『へらこい県民性会議』
浜田恵造会長に香川県知事をやめてもらいましょう
小川和彦氏に県人事委員をやめてもらいましょう
水本勝規氏に県会議員をやめてもらいましょう
西川昭吾氏に県会議員をやめてもらいましょう
讃岐の改革に点火 オペレーションがゴールに!
オペレーション、本音激白!
「ゴールのテープを切る人は決まっている!」
本稿執筆中も実は気が気ではないのである。
いうまでもない。オリーブ・オペレーションのゴールが、本紙9月号の発刊にはそのテープが切られているのではないか、心配≠ェ、執筆を気もそぞろにしていることは確かなのだ。
「この夏の捜査の仕上げは、実は無事に終わりました。え?梅雨の時期だけでなく、すでに盆も過ぎてしまったではないかって?一体(オリーブ)、オペレーションのゴールはいつやって来るのかって?
私たちは、やはり捜査上の秘密、という言葉がある通り、正直に何もかも申し上げることは出来ない仕組みになっているのです。特にメディア関係にはね、注意を払うように、という(警察)全体のしきたりというものがありますからね(笑)。いやいや、それでも、(四国)タイムズさんには、これでもかなり肉薄した実状をお話ししているのです。それはいうまでもないことですが、このオペレーションのキッカケとなる、孤軍奮闘を続けておられた同志≠ナあり、ある意味、師匠≠フ(四国タイムズ社主)川上サムライ%ケ大氏がいるからなんです。敬意と親愛の意を込めてこれまで、われわれの機密情報をお話ししてきました。
すべては予定通りに進行しているのです、実状は。しかし、ターゲットは、その意味でタイムズのポジションを知っています。われわれの動きは、すべてタイムズを見れば知ることが出来る。これを非常に認識しています。川上氏とわれわれとの密接度、川上氏の実力のほどを恐れているからこそ、タイムズは実はわれわれの動きを知る最大のツールになっているわけです、ターゲットのね。だから彼らはタイムズを舐めるように読む。ターゲットは、タイムズの一言一句に非常に敏感になっている。すべての面に書かれた情報を暗記するくらいに読むのです。熱心さからいえば、これほど熱心な読者は他にいないかもしれない、媒体としてはありがたいことですね(苦笑)。これは事実なんです、その根拠はあとからお話ししますがね。
彼ら、つまりターゲットたちが、最も熱心な読者である、その事実。これがどういうことかおわかりですか?
われわれにとっては、この事実はやはり恰好の応用ツールなんです。もうちょっとハッキリいいますと、捜査上、大変有効なツール、ということなんです。
それはですね、タイムズにわれわれの情報を集約させることによって、逆に彼らの動きをこちらが読むことが出来るのです。
これは非常に高度な捜査手法なんですが、つまり、相手のターゲットもそれほど高度な手法を使わなければ、どこかでスルリとわれわれの捜査の網から抜け出てしまう、そんな奸智があるからなのです。そんな相手の資質を見抜いた上での捜査なんです。そうでなければ、これほどの精鋭を一どきに集めた軍団≠編成するはずはありません。
ミッドサマーですから敢えて太平洋戦争を引き合いに出しますが、その時の作戦以上の緻密なオペレーションを敷いているのです。あのときも外来語禁制の中、我が国の司令官たちは、ミッドウエイなどは、秘かに、オペレーションと名付けていました。いろいろな冠を被せてですね。今のわれわれはあのときの我が国の軍部以上の精緻さをもってコトに臨んでいます。それほどの戦場≠ェ実は今の讃岐には繰り広げられているのです。
しかし、我がラスト・サムライ≠ヘ、実際に複数回、銃撃され、複数回、いわれなき暴力にあってでも屈せずにここまで来ました。
まさしく戦場≠サのものです。だから私たちも、先人たちが戦場≠ノ臨む思いでこのオペレーションに携わっているのですよ」。
「嵐の中に立っている」讃岐の未来を託せ!
百手先を読んだ上で飛び出してきたターゲットの取り返しのつかない失策
今やトップに上り詰めた、オペレーションのトップリーダー、警察最高首脳は、熱にうなされた如く語る。
同最高首脳の語りはもはや止めどがない。本紙、本紙社主川上との共同作業であるこの度のオペレーションについてはさらに具体的、且つエスカレートしていく。
熱を帯びた話は続く。それは実はゆうに四時間を超えている。長い長い夏の陽がやがて暮れていってもそれは続いている。
「それはあたかも名人が指す将棋さながらなんです。今のオペレーションというのは、意気込みは、そう、先人たちの戦場に赴く時の士気=Aそれに、棋士の百手も二百手も先を読む戦略≠ェ相俟っているのです。この認識を頭に置いての戦い、そのうえで話を戻しますよ。
さてここで、先の話に戻ります。ターゲットたちは、ズバリ、首長です。元、前、現、さまざまな首長がいる。そこには(国政の議員)バッジが燦めいているかもしれません。このことも念頭に置いて下さい。
彼らターゲットたちは、(四国)タイムズの熱心な読者です。裏を返せば彼らはタイムズからのインフォメーションがわれわれの動きを掴む唯一のツールということになる。
これはどういうことでしょうか?われわれの手の内の一番奥を彼らは読もうとします。そこにわれわれのオペレーション(作戦・捜査)が食い込むのです。頭脳に食い込むのです。頭脳が行動のすべてを支配していますからね。
すべての構造を明かすことは至難ですが、タイムズのウラのウラを読んだ彼らは、いろいろな対策を立てます。われわれはそのまたウラを行くのです。そこで初めて、勝利が得られる。
じっさい、ゴールの時期にしてもそうです。彼らは急いだ。すべてのことに急いだのです。それはわれわれオペレーションの動きが、加速してきた、そして、それを梅雨、という言葉で表現したからです。
さあ、そこからは熾烈な追いかけっこになる。ひとつだけ明かしましょうか?なぜ、今の県議会は、あの朝日町工事(※本紙でも連続追及している新県立中央病院建設の案件である)を急いで結論出したのか?それが拙速だったことは確かに今頃になって気付いているはずです。あれは彼らの明らかな失策だったのです。その失策をわれわれは待っていた。
あのまるで先を急いだかのように見える結論の出し方は、タイムズを舐めるように読んだ上での結果だったのです。熱心な読者だからこそ、あの失策は生まれました。
同時に、先月でも少々お話ししましたが、すでにターゲットの中核にはわれわれは当たりを付けていました。ええ、ほんの軽い事情聴取というところでね。軽くても彼らは卑しくても首長クラスですからね、その来訪に心から震えたでしょう。
それをわれわれの心理的な意味でのブラフ=i※証拠が無いじゃないか、などとシラをきる相手に、秘密の暴露をさせるような陽動)といっても過言ではありません。
一方、高級官僚時代を経ている人達は、この軽い事情聴取がいずれはどうなるか、というのを知悉しているはずです、その心理的効果も狙ったのですがね(微笑)。
むろん、われわれは、そこにタイムズとの連動をいつも頭に描いていました。タイムズとの無言の連携というのはまさしくこれなんです。
そこで結果的というべきか、ついに、彼らの拙速、つまり失策を引き出すことが出来ましたね。
これを待っていたのです。あの真夏の突然発生した現知事の朝日町工事10月再開の決断は、いわば必然的なものだったのです。
知事は、いみじくも、『私が責任を取る』と仰った。(以下、本記事最後の引用記事を参考)
ラスト・サムライ≠ニの緊密なる連動が、このような形で実を結んだのです。彼らは焦ったのでしょう。記事やわれわれのほんのちょっとした陽動=Aこれに目が離せなかった。
ああ、そうですね、後になって明かすと言ったあの件です。何故、私(最高首脳)がターゲットたちが、タイムズの熱心な読者ということを事実≠ニ言っているのか、ということでしょう?
それはですね、先程から言っている極秘の事情聴取で、彼ら自身が言ったことなんですよ。これほどの事実認定はない(笑)。
この問題はいうまでもなく、大きな大きな問題に発展しますよ。それが讃岐の改革です。オペレーションのゴールです。そして、ゴールは、結局、いまだに未解決になったままにされている、我がラスト・サムライ$上氏の襲撃事件への決着なんです。満身創痍になってまで我が故郷の良心を守ろうとした男が、今のすべてにおいて希薄な時代にいますか?
だからわれわれは、オペレーションとして立ち上がったのです。だから、ラスト・サムライ≠ネんです。
これからも、ターゲットはやはり、タイムズの熱心な読者であり続けなければなりません。それでこそ私たちとサムライとの共同歩調は続くのです。そして今回の失策≠ェ、ゴール≠フあのテープを速やかに用意してくれました。ここで言っておきますが、テープは、やっぱり、ラスト・サムライ≠ノ切ってもらいましょう(笑)。
サムライのお名前をいただいて、オペレーションのなかには、BIG-ROAD≠ニこの捜査を名付けた主任がいます。いいネーミングですね。現場では、BIG-ROAD≠渡ろう、事情聴取を招集する時は、そんな言い方をしています。
まあ、解説の必要はないかもしれませんが、そう、サムライの名前は、道大、大きな道に由来するネーミングです。これはやがて、VICTORY-ROAD(ビクトリーロード勝利への道)にも通じるといって、受け入れられています。現場はこういういわば士気高揚のための知的な言葉選びをするのですよ。とてもリアリティがあるでしょう?」。
最高首脳の熱は当分おさまりそうもない。話している間にも、遠くを眺める眼を幾度もしている。その視線の先には、讃岐がある。そして、長い刀を腰だめにしたラスト・サムライが、風の中、毅然と立っている。そして、
BIG-ROAD≠フ終点にあるゴールのテープがある。
最高幹部は今回大きなポストに就いている。オペレーションのゴールのテープを切るためのポスト就任、そして今回為された多くの人事でもある。その人事を眺めると、まさしくオペレーション・シフト、とでもいうような布陣になっている。
さあ、時期は来た!何も動いていないように見えても、それは嵐の前の静けさなのだ。
もうすべての準備は出来ている。
最高首脳は最後に言った。
「最初の失策≠ヘ引き出しました。私たちは網を縮めています。ラスト・サムライ≠ヘ、あの名刀を研いでいますか?意外に頑丈なテープを一刀で切り落としてもらわねばなりませんからね」。
ここに来て言葉はいらぬ。
(参照)
朝日町工事、10月再開/新県立中央病院
新県立中央病院の工事再開方針を表明する浜田恵造香川県知事=県議会委員会室
県立中央病院の移転計画
浜田恵造香川県知事は16日、新香川県立中央病院(香川県高松市朝日町)について、一時中断している建設工事を10月上旬から再開する方針を表明した。知事は「整備場所は変更せず、追加対策で県民の安全、安心のため万全を期す」と決意を示したうえで、現在地で想定外の被害が起きた場合には、「責任は私が取る。行政の長としての責任は十分に自覚している」と明言した。〜以下後略〜(二〇一一年八月一七日付四国新聞より引用)
浜田知事「責任は私が取る」
真鍋前知事の逮捕で新中央病院の行方
「北朝鮮、透ける焦り
記念日へ業績作り急ぐ」
《北朝鮮の金正日総書記が24日、9年ぶりとなるロシアとの首脳会談を果たした。北朝鮮の公式メディアは会談を経済建設の歴史的契機と位置づけた。ただ、「強盛大国の大門を開く」と国民に約束した2012年が迫るなか、北朝鮮の焦りも透けて見える》
「金総書記レーニン像にお辞儀」
《…街の中心部でレーニンの巨大な頭の像を見学。敬意を表してお辞儀をしたという》
これらは、8月26日付朝日新聞。まるで香川県の浜田恵造知事そっくりだ。
北朝鮮の金正日総書記役が香川県の浜田知事で、レーニンの巨大な頭の像が真鍋武紀前香川県知事。
そして、金正日総書記が国民と約束した「強盛大国の大門を開く」と、真鍋前知事が県民と約束した2012年(平成24年度)には新県立中央病院を完成させるという状況までもが、余りにも似通っているではないか。
その上、金総書記がレーニンの頭の像にお辞儀をする、浜田知事が本紙川上に言った「真鍋知事を御尊敬申し上げております」と敬意を表した場面などはまさにだ。
東日本大震災による朝日町JT跡地の新県立中央病院工事中断は、真鍋前知事や浜田知事の判断を狂わせる動機になったことだけは間違いない。
浜田知事焦りの原因は本紙 「インターネットで四国タイムズを読んだ」
さて、浜田恵造氏に香川県知事をお辞めになっていただく話に移ろう。
真鍋知事や浜田知事の冷静さを狂わせた状況を、まず浮かび上がらせ真相に迫る。オリーブ・オペレーションのフェイント(※相手をまどわし牽制するための動作)が見事に的を射た瞬間だ。
本紙の8月号「梅雨時の事情聴取極秘捜査でターゲット入院」は、記事内容の緊急性から早めの8月4日に発送を済ませ、6日の土曜日には
「8月号ニュースを特別速報
郷土香川の再生に向かって」
と題して本紙のホームページに掲載した。
その2日後、8日の月曜朝の出来事だ。
本紙川上は、県庁新館のすべての部課、特に知事室には念入りに本紙8月号を配り終えて旧館に向かっていた。ちょうど新館の正面玄関に差し掛かった時、左側から浜田知事が一人で入ってくるではないか。偶然の恐ろしさと言うか、鉢合わせとはまさにこのことだ。
本紙川上は、もちろん立ち止まった。
「おはよう」
目が合った浜田知事があいさつした。本紙川上が黙って四国タイムズ8月号を手渡そうとしたところ、
「読んだ、インターネットで四国タイムズを読んだ」。
ちょうど一年前、観音寺グランドホテルで本紙川上の情報提供を拒絶したあの無礼な浜田知事の姿はすでにそこにはない。
「いいです。私は真鍋知事を御尊敬申し上げております。同僚には警察や検察、国税局の友人もいますから情報は直接取れます」
なんという変わりようか。
権力志向の強い浜田知事が事態の深刻さを、最近になってひしひしと感じてきたのではなかろうか。真鍋前知事も、浜田現知事も香川の現状が分からず知事に就任した。取巻きに囲まれ担がれた県政の運営がいかに危ういかを思い知ったのではあるまいか。
もはや遅し、ルビコン川はすでに渡っているのだ。
さて、3年余り前から朝日町JT跡地の新県立中央病院の疑惑を報じてきた本紙であるが、現状はどうなっているのだろう。
悪いことはできないものだ。
今年3月11日に発生した東北大震災さえなければ、新県立中央病院の利権に群がった疑惑の関係者はおおむね筋書き通りに事を進めていたのではないか。たとえ本紙が疑惑追及の記事を掲載してもだ。
要するに、知事、議会、委員会、設計業者、建設業者などの癒着関係者が結託して進めてきた利権構造プロジェクトは、一種の原子力発電所に関わる「やらせ」のような手口だったようだ。
さて、県が高松市朝日町での新県立中央病院建設工事を中断して、防災対策見直しのための文教厚生委員会が、11、12日と16日にあった。
本紙川上も11日の午後、参考人である土岐憲三立命館大学教授と委員である県議のやり取りを傍聴するため出向いたのであるが入室を断られた。
もちろん本紙川上も、参集している関係者に向かって、「これは、やらせ。追加の防災予算をつけて誤魔化すのは、朝日町に新県立中央病院の建設を続行させるためのやらせですよ…」と大声で訴えた。
入室を拒否され、仕方なくモニターで傍聴するとこうだ。
さぬき市の白井県議「昔の人から、建物は硬い岩より砂地の方が地震には強いと聞いたことがある…」
小豆島の黒島県議「すでに審議は十分に尽くしたので、改めて追加審議するのは無駄ではないのか…」
土岐教授「私の意見はあくまでもすでに選定された4カ所の候補地を対象に検討した考えで、判断は皆さんで…。個人的には見直す必要はないと考える…」
16日の浜田知事。
「整備場所は変更せず、追加対策で県民の安全、安心のため万全を期す」と決意表明。その上、現在地で想定外の被害が起きた場合には、「責任は私が取る。行政の長としての責任は十分に自覚している」と明言した。
本紙8月号をインターネットで読んだ浜田知事が、真鍋前知事の路線を今さら変更もできず、強行突破するしか道はないと考えたのであろう。
行政暴力企業に腐敗警官の影
豊島不法投棄と新光開発は符合
真鍋前知事から香川県政を引き継いだ浜田知事が、いま、立ち往生している。豊島不法産廃の撤去問題と新県立中央病院の建設問題が、2012年度末に迫っているからだ。
2度のリストラで失業中であった浜田氏からすれば、真鍋知事から引き継いだ豊島や新県中央病院の問題を「こんなはずではなかったのに」と、本音は後悔しているのが実状ではあるまいか。
知事に立候補する前であれば、本紙川上も適切な助言を浜田氏に伝えてあげたのに、今となってはすでに遅しだ。
さて、先(8)月4日付四国新聞「新たな産廃の存在が判明、計画見直し必至/豊島」に目を通してみよう。
《香川県土庄町豊島の産廃処理事業は、不法投棄現場で新たな産廃の存在が判明し、2012年度末までの事業終了が事実上不可能となった。香川県が1日に明らかにした現時点での増加分は推定で約1万6千トン。今後さらに同等以上の量が上積みされる可能性がある。完全撤去まで2年を切った段階で生じた誤算。県の処理計画は大幅な見直しが必至の情勢で、県財政への影響も懸念される…》
次に、7月8日付「廃棄物の撤去完了/新光開発・旧最終処分場」。
《香川県が香川県坂出市川津町の新光開発(社長・西川昭吾県議)に対して産廃撤去の措置命令を出していた問題で、県は7日、同日までに同社が、旧最終処分場(同市府中町)にあった廃棄物の撤去を完了したと発表した…》
どうであろうこの二つ。まだまだ不法産廃や隠しパイプが隠蔽されているはずだ。問題を先送りと繰り返す香川県行政の体質は、政・官・業・暴、それに一部の腐敗警官が支援した官製協力型犯罪と言わざるを得ない。
香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その101)
山口組司六代目が金比羅参りで香川に
この連載も、その101だ。
四国タイムズの創刊は平成4年1月号であるから、来年1月で、本紙も満20才か。
よくもまぁー、ここまで続いたものだ。我ながら感心する。
なぜ、続けられたのかの種明かしはこれだ。
先(8)月30日付四国新聞。
「適正な取り調べを捜査員へ徹底申し合わせ」
《四国管区内警察本部長会議が29日、県警本部であり、(中略)。この日は、警察庁の岩瀬充明生活安全局長=元香川県警本部長=と四国管区警察局の岩崎和彦局長、4県の県警本部長ら11人が出席した》
平成15年8月に香川県警本部長を就任経験した岩瀬氏が、今この時期、警察庁の生活安全局長として香川県警本部で4県の本部長会議に臨んだ。
その折々、このような捜査関係者の人事や動きに神経を研ぎ澄ませながら、本紙が進めるべき道を模索しながら信じて大胆に記事という駒を進めてきたのである。
ハッキリ言えば、オリーブ・オペレーションを信じ切ったということで、聖書に例えると『海上歩行』のような心境であったということだ。
田岡三代目の金比羅参り 案内役を若き近藤秀三郎氏が
六代目山口組司忍組長が関係者と供に、香川県の金比羅さんに参拝したことを週刊実話の8月11日特大号で知った。
本紙川上の頭に浮かぶのは、清水次郎長親分の森の石松、それに三代目山口組田岡一雄組長の金比羅参りの話である。
当時の三代目山口組若頭は梶原組の梶原清晴組長。地元香川の梶原組関係者が松本組組長という縁で、山口組田岡一雄三代目の金比羅参り案内役を松本組の近藤秀三郎若頭が務めたようだ。
若き近藤氏は、田岡組長から直接「しっかり励んで、神戸に出てこい」と言われ、真剣にヤクザで男を磨こうと心に誓ったそうである。
社会復帰から90日が経った7月8日に、山口組司六代目が香川の金比羅さんに参拝したそうであるが、本紙川上からすれば何か腑に落ちない。
なぜなら、子分の山口組組員から3度も拳銃や鉄パイプで襲撃を受けた被害者がいる香川に来て、全く無視と決め込んで、よくも金比羅さんにお参りができるものであると思うからである。
「三代目山口組の原点に回帰する」が、司六代目の心情ではなかったのかと本紙川上は言いたい。
まだ言いたい。
田岡一雄三代目組長の金比羅参りのお供をした近藤秀三郎氏を、冤罪捜査から助けるために本紙川上がどれほど努力したかを司六代目は知っているのですかと。香川県警の腐敗警官と癒着した二代目若林組篠原重則組長(当時若頭)が、腐敗警官を悪用して近藤秀三郎氏を冤罪捜査で逮捕し刑務所に送り込んだことを御存知かと。
これらの経過は、山口組顧問の原田弁護士が当時の近藤秀三郎氏の代理人弁護士でもあったので、事情はよく知っているはずである。原田・大錦両弁護士と、近藤、本紙川上の4人が、大阪の夜に飲食しながら作戦を練ったのであるからよもや原田弁護士も忘れてはいないはずである。
さて、本紙川上も無視されないように頑張ってみよう。
六代目山口組司忍組長への使用者責任の裁判で、「和解と示談」の記事を引用する。
【和解】
(平成23年1月24日付)
《東京・上野の飲食店で2008年5月に起きた指定暴力団山口組系暴力団組員による強盗致傷事件》
(平成23年6月6日付)
《指定暴力団山口組系組員から襲撃された兵庫県朝来市の運転代行業者らが、使用者責任があるとして山口組の篠田建市(通称・司忍)組長(69)ら計6人に計約4250万円の損害賠償を求めた訴訟は6日、神戸地裁(栂村明剛裁判長)で和解が成立した。
和解条項に使用者責任を認める記載はないが、暴力団対策法が定める使用者責任の規定に基づいて起こした訴訟の和解は全国2例目》
【示談】
(平成23年2月21日付)
《指定暴力団山口組系組員に「あいさつ料」の支払いを断り、暴行を受けた岐阜県羽島市の飲食店経営の男性(62)が、6代目組長篠田建市(通称司忍)受刑者=銃刀法違反罪で服役中=に使用者責任があるとして組員側と交渉し、今月4日に慰謝料など数百万円で示談が成立していたことが21日、男性の弁護士への取材で分かった。…男性の弁護士によると、2008年の暴対法改正以降、篠田受刑者の使用者責任に基づいた民事訴訟は兵庫、千葉などで4件ある。示談となるケースは珍しいという。》
和解が二つ、示談は一つ。
本紙川上の三つの事件を解決したい。ここらが潮時である。山口組の原点に帰れだ。
浜田知事のはしゃぎ県政
県職員のストレスが死亡や盗撮に
平成23年度の丸亀高等学校東京同窓会が、6月11日の昼(土)、港区赤坂の三会堂ビル9階であった。
香川県東京事務所・納田和重所長の姿はそこには見えない。納田所長が楽しみにしていたはずの丸亀高校卒の同窓会には出席できなかったのだ。
3カ月ほど前の3月19日、単身赴任の納田所長は一人、誰からも看取られずに55歳で幕を閉じた。死亡したのだ。
次に8月12日付四国新聞を見てほしい。
「処分/県東京事務所主任」
《香川県は11日、東京都内のショッピングセンターで女性のスカート内を盗撮したとして、県東京事務所の男性主任(41)を12日から停職12カ月の懲戒処分にしたと発表した。男性主任は11日付で依願退職した。
県によると、男性主任は6月21日午後8時20分ごろ、自宅近くの東京都目黒区内のショッピングセンターで、リュックサックに忍ばせたデジタルカメラで買い物中の女性のスカート内を撮影したとして、都迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕、略式起訴された。
男性主任は7月25日に東京簡裁から罰金30万円の略式命令を受け、納付。「2月ごろから盗撮を始めた。被害女性や県民に申し訳ない」と話しているという》
今年に入って香川県の東京事務所で、いったい何が起きていたのか。男性主任が盗撮を始めたのは2月ごろ、納田所長が死亡したのも3月19日ではないか。
一時に二つもの出来事というか、悪い知らせが集中して起きたとなれば職場環境の検証が必要ではないのか。
こんな話を聞いた。
「あれは浜田知事だよ。県産品の売り込みとか、何とかで、県職員を夜中までこき使っていたからね。過労死かな…」
なるほど、頷ける。
というのは、リストラ2回で失業中であった浜田氏が知事就任後、「知事動静」でも分かるように異常にはしゃぎ過ぎたのではあるまいか。
香川トヨタは暴力団支援企業
厚生年金詐欺などか6兆円の赤字
先月11日昼前、本紙川上は8月号「若林組元幹部の厚生年金は詐欺 香川トヨタの暴力団雇用は虚偽申請」を持って香川トヨタ本社を訪ねた。
今回もまた灘波社長に会えず、しかたなく冨好店長に本紙川上の訪問趣旨を伝えた。
「香川トヨタと言えば、香川県民からも優良企業と認められている会社です。それを裏切らずに、暴力団広沢を役員待遇で厚生年金に加入させた過去の虚偽申請を修正してくれませんか。灘波社長と直接話したいので是非連絡ください」
20日間も待ったが、今回も未だに何の連絡もない。
本紙川上からすれば、殺人未遂とはいえ、何度も殺害を企て実行した首謀者の広沢を、悠々自適な厚生年金生活させておくわけにはいかないではないか。
さて31日の昼前、本紙川上は塩上町の日本年金機構に足を運んだ。もちろん、広沢の厚生年金の受給を止めるためである。
対応してくれたのは、日本年金機構の伊吹哲也副所長だ。
「ウチでは個人情報の関係で動きようがない。企業から申請があった時点での審査は厳格にするが、一旦、受給資格が認定されれば暴力団だろうが犯罪者であろうがウチでは動けない。それは警察の管轄で、そこから情報を求められれば許せる範囲で協力します」
そうなのか、これは暴力団の広沢というより虚偽申請をした香川トヨタの問題なのか。
先月、8月10日付朝日。
「厚生年金、実質6兆円の赤字10年度決算」
《厚生労働省は10日、公的年金の2010年度決算(時価ベース)を公表した。積立金の運用実績も加え、正社員向けの厚生年金は2682億円の赤字、…厚生年金は積立金を6兆3431億円取り崩しており、実質的には6兆6113億円の赤字…》
日本の財政難は深刻。広沢こと黄津一に厚生年金を給付するほど余裕はないはずだ。
マルナカは暴力団支援企業
中山芳彦会長が若林組に盆暮れ2千万
最近、冗談とも本気ともとれるこんな話をよく耳にする。
「川上さん。オオクラホテル高松の、若林組組長の駐車場の話、あれはよかった。あの記事が出て、すぐに組長の車庫が撤去された。
暴力団と腐れ縁で、縁が切れないんだったらタイムズさんに書いてもらったらええ」
要するに、企業が長年の腐れ縁で暴力団と関係を切る口実がなければ、自ら進んで暴力団との関係を四国タイムズに掲載してもらえばいいのではないか、と言っているのである。
なるほど、それもそうだ。
企業が世間に知られたくない弱みを暴力団に握られているのであれば、その弱みをこのさい世間に曝して弱みをなくするということか。
要は、県暴力団排除推進条例が4月1日に施行されたのであるから、過去の腐れ縁をこの機会に一度リセットすればということのようだ。
四国タイムズも意外なところでお役に立っているのかな。
暴力団排除と支援の関係 マルナカは県の「目こぼし」を期待
観音寺一高卒の浜田恵造氏は、香川県の知事であり暴力団追放センターの会長でもある。要するに、県民の安全・安心を確保するために不正や不法を取り締まる側の立場であるということだ。
ここをまず押さえて欲しい。
さて、大西秀人高松市長は、民間企業からの案内には慎重に対応していると聞く。業界としての誘いは受けるが、個々の業者からの誘いは辞退するという方針らしい。
一方、浜田恵造香川県知事は、まるでダボハゼのようにどこからの誘いからでも跳びつくようだ。ビール、日本酒、洋酒なんでもござれで、あの酒癖の悪い真鍋武紀知事より酒は強いと聞くので香川県民とすれば気が気でない。それにオンナにも強いと聞けばなおさらだ。
今回、本紙が問題にしたいのは、何かと問題を抱えるマルナカ会の招待に浜田知事が出席したということ。イオンや夢タウンではなく、観一卒のマルナカ堺冨義常務の顔を立ててということらしい。
その後、東日本大震災が発生し、壊れた東電の原子力発電所から放射能のセシウム汚染牛肉の問題に発展した。このセシウム汚染牛がマルナカで県内販売されていたのは、堺冨義常務と久保英一朗県生活衛生課長の記者会見で明らかである。
県の久保課長も、マルナカの堺常務が浜田知事と同じ観一卒であるので、さぞかし気兼ねをしたのではあるまいか。
ここで、本紙の平成20年8月号に目を通してみよう。
「偽装ウナギ」の深層を探る
マルナカ・若林組・香川銀行の三角関係
7月3日、大阪から本紙にこんなメールが届いた。
《…偽装ウナギで、若林組がかなり関与している模様ですね。おおもとでは、徳島や淡路島の組もやっているようです。いろいろ周囲も騒がしいご様子ですが、ご自愛ください。》
3日といえば、徳島・兵庫県警の合同捜査本部が中国産のウナギの偽装問題で全国26ヵ所を一斉捜索した日である。若林組の関与となれば本紙も放置できない、事件の概要をまとめてみよう。
そもそも、7、8年前、偽装ウナギに一役買ったマルナカの中山芳彦社長は、若林組の広沢(こと黄津一)に女性問題に絡まれて窮地に陥れられたことがある。手打ちの条件は、盆と暮れの年2回、若林組に1千万円を納めるというもの。マルナカの中山社長自身が、若林組の分室で土下座して泣きついた経緯があるので、若林組の広沢とは腐れ縁と言ってもいい(後略)。
どうであろう。これがマルナカの実態である。
若林組の日本士道会が、マルナカ本部で中山社長のオンナ(女子事務員)関係を暴く街宣をした。中山社長夫人は怒ってタクシーでその場を去ったというから、相当堪えたことは間違いない。
その後すぐ、中山芳彦社長は、若林組分室であるビジネス企画に出向き土下座し、盆暮れ1千万円の条件で泣きつきことを収めた。
これなどは、まさにマルナカが暴力団支援企業に認定されるのではあるまいか。
それにしても、暴力追放センター会長の浜田知事が、暴力団に資金提供するマルナカの総会に出席するとは、香川県の実状を知らなかったではすまないマンガの話だ。
香川行政を歪める観一卒の結託
浜田知事と高城買春県議がタッグ
浜田恵造知事誕生から、今月でちょうど1年。
当選当時の観一卒「なかよしグループ」の熱気は、いま、どうなっているのだろう。高城宗幸県議が、「観一卒の私と浜田知事が、両輪となって香川県政を廻していく」と挨拶した元気は、いま、どうなったのだろう。
聞くところによれば、浜田恵造後援会の会長も、カナックの大西大介氏が就任したようだ。大西氏は高松高校卒業生で玉翆会の会長。高城宗幸県議が言う、香川県政は観一卒が取り仕切るということにはならないのではないか。
まして、浜田恵造後援会の副会長役を引き受ける者がいなくて困っているとなればなおさらだ。あの本多英信元出納長までもが浜田氏に愛想をつかしたというではないか。
さて、観音寺一高卒業生からのメールを紹介する。
題名 : 面汚しです。
《高城議員の記事を読みました、観音寺一校の卒業生です。
@@@@お笑いタレントの伸助でも暴力団とのメールの交換で、引退、やめる時代です。
ましてや裁判所の調停員など、公の代表選良である県会議員は、即刻、辞めるべきです。司法の公正さ、調停制度への信頼もあったものではありません。
これでもやめないのなら選挙のたび、彼が出続ける限り母校、観音寺一校は恥をかき続けます。
若い中国人を金でおもちゃにした人物が母校の卒業式に出て若者たちに祝辞など、吉本新喜劇でも使わない茶番、恥知らずです。
高校生にもなると、大人ですから、買春事件を知っています。学校関係者も心ある市民も深く傷ついている。
もう、この辺が引き時です》
どうであろう。これは、数多くのメールの一つ。
浜田氏に香川県知事を辞めてもらいましょう。
失敗の繰り返しは謙虚なき傲慢
真鍋知事と浜田知事の末期は相似
平成10年夏、香川県知事に就任した真鍋武紀氏は、3期12年間、徹底的に本紙川上を拒絶した。
真鍋知事誕生直後の平成10年10月号の本紙見出しは、「真鍋県政に期待をかける」「率先して努力したい真鍋知事、熱意を披露」であるから、真鍋知事が本紙川上を毛嫌いする理由はまったくないはずだ。
真鍋知事2期目の終盤、平成17年1月号を是非この機会に見直して欲しい。というのは浜田知事の現状の問題点が浮かび上がってくるからである。
「真鍋知事の退任を求める
虚偽表示は、香川県の専売特許か」
《真鍋知事グループに激震が続いている。
農水事務次官の経験を持つ鶴岡一派であるから鶴岡グループと言えないこともないが、香川県下の改革を集中的に進める上で、あえて真鍋グループと表現する。
平成十二年七月、中四国農政局が香川県にカワイの虚偽表示の通報を指導したが県は通報内容をそのままカワイに知らせた。その一年後の七月、カワイの虚偽表示が高松三越で発覚した。
香川県イコール虚偽表示という、香川県と虚偽表示は切っても切れない因縁が、このカワイの虚偽表示から始まったと言っても過言ではない。
真鍋武紀氏が香川県知事になってから、香川の先人たちが築き上げてきた香川ブランドが、音を立てて崩れ去るような状況下であるまいか。…》
どうであろう。この記事から何か見えてこないだろうか。
本紙前月号、「浜田知事がマルナカの総会に 観一卒・堺冨義常務の仲が疑惑を招く」を思い出して欲しい。
そう、セシウム汚染牛肉問題のマルナカ総会に浜田知事がノコノコ出向いて饗応を受けたことが問題なのだ。
検査する県と検査されるマルナカの立場を考慮すれば判断できるはずである。まさか目こぼしはないでしょうね。