2017年11月号

目次
国滅ぶとも正義は行わるべし 自民の安倍一強から次世代への変革
政治家の地殻変動に期待 仕訳の後に政党の中身は固まる
相場操縦事件は捜査の突破口
本丸は“最後のフィクサー”親子
あの「郷鉄工」破産戦犯
別の上場企業“乗っ取り”画策
香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その175)
六代目山口組の金庫番は篠原重則事務局長
工藤会トップ初公判で露呈 六代目事務局長は工藤会の金庫番と同役
経済産業省・東京ガスに厳重注意処分
室内ガス湯沸かし器のガス漏れで火災・死亡事故
東邦ガス工事絡みで横領か
東邦ガスの室内煙突工事は死亡事故の危機
徳島市遠藤市長への刑事告訴
徳島地検が受理して捜査は本格化
強豪バスケ部監督を解雇
混乱続く明浄学院高校は勉強にも影響

国滅ぶとも正義は行わるべし 自民の安倍一強から次世代への変革

佐川・国税庁長官 加計孝太朗氏 安倍晋三総理

平成29年10月22日、第48回衆院選が投開票され、自民、公明両党で300議席を上回った。表面上は安倍一強の自民党は万々歳の大喜びの様相を呈しているが、確実に潮目は変わっている。
公示前からと当選者数を比べると、自民、希望、公明、共産、威信、社民、無所属とも当選者数は減った。当選者数を増やしたのは、選挙前に急遽旗揚げした枝野幸夫代表の立憲民主党だけだ。
香川県警腐敗組(一部の不良警官)と山口組二代目若林組の連合からの襲撃を繰り返し受けた本紙川上からすれば、この現象を見ていると例えは悪いが、六代目山口組の分裂抗争と何ら変わらない。
むしろ、実際の殺しの道具を使う暴力団の方が命をかけているだけ真剣味がある。要するに安倍一強の横綱は議会という土俵の中で逃げまわり、相手の野党にまわしを取らせない姿は国民からすれば、「ふざけるではない」と言いたいところだ。
要するに本紙川上が言いたいのは、公文書の情報公開をして議会という土俵で野党と真剣味ある相撲を取ってもらいたいということだ。せっかく本紙川上が森友学園と加計学園の告発を大阪地検特捜部にしたのであるから、探しても見つからなかったという公文書も見つかったのであるから、与党も野党もが公文書という共通情報のまわしを取って真剣味のある議論をしてもらいたいものである。

政治家の地殻変動に期待 仕訳の後に政党の中身は固まる

11月17日付 週刊ポスト

衆議院の総選挙も終えた11月の2日18時30分、ANAコンチネンタルホテルで「たまき雄一郎君を励ます会」のパーティがあった。本紙川上も大阪から東京に帰った足で参加した。司会は大平正芳元総理の孫である渡邉満子氏。
そう、希望の党の玉木雄一郎衆議院議員は、将来の総理候補の内の一人なのである。
本紙川上とは出身が香川県の同郷で、高松高校では後輩にあたるので是非とも活躍してもらいたいものである。
世界情勢が大きな変化を迎えた今、従来型のアマちゃん政治家では務まらない。混沌となればなるほど本物の政治家が現れる。もっともっと報道関係者は事実を基に本質を突いた報道を手掛けたいものである。
さてここで、週刊ポストの【永田町深層海流】から抜粋して引用させてもらおう。ここには、政治の世界に覚醒を促す内容の記事、すなわち気付きの記事が満載されているからだ。
前号の見出しがいい。
自公圧勝劇の陰で世代交代の暗闘が幕を開けた
「小泉進次郎総理大臣」が2020年「安倍自民党」をぶっ壊す

 

どうであろう。目を覚ますような見出しではないか。
続けて今週(11月17日付)の週刊ポストの【永田町深層海流】から。
若さと清廉を売り物にするホープが、権力の汚さを知り尽くす老練政治家を“師”に選んだ
小泉進次郎と二階俊博
安倍抵抗勢力が誕生する
《政権交代の心配がなくなった自民党議員たちの関心は、完全に党内の権力争いにシフトした。各派閥が鎬を削るなか、注目を集めるのが“派閥政治の権化”二階俊博・幹事長と“脱派閥の象徴”小泉進次郎・副幹事長の急接近だ。本来、水と油のはずの2人の化学反応は、内側から安倍一強を破壊する起爆剤になる。》
確かな手ごたえで政治家の地殻変動は始まっている。
安倍一強の一点集中の円ではなく、大平正芳元総理が説いた「楕円の哲学」二点が競い合って政治のバランスをとる政治の方向性の具体化が始まってきたではないか。
北朝鮮のミサイル危機を煽りながら政治を進める安倍総理は、なぜ想像力を働かせて「原発ゼロ」へと方向転換の判断ができないのだろう。
北朝鮮がミサイルを連射で原発に向け発射すれば、福島の原発事故ではすまないとは想像できないのだろうか。
日本の国土を優先的に守るのが国会議員の責務。国土を守って国民を守る。国民を守るためには国土をも守る。経済界人は守られた国土で経済に精を出す。農家は守られた国土で農業に精を出す。
要するに、国会議員は国の外交に力を注いで国民を守れということだ。
引用を続ける。
《若さと清廉さを武器に国民の高い人気と期待を背にした進次郎氏が、権力の凄味と使い方を知り尽くした老練な二階氏の政治力を味方につけて安倍首相に挑むとき、政界に強力な「安倍抵抗勢力」が出現することになる。
そうなれば、自民党内の派閥抗争にとどまらず、野党の保守勢力までをも巻き込んだ“政界大再編”が起きるはずだ。
政界の底流では、すでにその動きが始まっている。》
これはいよいよ面白くなってきた。日本は大丈夫だ。

相場操縦事件は捜査の突破口

本丸は“最後のフィクサー”親子

朝堂院氏の逮捕報道

ストリーム事件背後に、“最後のフィクサー”朝堂院氏

 

警視庁捜査2課は、インターネット関連会社「ストリーム」(マザーズ上場。東京都港区)の金融商品取引法違反(相場操縦)で10月15日に松浦正親、17日に佐戸康高、18日に四方敬二各容疑者を逮捕した。
警視庁などは昨年10月、同容疑で関係先を家宅捜索。押収した資料を分析するなどし、1年後に満を持してまずは仕手筋で有名な3名の株式ブローカーを逮捕していた。
これら株式ブローカーは頼まれ条件さえ合えば株価操縦を手伝うわけで、後で逮捕された3名の方が依頼者、すなわち本尊はこちらだ。
そして、この本尊側3名の裏にいる本当のボスは松浦大助氏(46)と当局は見ている。

「ストリーム」社の株操縦の捜査

「昨年10月のガサ後、ほどなく警視庁組対3課に呼び出され、以来、任意事情聴取をずっとされている。担当刑事に開口一番言われたのは、“狙いは大助。是非、協力して欲しい”だった」――こう本紙に語っていたのは、その後、逮捕された株式ブローカーの内の1人だ。
組対3課は特殊暴力、すなわち反社会勢力と協力して株価操縦などを行うケースも含まれる。要するに、松浦大助氏側を有力な反社勢力と見、ターゲットにされたというのが真相のようだ。
永田町の事情通は言う。
「松浦大助の父親は松浦良右(77)。いまは朝堂院大覚を名乗っているが、かつては石原慎太郎(元代議士、東京都知事)、後藤田正晴(元警察庁長官、副総理)らへ秘書を送り出し、その政治力を背景に“最後のフィクサー”ともいわれた人物。しかし『ナミレイ事件』で逮捕され力は失墜。替わって、いまは息子の大助が『関東連合』などの半グレとつるみ、各種犯罪に手を染めている。表向きは大助がリーダーとされるが、実際は裏で朝堂院が相談に乗り、またかつての人脈を紹介している」

ナミレイ事件の記事

ナミレイ事件とは、82年、朝堂院氏が会長を務めていた空調設備工事会社「ナミレイ」が、ライバル会社「高砂熱学工業」(東証1部)の株を買占め、業務提携をしたところ、強要罪に問われた事件(朝堂院氏は執行猶予付有罪に)。極めて政治色が強い事件だった。もっとも、この会社の事業成功で朝堂院氏は財を築き政治力を得た。
今回容疑は相場操縦だが、こうした松浦親子の関わりがあり、今回事件はとっかかりに過ぎず、一般の同容疑事件とはわけが違うという。
実際、今回逮捕された松浦大助氏の側近3名の過去の行為を振り返ると朝堂院氏の影が見え隠れする。
まず断っておくが、昨年10月、当局がもっとも大々的にガサ入れした場所は東京都港区内の大助氏グループ会社が多数入居するビルだったが、そのなかには朝堂院氏が政治的発言などを行っているネットTV局もあった。また、かつて朝堂院氏は日本とアフリカ諸国の交流を図るためとして「アフリカ開発協会」という社団法人を立ち上げていたが、その事務所もここにあった。
ちなみに、このアフリカ諸国との交流が縁であのマイケル・ジャクソンの知己を得、98年、共同でわが国でテーマパーク事業を行うとブチ上げ資金を集めたことも。しかし、まったく事業は進まなかった。

 

朝堂院氏と、逮捕された大助グループ幹部3名の関係

 

さて、まずは松浦正親容疑者(45)から。
姓は松浦親子と同じだが、これは偶然。正親容疑者の実家は大分県の地場タクシー会社。そして、そもそも大助氏に正親容疑者を紹介したのが朝堂院氏。今回事件では、大助氏側と株式ブローカー側の連絡役をしていた。
お次、佐戸容疑者(58)は、負債額実に4300億円にもなった(11年12月破産)和牛詐欺商法「安愚楽牧場」(栃木県那須塩原市)の会社側の者として債権者集会に出ていたことがある。
「会社側の“債権隠し”に協力していた疑惑があり、その関係から。
破たん直前、安愚楽の土地や牛舎、子会社の優良ホテルが『YS商事』に事業譲渡されるという不可解なことがあった。この子会社、破たん直前に代表者が代わってるんだが、その代表者は六本木で『V』というクラブを経営している(無許可営業で事件化。事件後、社名変更)。そして、そのクラブの影のオーナーは大助氏」(事情通)
以前、この店で暴力沙汰をやったものの、店側と示談で済ませた者の関係者が証言する。
「店に警察に訴えられそうになり調べたら、S(脱税と競売妨害の前科あり)とコネがあることはわかった。それでSに頼んだら、後で水源地詐欺主犯で捕まった菊次(達朗。懲役10年以上で服役中)と一緒に大助が出てきて話がついたんですから」
佐戸容疑者、今回事件では買い注文を出していたと見られる。
そして四方容疑者(46)の場合は、朝堂院氏とのつながりがさらにハッキリしている。そもそも、朝堂院氏の秘書をしていたのだ。そして、その渦中の02年6月、四方容疑者は詐欺容疑で警視庁組対4課に逮捕されている。
「恐喝事件で、政治力を使って不起訴にしてやると3000万円を騙し取った容疑。四方は政治団体職員を名乗り、その政治団体事務所でカネを受け取っていたんですが、その団体とは朝堂院が設立した『日本法曹政治連盟』。朝堂院の身代わりで逮捕されたと言われました」(当時を知る関係者)
しかも、この四方容疑者が今回事件では3名のなかでもっとも主導的だったと見られる。
「松浦大助の力の源泉は闇金。今回の相場操縦事件、大助側がストリームの劉海涛会長(事件後、役員辞任)に1億1000万円ほど闇金融資していた、その優越的地位を利用し、劉会長にも協力させ株価を上げてさらに儲けようとした経緯がある。その貸付で両者を繋いだのが四方と見られています」(当局筋)

 

今後、「リミックス・ポイント」の同容疑に飛び火か?

 

一方、ストリームだけでなく、同じような構図は他の複数の上場企業にも見られる。そのなかの「リミックス・ポイント」(マザーズ)に関しては、今後、捜査はこちらに飛び火するとの見方もある。
いずれも増資を行い、その際、いろんな買い材料を会社側がIRして株価を上げるのに協力しているが、その増資引き受けをお膳立てしたのも大助氏側との疑惑が出ている。そして、そこに四方容疑者の人脈が深く関与しているとも。
こうして見て来ると、もうおわかりだろう。松浦大助グループの力の源泉は闇金融なのだ。
そして、その儲けたカネで東京・六本木界隈などに複数のクラブをオープン。そして、そこに「関東連合」OBなどの半グレが出入りしている。
「こうした店のオープンのための店内改装工事に当たり、訳ありの親会社にわずかのカネを渡して夜逃げさせ、実際に工事をやった下請会社が請求に来ると“親会社に全額払っている”と言い張り工事代金を支払わない。そんなマネもしているんですから評判は悪いですよ」(事情通)
そうかと思えば、前出・リミックス・ポイントが業務提携していたこともあったが、その後、破たん(16年3月)した新電力大手「日本ロジテック」(協)の原因についてこんな見方もある。
「大助側が経営悪化したロジテックに高利のカネを貸し大儲けしていた。それだけでなく、ロジテックが自前の電力会社を建設しようと購入した茨城県内の土地を仲介したのも大助側。ところが、これがクズ土地。ロジテック倒産の責任は大きいですよ」(関係者)
繰り返すが、このような情報が当局に上がり、今回の事件に至ったと思われる。
14年10月にも威力業務妨害で逮捕されている朝堂院氏。そういうわけで、今後の当局の動向に要注目だろう。

あの「郷鉄工」破産戦犯

別の上場企業“乗っ取り”画策

松尾隆、朝倉応水らがNFKホールディングスを 

「郷鉄工所」に資金繰りの件で入り込み、結果的に同社を上場廃止、破産に追い込んだ張本人の1人と見られる松尾隆氏。
同社を巡っては事件化すると見られており、さすがに大人しくしていると思ったら、松尾氏は別の上場企業の乗っ取りを画策していることがわかった。
それは工業炉用燃焼機器が主軸の「NFKホールディングス」(ジャスダック。横浜市鶴見区)。

株価チャート・監査資料

同社の株価チャートを見ると、今年9月上旬から出来高が増え、株価は60円台半ばから90円台と1・5倍ほどになっている。
「松尾らはすでに20%近く買い占めています。ただし、狙いは仕手戦での差益狙いではなく、3分の1以上買占め経営権を握り、会社の現預金14億円余りを実質、奪うことです」(事情通)
この事情通氏によれば、NFKの時価総額は20億円ほどなので経営権を取るまで買い占めても十分お釣りが来る、また流動株が多いという事情もあり同社に目を付けたようだ。
もっとも、松尾氏自体、資金を持っているわけではない。何とこの買占めのパートナーには、郷鉄工でもコンビを組んでいた金主の朝倉応水氏始め、反社会勢力もいるようだ。
それだけでも驚きだが、実は同社がまだ「日本ファーネス工業」といっていた2000年初め、松尾氏は郷鉄工同様、資金繰りに窮していた同社に介入し、総額約4億円の小切手、それに21億円以上の手形を乱発、同社は松尾氏に対する債権13億円以上を損金処理した相手。なぜ、それがまたなのか?
「むろん、松尾は裏に隠れています。悪名高く、松尾が関わっていることが知られればまともな者は誰も相手をしませんから。
実は日本ファーネス当時、松尾に協力していた役員がいまも同社に関係しており、株主提案で臨時株主総会を開かせ、送り込むのは当時のその役員と聞いています」(同)
こうした情報は、株買占め資金を調達すべく、株式ブローカー連中に声をかけている情報が漏れ伝わって来たものだが、同時に、すでに買い占めた同社株を担保に資金調達する際、詐欺行為を働いて一部貸し手とトラブルになっているとの有力情報もある。まったく懲りない連中であり、やはり、しっかり塀の中に入って反省してもらうしかないようだ。

香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その175)

六代目山口組の金庫番は篠原重則事務局長

砂川・中部管区警察局長 吉田・警視総監 坂口・警察庁長官

①9月11日弘道会会長逮捕。
②10月1日竹内会長再逮捕。
③10月22日3回目の再逮捕。

①《飲食店からみかじめ料を受け取ったとして、愛知県警は11日、指定暴力団山口組弘道会(名古屋市中村区)会長の竹内照明、弘道会系の高山組(同市南区)若頭の石原道明の両容疑者ら数人を県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕した》
②《名古屋市内の飲食店からあいさつ料を受け取ったとして指定暴力団山口組弘道会会長の竹内照明容疑者(57)ら7人が逮捕された事件で、愛知県警は1日、別の風俗店からも現金を受け取ったとして、県暴力団排除条例違反の疑いで7人を再逮捕した》
③《愛知県警は22日、飲食店からみかじめ料を徴収したとして、指定暴力団山口組弘道会会長の竹内照明容疑者(57)ら山口組傘下組織幹部7人を県暴力団排除条例違反の疑いで再逮捕したほか、新たに同会の幹部3人を同容疑で逮捕した》
警察庁・坂口長官、警視庁・吉田総監、中部管区警察局・砂川局長、それに愛知県警・加藤本部長の息がピッタリ合った捜査展開だ。本紙川上とすれば、「みかじめ料」の上納から山口組六代目司忍組長の「脱税」、そして本紙川上の「殺害教唆」をした殺人未遂事件にも捜査の手を伸ばしてもらいたいものである。

工藤会トップ初公判で露呈 六代目事務局長は工藤会の金庫番と同役

六代目司忍組長と篠原事務局長

解散総選挙も終わり、民進党の分裂から「希望の党」や「立憲民主党」も誕生した。自民党からは安倍1強に嫌気を感じた若手も出始めた。
警察とすれば、東京オリンピック前に、警察を敵対視していた六代目山口組すなわち名古屋の弘道会を壊滅させるしかない。それも高山清司若頭が出所する前にだ。 

まず、11月1日付の朝日新聞「工藤会トップ初公判

 

六代目山口組司忍組長 工藤会野村悟総裁
福岡地裁『上納金』脱税否認」を押さえてみよう。
《指定暴力団工藤会(北九州市)の「上納金」を巡る脱税事件で、所得税法違反の罪に問われた工藤会トップで総裁の野村悟被告(70)の初公判が31日、福岡地裁で開かれた。野村被告は「私の所得といわれたものは、私のものではありません」と述べて起訴内容を否認し、無罪を主張した。
野村被告は2010~14年に建設業者などから上納されたみかじめ料のうち、約8億1千万円を個人所得にしながら別人名義の口座に隠し、所得税約3億2千万円を脱税したとして起訴された。14年9月に逮捕されて以来、野村被告が公の場に姿を見せるのは初。
検察は側は冒頭陳述で、みかじめ料は工藤会の金庫番の山中政吉被告(66)=所得税法違反で起訴=に集められ、野村被告ら最高幹部と工藤会本体の取り分として、それぞれの口座に振り分けられていたと指摘。「そこから払い戻された現金が、野村被告個人の用途に充てられていた」などと主張した。(中略)

本紙川上襲撃に使用拳銃

福岡県警は14年9月以降、工藤会壊滅をめざした「頂上作戦」を展開。野村被告は、県警元警部銃撃や歯科医師刺傷など六つの事件に関わったとして、殺人や組織犯罪処罰法違反(組織的な殺人未遂)の罪などで起訴された。》
少々長いが引用させて頂いた。というのも、この工藤会壊滅作戦を福岡県警本部長として陣頭指揮したのが、現在の警視庁・吉田尚正警視総監なのだ。であるから、工藤会の金庫番・山中政吉被告を、六代目山口組の金庫番・篠原重則事務局長に当てはめて「みかじめ料」の捜査を進めれば、見事に六代目司忍組長に捜査の手が届くはず。六代目山口組事務局長の篠原重則(二代目若林組組長)さえ身柄を取れば、本紙川上の家族を巻き込んだ命に関わる三つの未解決事件は全て解決できる。篠原重則事務局長は本紙の既報通り、逮捕さえすれば、事実は全て喋り出す。徳島刑務所服役中にも、若林暉組長に逆盃をした男ではないか。

経済産業省・東京ガスに厳重注意処分

室内ガス湯沸かし器のガス漏れで火災・死亡事故

広瀬道明社長 世耕弘成大臣

「ガス検査怠り、出火
東京ガス栓交換16万件調査へ」
これは、今(11)月1日付朝日新聞の見出し。
11月7日の立冬も過ぎ、寒さは日増しに厳しくなる冬の到来である。本紙川上からすれば、この見出しが気になる。
だってそうでしょう。「チサンマンション栄」(名古屋)理事長である伊藤六栄氏の、東邦ガスとの不明瞭な金銭扱いから、ガス給湯器の煙突工事に法定外の設置が施工された疑いがあるのだから。
まず、見出しの記事を引用してみよう。
《東京ガスは31日、ガス栓を交換する工事の際に必要なガス漏れ検査を作業員が省略したことで、実際に火災が起きていたと発表した。経済産業省は同日、東京ガスに厳重注意処分を出すとともに、同じガス栓の交換工事をした約16万件について、不正がなかったかを調べるよう指示した。

ガス湯沸かし器の着火

東京ガスは昨年12月以降、空気穴があるタイプのガス栓約45万件について、空気穴のないタイプに付け替える工事をしてきた。このうち、東京都練馬区内で今年10月12日、交換工事をした日にガス漏れが原因とみられる火災が起き、ガスコンロなどが焼けた。調査の結果、工事を請け負ったグループ販売店の作業員が、ガス漏れ検査を省略し、検査したかのように記録用紙を書き換えていたことが分かった。》
どうであろう。これ、“東邦ガス”にも当てはまる。
続けて10月27日付読売新聞。
「ガス湯沸かし器点検を」
《NITEにとると、10年以上の使用歴がある機器で起きた事故は、昨年までの5年間で435件。一酸化炭素中毒による死亡事故も2件含まれていた。》
「チサンマンション栄」の伊藤六栄理事長と本紙は、名古屋地裁で民事裁判の係争中。

東邦ガス工事絡みで横領か

東邦ガスの室内煙突工事は死亡事故の危機

伊藤六栄理事長 東邦ガス冨成社長

名古屋市中区栄1丁目にあるチサンマンション栄は、約20年前に現在の伊藤六榮理事長とその仲間の一部の住民により勝手に開始した自主管理により、このマンションの管理費や修繕積立金の全てを自分たちの思うように使えるようになり、住民らが積み立てた金の用途の偽装も行ってきた。
その中で最悪な偽装は、約8年前に東邦ガス株式会社とその子会社である株式会社山田商会と、同市にあるマイナーゼネコンの株式会社杉本組と結託して、マンション内のガス給湯器を交換すれば、国から1戸当たり25万円の補助金が出ると言って、このマンションの約3分の2に相当する102戸の居住区の工事を行った。

チサンマンション栄

この工事の中で室内に給湯器を設置し、露出配管で部屋の中に煙突を這わせる工事が54戸ほど施工されたが、この場合の工法が問題で、これらの工事を行う場合には煙突の全長を7m以内、曲がりは3か所以下と規定を各メーカーが指定している。これは排気不良による一酸化炭素中毒事故を防ぐためだ。
しかしこのマンションの部屋の長さはどれも7mあり、
天井に煙突を伸ばしただけで規定を超えてしまう無理のある工事であり、実際には12mを超え5曲がり以上の部屋も存在し、工事後7年でこれらの事故が多発する危険があるとのデータもある。これらはマンションの3分の1に当たる部屋数であることから、マンション全体が危険な建物になっている状況である。
当然、このような危険な工事に補助金事業が対象になるはずもなく、しかもガス工事の監督責任者であり、安全を保障する立場である東邦ガス株式会社がこのような偽装に加担していれば前代未聞の重大犯罪となる。
この偽装工作が明らかにならないように、伊藤六榮理事長は組合費用を裁判などに費用を惜しげもなく勝手に投入し、積極的に隠蔽工作を行なっている。しかも、この工事は驚く事に、最近でもさらに3戸の工事を東邦ガスと共に新たに同様な事業と称して行っており、手の込んだ隠蔽工作が現在も進行中である。

徳島市遠藤市長への刑事告訴

徳島地検が受理して捜査は本格化

遠藤良彰市長 後藤田正純衆議員

徳島名物の阿波踊りで徳島新聞が「荒稼ぎ」をしている実態と、背後に徳島市の遠藤良彰市長が見え隠れする問題。
これまで本紙で、徳島市観光協会の近藤宏章会長が遠藤市長から「強要」されたと刑事告訴していると報じてきた。
10月2日、徳島地検は告訴状を受理したのだ。
「まさか受理されるとは遠藤市長も思っていなかったので、びっくりしているようです。周囲もピリピリしており、マスコミに対しても、告訴状受理についてはコメントしません。今、いつ遠藤市長を地検が呼び出し、事情聴取するのか、そこが最大の焦点となっています」
と地元のマスコミ関係者はそう打ち明ける。
本紙9月号では、遠藤市長と緊密とされる徳島新聞の「横暴」について以下のように報じた。

阿波踊り会館

〈阿波踊り開催中にカップヌードルで知られる日清食品の連に記念の盾を、阿波踊り実行委員会から授与したという。だが、委員会の事務局となっている徳島市観光協会はまったく知らなかった〉
これが、10月に開催された阿波踊り実行委員会で大問題になったのである。
「徳島市観光協会があずかり知らないところで、徳島新聞が独断で記念の盾を贈るなんて、おかしいではないのかと意見が出た。すると、実行委員会のメンバーの一人でもある徳島新聞の米田豊彦社長が『申し訳ない』と頭を下げて陳謝したのです。

徳島市役所

要するに、徳島市観光協会の名前を勝手に使っていたことを認めたのです。新聞社としてあるまじき行為との声が出ています」(徳島市の関係者)
徳島市観光協会は、徳島市の税金が投入され、その観光部門のようなもの。徳島新聞の行為は、
「私文書偽造であり、刑事と民事で告訴すべきではないのかという声まであがっている。徳島新聞サイドによれば『これまでこんなこと問題にならんかったけん』と言っている。ようは、阿波踊りを徳島新聞が好き勝手に私物化してきたという証明だ」(徳島市議会関係者)
阿波踊り実行委員会では、一連の徳島新聞の「荒稼ぎ」「私物化」報道について、検証する第3者委員会の設置を決定。コンサルタントや弁護士がそのメンバーだいう。

徳島新聞社

一方、遠藤市長は9月議会で、
「協議会を設置して主催者の徳島市観光協会や徳島新聞と準備を進めている」
と表明。
だが、徳島市観光協会は、協議会設置の事前通告が市議会で表明の30分前、その位置づけもはっきりしないことから、参加を見合わせている。
すると、徳島市観光協会に徳島市から公文書が届いたという。
「協議会に参加するのかどうかはっきりせよというもの。言外に参加しないならこちらにも考えがあるぞと、脅しともとれるように感じられるものです」(徳島市観光協会の関係者)
その回答期限となっていたのは10月24日。徳島市観光協会が回答を用意している時だった。遠藤市長はいきなり定例の記者会見で、
「徳島市観光協会が協議会に参加しないので、地方自治法に基づいて立ち入り調査をする」
そう語ったというのだ。
回答を用意、届けようとしていたにもかかわらず、一方的に回答がないからと判断、立ち入り調査を明言した遠藤市長。
自ら決めた回答期限の意味を理解しているのだろうか?こんな強引な手法が許されるのか?

阿波踊り

「回答を市役所に持参しようかと思って、最後の調整をしていたらマスコミから連絡が次々に入って『徳島市が調査するというが?』と尋ねてくる。回答もしていないのに、いったい、何を言い出すのか、回答期限って何だったのでしょうかね」
と徳島市観光協会の関係者はただあきれるばかり。
「遠藤市長は、徳島新聞に加えてこの衆院選で圧勝した後藤田正純議員とも懇意。わざわざ選挙期間中に自らの市政報告会を実施してそこに後藤田氏を招いて選挙の後押しをさせています。
徳島でバックに徳島新聞と後藤田氏がいれば、無敵ですから、こういう強引なことするのかな?」(前出・徳島市議会関係者)
そんな中、後藤田氏と遠藤市長のとんでもない「癒着」と「私物化」がわかってきた。次号に詳報する。

強豪バスケ部監督を解雇

混乱続く明浄学院高校は勉強にも影響

大橋美枝子理事長 絵面功二校長

10月24日、朝のことだった。
「職員室に絵面校長がやってきて、
『ここを片づけろ』というのです。
指差していたのは、日本タイムズでとりあげてくれた、バスケットボール部顧問のH監督の机。命じられた先生は『なぜですか』と断り職員室は騒然。最後は、教頭が仕方なさそうに、片づけたようです」
と打ち明けるのは、明浄学院高校の関係者。
本紙で追及を続けている、明浄学院の不透明な学校運営。
H監督は、バスケットボール部を強豪校に押し上げ、本紙の報道ではじまった、明浄学院の一連の問題についても保護者説明会でも学校側に厳しく意見を述べていた。それがあだとなってか、今年7月に3か月の謹慎処分となったことは、本紙既報の通り。そして、10月末をもって、解雇とされたのである。
「謹慎が明けてH監督が学校に戻ってバスケットボール部をまた指導するかと思っていたら、机撤去の騒ぎです。
解雇の理由は『学校を転覆させる行動をした』
とかよく理解できないもの。大橋理事長に気に入られない者はクビにされると戦々恐々。
日本タイムズで書かれているように、大橋理事長は、反社会的勢力とも関係が指摘され、逮捕歴まであるという人物が学校を掌握。最近も事務方の幹部が自ら退職。まさに恐怖が学校を支配している」(前出・学校関係者)
すでに、本紙で既報のように労働組合の委員長でもあった、国語教師のA先生にも8月末に解雇を言い渡している。現在、A先生は法的措置の準備をしている模様だ。

明浄学院高等学校

そんな中、保護者からも不安の声があがっている。明浄学院はバスケットボール部と並び、吹奏楽部も強豪校として知られる。ある保護者が8月の夏休みの練習状況の日程表を見せてくれた。
例えば8月9日は朝7時半から練習スタート、終わりが夕方5時となっている。だが、準備や片付けがあるので、学校には朝7時前には到着しなければならない。練習後の片付け、ミーティングもあり、学校を出るのは午後6時を過ぎるという。
「エアコンもないようなところで練習することもあり、生徒たちはふらふらです。吹奏楽部は特待生が比較的多く、顧問の先生も結果を求められているのか、ヒステリックになって、異様な雰囲気で、パワハラまがいの練習風景。それに耐えかねて精神的におかしくなって休む生徒もいるそうです。うちの子も帰宅は遅くて、朝は早く出てゆく。夏休み練習がなかったのは8月21日の1日だけのはず。一番大事な、勉学がまったくおろそかにされ、生徒は広告塔にされるだけで、疲弊するばかりです」
と保護者の一人はそう苦しそうに打ち明ける。
本紙ですでに報じているように、
学校運営の正常化と大橋美枝子理事長ら全理事の解任を求めて、保護者有志が「明浄を見守る会」を結成。
「明浄を見守る会で話し合いを学校側に申し入れても、応じない。事態は進展していない」。
そして、明浄学院高校は学校の敷地を一部売却し、高層の校舎を建設するとしている。
「工事は来春にはじまり、期間は1年とも2年ともいわれます。その間、騒音などで授業に影響を与えるのは必至。しかし、学校側からそんな説明はまったくない。どうなっているのでしょうか」(前出・保護者)
学校の正常化への道は険しいばかりだ。