも賄賂と引き換えに口利きをしていたのだから開いた口がふさがらない。

さてそれでは、木村義雄副大臣の数多ある口利きの中から、日本歯科医師会の記事を紹介する。

小比賀元理事長 宮本和人元市議 Kの木村・元副大臣平成16年5月号の本紙
《「木村代議士、臼井・日歯協会長から賄賂厚生労働省に圧力の見返りか」

…診療報酬を巡り、日本歯科医師会会長の臼井貞夫容疑者から賄賂を受け取ったとして、東京地検特捜部は中央社会保険医療協議会元委員で元社会保険庁長官の下村健容疑者ら二人を収賄容疑で逮捕した。贈賄側は日本歯科医師会会長の臼井貞夫ら五人である。
逮捕者の中に、木村代議士の名が見えない。
(中略)逮捕された臼井会長側から木村議員が受け取った金の役割は、厚労省への恫喝であったことだけは間違いない。…》

厚労省への口利きの手段が、木村元副大臣の恫喝であったとは許せる話ではない。

香川・高松が汚職の元凶 「さんさん荘」と「あかね荘」を再捜査

香川県から木村義雄氏を7期も国会議員に選出したのは香川県民である。

宮本が記したカネの配分メモこの事実から全国民に多大な迷惑を掛けている香川県民としては、木村義雄追及の手を緩めるわけにはいかない。

香川県民が選んだのであれば香川県民が仕舞するというのが筋ではないか。

司直の捜査も佳境に突入したので、せめて香川県民としては、ここらで逃亡中の宮本和人ぐらいは自首させたいものだ(司直の手を煩わさず)。

事件当時を思い出すのに、平成17年12月20日付の本紙ホームページを利用しよう。
《逃亡中の宮本和人(被告人)に関する情報をおよせください!

※ 自殺の可能性もありますので、迅速な通報を、お待ちしています。

逮捕に繋がる有力情報提供者には、10万円の懸賞金を進呈!

■事件の概要
平成14年11月27日、「高松さんさん荘」の補助金交付を有利に進めるため、高松市議の宮本和人とTMは、高松市助役のTIに金員200万円を持参して贈賄の申し込みをした。
TI助役は一旦200万円を受領したが、2日後の同月29日、TM市議に返還した。さらに、その返還金は、宮本和人市議を介して補助金交付申請者である「高松さんさん荘」の小比賀剛一理事長に届けられた。

■逃走時の状況
宮本和人容疑者は、平成17年6月25日から高松北警察署で、県警捜査二課の事情聴取を受けていたが、3日後の28日の調べを最後に、29日未明、失踪した。

これは、時効を想定した失踪でないかと見抜いた高松地検並びに香川県警捜査二課は、逃走している宮本の所在、併せて逃走を手助けしている関係者の捜査のため、11月3日、高松市役所などを強制捜索に踏み切るとともに、その1週間後の11月10日、高松地検は、小比賀剛一容疑者と宮本和人容疑者を「贈賄の申し込み」で起訴した。

10月16日付朝日新聞■通報のお願い
被告人宮本和人は、贈賄罪・3年で時効という援用を「そそのかされ」失踪したものと考えられますが、高松地検が11月10日に起訴した段階で時効は中断されました。

被告人である宮本和人は、自ら出頭し事件の真相を語ることで捜査に全面協力すべきです。また、それが、高松市民を納得させ、家族に安心させる唯一の道ではないかと思われます。

以上の理由から、被告人宮本和人を見かけた方は、高松地検・香川県警捜査二課、又は、本紙あてにご一報をお願いいたします。》

これは4年前に書き込んだ内容で、懸賞金の進呈も有効。

さて、「凛の会」から「全精社協」「高松さんさん荘」へと木村義雄氏の汚れた手が伸びていたのなら、この際、「あかね荘」にも捜査の手を伸ばしてもらいたいものだ。

なぜなら、腐敗グループの元凶を叩かなければ、性懲りもなくまた腐敗の芽を蔓延らせるからである。

特別養護老人ホームの最後の認可は、「あかね荘」(実権・吉岡和子)に決まった。大内町三本松出の吉岡(旧姓橋本)和子氏が、木村義雄氏の選挙地盤で強力な後援者であるから頷ける。

それに、増田昌三前高松市長や市長夫人、さらに商工会議所の婦人部会などセレブ連が総動員で支援したからなおさらだ。

「あかね荘」の捜査が急務 貴重な捜査の体験を今後に活かせ

「歴史は繰り返される」とはよく言ったものだ。

人間は一代の命でドラマを繰り返すのであるから、結果的には時代の移り変わりの中で歴史を繰り返すしかないのか。ならば、失敗を繰り返さない処方箋はあるのかとなれば、他人の失敗をわが事に置き換えて学習するしかない。

増田・前高松市長 岡内・高松市副市長ここでは、本紙の平成19年11月号から木村義雄氏・塩田幸雄氏の失敗を学ぼう。
《…ここまで執拗に増田前市長に本紙が拘るのにも訳がある。というのは、「高松さんさん荘」「あかね壮」の補助金交付の手続きに増田前高松市長が深く関与しているからである。

ここで大西市長は、なぜ大西秀人氏に高松市長のお鉢が回ってきたのかをもう一度じっくりと振り返ってほしい。

不正認可の「あかね荘」当初、木村義雄代議士は、小豆郡内海町出身の厚労省統括政策審議官の塩田幸雄氏を増田市長の後釜に据える画策をしていた。ところが、「高松さんさん荘」に捜査の手が入り、「あかね荘」にも飛び火するのではないかと関係者は心配になってきたのであろう。そして、塩田氏は昨年3月、定年前に退職した。この相棒の塩田氏を木村代議士は高松市長にと口説いたが、捜査を恐れたのか断られた。》

次に、本紙の平成19年2月号で増田昌三氏・吉岡和子氏の関連から。
《増田市長の汚れた晩節「あかね荘」吉岡施設長との蜜月が汚職に発展か
(中略)増田市長は、平成15年2月に高松高裁から5億5千万円を市に返還金せよとの判決が出され、一方の吉岡和子氏は経営していた「タマル」が倒産寸前であった。あかね荘の実質申請者の吉岡施設長と、破産宣告を覚悟していた増田市長が手を組むことは自然な成り行きであったのかもしれない。…岡内副市長は、許認可担当の当時の健康福祉部長である。》

香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その79)

広沢が若林組長を煽動して発砲を川原に指示

12年前の今月29日夜10時30分、屋島カントリー・クラブハウス横の事務所兼自宅に、拳銃トカレフから5発の弾丸(1発は暴発)が発射された。

射手は、先代若林組の組員である川原豪。組長夫人の運転手を務める、まだ駆け出しの、暴力団の組織に染まり切っていない若き川原豪である。

この川原に、拳銃発射を直接指示したのは、先代若林組の組長秘書役であった広沢(西野こと黄津一)で、拳銃トカレフを手渡したのも、もちろん広沢ということになる。

田村・元副院長 若林ワ組長 佐長彰一弁護士12年前の若き川原は、組長秘書役の広沢から直接に声をかけられ、拳銃発射という組の大役をまかされたことをさぞかし誇りに思ったことであろう。

一方、広沢の立場は当時こうである。

先代若林組を破門になっていた広沢は、若林組に復帰後、若林ワ組長の機嫌取りにゴマスリの真っ最中であったのだ。

若林組長をそそのかし、近藤秀三郎元副組長を冤罪捜査で腐敗警官に逮捕させたのも広沢であるし、本紙川上宅に拳銃を川原豪に発射させたのも広沢の主導であったのだ。

広沢「組長、これ以上四国タイムズにのさばらせていたら若林組のためになりませんぜ。タイムズの仕舞いはこの広沢に任せてくれませんか」

組長「そうか、それほど言うなら、おまえの好きなようにやってみい」

広沢はその後、組長の方針と装って川原に指示をした。

若林組長・逮捕劇の舞台裏 横田武・警部補が暴力団に陥った罠

さて、広沢が若林ワ組長の組長秘書役になった経緯に触れてみよう。

若林組を破門なっていた広沢にとって、組の代紋が使えなければ死活問題である。要は広沢が生きていく(稼ぐ)ためには若林組という後ろ楯が必要であったということだ。

それはそうであろう。

広沢のシノギの成り立ちは、トルコ(風俗店の旧名)・シャブ・恐喝・詐欺・スリ・万引き・放火・鉄パイプ襲撃・タイヤへの穴あけ・拳銃の調達…抗争の構想立案など多様に及んでいたからだ。これらをこなすには暴力団の後ろ盾がなければ成り立たないのも頷ける。

平成14年8月1日付四国新聞そこで、広沢は若林組への復帰に一計を企てたのだ。

協力者は、広沢が経営するトルコ「かぐや姫」を利用させていた腐敗警官、それに賭博と女で呪縛の虜(とりこ)にしていた県立中央病院の田村敬博・元副院長ら。

広沢が、若林組長の気持ちに取り入るシナリオはこうだ。

時は四国タイムズが創刊された平成4年。ちょうど若林組長がゴルフ場開発の地上げに絡んだ案件を、広沢は腐敗警官と共に舞台に選んだのだ。

川原が使用した同型トカレフ逮捕されるのを極度に嫌う若林組長を、広沢の手配で若林組長を逮捕から免れさす。
そうすれば、若林組長の広沢への評価は上がり、広沢に少々問題があっても、警察への広沢の影響力を考えると若林組長は広沢を重要視するしかあるまいと考えたようだ。

広沢の組長秘書役という肩書は、若林組長からすれば、警察対策用ということなのか。

要は、広沢からすればマッチポンプで若林組に復帰したということになるのだろう。

ここに、平成4年8月1日付の四国新聞が掲載した「若林組組長を逮捕リゾート開発で業者を脅かす」がる。

紙面の関係上割愛するが、本紙の平成16年4月号から広沢とその周辺の人間模様を浮かび上がらせてみよう。
《この若林組長を逮捕させるシナリオを描いたのが、他ならぬ広沢であったというから驚きである。広沢の動機は、当時若林組を破門されていたので、若林組に復帰するため、腐敗警官と手を組んで推し進めたのがこの逮捕劇である。それもこの若林組長の取調べを担当したのが、まだ汚染されていなかった横田武(警部補)であったというから、なんとも根が深い。

6月30日、若林組長の自宅など11ヵ所を家宅捜索するとともに逮捕令状を取り、逮捕する予定であったが、広沢と癒着していた警官からの情報漏洩によってすでに逃げていた。若林組長は、お付の組員と共に1ヵ月ほど東京のヒルトンホテルなどを転々としていたが、いつまでも逃げていたのでは香川県警のほうも困るということになった。

暴発前の川原のイメージ7月半ばから下旬にかけて、若林組の金庫番であった滝川氏が佐長弁護士に3百万円の着手金を持参したことから進展を見せた。佐長弁護士は、民暴対策委員会の初代会長を務めていた手前、三原、植木両弁護士を立てた。それでも心もとないと判断したのか、県警の顧問弁護士的立場であった吉田弁護士も追加依頼した。吉田弁護士も最初断っていたが最終的に受任した。

いよいよ田村内科部長の出番である。かねてより広沢と打ち合わせしていた通り、30日夜、若林組長は中央病院で一泊、保釈のための小道具である偽診断書も作成した。

翌日、容疑者の若林組長は高松北署に出頭し、一夜を留置場で過ごして保釈になった。田村内科部長が用意した偽診断書を悪用したことは言うまでもない。》

どうであろう。若林組と権力者の癒着がありありだ。

拳銃発砲犯の川原豪君へ

君は若い、この機会に足を洗ったら!

川原豪君元気ですか。

君とは12年前の拳銃発砲事件より少し前、カントリー横で私と初めて会いましたね。

覚えていますか、その時の状況を。

門扉から私の敷地に入った所に繋いでいた黒っぽい犬を、君の彼女が座り込んで『かわいい…』と言いながらかまっていたのを覚えていますか。

川原の店 BALLe私は作務衣の姿で、君の彼女にこう言いました。

『触らないようにして、番犬のための犬やから人になれたら役に立たなくなる』

君は座っていた彼女の横で私が彼女に話しかけていた間、敷地の奥にある私の家の方角を見ていましたね。

また、こんな時もありましたよね。

平成16年2月8日午前8時、上福岡町の24時間喫茶ジョイフルで君は彼女と朝食をとったのを覚えていますか。君は彼女と係員のいないレジー前で、だいぶ長く係員を待っていましたね。私は君に気付いたので君と彼女に近づき、君に声をかけましたよね。

私は君にこう言いました。

『あなたが川原さん』

君は声も出さず固まったように硬直していました。君の彼女が、君と私の顔を見比べるようにしていたので、私がさらに、こう言いました。

『あなたが川原さんでしょ』

その時、君は私にこう言いましたよね。

『……どうして僕のことを知っとるん…?』

川原豪君。君はまだ若いので人生の出直しは必ずできる。

仕事も、グローバルは安定だし最近オープンした南古馬場のバルエもなかなか好調のようですね。ここらで一つ自首して人生のけじめをつけたらどうですか。

発砲を広沢が指示した真相を語れば、君の減刑を被害者である私が嘆願しましょう。
平成21年11月1日

四国タイムズ川上道大

新井哲二・丸亀市長の暴走

落札業者の設計業務は一括丸投げか!

新井哲二・丸亀市長が2期目の当選直後に行った「丸亀競艇場施設改善基本・実施設計業務委託」の入札は、やはり本紙が指摘のとおり不正の臭いがプンプンである。

村上博・村上組社長 新井哲二・丸亀市長さてそれでは、5ヵ月前の本紙6月号をまず押さえてほしい。
《落札業者は滑剴c建築設計(東京)で7千6百70万円が落札金額。これは、異常な超低価格といわざるを得ない。
ちなみに予定価格は、2億5千万円。入札参加業者は9社で、応札金額は、高いのが日建設計の2億2千7百万円、低い方が石本建築設計で1億1千百万円と幅があった。入札のルールからすれば、鎌田建築設計はダンピングで失格、石本建築設計が落札ということだろう。

本紙川上がズバリ言う。

鎌田建築設計の入居ビル100億円を越す競艇場観覧席の工事は、新井市長と建設業者との癒着で進められている出来レースであると。

元請業者は大成建設、新井市長の裏の取り仕切り役が村上組の村上博社長であると本紙川上なら容易に察しがつく。

なぜなら、丸亀市には「夢タウン」が誕生したではないか。新井市長と村上社長との癒着は、すでにこの「夢タウン」から始まっていたことはほぼ間違いなかろう。

不正行為を抑止するために、本紙が事前に警鐘を鳴らすということだ。》

本紙のこの記事が、新井市長の当初の目算を大きく狂わせた。なぜなら、この記事が余にも不正の実態を映し出していたからだ。

要するに、この不正に関与していた関係者が司直の捜査を恐れたということ。

本紙川上が確信に触れよう。

東京本社の滑剴c建築設計には、この入札に参加する資格も能力もないということだ。

本紙川上の現地調査では、ダンピングして落札した設計業務の仕事は、100億円を越す競艇場観覧席工事を受注する手筈になっていた大成建設が、実際は丸抱えで設計している疑惑があるということだ。最近、大成建設がこの工事の受注を断念したことからすれば、新井市長の取り巻きは大混乱に陥っているはずだ。

本紙の記事を真摯に受け止め、関係者の人生設計に大いに活かしてもらいたいものだ。

瀬戸内学院の迷走F

四国学院が横領疑惑の隠蔽に協力か!

瀬戸内学院の理事でもある四国学院の宮脇賢一常務理事からの連絡はいまだ本紙川上にはない。

瀬戸内学院の再建で四国学院から送り込まれたはずの宮脇賢一常務理事ではあるが、はたして本気で瀬戸内学院の健全なる再建を願っているのだろうかと、つい首を傾けたくなる。

それはそうであろう。

9月25日、わざわざ高松から善通寺の四国学院にまで足を運び、四国学院が瀬戸内学院の再建で必要な事実に基づく情報を提供しようとした本紙川上を無視するのだから。

平成21年10月21日付 四国新聞四国学院の総務課職員に宮脇常務理事へ言付けた状況を9月号本紙から記す。

《四国学院が支援する瀬戸内学院の情報を提供させてください。本気で四国学院が瀬戸内学院を支援するなら、瀬戸内の現状を正しく捉えていなければ四国学院のためにもなりませんよ。瀬戸内学院の破綻に到る事実解明を怠っては、瀬戸内学院の再生はできません。

決して誤解のないように、四国学院に正しい判断をしてもらいたい為にやってきたのですから…」

帰り際に、四国タイムズと名刺を手渡し、後日、宮脇常務理事の都合で連絡をもらえるようお願いした。

情報を活かす四国学院の本気度を是非確認したいものだ。》

記念碑の除幕式後の出来事 四国学院・記者会見で本紙を拒絶

ここで本紙の立場をハッキリさせておこう。
「親切という名のおせっかい、そっとしておくおもいやり」

右から2人目が除幕前の清水理事長という文句を思い出したが、本紙の役目は納税者である国民側に立った報道者であるから、「四国タイムズはおせっかいをやかずに、四国学院と瀬戸内学院についてはそっとしておいてくれないか」では済まないのである。

なぜなら四国学院や瀬戸内学院には、国や県、市から国民の税金である補助金が交付されているからである。

行政から補助金を受け入れるからには、むしろ積極的に、経営内容や金についての情報を報道陣(四国タイムズも含む)に提供するべきではないのか。

さて、本題に戻ろう。

本紙を拒絶した森藤氏四国学院が瀬戸内学院を支援することが決まったのを記念して、先月20日午後1時半から四国学院のチャペルで祝賀会が行われた。

その後3時からは本部前のキャンパスで瀬戸内学院が四国学院に贈呈したモニュメントの除幕式、3時15分からは記者会見と続いた。

本紙川上が現場に到着したのは、ちょうどモニュメントの除幕式前で、出席者の顔ぶれは県からは高木副知事や中山総務部長ら、三豊市からは横山市長など錚々たるメンバーであった。

除幕式前の貴重な時間を活用して本紙川上は、
@「今日は本当にお目出度く、心から喜んでいます」
A「瀬戸内学院の健全な存続には、破綻の原因である事実解明が必要である」
B「教育界である瀬戸内学院の理事長には、パワハラの清水邦夫氏は相応しくない」と、

これら3点を力説して回った。

問題が発生したのはこの後、記者会見の一階会場の入り口前で起きたのだ。
「無礼者!」

本紙川上が大声で怒鳴った。

それはそうであろう。記者会見室に入ろうとしたところ、3、4人の男たちが立ちはだかったのだから。

男「どちらの新聞社ですか」

川上「四国タイムズです」

男「ここは、県政記者クラブか善通寺市の記者クラブに所属していなければ入れません」

ここで押し問答になった。

男から名刺をもらい、すかさず本紙川上はこの男にデジカメのシャッターを切った。
そしてそのまま、除幕式の関係者がまだ立ち去っていないキャンパスに移動したのである。

本紙川上はこう言った。

「四国タイムズを記者会見に参加させないとはどういうことだ。いま、日本のレベルで木村義雄元副大臣を追及しているタイムズを、県や市の記者クラブに所属していないからという理由で…」

三豊市の横山市長が仲を取り持つ場面もあったので、本紙川上は矛を収めて男の名刺を確認したところ、「四国学院法人事業部総務課・森藤博紀」とある。

森藤さん、よく考えてほしい。瀬戸内学院の隠れた情報を収集することこそが、あなたの役目ではないのかと。

瀬戸内学院・破綻の原因を探る@

香川西ゴルフ場が不可解な閉鎖予告

先月18日、瀬戸内学院が運営している「香川西ゴルフセンター」を利用している者だと前置きして、本紙川上にこんな電話があった。
「…16日にゴルフ場に行ってみたら、ここの西ゴルフ場は11月末で閉鎖すると貼り紙がしてるんです。

香川西ゴルフ場瀬戸内学院が破綻して四国学院が引き継ぐのであれば、ここも続けて欲しい。瀬戸内学院は、ゴルフでは全国優勝もしたし、学生募集でも、この西ゴルフ場があるということで入学した学生もいる。親子でここに通っている熱心な母親もいるんですよ。まして、借地契約を交わして開発したゴルフ練習場やから、地主の人に説明もせずに閉鎖とは学校法人ではないわ。県から補助金がでてる学校やから関係者に説明してからにして欲しいわ」

さて本紙は、瀬戸内学院の再建を願い破綻の真相解明に力を注ごう。

昨(平成20)年6月17日、県の中山総務部長、松尾総務学事課長以下5人が学院を訪問。その県の5人と塚本理事長を含む本部の職員が同行してゴルフ場を見学した。

そこで塚本理事長が、「このゴルフ場は1億7000万円の負債が残っているが、3年間は支払いの凍結を渡辺前理事長と栄和総合リースとで話ができている。ゴルフ場の建設費用は、栄和総合リースから借りて、学校を通さず直接に建設業者に支払った」と説明した。

ところが県の中山総務部長らは、カネ絡みの問題を察したのか深入りを避けたようだ。

それはそうだ。

補助金投入側の県が、瀬戸内学院の不正を承知で公的資金を注入できるはずはない。

三豊市が富士建設に便宜

瀬戸内学院の疑惑隠蔽を画策

多田治市議 清水邦夫理事長瀬戸内学院の清水邦夫理事長の周辺に不可解な動きが浮かび上がってきた。半年前まで、行政の裁量権を意のままに扱える三豊市の副市長であったから、本紙としては看過できない。

さてそれでは、香川県の牧野建築課長から提出してもらった「入札に参加する者に必要な資格」(2)を示す。 《入札書提出期限日から落札者決定の日までの間に、香川県建設工事指名停止等措置要項による指名停止期間中の者でないこと。》

次に、牧野課長との会話。

川上「指名入札でなく一般競争入札であれば、業者が指名停止期間中であっても入札に参加できますか」

下請禁止違反の小竹興業現場牧野「ダメです」

川上「国会議員や県会議員、私が頼んでもダメですか」

牧野「ダメです。そんなことできません」

川上「発注者なら」

牧野「指名停止処分を決めた発注者が、一般競争入札にその業者を参加さすはずがないでしょ」

問題は、「三豊市詫間中学校体育館建築工事」の入札後審査型一般競争で起きた。

入札に参加した「富士建設」は平成21年3月12日から6月11日までの3ヵ月間、指名差し控え(停止)の期間中で、それも原因が悪質な工事費の偽装工作なのだ。

6月9日16時が申込みの閉め切りであるなら、6月11日まで指名停止中の富士建設は入札に参加できないはずだ。

この入札は業者16社が参加し、7月9日に高松市本社の小竹興業が4億6千7百万円で落札した。三豊市の富士建設は最低制限価格に届かない3億9千9百80万円の入札であったから失格。

ところが、建設業法に落札した元請け業者は同じ入札参加した業者に下請けさせてはならないという決まりがあるにも関わらず、富士建設は小竹興業の下請けに潜り込んでいたのだ。これは法律違反。

なぜここまで富士建設に三豊市が便宜を図るのか。

その答えは、瀬戸内学院の疑惑に関与した富士建設の口を封じるため、と本紙はみた。

この便宜の裏に、多田治市議や清水理事長の影を感じるのは本紙だけではあるまい。







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