『へらこい県民性会議』
浜田恵造会長に香川県知事をやめてもらいましょう
小川和彦氏に県人事委員をやめてもらいましょう
水本勝規氏に県会議員をやめてもらいましょう
西川昭吾氏に県会議員をやめてもらいましょう
梅雨時の事情聴取 極秘捜査でターゲット緊急入院
梅雨の時期にすでに行っていた、オリーブ・オペレーションの極秘捜査
『すでに決着しています!
ええ、約束通り、
梅雨の真っ最中にそれは終わらせましたよ』。
ああ、恐るべしオペレーションの水際立った手際!
『梅雨、がキーワード、ですね』。
かつて、オリーブ・オペレーションの担い手、すなわち警察最高首脳はこう語っていた。
讃岐の梅雨はとうに去り、その後の大型台風も禍根を残しながら過ぎていった。今や本格的な夏となっている。
冒頭の首脳の言葉は、実行されていたか?表面上は、ここ讃岐は静かなものである。
時期にずれが生じたのか?何か不都合が生じたのか?
「いやはや、やきもきさせますね、いやいや、何もお気持ちを急かしているわけでも弄んでいるわけでもありませんよ(笑)。
そう、梅雨、ですね。その梅雨はとうに過ぎ去ってしまっている。ええ、もちろんそのことはよく判っています。表面上、動きはないって?そうですね、確かに。
それは、しかしお言葉ですが、なんとも本当に表面しか見ていないような気が致しますね、いや、失礼を承知で言わせてもらえば、です」。
本紙筆者と首脳の間にこのようなやりとりがあったことをあえてここに綴ろう。
これは実は非常に大事なことなのである。
我が四国タイムズの読者は、この梅雨になにかが起きる、との思いがあったはずである。それは首脳、すなわちオペレーションのスケジュールとして、梅雨の時期に大きな動きがある、と紙面を通じて伝えてきたからである。
しかし、少なくとも表面上の主立った動きは見られなかった。すると、そこになにかの故障が生じたと思わざるを得ないではないか。もっとも大事なタイムズ読者の期待をここで反故にしてはならない。
筆者は必死に食い下がった。
「いや、私たちにとって、(四国)タイムズは、大事も大事、とっておきの存在です。讃岐の侍、川上(道大・本紙社主)氏がいたからこそ、いやいるからこそ、今のわれわれオペレーションがあるのです。これは繰り返し言ってきたことです。
いいですか?私を含め、このオペレーションに対しては、携わる者、みんなが命を賭してやって来たのです。誰もがこれに専念してきました。なかには出世の道を放り出して、オペレーションに警察人生を捧げているものもいる(※この首脳がそのひとりなのである。同氏はすべての昇進を断り、オペレーションの指揮だけに自分の警察人生を捧げて今に至っている。本紙社主、川上の第一の信奉者でもある。川上の生き方を綴れ、と筆者に強く勧めたのも実はこの首脳である。因みにサムライ・川上伝は、すでに脱稿している筆者・注)。
それなのに、その大事なタイムズに後ろ足で砂をかけるようなことをするはずありません。当然ではないですか?
タイムズの川上氏は、われわれの同志ですよ。血は水よりも濃いの喩え通り、同志との結びつきは何物にも代えがたいのです。
梅雨の時期にわれわれは、ゴールへのアプローチとして最後の行動をしました。これは、実は、大変な意味があるのです。このことだけは事前にお知らせできませんでした。そのようなことをしたならば、これまで積み上げてきたものがすべて水泡に帰すことだって考えられるのです。
答えだけ言っておきましょう。
この梅雨のアプローチはすべて成功裏に終わりました。そして、最大の山場を無事に越せるところまでやって来たのです。つまりゴールのテープを切るだけのこととなりました。
その意味で私たちはタイムズとの大事な約束を反故にはしていないのです。
さて、われわれはなにをしたか。梅雨も終わったので、その一端を披露しましょうか…」。
ゴールのテープ ついに切るところまで来た!
この意味はどのような観点からその意味を捉えても、オペレーションの業務完了を意味しよう。
この首脳の披露の前に、参考事例をここで紐解いておかなければならない。気持ちは焦れるが、それはやはり必要なことなのだ。
次の抜粋資料を見て欲しい。これらは、貴重な資料にもなるはずである。
【資料#1】
《金子 正則(かねこ まさのり、1907年3月29日 - 1996年10月21日)は、日本の政治家、判事。6期24年の間、香川県知事を務めた。
1907年、香川県丸亀市出身。香川県立丸亀中学校を経て1929年に東京帝国大学法学部法律学科を卒業、司法官試補となる。〜中略〜1937年に東京地方裁判所および東京区裁判所の判事を歴任している。
戦後、1946年に東京控訴院部長となって翌日付で退職し、郷里の丸亀市で弁護士を開業した。翌1947年に香川県副知事に就任。1950年に香川県知事選挙に出馬し、当選。6期24年にわたって知事を務めた。
在任中は吉野川から香川用水を引き、香川医科大学の開設を推進するなどした。1962年の3選時は全国の知事選で初の無投票で当選している。
1963年に全国知事会の副会長に就任。5選目の1966年8月の知事選挙と県議会選挙で公職選挙法違反で県議や高松市議が複数逮捕され、同年12月に社会党などから不信任決議案を提出・否決されている。7選を目指した1974年の選挙で野党各党の推す前川忠夫に敗れ、引退。〜後略〜》
【資料#2】
《平井 城一 (ひらい じょういち、1922年12月15日 - 1999年7月29日)は日本の政治家。香川県知事を3期12年間にわたって務めた。
1922年、香川県高松市出身。東京帝國大学を中退し、香川県庁に入庁。企画部長や出納長、副知事を歴任。1986年に前知事の前川忠夫が引退すると、自民党、社会党、公明党、民社党の推薦を得て香川県知事に当選。3期12年を務めた。
在任中は、瀬戸大橋、高松空港、四国横断自動車道のいわゆる県の三大プロジェクトの実現に尽力した。高松空港では、大型ジェット機に対応できる四国初の2500m滑走路を整備している。その後もサンポート高松や香川インテリジェントパークなどの開発に取り組んだ。
一方、土庄町豊島に産業廃棄物が不法投棄される公害問題が在任中に起き、1997年に調停の中で県の監督責任を認め、島外への撤去で住民側と中間合意を締結した。最終合意には至らず、次知事の真鍋武紀に問題が引き継がれている。1998年に知事を引退した後は、香川県立文書館や香川県歴史博物館の名誉館長に就任した。〜後略〜》
【資料#3】
《小野 隆助(おの りゅうすけ、天保10年4月(1839年) - 1923年(大正12年)9月4日)は、日本の幕末から明治にかけての武士・政治家。筑前共愛公衆会会長。旧姓から三木隆助とも。
安楽寺天満宮(神仏分離令前の太宰府天満宮の旧名称)の社家のひとつである小野加賀家に生まれる。父親は小野氏伸、伯父は幕末の勤皇家真木和泉守保臣であるところから、和漢、尊王思想を修める。〜中略〜この延寿王院には公卿五名が滞在したことを示す碑があり、門前には西郷隆盛、坂本龍馬が訪れたと記す案内看板がある。〜中略〜戊辰戦争における戦功から筑前福岡藩士(馬廻り役)に取り立てられる。戊辰戦争には新政府軍の参謀として参加し、三条実美の密使になった。福岡全県での騒動である「筑前竹槍一揆」では鎮撫隊の隊長として農民の暴動を抑えている。
さらに、江藤新平の佐賀の乱においても福岡藩鎮撫隊長としても出陣した。〜中略〜1898年(明治31年)香川県知事に就任した。玄洋社社員。衆議院議員出馬にあたっては固辞するも、頭山満が強く説得しているが、その頭山満が評する人物像は「筑前西郷」と高い人望を集める。〜中略〜頭山満が始めた福陵新報(九州日報)設立に際し資金援助を求められる。日清戦争後、清国北洋艦隊の旗艦「定遠」の部材を使って自邸に「定遠館」を建てるが、現在も太宰府天満宮の境内に残っている。》
これらの資料は、実はオペレーションのすべての捜査官が常に携帯している『ファイル』に添付されているという。いくつかの文献から資料としてまとめ、捜査員はこれを携帯している、というわけだ。
「なかなか読ませるでしょう?これは実に興味深い資料ですね。私はね、これらの資料をいろいろ見つけ出して敢えて捜査官のファイルに付帯させているのです。これは私の意志、そのものなんです。
そうですね、少々の解説が必要ですが、#1、2と#3の意味は異なります。どう異なるかは、よく読んで戴ければ一目瞭然なんです。知事のタイプの違いなんですね。要は、1、2は、これから起きるオペレーションのゴールとなるターゲットと同じパターンです。
逆に3はまったく違う。答えを言いましょう。#3の小野氏こそ、讃岐のサムライのそのもの姿、まるで生まれ変わりのようですね、そして、これからも貫いて欲しい理想像、ということです。今度の知事にはこのような人物に就いて欲しいという願いも込めているのですよ。1及び2を読む時、次のキーワードのところをよく読んでみて下さい。
ひとつは、県議、市議の逮捕、公害問題、真鍋知事に引き継がれる…、これらのキーワードの意味がおわかりでしょうか?
そしてオペレーションの捜査員にこの資料を携帯させていることの意味をもう一度、考えてみて下さい」。
極秘捜査#~雨の間に行われていた!
そして、オペレーションがこの梅雨の間にやったことの片鱗を最後に囁いた。
これこそ、本稿の核心なのだ。
「実はね、ターゲットの元秘書、それに密着していた市議、県議、それに身内に至るまで、極秘に、本当に極秘に事情聴取していたのです。それは、讃岐の端っこで、ある時は、東京に呼んでね。
(!!!)
影響はすぐに出ました。ターゲットの緊急入院です。(川上さん、これはオフレコですが、病院は東京女子医大附属青山病院でした。偽名で入院しています。
また、関係者のひとりは自殺未遂までしています!)ああ、それと今回は現役まで視野に入っていますがね、オペレーションの目的は、ほとんど今、達成というところに来ているのです。
裏付けはほとんど取れました。
新しい讃岐については、先に紹介した先達(小野氏)を参考に、今の讃岐のサムライを含めた陣容で構築していってくれると、確信しています」。
言葉はいらない。すべては順調に進行していた!新しい讃岐のために、今、前を向いて進んでいこう。
真鍋・浜田知事の影にカナック顧問
県の官製談合受注の大西氏が後援会長に
梅雨も明け、豪雨も台風もなんとかやり過ごして、やっと夏が来た。待ちに待った8月だ!
香川の現状と言えば、無節操な関係者による、血税に群がったハイエナたちが喰い残した中身のない残骸だらけではないか。
さて、香川県の品格なき浜田知事の後援会事務所の話に入ろう。
「香川県へらこい県民性会議」会長の浜田恵造知事が、高松市城東町一丁目8番地1に後援会事務所を出した。
朝日町の新県立中央病院移転先から西150b、旧東浜ソープランド街の120b南側。要は、競輪場の西側辺りで、オークラホテル高松の北辺りで浜街道沿いに面した角田ビル2階ということだ。
分かりにくければ、山口組若林組本部事務所から130b北側の浜街道沿いと言った方が分かりやすいかな。
次に浜田恵造後援会会長を紹介しよう。
その名は、大西大介氏。
経歴は、元カナック社長で官製談合を仕組む受注業者側のドンと言われ、増田昌三前高松市長や真鍋武紀前香川県知事のスポンサーだ。
謙虚なき浜田氏は知事不適格 「真鍋知事を御尊敬」が命取りに
《6月13日の日曜日午後1時、観音寺グランドホテルのコーヒーショップで本紙川上は浜田恵造氏と初めて会った。もちろん紹介者と3人とである。
時間的にも制限されていたので、本紙川上は一方的に香川の構造的欠陥の歴史について知り得た情報や体験を話した。前川忠夫知事の汚職や、真鍋知事の疑惑についても。もちろん拳銃や鉄パイプで暴力団に襲撃されたことについてや、腐敗警官の存在についてもである。
要するに浜田氏が、香川を歪めている腐敗構造を形成しているグループからの誤った情報を本紙川上より先に刷り込まれることを警戒していたからなのである。
本紙川上は別れ際に、真鍋知事が辞任する切っ掛けとなった昨年12月号から6月号までの本紙を手渡そうとした。
浜田氏はこう言った。
「いいです」
一瞬、本紙川上は訳が分からず、もう一度手渡そうとしたのである。
「いいです。私は真鍋知事のことは御尊敬申し上げております。同僚には警察や検察、国税局の友人もいますから情報は直接取れます」
要は、四国タイムズは受け取れないということだ。本紙川上が一番恐れていたことで、すでに真鍋知事や本多元出納長からの歪んだ情報が浜田氏に刷り込まれた(虫が付いた)後だったということか。
本紙川上は仕方なく浜田氏にこう言った。
「それでは、今日ここで私が話して、あなたが聞いたという事実を確認して忘れないようにしましょう。先で、私の話した内容が事実として表面化した場合、今日の私の話を思い出してください」》
これは、知事選挙前の平成22年7月号本紙である。
今この時期、非常に重要なのであえてそのまま引用した。
なぜなら、「私は真鍋知事のことは御尊敬申し上げております」の光景が、浜田知事に思い出してもらえるのではないのかなと淡い期待をいだいているからなのである。
さて、香川再生のこのチャンス、手抜きをせずに駒を進めよう。
幸い、平成20年10月号本紙の4面に、いみじくも該当する記事を横並びに二本も見つけたので紹介する。
◆一つ目は、「カナックは青葉工業の替え玉真鍋知事は7千万円を返還せよ」
《(前略)「県の発注に巧妙なカラクリか」「カナック企業体がトンネルを落札」
…トンネル工事の入札参加業者は、本紙既報の「りんかい日産・カナック」「ピーエス三菱・真鍋組」の2企業体のみ。もっとも、大手ゼネコンの鹿島が入札参加したくても指名停止中なので参加できない事情はあった。(中略)
さて、本紙が入手した入札結果表から、真鍋知事の巧妙なカラクリを燻し出してみる。「ピーエス三菱・真鍋組」の札は、11億8千万円。
「りんかい日産・カナック」の札は、12億5千万円。
2企業体の差額は7千万円。
「?????」
「ピーエス三菱・真鍋組」が、「りんかい日産・カナック」より、7千万円も安いではないか。なぜ、高いカナックの企業体に落札させたのか。
まして「カナック」は下水道など管工事が専門でトンネル工事の実績はない》
◆二つ目が、「県中央病院の移転で知事が暗躍 JTの土地売買や設計業者の選定も」
《県立中央病院の移転に絡んで、いま、水面下で醜い利権争いが繰り広げられている。
「日建設計」を担ぐ、真鍋知事を中心とする木村代議士や霞ヶ関の厚生族。
「佐藤総合建築設計」を担ぐのは、平川病院管理者や審査委員でもある森下医師会会長、それに岡山大学医学部の人脈(三豊総合病院・元院長)》
3年前の本紙記事から真鍋前知事の汚職の匂いがプンプン。浜田知事後援会の大西大介会長も汚職の匂い一杯だ。
千両役者の小出氏が中央病院管理者に
「医師のモチベーションが低下」は台本
《病院事業管理者は、地方公共団体における病院事業について、開設者たる首長と同等の権限でもって病院事業を経営する特別職である。首長が任命し、多くの場合医師が就任する。(中略)
報酬も桁外れに多いため、岡山市の場合は訴訟まで起こった。》(ウィキペディアから引用)
ここ香川県にあてはめると、首長は浜田恵造知事、任命された中央病院の事業管理者は岡山大大学院教授の小出典男氏ということになる。
香川県知事と同等の権限をもって中央病院の経営を任された特別職。はたして、香川県に縁もゆかりもない小出典男氏に、香川の将来を占う重要な歴史的な中央病院の移転を任せられるのかという疑念が本紙川上に感じてならない。
まして、報酬も桁外れに多いため訴訟まで起こっている岡山出身の小出典男氏ということにもなればなおさらだ。
6月定例会の7月6日、本紙川上は7月号タイムズを小出事業管理者に届けた。
《「中央病院の医師は、新病院での良好な医療体制・環境の下で高度専門の医療に従事したいとの希望が強い」とした上で、建設が延期になれば「モチベーションが低下し、中央病院からの医師離れに直結し、高度な診療機能が確保できないことが懸念される」と強調した》。強調したのは、小出典男病院事業管理者で、もちろん本人に、この箇所を読んでもらいたいために口添えもしたのである。
翌、7日午前、山本悟史県議の一般質問後に議場から浜田知事と出てきた小出管理者に本紙川上はこう言った。
「中央病院の医師は、朝日町の新病院に移った方がモチベーションは低下すると言ってますよ。
西隣りがソープランド、南隣りはギャンブルの競輪場。ソープランドのネオンでは入院患者や看護婦さんもオチオチ安心して夜も寝られないでしょう…」と。
いやーそれにしても、小出管理者は千両役者だ。大津局長が作成した原稿(台本)を、見事に演じるとは恐れ入る。
香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その100)
危機管理なき山口組の今後を占う
この連載、「香川県警の捜査放棄と冤罪捜査」も、平成15年4月号から始めて今回で丁度100回目を迎えた。
(その1)は、「近藤秀三郎氏をなぜ逮捕したのか」だ。
要するに連載の名付けの意味は、香川県警の腐敗警官を排除したいがため。そうしなければ、「捜査放棄」された本紙川上の平成9年拳銃発砲事件や平成12年の鉄パイプ襲撃事件も真相解明には至らないではないか。
また、もう一方の「冤罪捜査」は、五代目山口組若林組の近藤秀三郎副組長が腐敗警官と若林組広沢幹部の仕組んだ罠に陥っていたのを助けようとして名付けたのである。
捜査を加速させるべき時にブレーキを踏み、冤罪をでっち上げる時に捜査のアクセルを踏むという構図を浮かび上がらせるために、この連載を始めたということだ。
香川県警の健全な警察官にエールを送り、本紙川上の未解決事件の真相を炙り出し、オリーブ・オペレーションに知り得た情報を発信し続けたというのが真相だ。それにしても連載が100回目とは、なんとも感慨深い。感謝だ。
似非直参が山口組を陥れる 活かされず本紙川上肉声テープ
継続の力をこれほど強く感じたことはない。まさに「水の一滴岩をも砕く」だ。
例えは悪いが、正月に餅をつく杵と臼のようだ。
地元香川の臼で本紙がもち米をこね、中央でオリーブ・オペレーションが杵を振りおろす。これを平成15年から8年間続けてやっと山口組の組織が一枚岩ではなく亀裂が入ってきたというイメージ。
本物と似非に亀裂が入り始め、暴力団排除条例が似非暴力団を一掃する。三代目山口組当時の綱領「侠道精神に則り国家社会の興隆に貢献せんことを期す」を重んじる任侠道ヤクザだけが山口組を立て直す。これしか道は残されていないのではあるまいか、と本紙川上には感じてならない。
ここで、平成15年9月号の渡辺五代目組長と、平成17年11月号の司忍六代目組長あてに掲載した「犯人を自首させてください任侠道を貫くためにも」を抜粋してみよう。
山口組執行部や、特に顧問弁護士には当時と現状の落差を頭にイメージしながら、是非、読んでもらいたいものである。まず当時の本紙。
《山口組の綱領には、侠道精神に則り国家社会の興隆に貢献せんことを期すとあります。
私はヤクザではありませんが、日本で精神的な面がおろそかにされている今、この綱領を読んで感銘を受けております。ヤクザはアウトローを承知で人生を生き抜いている。そこには抗争や、刑務所務めのリスクを負うことも納得しているはずです。しかし、警察官は犯罪を取り締まる側で生活は保障され、国家を支える重要な役割を担っているはずです。…(中略)
ところで、私は、山口組若林組の覆面した組員数名に、家族ともども拳銃発砲や鉄パイプ襲撃を受けましたが、事件は未解決です。
その原因は、若林組と悪徳警察官の癒着です。腐敗した警察官を抱いて自首させることは、警察行政の浄化に繋がり国家社会に貢献することではないでしょうか。…》
いまだに当時記載した事件は未解決のままだ。
ところがである。あろうことか司忍六代目が山口組を引き継ぎ、収監された直後の平成18年3月7日夜、二代目若林組の森裕之幹部に本紙川上の殺害を暗黙に指示したのである。六代目収監中の山口組責任者は高山清司若頭であったが、去年の11月に逮捕され、現在は京都拘置所から病気のため勾留停止で京都の病院に移っているというから、諸行無常の響きありだ。
現状は、先(7)月31日付の読売新聞にはこんな記事も。
《暴力団と社会とのつながりを断ち切るための施策を盛り込んだ「県暴力団排除条例」(暴排条例)が8月1日に施行される。暴力団による不当な行為だけではなく、暴力団への利益供与など、一般人や民間事業者が暴力団活動を後ろ支えする行為を禁止しているのが特徴で、県警は「社会全体で組織壊滅に追い込んでいきたい」と条例の効果を期待している。…》
どうであろう石川県もだ。
暴力団を排除する条例は、間違いなく全国に力強く浸透されている。
香川県の暴力団から、こんな声も聞こえてきた。
「タイムズが若林組を叩くもんやから、関係ない組まで迷惑する。ホテルにヤクザが駐車できんなら、病院やパチンコ屋にもうかつに駐車できん言うこっちゃないか…。あの、若林組のアホが…いらんことしやがって…」
山口組の現状を見たとき、本紙川上の頭に浮かぶのは「温故知新」。
平成16年秋、五代目山口組の使用者責任取り下げ交渉時に、岸本総本部長の求めに応じて本紙川上の肉声テープを盛力健児会長に手渡した。
「山口組の代紋をフランチャイズ方式で直参を選べば山口組のクビが絞まりますよ」
今、岸本総本部長も盛力会長も山口組にはいないのだ。
若林組元幹部の厚生年金は詐欺
香川トヨタの暴力団雇用は虚偽申請
日本は財政難である。
世界の経済が大きくバランスを欠いて様変わりするその時期に、3・11の東北大震災が起こった。原発事故にも波及した日本は今、日本人一人ひとりが正念場を迎えていると言えよう。
日本の財政難は深刻である。
さて、先(7)月4日付の産経新聞「身分隠して生活保護費1100万円、暴力団元幹部を逮捕警視庁」に目を通してみよう。
《暴力団幹部であることを隠して生活保護費約1100万円を不正に受給したとして、警視庁西新井署は4日、詐欺の疑いで、東京都足立区関原、指定暴力団松葉会系元組幹部、瀬田政広容疑者(63)を逮捕した。同署によると、容疑を認めているという。
逮捕容疑は平成17年1月26日〜23年4月27日、暴力団幹部であることを隠して足立区に生活保護を申請し、82回にわたって生活保護費計約1100万円をだまし取ったとしている。
同署によると、瀬田容疑者は申請の際、審査のために自宅を訪問したケースワーカーの男性(33)に「体が悪いが金がなくて医者にも行けない。今は足を洗ったので組とは一切縁がない」などとうそを言っていたという。
瀬田容疑者は8年に組を脱退し、…。》
警視庁西新井署は、暴力団幹部であることを隠して足立区に生活保護を申請した指定暴力団松葉会系元組幹部、瀬田政広容疑者を逮捕したという。ならば、なぜ、暴力団山口組系若林組元幹部の広沢こと黄津一を逮捕しないのか。
広沢こと黄津一は、香川トヨタに勤めているかのように偽って厚生年金を社会保険事務所に申請し、今は悠々自適の厚生年金暮らしである。
新光開発と土地改良事業者が決裂
警察OBが作成した仲違いの内容証明
農林省出身の真鍋武紀知事と土地改良連合会池田長義会長が癒着して運営してきた産廃処分場が、最終的には決裂の段階を迎えようとしている。
発足当時、土地の提供者は逃田西の谷地区農家の人たち、産廃処分の経営は当時県会議員でもあった池田長義会長が社主のブルージャパン。
そして現在ブルージャパンは、西川昭吾県議が社長の新光開発に引き継がれている。
要するにこの産廃事業は、正木壽司氏が代表を務める逃田西の谷地区土地改良事業として、現在では農家の人たちと新光開発の共同施行ということなのである。
さて、現状を説明しよう。
産廃の許可条件である地元の同意を取りまとめていたのが当時警察官であった大久保久雄自治会長であった。その元警察官の大久保久雄氏が作成したといわれる内容証明を次に示そう。共同施行者の仲違いが明確に分かる筈だ。
《逃田西の谷地区土地改良事業共同施行(以下当共同施行という。)と株式会社新光開発(以下貴社という。)とは、平成15年12月1日をもって「逃田西の谷地区土地改良事業業務委託契約書」を締結しているにも関わらず、貴社による本契約の精神とその内容を踏みにじった一方的な不法行為(県外産廃の搬入、不法投棄等)により、当共同施行が事業目的とする圃場整備事業が長期間にわたり頓挫しているところである。
更に、香川県から指摘を受けている計画地域内北側における設計高をはるかに超えた多量の産業廃棄物の投棄、松池北側に掘削したヤード内における深堀、同所西側の境界付近における土壁の急掘削等、問題個所の改善と復旧は手付かずのままいまだに放置されている。(中略)
よって、同契約書第一一条(解除、損害賠償)の規定により、貴社との本契約を解除すると共に、今後、問題点の改善と復旧の兆候が見受けられないときは貴社および本件不法行為を首謀した者に対し、刑事・民事を含めた法的手段を取らざるを得ないことをここに通告する。》
これは、逃田西の谷地区土地改良事業共同施行の正木壽司代表から、西川昭吾新光開発社長に宛てた内容証明。共同施行者の仲違いは決定的だ。
知事の愛人問題で揺れる知事公舎
群馬と香川は県公舎管理規則違反の疑い
他県ではあるものの、本紙川上が懸念していた問題が群馬県知事公舎で起きた。
まず、先(7)月14日付の産経新聞から。
《知事公舎に愛人を宿泊させたと週刊新潮で報じられた大沢正明知事は13日の記者会見で女性との宿泊は認めたものの、愛人関係は真っ向から否定した。だが、週に1、2回しか使用しない公舎で、月に1度は公務外の私的理由で女性と面会。公舎管理規則に違反して「誠に申し訳ない」と反省するそぶりを見せた大沢知事だが、ほとんど利用しない公舎の廃止にまでは踏み込まなかった。(森本允)…》
どうであろう。
群馬県の大沢正明知事は65歳、香川県の浜田恵造知事は59歳でまだ60前だ。現実に男女の問題は、対岸の火事では済まされないのではあるまいか。
知事選挙前の話では、浜田氏の朋子夫人は東京の自宅に住み、浜田恵造氏だけが単身赴任で香川に住むというのだ。
知事は夫婦同居で知事公舎に 夫人の病は県中央病院に専門医を
「郷土香川を愛するが故にあえて苦言を呈す」
これは、四国タイムズ創刊以来、20年近く掲げている標語である。看板に偽りなし通り、郷土香川のためにあえて苦言を申して嫌われ役を引き受けようではないか。
昨年の知事選挙前に話は聞いた、浜田氏が知事に就任しても朋子夫人は香川に移り住まないことを。
理由は妹の主人が慶応大病院の関係者で、パーキンソン病を患う朋子夫人からすれば主治医を替える気はないということらしい。
本紙川上は言いたい。
香川県民のためにも、香川県知事の浜田恵造知事夫婦は香川県知事公舎に同居して住むべきである、と。
3・11、東北大震災の未曾有の事態を目の当たりに見、いや影響を経験し、香川県も他人ごとではないはずだ。
まして近い将来、南海大震災の発生が心配されているこの時期、浜田知事がどこに住んでいるのかわからないような状況では香川県民は余りにもかわいそうなのではあるまいか。
知事は24時間、県民のために「安全・安心」を提供する覚悟が必要である。
「知事公舎」なのか、それとも大成建設の単身赴任用「コンフォート高松」なのか、もしかして朋子夫人がお忍びできた時に使用する隠れマンション「ステータス・ワン」なのかをハッキリさせてもらいたいものだ。
冗談ではない。県民から選ばれた香川県知事であるなら、耐震や身障者のためのバリアフリーを完備して速やかに知事公舎に入居すべきである。
ただし、途中で知事を投げ出すつもりならその限りではないと申し添えよう。
さて、知事公舎の愛人問題に話を戻そう。今度は7月20日付の産経新聞。
《群馬県の大沢正明知事が私用で知人女性を知事公舎に宿泊させた県公舎管理規則違反問題について、大沢知事は20日の記者会見で、「けじめをつける」と述べ、今月中にも公舎から退去し、7月分の給与約118万円を辞退する考えを表明した。さらに公舎の存廃を検討する第三者委員会を発足させる方針も強調したが、5月11日の記者会見ですでに表明済みで、2カ月以上たっても第三者委が設置されない“有言不実行”ぶりだけが際立つ記者会見となった。
大沢知事は記者会見で、県民から抗議が殺到していることについて、「申し訳なく思う。けじめをつけなければならない」と発言して、給与辞退と退去を表明した。
ただ、ほとんど使っていない公舎の県民への公開や、東日本大震災で被災した県内避難者への貸し出しについては、「あり方検討委員会(第三者委員会)で早急に検討…」》
酒に強くて女にもてて、その上権力。もう一度言う。浜田知事は妻と同居すべきだ。
浜田知事の上海線就航の動機を問う
高城買春県議は国の調停委員不適格
先(7)月22日、「買春する男性、犯罪行為に手を染める可能性高い」というアンケート記事をロイターで見つけた。
《米国のボストン周辺で実施された調査で、買春する男性は買春しない男性よりも、女性への暴力を含めた犯罪行為に手を染める可能性が高いことが分かった。(中略)
調査では、買春する男性の4人に3人が性行為をポルノから学んだと回答。一方、買春しない男性グループでは性行為をポルノから学んだと答えた人は54%だった。また、売春婦との性行為について「同意の上での性的関係」とみなすか「(性の)搾取」ととらえるかについては2つのグループで大きく意見が分かれ、買春する男性は売春婦に対して親身さに欠けることがわかった。》
さて本紙既報の、高城宗幸県議の中国女性買春問題が、観音寺市を中心に県内でくすぶり続けている。
本紙への投書を紹介しよう。《市会議員はみんなの利益、公のために働くからこそ税金を取るはずです。
県会議員は教育者や子供に向かって話が出来るから、一年簡に一千万円も税金を使うはずです。
この二つのない、高城宗幸県会議員はすぐにやめなさい、税金泥棒です、都会で法律の仕事をするお子様に恥ずかしくありませんか。…》
観音寺市の職員からは、「がんばってください、ここしか正義はない」と??咤激励のメールまでいただいた。
現状の香川は、迷走飛行である。春秋航空の高松―上海線就航などは、色ボケした高城県議が同級生の浜田知事と連れだって中国女性買春ツアーを企てているのではないかとマンガのような情景がつい頭をよぎるではないか。
まして高城宗幸県議は、高松地裁の調停委員や家庭裁判所の家事調停委員でもある。
係争中の男女関係や不倫問題を、中国女性買春県議が調停するとはお笑いの世界だ。
浜田知事がマルナカ会の総会に
観一卒・堺冨義常務の仲が疑惑を招く
浜田知事誕生以来、四国新聞の首相動静に並ぶ「知事動静」がにぎやかだ。午前の部も、午後の部もである。
余りにも浜田知事がはりきりすぎて、県庁職員は午後8時過ぎの夜の部まで付き合わされては堪ったものではない。
特に目につくのは、民間企業の親睦会と称する飲み食いの会。いくら真鍋前知事より酒は強いと言っても、ビール、日本酒、洋酒なんでもござれの自慢では、知事としてお粗末なのではあるまいか。
本紙川上は言いたい。なにも真鍋前知事の「へんど酒」まで見習うことはないでしょうが、と。
この点、大西高松市長の「業界団体のお誘いは受けても、個々の企業からのお誘いは断る」というルールは見上げたものだ。
さて、本題に入ろう。
いくらマルナカの堺冨義常務が観音寺一高卒の先輩であっても、イオンやマルヨシの親睦会に出席しないのであるならマルナカにも出席すべきではない。
ここで7月16日付四国新聞に目を通そう。写真説明にはこうある。
《牛肉の販売で記者会見するマルナカの堺富義常務取締役(右から2番目)と久保英一郎県生活衛生課長(同3番目)ら=県政記者室》
マルナカの堺冨義常務取締役とは浜田知事の観音寺一高の先輩、久保英一郎県生活衛生課長とは浜田知事の直属部下である。次に本文。
《放射性セシウムに汚染された疑いのある牛肉が、香川県内でも販売されていたことが15日判明した。同日夜の香川県などの記者会見で浮かび上がったのは、汚染された牛を見つけ出すチェック体制の限界だ。望ましいのは、牛海綿状脳症(BSE)問題と同様に全国での全頭検査。しかし放射性物質の検査は県、高松市ともに…》
どうであろう。
「マルナカ」の総会への浜田知事の出席は、放射性セシウム汚染牛問題のマルナカとの癒着を疑われても仕方がない。「安全と安心」を掲げる浜田知事には、香川県民の安全と安心を任せてはおけないということではないのか。