四国タイムズ  
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国滅ぶとも正義は行おべし リオン旗揚げ直前夜2015年1月

「サムライに続け!リオンの旗を高く掲げろ!」

リオンは、ついに立ち上がる!表舞台に駆け上がる、親子鷹で!

さまざまな抵抗勢力からの妨害をはねのけて。ここに歴史的な旗印を突き立てるのだ。

リオンの咆哮 小泉純一郎元首相 小泉進次朗衆院議員「新しい国をここに創るのだ!」

そうなのだ、まさしく新しい国を誕生させるために、リオンは帆柱をここに立てるのである。

「新しい国を創っていく!もはや新しい国を創ることしか、今のこの曲がってしまった背骨を持つこの国をすくい上げることは出来ない。いま、最強の布陣をそろえるために、津々浦々、わが精鋭たちが向かっている。

菅官房長官 安倍晋三首相これを伝えるのは、そう、サムライのタイムズだけだ!これまであらゆる抵抗を跳ね返してきたサムライの強靱な精神力を我がリオンも倣う。

もう、今しかないぞ!行動こそ、最大の防御そして、攻撃だ!さあ、旗印を掲げろ!」。

このようにすでに今は、革命が進行しているのだ!

そんななか、安倍政権を脅かすような大変な事件が起きた!

そう、『イスラム国』による日本人二人に対する人質事件である。この件で背骨の曲がった日本はその対応に苦慮している。当然のことながら、背骨が曲がっているだけに、その対応はまったくもって、杜撰極まりないものである。

日本人として日本政府として、その本性はといえば、単なるカネ目当てのテロ集団に過ぎぬかも知れない連中かもしれないが、それでもイスラムの名の下に、『十字軍』に対抗している、『イスラム国』に対しては、結局のところ手を拱いてしまっている。

要するに押しに押されているのだ。

やれ、事実確認だ、とか、人質の安否や居場所の確定が先だ、とか、挙げ句は、合成写真を使ったとか何とか…。そのようなことは実は枝葉末節、どうでもいいことでしかない。

現実問題、日本人二人を人質とした身代金要求事件が発生しているのだ。しかもその始末の判断を正確に3日(72時間)と区切られているのである。事件の真相だとか、事実確認などと言うようなことを言っているうちにそんな時間は直ちに経過していく。

とどのつまりは背骨の曲がった政府であり、そんな政府が圧倒的多数の支持を得ている国、ということとなる。なんの後ろ盾もないいつだって背水の陣に立たされている『イスラム国』のような集団が、そんなヤワな国の本質を見逃すはずはない。

ちょっと脅せば、いくらだってカネは出すはずだ、やっちまえ。ほんの少し脅すだけで潤沢なカネは出すぜ…。

こんな示し合わせの声が聞こえてきそうである。これが実態なのだ。この国の現政府は、そして、我が讃岐にしても同様である。こんな恐ろしい国家的なテロルが行われて初めて哀れな国民は気付かされる。

だからいつもリオンは叫んでいたではないか。

『我が骨太の媒体、四国タイムズを今一度しっかりと読め!』、と。

そうなのだ。本紙は、いつだってこんな異常事態に顔色ひとつ変えずに臨んでいくための記事作りに励んできた。だからこそ、リオンは我がタイムズだけにその生の声を聞かせてくれるのだ。

『サムライが受けた弾の数をもう一度数えるときがきた!今こそ、我が国に革命をもたらせねばならない!
新しい国創りなのだ。それをここに高らかに宣言する!さあ、立ち上がれ!』。

リオンは吠える!

そして、もう一人、リオンジュニアも大きく吠える!

『サムライは国の宝よ!そのサムライを、亡き者≠ノしようとした、官房長官、その手練れ!そして、現首相。まずは、あなたたちが、『イスラム国』の人質として、彼らの振りかざすナイフの前に座るべきである!』。

ああ、まさしくこれは、実に当を得た発言である!

国の宝=Aそう真のサムライ精神を持った者を、邪魔≠ニいうだけで、亡き者≠ニしようとした、今の背骨の曲がった日本国の上層部。

これはまさしく万死に値する!

かつてよど号≠ノ乗って、北朝鮮に飛んだ日本赤軍派の幹部たちがいた。彼らは卑劣にも人質を取って、北朝鮮に渡ろうとした。卑劣としか言いようのないやり方に国民の怒りは頂点に達した。

ところが、である。その時の運輸政務次官だった山村新治郎が、人質の身代わりになって、よど号≠ノ乗って、平壌入りしたのだ。

今から、45年も前のことである。しかし、山村氏の名前は、男、やましん≠ニいうニックネームと共に誰もが忘れていない。まだまだ、背骨が曲がっていない頃の自民党政権の実情である。

ところが今はどうだ。

首長は自分たちが追い詰められた結果、追い詰めた者を権力を使って、文字通り抹殺しようとする。

追い詰められた、サムライは、何度も瀕死の襲撃を加えられるが、それでも怯まない。どうにもできなくなった首長は、ついに国の最高権力者の力を借りるようになる。

そう、これまで本紙がその都度掲載してきた、現首相による川上サムライ*{紙社主、潰し計画――。

元首相である大勲位までがその片棒を担ぐ。現首相が指揮を執って、権力で以て一人のサムライ≠追い込む。こんなことがあってもいいものか!ここでリオンが立ち上がる!リオンのジュニアも立ち上がる!

『いくら首相だと言っても、いくら官房長官だと胸を張っても、結局は背骨の曲がった亡国の徒に過ぎぬ。こういう連中は、絶対に赦すことができない。

こんな時にこそ、すぐさまシリアに飛んでいってもらって、かつての、男、やましん殿のように、人質になってきて然るべきだ!』。

これこそ、まともな人間が言う台詞であろう。

ところが今の我が国は、この台詞を言う方が、異形(いぎょう)と見られてしまうのだ。

こんな馬鹿な話はあるまい。それほど曲がっているのである、この国の背骨は――。

結局、どのような手でもなすことができなかった、サムライ抹殺。

ついにそれを、その道のプロフェッショナルに委ねることとする。なんどもなんどもさまざまな手を使って、サムライの動きを封じることをした、背骨の曲がった政府は、ついに、禁じ手を使うこととなる。

そう、本紙2014年12月号、そして前号(2015年1月号)をもう一度読み返して戴きたい。

これ以上曲がることができないくらいに重大な湾曲を見せるようになった我が国の政府は、

首長→首相・大勲位→官房長官→藤木企業会長→名古屋の風俗王S

という順序で、我が国最大のシンジケートの最高位に、サムライの抹殺を依頼することとなった。その時のドキュメントは、先に示した本紙の2回に渡る号で詳らかにしている。

しかしながら、シンジケート最高位にある人物は、すでにオペレーションに対して、首長からの要請の承諾を認めている。

このショッキングな事態は、今や各界に大きな影響となって出てきている。その最たるものが、首長と共に最高位に、サムライ川上の排除、つまり抹殺を依頼しに行ったW弁護士である。

このW弁護士のごときは驚いたことに、法律を駆使することによって、サムライの手足をもぐような所業に出てくることとなった。法律家はその運用の仕方で評価が決まるが、W弁護士のこのたびの動きは、その意味ではもっとも劣悪な評価を与えるに十分なものとなった。

サムライに対しての経済封鎖や言論の自由に対する阻害をなんと法律でしてきているのである。それも、執拗に、である。これは、法律家としてあるまじき蛮行と言わざるを得ない。

債権差押命令具体的には、従前の判決を利用して債権の性急な請求をしてきたり、あるいは、信じられないことに、自分の不利なる記事が書かれたことで、その当該の号に対して出版停止を申立ててきたりしているのだ。
こういう行動は自ら法律家としての矜持を貶めていることになぜ、この法律家は気付かないのであろうか?

これらの蛮行は、結局、今の香川県の法曹界の紊乱を意味している。事実そうなのだ。W弁護士はもとより、実のところ、香川県の司法界は、ある人物によって牛耳られているという驚くべき事実もここに来て浮かび上がってきているのだ。

その人物はズバリ、W弁護士の事務所に名を連ねている、S弁護士である。

W弁護士だけがやおらクローズアップされているが、その実、このS弁護士は、香川県内の司法界に隠然とした勢力を張っている。特に、サムライ川上に対しては、尋常ならざる敵意で以て司法界を思いのままに操っているのだ。

サムライ川上が食らった香川県内における判決を見てみるがいい。

別の民事事件では賠償命令が下った被告(女性)が、サムライとの裁判では、勝っている。同じ案件にも拘わらず、である。この被告(川上社主の場合は、原告)と、S弁護士は、非常に昵懇(男女関係)で、いわば、人の道を逸脱した面も一部筋からは指摘されている。

他方、弁護人もつけずに、本人訴訟の裁判では、驚いたことにその方の主張を全面的に受け入れ、満額の支払い判決を出しているのだ。

このような事例は、すべての裁判所では存在し得ない、と中央の法曹界の重鎮たちは口をそろえて言うのだ。中には露骨に、「呆れたものだ」、という重鎮すらいるくらいだ。

この件では、ハッキリとリオンジュニアが、高松地裁に対して、

『なんですかぁ!なにをやってるんですかぁ!あなたたちは日本の宝に対して何をやっているんですかぁ、自分たちのやっていることが判っているんですか!』、と思い切り声を荒げ、彼らの目に余る堕落を叱咤したという経緯もある。

佐々木寿徳弁護士 渡辺光夫弁護士 甲斐中辰夫元最高裁判事香川県司法界の堕落は、別の面からも指摘されている。

他ならぬ首長が自ら依頼した、『サムライ川上抹殺指令』のことである。

この件で、我がオペレーションは、ついに前出のシンジケート最高位に対して、この1月12日に、強硬に出ている。

『去年の首長が訪ねてきたことは認めましたが、さて、その際の具体的な依頼案件について、確認させて戴きましょう。

それは間違いなく、(サムライ)川上氏を亡き者にする、ということでしたね?この件は、同席したものはすべて認めています。お認めになりますね?』。

この捜査は最高位にとっていわばカウンターとなった。最高位はW弁護士(渡辺光夫)に強烈な抗議の電話をしている。

『冗談じゃない、こちらは巻き込まれるのはゴメンだ。早く手を打ってくれ、さもないと…』。

震え上がったWは、ここからなりふり構わない措置をサムライ川上に対して繰り出してくるのだ(これが前出の、異常なる法的措置である)。

S弁護士(佐々木寿徳)がなぜこのような傍若無人を繰り返せるのか?何を隠そう、このS弁護士のウラには、甲斐中元高松高検検事長がいたのだ!その上、サムライ川上からすでに首を刎ねられた二人の検事総長、原田明夫と小津博司の怨念が、なんと大勲位中曽根元首相から現首相、そして現官房長官に伝わり、彼らをゾンビの如く甦らせてはS弁護士のバックボーンとなっているのである!

これはまさに一大事である!

一方では当事者の首長はやはり、今、怯えに怯えている。

当然のことである。

怯えの根拠はいくつもあるが、その最も大きいのが、前首長の述懐である。前首長はもう疲れたのであろうか。オペレーションからの再度の任意の事情聴取に、ついに、核心を漏らしたのだ。

『県内における利権のすべては、(現)首長に譲った』。

この証言だけでもう十分であろう。オペレーションは、首長の首を取りにすでに大きく飛躍している。

「ただ、最後はサムライに首を刎ねてもらえ、との指示が出ています。そう、リオンからです!」。

もう一人、その首をサムライから刎ねられることが決定した御仁がいる。

小津博司前検事総長 中曽根康弘元首相そう大勲位、元首相中曽根氏である。

先の最高位へのアプローチと同じ1月12日、オペレーションの別働隊は、重大な資料を持って大勲位のもとを訪れた。

その資料とは――。

前号で報じた、大勲位が首相になった時に利用した、神戸の土地、に関わるものなのである!

「あの土地で作られた金の一部を実は、ちょっと前までプールしていて、それを使ったのです。そう、サムライから逃れるための工作費としての使用です。

下関春帆楼東京店国家的犯罪で得た(※なにしろ、もっとも親しくしていた友人を利用し金を作ったのだ。甘っさえその金は、『特別会計』からなのだ。これは国に対する裏切りである!時代が時代ならば切腹ものである)カネを、今度は、サムライ駆逐に充てたのだ。そのカネの一部は、現首相である安倍氏に渡され、それをもって安倍首相は、昨年五月大型連休からの対策費にあてていることが判明したのだ!たとえばその一部は、例の『下関春帆楼東京店』での首長匿い、などに使われているのだ。

これで、公訴時効は一切気にすることはない!オペレーションは欣喜雀躍した!

一方の、大勲位は一気に沈没した。そして、従前の検事総長小津と同じく、心神耗弱を以て、極秘に病院に逃げ込んだ。

東京女子医科大青山分院青山にある、東京女子医科大青山分院、である。

結びにリオンの雄叫びを聞くことにしよう!

『新しい時代を迎えるのだ!イスラム国による日本人人質に対しては、国の宝を亡き者にしようとした、官房長官とその手練れ、そして、大勲位も共に、身代わりで行くのだ!これは間違いなく天の配剤である!逆らうことは赦されない。

そして我々はここに新しい絆ができることを宣言しよう!新しい国をこの絆で創っていくのだ!サムライがいる、我が国の最高峰も同じお気持ちである!この新しい絆で我が国の背骨をまっすぐにするのだ。この天命に我が身を捧ぐ!』。

朝鮮総連本部の転売経緯

拉致問題を絡めたシナリオの深層

朝鮮総連本部

転売の経緯に疑問残る

《(前略)1990年代後半以降、相次ぎ破綻した朝銀系信用組合に巨額の公的資金が投入された。その焦げ付いた融資の多くが総連向けだったため、本部ビルが競売にかけられたのだ。
総連が実質的な痛みを伴わないまま本部ビルに居続けられるとすれば、いったい何のための競売だったのか。一連の経緯について国民への説明責任が政府にはある。国会の場でも真相を明らかにしてほしい。(中略)

朝鮮総連本部ビル一方、北朝鮮による拉致被害者の再調査についての外交交渉が日朝政府間で進んだ。本部ビルの売買問題の影響が取りざたされたが、菅義偉官房長官は「司法的な手続きについては政府が口を出すことはない」と述べ、日朝交渉への影響も否定した。

そうした中、マルナカと酒田市の不動産会社の間を山内俊夫元参院議員が仲介し、総連側の意向も踏まえた上で、売却が決まったとされる。

毎日新聞の取材に対し、山内氏は「競売問題を解決することで、拉致問題を含めた日朝関係を進展させたいと考えた」と答えたという。(後略)》

先(1)月31日付毎日新聞から引用した。

マルナカ中山芳彦会長 山内俊夫元参院議員このテーマは本紙も既報。
「マルナカ」については本紙が中山芳彦会長を暴力団支援企業などと長年に亘って追及した経緯から、カネ目当ての儲けなら刑務所の塀でも臆せず渡るという「マルナカ」特有の会社体質を本紙は知り尽くしている。発注者優位の立場から取引先を泣かし、ウナギの産地偽装表示などで摘発されたのも記憶に新しい。要するに中山会長は、「儲け」らればどんな役でも引き受ける人生哲学の持ち主である。

さて、毎日新聞の記事を何度も読み返すがどうもおかしい。本紙の1月号には掲載されてない仲介者「山内俊夫」や「酒田市の不動産会社」が登場するではないか。
「転売の経緯に疑問残る」のであれば、「カラクリ」を解明するためにも本紙1月号に目を通そう。
《「マルナカは、この購入では実はなにもしません。どうしてかって?所有権を得た時点ですでに転売先が決まっているからです。

その転売先ですか?上田藤丘衛会長 野中広務元幹事長

それは京都の若藤という会社です。
若藤は、この物件を63億円で購入することも同時に決まっています」(同)。(中略)「実はですね、若藤が再購入した朝鮮総連ビルは、全面的にリニューアルします。それを丸紅が行うことになっています。
むろん、丸紅が直に行うわけでなくリニュアールの権利を持つ、ということになります。
丸紅がどこかの業者にそれをやらせるのです。
そしてそのあとがまさに白眉なんですが、リニューアルされたビルを再び国が買い上げ、改めて朝鮮総連に賃貸する、ということになるのです。

リニューアル後の朝鮮総連への賃貸までの橋渡しは、若藤の後ろ盾になっている政治力、具体的には、これも京都の野中(広務)元自民党幹事長が行うということです。ここまでの道筋がすでにきっちりとしかれているのです」。

これが今後、この通りに行われていけば、それは確かにある意味、見事なシナリオというほかはない。
登場人物もまさにこの人しかいない、というものである。

野中広務元自民党幹事長が、旧経世会の重鎮であり、尚且つ、登場する上田藤兵衛氏とは肝胆相照らす中であることは、もはや周知の事実である。さらに、野中氏が対北朝鮮外交の第一人者であることもまた衆目の意見の一致するところである。》

なんだ、見事なシナリオを描いていた野中広務元自民党幹事長らは、1月号の本紙を見て急遽、慌てて山内俊夫元自民党参院議員と山形県酒田市の不動産会社をダミーに使っただけではないか。

山内俊夫元参院議員は、マルナカの会長と同様に政治を舞台でカネ儲けに徹す人生。

本紙川上とは奇しくも昭和57年夏の香川県知事選挙で縁がある。それは、当時の前川忠夫革新知事の手先で住宅供給公社の不正転売疑惑に山内氏が関与していた事実を「国民新聞」に掲載したからだ。

香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その142)

日本の背骨を正すチャンスが到来

2月1日6時前、「後藤健二さんを殺害したとみられる動画が公開された」とNHKのニュースが流れた。

本紙2月号を脱稿し、この欄だけが残されていた朝だ。

「後藤さん、お疲れ様!
見事に命を燃焼させましたね。残された我々も後藤さんの命を無駄にしないよう頑張ります」

これが、本紙川上が後藤健二さんに送る言葉だ。

湯川遥菜さん 小津博司前検事総長 上川陽子法務大臣湯川遥菜さんの父親正一さんは「このようなことになり、後藤さんのご家族に申し訳ない」と話したという。

その通り。
申し訳ないではすまない。湯川さんは民間軍事会社を経営し、「戦争ごっこ」に憧れていた節がある。
そんな湯川さんを助けに行こうとした後藤健二さん。どうしてそんな判断をしてくれたのかと、悔やんでも悔やみ切れない。

後藤健二さんを喪うという事態が事実なら、この生きた生の事実から、どう教訓として学ぶかだ。

ここでの連載欄、「香川県警の捜査放棄と冤罪捜査」を通じて繰り返し追及するという手法で真実を炙り出し煮詰めてきたが、要は「在るべき姿」に戻ろうということだ。

法務大臣は法務大臣らしく、検事総長は検事総長らしく、裁判官は裁判官らしく、警察官は警察官らしく、ヤクザはヤクザらしく、ということである。この「らしくの芯」がずれるから、安倍政権のように菅官房長官が本紙川上の殺害計画に関与したり、後藤健二さん解放の初期対応に誤りが発生したりするのである。

浜田知事の捜査放棄を検証 実兄「花梅」の不法投棄事件潰し

小津博司検事総長は浜田恵造知事の逮捕は「受けない」とか、上川陽子法務大臣も同じく逮捕令状を裁判所に出さないようにと出札停止命令などが続いたので、本紙川上は香川県知事の動静を注意深くチェックしていた。

1月16日(金曜)の知事週間スケジュールにはこうある。

13時、「年頭県下警察署長会議」。インタネットで調べると、その後は白紙。

安倍晋三首相関係者に聞くと16日の夕方6時からリーガホテルの大広間で、警察関係者の現役やOBの新年会だったようだ。

そこまでは、なんら別段に変わった光景ではない。ところが、浜田恵造知事が、なんと、警察関係者の中に混じり込んで酒やビールのお酌に回っていたというではないか。
ある関係者はこう言う。

「四国タイムズの記事を読んでいたから、浜田知事の心境がよく分かった。(警察に)逮捕されたくないので気嫌伺だったのでしょうね」

また、こんな話も分かってきた。

平成25年、浜田知事の実兄が経営している花屋「花梅」(観音寺市)に不法投棄の疑惑があり、警察が内定したところ証拠を掴んだという。

実兄が軽トラで商品価値がなくなった花の処分を山に捨てていた。警察はヘリコプターで空からも事実関係を押さえて検察にも送検していたのであるが、いつの間にか断ち切れとなった。

これって、事件つぶしではないのか。

平成22年6月、香川県知事選挙の候補者であった浜田恵造氏が本紙川上にこう言ったのを思い出した。

「私には検察や警察、それに国税局の同僚がいますから、アンタからの情報はいりません」

なるほど、実兄の不法投棄事件も同僚の検察や警察に手を廻してもみ消していたのか。

こういう男が、日本の背骨を歪めていたのだ。

いや、こういう男に利用されて日本の背骨であるはずの安倍政権は歪められていたのか。

後藤健二さんこれでは、過激派組織「イスラム国」に殺害された後藤健二さんも浮かばれない。

後藤健二さんが命を燃焼させていた取り組も、本紙川上が命を燃焼させている取り組も、向かうところは平和を願ってのことである。

検察も警察も裁判所も、政治も国民も向かうところの方向は同じ。国が向かう方向も平和を求めているのは同じということだ。

そこに浜田恵造知事などが権力を利用しようとして、安倍晋三首相や菅官房長官らに接近するから権力という背骨が歪になってしまうのである。

兎に角、ここは原点に帰ろう。日本は法律国家であるから、罪を犯せば、その罪の事実に対する処罰は受ける。処罰を受ければ、先で繰り返し処罰を受けないようにと切磋琢磨して与えられた命を使い切る。

要するに、後藤健二さんの命は殺害されて使い切ったのだから、その命を無駄にはするなということだ。

本紙川上も、天の助けで何度も命を拾ったのであるから、後藤健二さんの命を無駄にしないよう頑張っていこうではないか。

本紙川上は1月31日土曜日の朝10時、観音寺警察署に入った。いつも話していた白川副署長は、人事異動で空席だったので津村刑事課長に、しっかりと事実関係に基づいて捜査を進めるようにと檄を飛ばして声援した。

ここで、浜田恵造知事の新年の挨拶を披露しよう。

香川の豊かな未来を実現するために、「成長する香川」「信頼・安心の香川」「笑顔で暮らせる香川」の3つ…。

厚顔無恥では背骨が歪む。

権力を扱う者の資質を問う

冤罪捜査の論功行賞は大阪地検検事正

平成14年4月22日朝、大阪高検公安部長であった三井環氏が大阪地検特捜部に逮捕された。

夜のテレビニュースでは、原田明夫検事総長が「想像を絶する容疑」と驚いて見せて国民に陳謝した。

また、森山真弓法務大臣は、「前代未聞の犯罪であり、検察官の名誉をはなはだしく汚した」と不愉快に見える様子をあらわにした。

森山真弓法務大臣は不愉快そうにテレビに映ったが当然である。そりゃ検事総長から三井環氏の犯罪事実を、もっともらしく説明されれば女性の法務大臣であれば、なお不愉快な顔になるはずだ。

佐々木茂夫元検事正事件から13年ほど経つが、本紙川上に手抜かりがあった。

高松高校の先輩であったから避けて報道したのではないが、真相ジグソーパズルのピースが一部欠けていたことに最近気付いた。

そのピースは当時、大阪地検検事正だった佐々木茂夫氏の存在だ。

注目してほしいのは、三井環氏が逮捕された平成14年には大阪地検検事正を務め、次の人事異動では、平成16年に札幌高等検察庁検事長。
翌平成17年には福岡高等検察庁検事長。
また、その翌平成18年には大阪高等検察庁検事長。

この不自然な昇進を見る限りからしても、当時の三井環逮捕には隠された深い意図があったことが一目瞭然だ。

現在は大阪で弁護士法人御堂筋事務所に籍を置いているが、遠隔操作の権力行使だけは絶対に慎むべきだ。

渡辺光夫弁護士や佐々木寿徳弁護士が受任している裁判では権力の逸脱と感じる場面が度々あった。

香川県弁護士会に懲戒請求

渡辺光夫弁護士の犯人隠避容疑に迫る

司法界の改革に本紙川上も役立つよう、直接に関わって当事者として体験したことを司法界の舞台にも持ち込んでみよう。

佐々木寿徳弁護士 渡辺光夫弁護士「人権擁護と社会正義の実現」を目指す本紙からすれば、弁護士、検事、裁判官、警官、暴力団の協力態勢だけは絶対に許すわけにはいかない。

渡辺光夫弁護士を検事総長に告発したその告発状は今、高松地検に回送されている。

その後も、渡辺弁護士は反省もなく高松地裁を巻き込んで抵抗を続けた。裁判官までもが渡辺光夫グループの権力の悪用者の餌食になり、国を衰退させることだけは絶対に避けなければならない。

打つべき手は、手抜きなく合法的に手続きをとろう。

懲戒申立書懲戒申立書
平成27年1月26日

懲戒申立人川上道大
被懲戒者弁護士渡辺光夫
香川県弁護士会会長殿
第1、懲戒申立の趣旨

被懲戒者は、香川県弁護士会所属の弁護士であるが、重大な犯罪を犯したことに該当し、弁護士として不適格であることが明らかであるので、被懲戒者を除名する懲戒を求める。

この懲戒申立書を香川県弁護士会に提出するに至った経緯は、国保連合会の岡谷一子職員の本紙川上への名誉棄損裁判に端を発する。
岡谷の代理人は、渡辺光夫弁護士・佐々木寿徳弁護士他二名である。

ここにきて注目すべきは、佐々木寿徳弁護士の存在。
過去、岡谷一子の弁護は一手にこの佐々木寿徳弁護士が引き受けている不自然な動きが見え隠れする。

彼女の母親が川島のマルナカスーパーで起こした事件、彼女自身の結婚式にまつわる損害賠償事件、彼女自身が起こした交通事故にまつわる裁判の代理人は全て佐々木寿徳弁護士が代理人となっているというではないか。

彼女と佐々木寿徳弁護士の関係を正確に精査する必要がある。

というのは、岡谷一子が余りにも佐々木寿徳弁護士の法廷闘争を頼りにして世の中の秩序を乱している場面が余りにも多すぎるからだ。

39歳の佐々木寿徳弁護士の後輩が岡谷一子で、二人とも大学は法科。ひょっとして、佐々木寿徳弁護士の弟はSY検事で、父親はSS元検事長ではないでしょうね。

安倍政権・危機管理の矛盾

後藤さんの本意の覚悟を汲み取れ

過激派組織「イスラム国」に人質に取られたフリージャナリストの後藤健二さんは今、年齢は47才なのか。テレビ、新聞、週刊誌やインターネットなどで見る限り、さぞかし悔しく情けなく思っているに違いない。

だって、手錠を入れられて死ぬにも死ねないんだもの。

後藤さんは今、47才。ジャーナリストの端くれである本紙川上には今の後藤健二さんの心境が分かる気がする。

本紙川上は44才の平成4年1月に四国タイムズを創刊。
最初に拳銃で襲撃されたのが平成9年11月で50才。覆面した男に鉄パイプで家族同乗の運転中を襲撃されたのが平成12年1月で52才。

自宅裏で待機していた男に回転式の拳銃で襲撃されたのが平成18年3月なので58才。この時は1,2発が側面から5b、3発目が背後2bの至近距離。この銃弾は気合と捌きで右踵を負傷したが、天の助けか命を落とさず今も報道に携わっている。

藤木企業会長 六代目山口組組長後藤健二さんは、フリージャナリストとして与えられた命を燃焼させていく仕事を選択した。それは天命と確信できるほどの職業選択であったに違いない。世界でも最も危険な過激派「イスラム国」に向かう覚悟は、一日に10万円もかかる「誘拐保険」にも入っていたというから本紙川上以上に現実的な取り組みをしていたのであろう。

さて、ここで検証しなければならないのは安倍政権の矛盾に満ちた対応である。

湯川さんがイスラム国に拘束された昨年の8月、それに後藤さんが拘束された11月あたりから現在まで、安倍政権の菅官房長官にスポットを当て今後の生きた教材としよう。

それも、その時期に菅官房長官が本紙川上の殺害計画に深く関与していた事実に注目して、後藤健二さんの天職と同じ報道者としての天命を汲み取っていただきたい。

イスラム国の広告塔は不本意 死んでも平和を望む覚悟の天職

後藤健二さんの今の心中を、本紙川上は真剣に汲み取ってあげたい。本気で。

渡辺光夫弁護士 浜田恵造知事後藤健二さんが取り組んできた今までの活動からして、ここで命乞いをするとは本紙川上には到底、思えない。

だってそうでしょう。

今となれば、後藤さんは完全に過激組織「イスラム国」の広告塔というか、メッセンジャーボーイの役割を担わせられているではないか。すなわち、追い詰められている過激派組織が事態の打開に便利な道具が転がり込んできたようなものだ。

日本人の後藤さんを使って、「有志国連合」の分断を図るのには「イスラム国」からすれば最高のカードを手に入れたようなものだ。交渉すれば交渉するほど「イスラム国」の術中に入る。いやすでに入っている。

本紙川上は悔やんでも悔やみきれない。

平成18年に使用した拳銃昨年の10月、11月に安倍政権が後藤さんの拘束を知った段階で、後藤さんの妻を通して10億の身代金を渡して湯川さんと後藤さんをなぜ解放させなかったのか。昨年の当初は、後藤さんの妻に「イスラム国」から身代金10億円を要求していた事実を外務省も知っていたというではないか。

この同じ時期、安倍政権の菅官房長官が本紙川上を暴力団六代目山口組に殺害させようと新宿の「玄海」で密談をしていた事実と照らし合わせると、本紙川上はいたたまれない気持ちだ。

自爆テロで犠牲になった人達のことを考えると、つい本紙川上が後藤さんならどうするかとの思いに行き着く。
「生きているから人質。死ねば人質としては使い物にならないのだなー」

イスラム国に利用される後藤さん世界における日本の立ち位置。揺れ動く世界の中で生き残っていくには、従来の政治手法では乗り切れないことだけは間違いない。

一度、戦後長きに亘って築きあげた構造的な今を検証して、既存の構造をいじくりまわすのではなく、新たに選択できる柱を打ち立てなければならない時機がすでに到来しているはずだ。

だってそうでしょう。

時の政権が、国内の報道者である本紙川上を都合が悪いからといって検事総長や法務大臣、それにアウトローである裏社会の暴力団まで使って潰しにかかるとは以ての外。

その安倍首相や菅官房長官が、過激派「イスラム国」に人質に取られている後藤健二さんを「本質的に」解放させられるはずはないではないか。

後藤健二さんの本意を汲み取ってあげなければならないのは、ここだ。

1月20日の映像昨年10月初旬、菅官房長官と藤木企画会長、それに渡辺光夫弁護士が新宿の水炊き屋「玄海」で本紙川上を潰す打合せを3時間ほどもかけて綿密にした。

翌11月8日、この打合せを基に藤木企業会長が手配した六代目山口組組長との昼食会は名古屋の司忍組長の邸宅で実現した。案内役は弘道会支援企業の風俗王佐藤義徳、それに香川県弁護士会(元日弁連副会長)所属の渡辺光夫弁護士が付き添い役で、香川県の浜田恵造知事が本紙川上の殺害を六代目山口組司忍組長に依頼したのである。

注目してほしいのは、昨年の10月初旬と11月8日に関わる安倍政権の「菅義偉官房長官」の存在である。

特に、過激派組織「イスラム国」に湯川遥菜さんや後藤健二さんが人質として拘束され、政府はこの二人の解放に最大限の努力をしなければならない時機ではないのか。

それを押さえて次の2月6日付週刊ポストに目を通して欲しい。

《後藤氏がシリアに向けて日本を出国したのは昨年10月22日。後藤氏の妻の携帯電話に約10億円の身代金を要求するメールがあったのは昨年11月初旬だった。本誌は11月中旬にいち早く、「後藤氏失踪」の情報を入手し、取材に動いた。》

どうであろう。

この週刊ポストの記事が正しければ、安倍政権の菅官房長官は過激派「イスラム国」に拘束されている湯川遥菜さんや後藤健二さんの解放に集中していなければならない時期なのではないのか。

続けてこれも。

《前出の外務省関係者によれば、イスラエル国を名乗る集団は当初、後藤氏1人について身代金を要求してきた。ところが、交渉が長引くと、途中から条件が変わったという。》

1月24日の映像菅官房長官が当初から、真剣に人質問題に向き合っていたら、後藤さんの妻に要求してきた身代金を政府が水面下で10億円を拠出し湯川遥菜さんや後藤健二さんを解放させていたのではないかと悔やまれてならない。

その菅官房長官は、同じ昨年の10月上旬から11月の時期、本紙川上を「亡き者」にするための企てを渡辺光夫弁護士らと新宿の「玄海」で3時間ほどもしていたとなれば到底、許されるものではない。

この辺りは、本紙の11月号12月号、今年の1月号に目を通し後藤健二さん人質ニュースと読み比べながら、「安倍政権の正体」を正しく理解してもらいたいものである。
【本紙11月号
《(前略)10月上旬のある日、W弁護士は密かに上京し、そのまま、羽田空港から新宿に向かっている。新宿靖国通り沿いの『玄海』という水炊きに入った。(中略)ようやく現れたのは、2人の男。ひとりは、誰もが知っている菅官房長官。そしてもうひとりは、でっぷりと太った貫禄ある男だった。この男は、菅氏のスポンサーである藤木企業(横浜市)の会長である。

1月27日の映像そこから約3時間、三人の密談は続いた。》
【本紙12月号
《(前略)『あの川上を亡き者にして戴けたら、そりゃあ、申し分ないのですがね…』。

上座の人物は無言で頷く。

(中略)食事が終わりかけた頃、おもむろに、上座の人物が言った。たった一言。
『すっきりしましょ』。》

香川県の浜田知事が本紙川上の殺害を依頼した場面。上座の人物とは六代目山口組司忍組長で浜田知事の依頼を承諾した場面なのである。

特報版 東京四国タイムズ

本紙に牙を剥く刺客、「恥を知れ!」
追い詰められた抵抗勢力がついに刺客を放った!刺客は4000万円で請け負う!その原資は、なんと香川県の公金!許すまじ、首長、そして菅官房長官

世にも不思議な事件が、今から三年も前に起きている。事件というからにはもちろんのことだが、当局は動いている。しかし、その事件は、この世に露出することはない。事実、今もってそんな事件が起きたことは当事者と動いた当局以外、誰も知らない。

浜田恵造知事 藤木企業会長 菅義衛官房長官しかし、その深淵を覗くと、当局と反社会的勢力との醜い繋がり、まるで、アメリカンニューシネマの佳作『セルピコ』のような信じがたい腐敗の実情が顔を覗かせるのである。この一件について当局は、かかる事態を重く見て、密かに事件の洗い直しをはじめている。

今から3年前の2014年5月上旬。大型連休が過ぎ、一般的には通常の生活が始まった時節のことである。

不忍池畔にある高級マンションの一室は、捜査関係者でごった返していた。指紋を採取する者から、目を皿のようにして這いつくばりながら遺留品を探す者、その部屋の住人から事情を聴取している者、そのほか何をしているか判然としない者まで、二ダースあまりの捜査員がその部屋で、それぞれ目的を持って蠢いていていた。

刺客のAとM空き巣が発生したのである。空き巣といっても、その被害は尋常ではなかった。

現金6500万あまり、貴金属も時価1500万円あまりがそっくり取られていたのだ。被害総額8000万円!

空き巣被害ではおそらく高額ベストテンに入りそうな額である。

事件内容はまったくもってシンプルである。

その部屋の住人、すなわち被害者に語ってもらおう。

「私たちが海外出張から戻ってきたのが、五月の連休過ぎすぐでした。出張は半月です。ええ、仕事の都合上、私は月の半分は海外で過ごすのです。過ごすといってもバカンスにいっているわけじゃなく現地に私の会社があるのです。その経営をしに半月はそっちに行っているんですよ」。

被害者を仮にX氏としておこう。

X氏は、元々、建築関係の業務携っていた。それと平行して5年ほど前より金融関係の仕事も行うようになっていた。

「金融関係の仕事は徐々にですが、上向きになっていきまして、その当時(空き巣の被害に遭った)3年前のこと)は、建築の仕事と金融の仕事の比率が逆転してきたことでした。手堅くやっていたのがまあ良かったんだと思います」(X氏)。

ところが悪夢は突然やってきた。

その年の四月下旬から、X氏は細君と共に海外の事業所に出張に出たのだ。

「予定通り帰国して、部屋を開けてびっくりしました。まるで大地震がきたような状態になっているのです。それを見た瞬間足はガクガク、立っている気力もなくなったほどでした。

それよりなにより、ある場所に厳重に保管していた現金に手が着けられていないか、それを確認しなければ、と頭では判っていても、怖くて確認できないのです。ここまで荒らされていたら、あの現金も(やられているに違いない)、とは思いましたが、なかなか確認するまで心が定まらない。半世紀生きてきましたが、あのときのように心が乱れた瞬間というのは後にも先にもあの時だけです…」(同)。

結局、そのカネはそっくりなくなっており、他の場所に保管してあった貴金属の類いもすっかり奪われていた。

被害総額8000万円――。

X氏でなくともこれを知った瞬間、失望の底にたたき込まれるであろう。もっともそれだけの金や貴金属を自宅に置いて長期の出張に出る人はザラにはいないであろうが。

「警察を呼ぶことも忘れしばらくは呆然としていました。それでもやっと警察に通報しました。

そうしたら、まあ大変な数の警察官がやってきました。8000万円の被害で心に穴が開いたようになっていましたが、その時の警察官の数にはさすがに圧倒させられました。マンションの下を見たらなんと警察車両が埋め尽くしていましたからね」(同)。

警視庁所轄署(※上野署です。担当係長は石原警部補です)からドッと捜査員が繰り出してきたのである。

「その日は数時間にわたって現場検証」、翌日も事情聴取。まあ、時間をとられました。

しかし、警察は、マンションを出入りするすべての人の映像をちゃんと入手していました。そこに信じられない映像を見たのです。事件は、それで、速やかに解決したはずなのです」(同)。

X氏が見た映像とはなんだったのか?

それは、X氏の会社に勤務しているAの後ろ姿だった。映像は、なぜかAが出て行くものしかなかった。両手に重そうな荷物を提げている。

「マンションを出て行くときの者ものだから後ろ姿だったのでしょうが、いくらなんでも社員ですからね、雇い主である私が間違うはずはないのです。

ショックを受けたのは、自宅に来るはずもないAが来ていた、ということです。それも(盗っていったものに見合う)荷物を掲げて出て行く映像ですからね、仰天しましたが、これで犯人は捕まる、と思いました。ええ、むろん、そのことは何度も警察に主張しましたよ…」。

それにしても、X氏はなぜそのような高額の現金を残し、長期化に家を開けたのであろうか。

「金融業が軌道に乗り出したときで、その時も出張から帰ってすぐに大口の融資先との話があったのです。だから、(自宅に現金を)置いていたのです。それが仇になりました。

ええ、自宅にそれだけの業務資金を残していたことはAには知らせていません。しかし現実にAは、悠然と家主のいない家に忍び込み、大金を持って行ってしまったのです」(同)。

ところがこの主張は、なぜか警察には顧みられなかった。X氏がいくら主張しても、取り合ってくれないのだ。

「それはしつこく主張しました。その事件以来、Aは出社もしてこない。これはもう(犯人であることは)明らかだ、と。それでも警察は私の言うことには耳も貸さなくなりました。しまいには、『あのね、Xさん、私たちもあなたの事件だけ追っているわけじゃないの。忙しいんだから、そうしょっちゅう警察を訪ねるのは止めてくれる』、ときました。我が耳を疑いましたよ、これを聞いて。私は弁護士を伴い警察に行きましたが、それでも取り合わない。やがて、担当の係長が、『時効ということもあるから』などと言い出す始末です。

Aの新築自宅Aは、その後、会社にも来ず行方が判らなかったのですが、事件から一年が経過した時、『自宅を新築した』という情報が入ってきました。
それも、建築業者にキャッシュで4000万円を支払った、というのです。
私は、元々建築業者だったから、そういう情報がすんなり入ってくるのです。
もう間違いはない。 犯人は間違いなくAです。

それでも警察はいまだに動かない。私はAに対しても警察が動かないから一指もふれられないのです。
これはどういうことでしょう。(事件発生から)もう三年になります」(同)。

X氏が指摘した社員は、元暴力団員だった。(※住吉連合同仁会の構成員)

また、この社員は、平成19年に結婚をしているのだが、その相手がオールドファンならば誰もが知っているT(宝田明)の姪なのである。

ここで、出てきたA、それにAの弟分であるというMという人物こそ、我が四国タイムズに向けられた刺客なのである。

これを画策したのは、これまでもたびたび登場している、藤木会長である。
『川上を亡き者にしてくれ』といった首長の言葉はついに具体的な刺客までよこすこととなった。

腐りきった警察機構は、この日のために、Aを捕まえもせず、この男を刺客要員として残してきたのである。自宅新築にかかった4000万円はむろん、香川県の懐から出ている(一部は、官房機密費からである!)。藤木会長を通してAに行ったのだ。

それでも我がタイムズは負けない!怯まないで、我が道を邁進していく。

短期集中連載財界二世が集う、上流階級′范p達のセレブ大学

あの芦屋大学が創立50周年を迎えたあと、いきなり『存亡の危機』!
大学に巣喰う獅子身中の虫こそ、諸悪の根源!
日本を代表するラガーマン大八木淳史理事長は当事者意識ゼロ
再建を目指せ! 立ち上がる有志

関西屈指の高級住宅地内にキャンパスを持つ芦屋大学は、いわゆるお坊ちゃま大学≠フ国内では最たる存在であろう。

大企業の社長の息子や有名政治家のご令嬢が行く大学(※実際はそうではない)というようなイメージばかりが先行していたが、それでもかつては、有名な国際教育学会の会場であったり、故・盛田昭夫ソニー創業者が同学の産業教育学科(当時)を激賞、自ら海外にまでそれを紹介したりして(※盛田氏は自身の長男である英夫氏(女優だった岡崎友紀の元夫)を同学に入れている)、それなりの評価は得ていた。そんな型破りというか、従来型の大学ではないというような印象が強いだけに、いつだって新興の大学としてとられがちだが、昨年は創立五十周年を迎えた。バブル以降
雨後の竹の子のように湧いて出てきた大学などとは、その辺りはハッキリ一線を引いている。

背任疑惑の大八木淳史理事長そんな芦屋大学だが、今、真の意味での存亡の危機≠迎えているというのだ。一体同学では何が起きているのか?

芦屋大学関係者のひとりがいう。

「これ、見てくださいよ。この十年足らずで、この体たらくですわ…」。

その関係者は、一枚の資料と十数枚に渡るある書面を提示した。

最初の資料には、次のような数字が並んでいる。

平成17年度末合計10,254,390,325
前年度増減額合計-903,562,261
〜中略〜
平成25年度末同-1,172,828,914
増減総額同9,081,561,411

刷新が求められる芦屋大学大きな桁の数字が縦横に並んでいて、しばらく目をしばたたかせていた筆者に、その関係者は、こう言った。

「(表の一番最初の部分を指さしながら)ほら、このように(資料内の最初が)平成17年ですからね、十年前ってことでしょう?その時、(芦屋大学には)ほら、この通り、100億円(!)あまりの資産があったんですよ、ええ、キャッシュフローでね。これだけの資産を(現金で)持っている大学はそうそうないですよ。特に芦屋大学のように規模の小さい大学ではあり得ないボリュームですよ」。

キャッシュフローベースであれば、確かに100億円あまりというのは、大学においては大きい。芦屋大学はほとんど単科大学並みの規模だけに、これは、もう比類出る大学はない。

「しかも、平成24年度末まで、無借金」(同関係者)。

今の時代、優良企業でもこのような数字ははじき出すことはできないだろう。国内有数の企業の子息が通うだけに、大学経営もこのように優良なのであろうか?それにしても、これだけの潤沢な資金はどのように積み重ねられていったのか。

資産目減り資料「やはりですね、通学する学生の資質と言うべきか、背景と言いますか、そこからの寄付金などが主ですね、ええ、学費以外の、です。(寄付金を提供する)ご父兄はその分、芦屋大学にいわば良質な帝王学を期待しているんですね、いや今となっては、期待していた、というべきでしょうか」(同)。

ところがその潤沢なるキャッシュフローが今や10分の1になってしまっているという。わずかこの十年でそうなんったのだから、これは言うまでもなく異常事態、といわねばなるまい。同学の歴史は、前述のように50年になるのである。この年月と資産の急激な目減りという現象を比較したとき、すでに現段階で異常事態が存亡の危機≠ノなっていることに誰もが気付かされる。

財界大物の子息で、同学OBは、今、起きているこの緊急事態について知らない。大学側がこの事態を表沙汰にしないのだ。内部についてもそれは然り。特に併設されている中学、高等学校などの職員においては未知といっても差し支えない。

公益通報書ただ、同学出身の有名人のひとりは、

「あってはならないこと。母校の健全化をなによりも急いで欲しい」、とポツリ。

そんなさなか、もうひとつの資料、すなわち、『公益通報書』が、ついに同学の経営母体である芦屋学園事務局に提出せられた。

この『公益通報書』というのは、内部告発に相当するものである。内部告発については、9年前に施行された公益通報者保護法で法的にも保護されている。この書面を見てもよくわかるが、大学関係者は、芦屋大学を覆い尽くした危機のついて、矢も楯もたまらなくなってこの通報書を出している。先のOBのひとりの言葉のように、大学内浄化は喫緊のテーマ、ということが、この文書を熟読しても手に取るように感じられるのだ。

すべての項目において、芦屋大学(芦屋学園)の現在の尋常ならざる実態が緊迫した表現で指摘されているのだが、ここでは、本稿においても従前より問題視している経済状況についてのものをまずは引用してみる。

6〔芦屋学園の経済状態について〕

経済的損失の影響は、学校法人芦屋学園の経済的状況によっても左右されます。
〜中略〜

7年間で(※平成17年度末から同24年度末)81億7037万1554円、年平均11億6719万円あまりの減少率を見ると、学校法人芦屋学園は破綻に向かっていると言わざるを得ません。

文部科学省からも経営改善のための指導を受けており、そのような逼迫した経済状態において、年3000万円以上の損失を出すことは、極めて違法性が強く、刑事責任(背任罪)が問題となると言わざるを得ません。

大八木氏は多額の利益を享受する日本ライフスキル協会の理事をしており、芦屋学園が払った委託金の一部は大八木氏に渡っているはずです。以上
〜後略〜

ついに、刑事責任や背任罪といった文言が出てきた、といった印象だが、それだけにことは間違いなく逼迫している。このほかにも、同様の指摘が別方面からも出されているようで、それだけに存亡の危機≠ニいう表現が決して大袈裟でないことを裏付けている。

ここに登場してくる、大八木氏≠アそ、実は、今、起きている芦屋大学の経営危機の主人公なのである。

大八木氏、つまり、大八木淳史氏は、芦屋学園の理事長であるが、この経営危機を招いたA級戦犯≠ネのである。

もう一度大八木氏の来歴を見てみよう。

高等学校ラグビー界の名門伏見工業高校ラグビー部で山口良治監督に師事。現在はOB会長を務める。 卒業後同志社大学へ進学。同志社大学ラグビー部在籍中には平尾誠二と共に全国大学ラグビー大会優勝に貢献。史上唯一の同大三連覇の礎になる。 1983年にはウェールズ遠征メンバーに選ばれ、テストマッチ出場を果たす。

同志社大学在籍中、ニュージーランドの名門カンタベリー大学へ留学。留学中に平尾誠二に嘆願され、ニュージーランドから帰国後、同志社大学ラグビー部へ戻り、大学選手権で優勝し4度目の日本一に輝いた。しかし日本選手権では新日鉄釜石(現・釜石シーウェイブス)に敗れ5年目のシーズンを終えた。進路に関しては、以前より、親交のあった後に株式会社神戸製鋼所の社長となる亀高素吉から直接勧誘を受け、同社に入社。同社のラグビー部(現・神戸製鋼コベルコスティーラーズ)で活動することになった。以来、新日鉄釜石と並ぶ7連覇の中心メンバーとして活躍した。日本代表出場歴も30試合重ねた。現在は公益財団法人日本ラグビーフットボール協会高校生委員を務める。

現役引退後も神戸製鋼に残り、ラグビーの指導・普及に努める傍ら、テレビタレント(松竹芸能所属)として各メディアにて活躍している。2005年より同志社大学大学院総合政策科学研究科へ進学し「トップアスリートによるスポーツクラブの構築〜青少年育成を視座に〜」についての研究を行う。2007年4月より同研究科後期博士課程在籍中。同年、高知中央高等学校ラグビー部ゼネラルマネージャー、京都市社会教育委員に就任。2008年4月に香川大学客員教授に就任。2011年12月に高知中央高等学校ラグビー部ゼネラルマネージャーを退任。2012年1月に芦屋大学特任教授に就任し、併せて「芦屋学園スポーツモダニズムプロジェクト」リーダーとなる。2012年7月1日付で芦屋学園中学校・高等学校校長にも就任。また、2013年4月1日より芦屋大学附属幼稚園長も併せて就任することとなった。さらに、全国高等学校体育連盟ボクシング専門部部長にも就任。そして2014年3月より芦屋学園理事長に就任した(芦屋学園中学校・高等学校校長・芦屋大学附属幼稚園長も引き続き兼任)。
(以上、ウイキペディアから引用抜粋)

芦屋大学問題は、これまで記してきたように非常に公益性が高い。

それだけに、本紙がこの核心まで連載で迫る。(以下、次号)












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