2025年4月

目次
国滅ぶとも正義は行わるべし 検察の信頼回復は三井逮捕の真相解明
正義で結ぶ男の「はがき」
「あの時のワインは美味かったな!」
日本タイムズのルーツ
三井環次席検事との出会いで国の中枢に立脚
貞操義務違反の離婚取消訴訟か②
取消訴訟の瑞江氏勝訴後の不貞行為
㈱DGキャピタル未公開株投資詐欺
㈱ELITE河原一聖社長の罪
遠州出雲大社と反社の影
寄付行為を装った節税スキームと反社の取り巻き
日本タイムは進化を求めて
一般社団法人日本地方新聞協会に再入会
香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その262)
平和ボケ日本の覚醒は歴史から学べ!
慶弔委員の篠原組長が元凶 泣いて馬謖を切れない六代目の事情
六代目誕生の陰の立役者
滝沢孝氏の根回しが功を奏したのか
「嵐を呼ぶ男」のドラムが響く
盛力健児の自叙伝で任侠道の原点に目覚めよ
公職選挙法で混迷する兵庫県政
この現状こそ捜査権力が大鉈を振るう時だ
吉野川市に官製談合の疑惑
原井敬市長・川崎技研・西松建設が共謀かく
徳島市の新町地区再開発⑧
巧妙裏金作り株木の次は日立造船なのか!
『体験の風をおこそう』
一般社団法人チャレンジ・ヴィレッジ設立の挨拶

国滅ぶとも正義は行わるべし 検察の信頼回復は三井逮捕の真相解明

宗像紀夫氏 「司法の裏金」 三井環氏

まず、4月1日付朝日新聞の社説【検察の取調 基本に立ち返る時だ】から。
《大阪地検特捜部の検事による威圧的な取り調べが、裁判所から再び厳しく批判された。見立に沿う供述を引き出そうと、暴言や侮辱など、被告の人権を踏みにじる検事は他にも目につく。検察全体が捜査の基本に立ち返る契機としなければならない。
業務上横領事件で同特捜部に逮捕、起訴され、刑事裁判で無罪になった不動産会社の元社長が国に賠償を求めた裁判の判決で、大阪地裁は請求を退けつつ、検事の取り調べを問題視した。(中略)判決は一方で、検事の取り調べにについて「威圧して意に沿う供述を無理強いしていると評価でき、著しく不適切」と非難した。》

 

畝本直美検事総長

なるほど。この事件は本紙記事で、学校法人明浄学院を掲載したことから波及した事件なので、看過できない。
さらに続ける。
《大阪地検特捜部は16年前、当時厚生労働省局長だった村木厚子さんを逮捕し、証拠改ざんにまで手を染めた冤罪事件を起こした。その反省から取調べの録音・録画や、捜査をチェックする総括審査検察官の仕組みが導入された。》
この検察の反省は甘い!

 

正義で結ぶ男の「はがき」

「あの時のワインは美味かったな!」

四国タイムズ平成15年4月号

国民から検察の信頼を取り戻す改革は、村木厚子さんの冤罪逮捕ではなく、その前の平成14年4月22日朝の三井環大阪高検公安部長の逮捕を、「検察の反省」としなければならないはずだ。
現在、本紙川上は香川県警腐敗警官と六代目山口組二代目若林組組員との殺害未遂・未解決事件の三件を東京地裁に国賠訴訟で提訴している。
そこには創刊時からの四国タイムズ・バックナンバーが東京地裁に提出してあるので、平成15年4月号を引用する。

 

【「想像を絶する」検察の口封じ作戦】
〈検察危機打開を後藤田元副総理に期待 検察の正義はどこに消えたのか〉
《本紙前号において、検察という「我が国最高の司直」に起きている常軌を逸脱したとしか思われない歪みを指摘した。そして、それは奇しくも本紙が最初からその動向を報じてきた三井環前大阪高検公安部長が約一年ぶりに渡った拘留を一時的に解かれ、保釈せられた日に発刊され、購読者の下に配信されたのだった。
検察内部から腐敗の構造を白目の下に曝そうとして、無実の罪状を突きつけられ逮捕、起訴、拘留されていた三井氏の保釈が遂行された三月十二日に、本紙が発刊され、新たな検察機構の腐乱を克明に記した記事が出たことの意味は限りなく大きい。
その三井氏は、保釈後、多くのマスメディアに堂々たる面もちで登場し、我が身の無実を定着させつつある。
それは裏を返せば、そのまま検察機構の失地を多くの人に認識させることになっているのだ。……。》

 

宗像紀夫氏(高松高検検事長)から三井環氏(大阪高検公安部長)に、「あの時のワインは美味かったな」のはがきが届いていた。男の絆だ。

 

日本タイムズのルーツ

三井環次席検事との出会いで国の中枢に立脚

三井環氏と本紙川上道大 平成5年9月号の白鳥談合記事

【追悼・検察裏金告発 三井環さんへ】
三井環さんが亡くなったと聞かされたのは、締め切りの直前、3月26日。目の前が真っ暗になった。信じられなかった。
その瞬間、三井さんと検察裏金や談合事件でともに戦った日々が蘇ってきた。
お亡くなりになられたのは、今年1月9日。
お正月に体調を悪化させて、病院に運ばれたが意識が戻らず旅立たれたという。
本紙・川上が三井さんと関係を深めたのは1993年4月の高松地検の次席検事に着任したときだった。
正義の検察こそ、日本の背骨を自認する本紙・川上は正義感に燃える三井さんと呼吸がぴったりあった。いつしか、連日のように三井さんと次席検事の部屋で懇談、情報提供する仲に発展。
三井さんは、中小地検としては異例の独自捜査に乗り出す。
(香川県の)白鳥談合事件に着手し、そこから得た資料と供述で庵治町の平井町長(当時)を立件する汚職事件につながった。

 

《平長 300》
という贈賄側の手帳のメモから平井氏に数百万円の賄賂が渡っていることは確実だった。
しかし、関係者が口を割らない。
三井さんは、これまた中小地検の独自捜査としてはあり得ない、腕利きの事務官を他の検察庁から呼び寄せて取り調べにあたった。
「これで贈賄側を割れんかった、起訴できなかったら、自分が責任をとる」
そう決意を語っていた。
数日後、三井さんが腕を見込んだ事務官は、しっかりと供述調書をとった。
後日、聞いた話だが、三井さんは事務官から手渡された供述調書を一読し、何も言わず、がっちり握手をしたそうだ。
「お互い、目には涙だったな」
そう話していた。

 

三井さんには、日本の検察の中枢で正義を貫いてほしい。本紙・川上は、ますます期待を寄せるようになった。ある大学を舞台にした事件で、三井さんは被疑者の逮捕が早すぎる、さらなる内偵捜査をと幹部に進言した。しかし、検察は突っ走り関係者を逮捕。
結局、本丸の大学教授には届かず、関係者も釈放となった。
「正義の進言」を幹部が逆恨みして「恥をかかせた」に変わり、左遷のような扱いを受けるようになった。
1999年、三井さんはその幹部から公務員の給料や待遇のポストを示すランクが2号俸とされるはずなのに、3号俸に据え置かれた。ポストは大阪高検公安部長で2号俸と決まっていた。三井さんは、これまで口にしたことがなかった、検察裏金を私に告白してくれた。情報提供者に支払われる調査活動費という予算が、実質的には検事正の小遣い代わりになっているというのです。
本紙・川上の手配で三井さんは「週刊朝日」と「噂の真相」に匿名で、情報提供して記事が出ました。しかし、世論の反応は芳しくなかった。そこで、三井さんは冷遇したK幹部を刑事告発に打って出るという作戦を明かしてくれました。

 

本紙・川上が表で告発人になり、裏が三井さん。
「検察庁の事務次官の部屋にガサをかけて、調査活動費や裏金を管理するノートを抑えれば、すぐに逮捕できる」
と三井さんは何度も言いましたが、検察は不起訴にした。
それまで私的な感情が検察裏金告発につながっていたが、不起訴を受けて「公憤」に変わり、三井さんは実名告発を決断。
2002年4月22日午後、テレビ朝日の「ザ・スクープ」の鳥越俊太郎さんと週刊朝日の山口一臣編集長のインタビューを受けることを決めました。

 

しかし、その日の朝、三井さんは大阪地検特捜部に逮捕されたのです。
まったくのでっちあげで、「口封じ逮捕」だと報じられ、裁判でも三井さんの知る範囲で検察裏金は存在すると認められました。しかし三井さんは、実刑判決で刑務所行き。
その後、紆余曲折があり三井さんとの交信が途絶えました。知り合いであるジャーナリストからは、その状況はよく聞かされていました。
三井さんが毎晩、浴びるように酒を飲み、情けない姿だと知りがっかりしたこともありました。しかし、検察裏金の告発というとんでもない大仕事をやった三井さん。
そのストレス、辛さは想像を絶するものだったはず。
実名告発さえ実現できていればと、悔しくてなりませんでした。
なぜ、本紙・川上は実名告発をしっかりやり遂げるところまで、お手伝いができなかったのか。今も悔しさと申し訳なさでいっぱいです。
三井さん、本当にお疲れ様でした。
ゆっくり、天国でお休みください。ご冥福をお祈り申し上げます。

 

日本タイムズ 川上道大

 

貞操義務違反の離婚取消訴訟か②

取消訴訟の瑞江氏勝訴後の不貞行為

タワー投資ビル 植村友彦氏 植村瑞江氏

タワー投資顧問・清原氏の右腕的ファンドマネージャーの植村友彦氏が、「詐欺的離婚」をしたと云う内容で週刊誌に記事になっていましたが、実際には植村友彦氏の妻瑞江氏が夫との離婚成立後に友彦氏から財産分与の10億円を受け取りましたが、友彦氏が離婚成立後に再婚し再婚相手が出産し子供がいる事が判った為、「離婚取消訴訟」を行いました。
その結果、友彦氏は敗訴し復縁しましたが、それだけでは再婚相手の婚姻関係は戻らず重婚状態なので、次に相手との「婚姻無効」の訴訟を起こし瑞江氏が勝訴しました。

 

ここまでなら、友彦氏に騙されて離婚した可哀そうな妻でしたが、復縁後再度離婚をし、財産分与なのか損害賠償なのか判りませんが、100億円を友彦氏から取る為に探偵事務所に依頼し、友彦氏の資産背景を調査依頼しています。
瑞江氏の悔しい気持ちは判らなくは有りませんが、余りにも金額が大きくそのような金額を請求する事は自由ですが、度を越した行いだと思います。
この間に瑞江氏はB弁護士と不貞行為を起こしたが、相手には復縁した事を伝えずに関係を持った為、相手は不倫だとは思っていませんでした。
B弁護士は不倫が自分にとってまずい事になる為、既婚者であるか確認していますが、瑞江氏は離婚した事実だけを相手に伝えていました。
瑞江氏は裁判で復縁しながら、B弁護士と不貞行為を行い裁判中では無いにしても不貞行為を行った事実を隠し裁判に勝訴した可能性も有ります。瑞江氏が悔しい思いをしたとはいえ、再婚相手の婚姻を無効にしておきながらの不貞行為とは呆れます。

 

本紙はSOS探偵事務所の溝口氏にも取材に行き、瑞江氏に頼まれた48ページに渡る調査報告書を提出済みと確認しました。
何故、瑞江氏代理人の勝部弁護士を通じて調査費1千万円を返金するように言われたのか理解出来ない様子でした。
本紙は取材を通じて瑞江氏の不貞行為は確実に行っている証拠も有り、根拠のない記事は一切書きません。
確かに、瑞江氏と友彦氏の婚姻関係は破綻していて、いわゆる仮面夫婦だったのかも知れません。
友彦氏に嘘を言われ離婚させられた悔しさも判らなくは有りません。
先月の本紙が発行されてから、勝部弁護士から連絡が有り、事実無根の記事と言われましたが、確かな証拠が無ければ記事にしないのが本紙の方針です。
情報源から得た情報を、裏付け調査及び取材を行い確認しています。
B弁護士の他にも不倫をしていたとの情報も有りますが、B弁護士以外は未だ確認出来ていません。
友彦氏の行いは間違っていたと思いますが、夫婦関係が破綻していたなら、嘘を言わず離婚をすれば良かったのですが、それを言えない状況もあったのではないかと推察されます。
勝部弁護士は依頼者の言う事を信じ、依頼者の為に行動する事は弁護士として素晴らしいの一言ですが、時にその行動が裏目に出る事もあると心配しています。昨今、反社と結託する弁護士が暗躍する中、正義を貫く弁護士がいた事に感動しています。
今後は植村友彦氏及びその家族にも取材を申込み、記事に反映させたいと考えています。
(文責:筆者・伊藤洋)

 

㈱DGキャピタル未公開株投資詐欺

㈱ELITE河原一聖社長の罪

河原一聖社長株式会社DGキャピタルの未公開株投資名目に資金を集めている株式会社ELITE河原一聖社長を通じて3千万円を出資したが、株主名簿の登録も無く株主の証明も株式会社DGキャピタルから開示されない状況の被害者である
A氏は河原社長の指示通りに関連会社の口座に3千万円を振り込む。
関連会社の口座に振込みされましたが、DGキャピタルに3千万円を振り込むので心配いりませんと言われました。
元々株券は不交付ですが、株主名簿の記載があるかどうかも判らずに期間が過ぎましたが、河原社長は言い訳をするばかりです。
株式会社DGキャピタルに問い合わせをしても、会員制を理由に株の情報開示が行われません。
本紙伊藤も昨年12月に河原社長に取材を行いましたが、DGキャピタルの株は購入しているとの回答を頂きましたが誰の名義になっているかは説明が有りませんでした。
被害者のA氏に対する未公開株投資の件は返金しますと回答しましたが、一括返済で無ければ被害者A氏は受領しませんと伝えました。

 

河原社長は主にフィリピンの不動産販売を行っていて、化粧品のネット販売等も行っています。化粧品の販売では偽化粧品をネット販売したとの容疑で大阪府警に逮捕された前歴もあります。
偽化粧品は中国から顧客に直送されており、日本人グループと中国人グループが結託して仕掛けた、大規模な犯罪スキームと見て捜査を進めているようです。
株式会社DGキャピタルの株の件は他の事業に比べて積極的に動いていませんが、株式会社DGキャピタルの株主総会に河原社長が出席した時に社長、会長と撮った写真を見せて未公開株投資を進めていたようです。

 

どれだけの人数を集めたか判りませんが、かなりの人数に未公開株の販売をしているようです。
株式会社DGキャピタルの株券販売が会員にだけ販売をする為、内容を開示されない事を悪用しているのです。
株式会社DGキャピタルは上場を目指している企業で、海外からの投資も多数受けている企業です。
河原社長の未公開株販売が上場に影響が出るのは時間の問題ではないかと思います。
(文責:筆者・伊藤洋

 

遠州出雲大社と反社の影

寄付行為を装った節税スキームと反社の取り巻き

木更津出雲大社

遠州出雲大社、木更津出雲大社の宮司らが奉賛会を利用し寄付名目で金銭を集め詐欺行為を行っています。
被害者であるA氏は遠州出雲大社の宮司を名乗る小島秀元氏から奉賛会のメンバーは凄い方々が参加している話等をして言葉巧みに5000万円を「遠州出雲準備委員会」の口座に振込ませました。
節税対策を行った後に手数料を引いた4250万円をA氏に戻しますとの事でしが,その後期日が来ても戻す事は無かったのです。数度に渡り催促をした結果1000万円は戻して来ましたが残金の4000万円は返金される事は有りませんでした。

 

その後、小島氏の所で会った三浦氏と会い節税対策を行っていると話を持ち掛けられ1億4600万円を騙されました。
結局、小島氏と三浦氏、加藤会長がグルで騙しに来たと判りました。
その後、小島氏が上田弁護士に依頼したと聞き、上田弁護士に連絡をしましたが、何の解決策もして貰わず、A氏が依頼した弁護士にも返答が有りません。
その後、本紙伊藤から上田弁護士に何度か連絡を入れましたが、何の進展も有りません。上田弁護士は犯罪者を擁護する為に依頼を受けているのかと疑いたくなる対応です。

 

依頼を受けておきながら何の対応もしない弁護士が存在する事に驚きを隠せません。
昨今、弁護士と反社の癒着構造を度々目にしますが、弁護士の品位の低下に呆れるばかりです。
出雲大社としても宗教法人を隠れ蓑にした詐欺をこれ以上拡散させない姿勢で、分社許可を出さないようにして頂きたいものです。
(文責:筆者・伊藤洋)

 

日本タイムは進化を求めて

一般社団法人日本地方新聞協会に再入会

本紙の創刊は「四国タイムズ」の名称で平成4年1月ですから、令和7年4月を迎え、33年余り報道に携わる経験を積んだことになります。
ですが、孤立した一匹オオカミでは世間は認めてくれません。その未熟な本紙川上は公的な一般社団法人日本地方新聞協会に入会申請したところ入会の承認を頂きました。
初心を忘れないよう、創刊時の「ごあいさつ」を記します。
《私は、政界に最も権威と実績を持つ「国会タイムズ」の四国総局長として、四国における関係記事をとりまとめるなど「国会タイムズ」の紙面づくりに努力しております。
また「東四国新聞」の高松支社長も兼任してまいりました。それに加えて、西讃の人々に親しまれてきた「新日新聞の編集、発行を平成三年十二月、柏田次郎社長から引き継ぎました。
この「新日新聞」の飛躍を図るために「新日新聞」を「四国タイムズ」に改題して、紙面の刷新と内容の充実を図ることになりました。
「四国タイムズ」は「国会タイムズ」の香川版ともいうべき面を持ちますから、香川における地方政治を中心に、経済、社会、生活問題などに取り組んでまいります。…》
次世代に引き継ぐ日本を!

 

香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その262)

平和ボケ日本の覚醒は歴史から学べ!

南出喜久春・盛力健児・川上道大

『捜査機関の捜査放棄に注目』
香川県警の腐敗警官と暴力団若林組とが共謀した本紙川上殺害襲撃の繰り返される捜査放棄の弊害は、家族が巻き込まれたまま30年近くに及ぶが未解決だ。
また、兵庫県で繰り広げられている斎藤知事にまつわる燻る未解決事件で、兵庫県民の行政に対する不信感は募る。
この現象は、日本の次世代にとっては絶望的な状況ではないのか。本紙川上の安倍晋三総理の検事総長への告発では5回を数えたが逮捕前に2022年7月に暗殺された。(国民・県民の)捜査への不満が暗殺を促すのだ。今こそ『伝家の宝刀』捜査権力の出番ではないのか。

 

本紙川上が体験した未解決事件に本題を戻す。
要するに戦後80年を迎える今、本物と似非の区別がつかなくなった状況が現状ではないのか。山口組の代紋を汗かいて支える任侠ヤクザ、その代紋を利用するだけのフランチャイズのヤクザ。金儲けだけの価値観で利用するとなると、自民党という代紋と山口組という代紋で例えると非常に理解しやすい。本紙川上の主任弁護士が今、本物と似非を仕分けするため一般社団法人任侠盛力健児の設立準備を進めている。ロシアがウクライナ侵攻をした現実の時代には、12年前の本紙「四国タイムズ」平成25年9月号を読み直し、山口組三代目田岡一雄組長の任侠ヤクザ精神を取り戻そうではないか。『有事になれば俺たちが日本を守る』

 

慶弔委員の篠原組長が元凶 泣いて馬謖を切れない六代目の事情

「泣(な)いて馬謖(ばしょく)を斬(き)る」
《中国の三国時代、蜀(しょく)の諸葛孔明(しょかつこうめい)は、日ごろ重用していた臣下の馬謖が命に従わず魏に大敗したために、泣いて斬罪に処したという「蜀志」馬謖伝の故事から》大辞泉。

 

なるほど、組織の規律を保つためには、たとえ愛する者であっても、違反者は厳しく処分することのたとえなのか。
それは当然、六代目山口組司忍組長にも当てはまるはずだ。

 

9月12日付週刊実話それでは、山口組の現状を知るために週刊実話の9月5日号「山口組『真夏の墓参』で示した司イズム」から。
《一方、志半ばで一和会系ヒットマンの凶弾に倒れた竹中正久四代目が眠る竹中家の墓所は、…午前9時11分には宮下和美・二代目西脇組組長が訪れ、同13分に慶弔委員の篠原重則・二代目若林組組長》

 

注目して欲しい。9月5日号の週刊実話に「慶弔委員の篠原重則」とあるではないか。

 

平成18年3月7日の夜、この二代目若林組篠原重則組長が、六代目山口組を巻き込んで本紙川上を殺害するために組長秘書の森裕之組員に回転式拳銃で襲撃させたのだ。

 

もちろん、司忍六代目が収監される前に、綿密な殺害計画を香川県警腐敗警官と共に打合せをし、司忍六代目が使用者責任を問われない社会不在中に実行させたのだ。

 

9月5日号週刊実実話 実行犯の森裕之しかし、本紙川上の殺害に失敗した六代目山口組は、共謀共同正犯を逃れるために篠原組長を優遇せざるを得なくなったのである。

 

それはそうであろう。篠原を慶弔委員で優遇しなければ司忍六代目が本紙川上の殺害計画に加わっていたことが捜査機関に漏れるではないか。

 

司忍六代目は今となっては、篠原組長を慶弔委員として再任を繰り返し共謀共同正犯の事実を闇に葬るしか打つ手はなかったということだ

 

なにしろ、指定暴力団親和会への報復で逮捕され徳島刑務所に収監されていた篠原組長の性格は、徳島の尾崎心腹会会長などにも広くヤクザ界には知れ渡っていたからである。

 

週刊実話への取り上げ方も異常で、他の親分さんを出し抜いて二代目若林組篠原組長が頻繁に掲載されるのも不思議な話であることだけは間違いない。

 

そうでしょう。本紙川上への襲撃を繰り返した篠原組長が元凶で、オリーブオペレーションが練りに練って暴力団排除条例が誕生したのだから。

 

ヤクザ界の追い詰められた状況を、今まとめれば、こうなる。

 

本紙川上が五代目の使用者責任取り下げ交渉時に言った、「篠原組長は山口組の直参には相応しくありませんよ。その篠原を直参にすれば、先では本家の首が絞まり、他の親分さんにも迷惑がかかりますよ」が、現実になったということではあるまいか。

 

さて次には、9月12日号の週刊実話、「警察当局がひそかに狙う“山口組解体作戦”発動のXデー」
《「…注意せなあかんのは、当局がひそかに狙うてる“第二次山口組解体作戦”や。六代目体制も永遠ではない。まだまだ先のことやろうけど、七代目への移行期を見据えて、水面下でどんな工作を仕掛けてくるか分からんからな」(山口組OB)

 

暴排条例で社会から孤立させ、暴対法の「使用者責任」で経済的な打撃を与え続けた上で、“第二次解体作戦”まで用意しているとされる警察当局。作戦開始のXデーに向け、山口組との緊張が高まっている。》

 

いよいよ、始まるのかな。

 

六代目誕生の陰の立役者

滝沢孝氏の根回しが功を奏したのか

平成17年7月26日は、弘道会を中心とした執行部メンバーによるクーデターが発生し、29日には五代目渡辺組長の引退と六代目山口組司忍組長の就任が決定したという。

 

よくよく考えると、本紙川上も全く関係がないこともない。
というのも、本紙川上は三井環元大阪高検公安部長の冤罪逮捕に深く関わっていたからだ。その絡みで、空席になっていた五代目山口組若頭のポストを得るために三代目山健組桑田組長の保釈を求めて、山健組の幹部が画策していた。その時期、三井環氏と新神戸オリエンタルホテルの最上階「特別室」で山健組元関係者とあったことがある。

 

また平成16年9月には、二代目若林組篠原組長らと一緒に五代目山口組渡辺組長も神戸地裁に提訴したことがあった。その五代目の提訴取り下げの交渉で盛力健児会長と本紙川上は初めて出会ったのである。

 

盛力健児会長の熱心な交渉と人柄に触れ、「山口組は本紙川上に危害を加えない」という約束の下に五代目渡辺組長の訴訟だけを取り下げた。

 

五代目山口組若頭補佐だった司忍弘道会会長は、ここを突いた。「五代目渡辺組長だけの訴訟を、我がの保身だけで取り下げさせるとはヤクザの風上にもおけんが。盃を交わした篠原を庇うんが親だろが」という口実である。

 

この口実を基に当時の滝沢孝若頭補佐が、六代目司忍組長の誕生を目指して露払いの根回しを始めたのが真相ではあるまいか。

 

その山口組元最高幹部の滝沢孝氏は先月30日、大阪高裁(森岡安広裁判長)から、無罪とした差し戻し後の1審・大阪地裁判決は破棄され、同地裁に審理を差し戻された。

 

やはり篠原組長は厄病神か。

 

「嵐を呼ぶ男」のドラムが響く

盛力健児の自叙伝で任侠道の原点に目覚めよ

少林寺グループの平川徳盛会長から先月、宝島社から「鎮魂 さらば愛しの山口組」が出版されると聞かされた。初版に10万刷とは驚きである。

9/13フライデー 鎮魂 さらば愛しの山口組早速、地元の宮脇書店に5冊を予約。すると30日発行前の29日には盛力健児の自叙伝「鎮魂」が入荷したと連絡があるではないか。

 

書店の前列には「鎮魂 さらば愛しの山口組」の平積された山が二つ並んでいた。本の表紙は、盛力健児会長の迫力ある顔写真だ。

 

平成21年2月3日、盛力健児会長は六代目山口組執行部から理由なき除籍処分を受けた。そのヤクザ界を去った盛力健児の自叙伝が、世間にこれだけ受け入れられるとは本紙川上とすれば嬉しい悲鳴だ。

 

司忍組長作成の貼り絵読み始めて気付いたのは、この自叙伝は任侠道で男を磨くというヤクザ界だけでなく堅気の本紙川上の胸にもジーンとくるものがある。

 

このシーンなどもそうだ。
《司と俺は、年は俺のほうが一つ上やけども同じ学年でね。司は昔から腰が低い男で、俺も腰高のほうやないから、すぐに打ち解けた。そりゃ、当時はもちろん俺のほうが座布団(組織内の地位や立場)は上やったけど、俺はもともと座布団の高い低いで人を見る人間やないから。

 

そうやって刑務所の中で何回か顔合わせるうちに仲ようなってね。貼り絵をつくってもらったことがあるんよ。俺の。司が出所(昭和58年)する1、2年前かなぁ……。彼は手先が器用でね、俺がつくってくれ言うたんよ。そしたら「1カ月ぐらい待ってほしい」言うんで待っていたら、それは見事な貼り絵をつくってくれた。それは今でも大事においてある》

 

どうであろう。本紙川上には、ここらあたりの話になると胸がジーンとしてくるのだ。30年余り前の、盛力健児と司忍の二人の姿が、任侠道で男を磨こうとした男の姿が目の前に浮かぶではないか。

 

それにしても、「鎮魂」はすごい反響だ。

 

本紙川上の話も「五代目の『使用者責任』訴訟を阻止」の小見出しで、5ページにまたがって載った。

 

次々と本を読んだと言う人から連絡が入るが、中には「盛力さん言うたら、石原裕次郎の『嵐を呼ぶ男』やね、という人まで出てきた。

 

なるほと『嵐を呼ぶ男』か。

 

そういえば、そうかもしれない。「嵐の前の静けさ」が今なら、いよいよ始まるオリーブ・オペレーションの前触れか。任侠道の原点回帰を!

 

公職選挙法で混迷する兵庫県政

この現状こそ捜査権力が大鉈を振るう時だ

小弓場文彦検事正

本紙の先(3)月号に、
〈捜査の行方に注目③
兵庫県斎藤知事と片山副知事のXデー近か?〉
と掲載した。
この男にこそ、捜査権力に『捜査放棄ではないのか?』 と問いたい!

だってそうでしょう。
本紙川上は、斎藤知事が現役時の9月2日に大阪地検特捜部(小弓場文彦検事正)に告発状(被告・斎藤知事と片山元副知事)を、罪状は「背任罪」で提出しているのだ
(※バックナンバー本紙3月号で確認を)。
斎藤元彦知事は、職業選択を間違えたのではないのか。
兵庫県民のためには、知事は兵庫県の職員との信頼関係が不可欠だ。
本紙川上が知事選挙前の現役時に、9月2日付で大阪地検特捜部に(斎藤知事と片山元副知事を背任罪で告発していた事実が活かされていない。

兵庫県の現状をインターネットから引用してみよう。
《兵庫県の斎藤知事は県の対応を「違法」とした第三者委員会の報告書を受けて会見を開いた。
会見終盤、斎藤知事が「そろそろ次の…」「あんまり時間が」と会見を終えようとする中、質問をする記者が名乗ると斎藤知事は少し戸惑うような表情を見せた。
記者から「『真摯に受け止める』と言われているが、パワハラがあったと断定され、あなたのやったことは違法行為だと指摘されて、真摯に受け止めるとするのであれば、昨年3月に実施した元県民局長への懲戒処分を『あなたこういうことしちゃダメよ』と(斎藤知事が)言って、県民局長が『真摯に受け止める』言ったらよかったじゃないか?
あなたが身を処すと言いながら他人を罰した刃はなぜあなたに向かわないのか?」と強い口調で迫られた斎藤知事は口を真一文字に結んだ。
さらに記者は「ダブスタだと言っている。なぜダブルスタンダードはあなたの場合はまかり通ると思っている?」
と追及。これに斎藤知事は「今回の第三者委員会の報告書については真摯に受け止めていきたい」と答えた。…》

 

週刊文春3月20日号

こりゃーダメだわ。
こんな答弁を繰り返されたら兵庫県民も堪ったものではない。週刊文春の3月20日号を引用してみる。
〈斎藤元彦と立花孝志″魔の合体〟の裏に2人の女がいた!〉
《劣勢からの逆転劇だった県知事選。その立役者は二馬力選挙で戦った立花孝志だけではなかった。″表〟のSNS担当だったメルチュの折田楓。そしてもう一人、″裏〟のSNS担当の女性がいた。彼女たちに真相を問うと。》
公職選挙法違反で捜査を進めるより、【阪神とオリックスの優勝パレードへの不当な税金の支出】を、大阪地検特捜部と神戸地検の合同捜査で背任罪から汚職に迫った方が斎藤元彦知事には似合った捜査だ。甘やかしてはダメだ。

 

吉野川市に官製談合の疑惑

原井敬市長・川崎技研・西松建設が共謀か

原井敬市長

吉野川氏の原井敬市長には、本紙川上は入札落札前から、注意喚起を繰り返し促していた。
というのは、本紙の役割は「過ちに気付き」軌道修正を促すのが本紙の基本路線だからだ。だって入札前に西松建設の元社長の石橋氏や長男の川崎技研副社長とは、本紙川上の親友から紹介され一緒に食事をした仲だったからだ。
ところが、徳島の地元新聞の「トリビューンしこく」(令和7年2月25日付)に、
『拝啓 吉野川市 原井敬市長殿』と公開質問状が掲載された。
【約五億円が増額された施設建設費】
《新ごみ処理施設の整備・運営事業は一社参加のプロポーザルで川崎技研グループが落札しました。落札金額は百億四千三百万円。予定価格に対する落札率は九十九・九%でした》こりゃ、アウトだ。

 

徳島市の新町地区再開発⑧

巧妙裏金作り株木の次は日立造船なのか!

株木建設丸株ビル 株木康吉社長 内藤佐和子前市長 岡孝治市議

徳島市の新町西地区再開発シリーズも、8回を迎えた。
かなり闇の深い部分が明らかになってきた。兎に角、継続は力なりだ。徳島市民から切実な問題として情報提供があったので、引用する。
《前の内藤市政時、影の市長として君臨していた岡孝治議員とその一派が、議会の多数をかさに、税金を湯水のように使う事業を進めました。
こうした悪政に対し、市民は市長リコールの大運動を起こし、1年前、遠藤市長を誕生させました。が、岡一派は、多数をかさに、現市政に難癖をつけ、妨害する等、理不尽に暴れています。この3月議会は当初予算案を採決する重要な議会ですが、あろうことか、この予算案の採決をタテにとり、19日に閉会する予定を25日に、更に年度末ギリギリの31日に岡一派(公明党公認市議も)の多数決で延期?
市政や市民生活に大混乱や大きな不安を与えています。

 

しかし、岡一派の理不尽なやり方に、多くの市民から怒りの声が湧き上がっており、岡一派の多数が崩れ始めています。》
なるほど。旧徳島ヤクザの怖いイメージをフル活用して、市議会議員の過半巣を牛耳って裏金作りとは看過できない。
本紙川上は昔、後藤田正晴先生からも岡議員の父親の影響力を聞いていたので、その手腕は理解できる。
さて、岡議員の新たな裏金作りの話が聞こえてくるので、
〈ニューストップ・国内ニュース〉から引用しよう。

 

【徳島市の新ごみ処理施設 災害リスク検証結果の学識経験者による評価を報告しマリンピアで整備へ】
(徳島市環境施設整備室原田和彦室長)
「本市といたしましては、現在の計画のとおりマリンピア沖洲の北部浄化センター未利用敷地を建設予定地として、事業を進めることと致します」
これは、2月26日に開かれた徳島市議会の文教厚生委員会で、徳島市の担当者が明らかにしました。(中略)
徳島市議会に対し、「想定外の被害が起こる可能性」や「耐震性能に余裕を持たせることが必要」との指摘があった一方、「十分な調査と対策を行うなら、地盤工学的に問題ない」とする評価を報告しました。徳島市は、施設整備費を456億円としていますが、物価高騰やより強固な耐震化が必要なことを受け、委員からは懸念の声が相次ぎました。》
456憶円+アルファで500憶円。その1パーセントでも5億円か。株木建設から次は、日立造船なのかな?

 

『体験の風をおこそう』

一般社団法人チャレンジ・ヴィレッジ設立の挨拶

『禍福はあざなえる縄の如し!』
私は今、齢77歳で人生を振り返り、この諺を強く味わえるようになりました。
人生には幸福を味わう時も、逆に苦境にあがいた体験もいたしましたが、絶対に諦めないネバーギブアップ力も身につける機会が必要だと感じるに至りました。
その機会を体験させて頂いたのが、高校時代の同窓生・田中壮一郎氏が理事長だった『独立行政法人国立青少年教育振興機構』です。

 

体験の風をおこそう

平成23年から10年間、私が理事長を務めた財団法人日本武道振興会の所有(香川県高松市高松町)開拓山林で『体験の風をおこそう』運動を展開して頂きました。名称は『チャレンジ・ヴィレッジ』です。
国の職員の方や香川県の教育関係者などと、小学・中学生たちが(体験の風をおこして)乱立する竹藪を整備、ドラム缶に子供たちが水を協力して汲み風呂準備、食事の用意やら、親子でテント生活、大学生のための野外活動でツリークライミングなど。これらの体験からネバーギブアップ精神が芽生えることを期待したい。これら国のチャレンジ・ヴィレッジ活動は、10年間の実績を残して惜しまれながら終了しました。
私が一般社団法人チャレンジ・ヴィレッジを設立した目的は、次世代の若者が世界に羽ばたける具体的な環境を整えたいからです。不思議なご縁で国際派の小林白虎(キヨタケ:舞台芸術観光担当理事)先生と共に『一般社団法人チャレンジ・ヴィレッジ』を設立しました。微力ではありますが、当法人が世界平和のための一助となるよう努力いたしますので宜しくお願い致します。
令和7年4月1日
一般社団法人チャレンジ・ヴィレッジ
理事長 川 上 道 大