三木・小豆島町の今後 オペレーションが逮捕権の発動に
山は動いている。すべては変わっている!改革に向けて。
本紙追及の疑惑が次々に明るみになる!
抜けないトンネルはない=A必然的流れを追え!
まずは、次の二つのここに引用する特筆すべき記事を熟読して欲しい。
以前では考えられなかった変化≠ェすでに起きている。そして、この波はもはや止められないところまで来ているのだ。
そしてこの波の発信源は、間違いなく本紙≠ナある。
「そうです、それは間違いのない事実≠ナす」。
こう太鼓判を押すのは、警察当局の最高幹部である。
「我がオリーブ・オペレーション≠組織したのも、(四国)タイムズですし、また、タイムズ社主川上(道大)氏であることは今さら申し上げることではありませんが、そのオペレーションがここまで来ることが出来たのも、やはりタイムズ並びに川上氏との共同歩調≠フ為せるところなのです」。
その『ここまで』、というのが、次に挙げる二つの記事であるのだ。
熟読を要する、というのはこういう背景があってのことなのである。
さて、肝心の記事である。
三木町長選、新人の筒井氏が初当選
任期満了に伴う香川県三木町長選挙は、10日投票が行われ、無所属新人の筒井敏行氏が初当選を果たしました。
三木町長に初当選したのは、前の県議会議員の筒井敏行氏(68歳)です。
筒井氏は、当選後の挨拶の中で「三木町を変えたいという思いを新たにしている」と述べました。
また選挙の争点になった下水道問題については、計画中止による補助金返還は、大きな財政負担になるので避けたいと話しました。
当選した筒井氏は、同じく無所属新人で元香川県出納長の泉浩二氏にわずか200票余りの僅差で初当選を果たしました。(RSBニュース速報10月11日付記事より引用)
続いて、もう一本の記事である。
郵便不正事件で訴因変更請求検察、「村木さん関与」部分除外
郵便料金不正事件で虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた元厚生労働省係長、上村勉被告(41)の公判が20日、大阪地裁(横田信之裁判長)であった。検察側は起訴内容から、無罪が確定した元同省局長、村木厚子・内閣府政策統括官の関与部分を除外し、罪名の一部を「有印公文書偽造・同行使罪」に変える訴因変更を同地裁に請求した。
検察側は訴因変更後の起訴状を朗読。これに対し弁護側は意見を留保し、村木氏の関与部分を除外した冒頭陳述のやり直しを検察側に求めた。
また、元大阪地検特捜部主任検事、前田恒彦被告(43)=証拠隠滅罪で起訴=がデータを改ざんしたとされるフロッピーディスク(FD)を新たに証拠申請する方針。
虚偽有印公文書作成罪は公文書の作成権者に適用されるが、権限のあった村木氏の無罪確定に伴い、検察側は「権限のない元係長による単独での文書偽造」でも成立する有印公文書偽造罪への変更が必要と判断した。
また証拠請求していた上村元係長らの供述調書のうち村木氏の関与が含まれる部分を撤回した。
訴因変更後の起訴状によると、元係長は2004年6月上旬ごろ、自称障害者団体「凜(りん)の会」を障害者団体と認める公印が押された証明書を偽造したとされる。(日本経済新聞10月21日付記事より引用)
香川における疑惑のツボ=@三木町長選の結果がもたらすもの
まずは一本目の事態(記事)について、今後の進行を見てみよう。結論から先にいうと、もはやこの動きは止められないところまで来ているのだ。
「三木町というのが、前香川首長の基盤≠ナあることは、いまや誰も知らぬ者はいません。そのような土地柄で、反前町長を明確に掲げる新町長が誕生したというのは、これは実は大変なことなのです」。
先の警察最高幹部はこういう。
前町長が、前香川首長の最側近、というのは、これもまた誰もが知るところではある。
その前町長の前回(4年前)の当選記事がここにある。この記事は今、読んでみると実に象徴的である。これもまた熟読して欲しい。
任期満了に伴う8日の三木町長選で6選を果たした石原收町長(71)が23日、初登庁した。玄関前で職員の出迎えを受けた後、就任式に臨み、職員を前に「改めて6期目の重責を感じている。町民の期待に応えられるよう、ともに自然と人に優しい町を作り上げていこう」と決意を述べた。
石原町長は午前8時40分、公用車で町役場の玄関前に到着。職員に大きな拍手で出迎えられ、女性職員から贈られた花束を笑顔で受け取った。
引き続き、職員約百人が出席した就任式では、「三木町は合併せず単独町の道を選んだ。厳しい時代だからこそ、ぬくもりが感じられる行政を一層充実させる必要がある」と強調。その上で、「豊かでうるおいが実感できる町づくりを進めたい。互いに全力を出し、町の将来のために頑張ろう」と呼び掛けた。(四国新聞2006年10月23日付記事より引用)
ここでもうひとつ、その石原前町長が退任するときの記事を同じ四国新聞より引用してみよう。
「住民本位の町政推進」石原三木町長退任あいさつ
任期満了(10月22日)で引退を表明している三木町の石原收町長(75)が、15日に開かれた町議会で退任あいさつに立ち「長きにわたり町長を務め、幼いころからの夢がかなったことは身に余る光栄だった」と謝辞を述べた。
石原町長は1986年10月の就任以来、6期24年にわたって町政のかじ取り役を担うとともに、任期中には全国町村会副会長などを歴任。今年の3月定例議会で引退を表明していた。
議事終了後、議長にあいさつを求めた石原町長は「町民の福祉向上と町の発展のため、町民本位の町政に取り組み、真の豊かさとやすらぎのあるまちづくりに向けて、着実に歩を進めることができた」と24年間を回顧。その上で「今後も町の発展のためにいささかなりとも貢献し、さらなる飛躍をすることを祈念します」と締めくくった。(2010年9月16日付け四国新聞記事より引用抜粋)
6期という長い長い期間、三木町のトップに就いていた人物のこのような変遷は、やはり時代の流れ、というものを感じさせる。しかし、それは単なる流れだけでなく、ある意味、必然的な動きなのだ。
「そういうことです。この数年の三木町長の動きはこうして以前の記事を通じてみると、わかりやすくまた興味深いですね。
しかし、すでに時代は変わっているのです。新しい三木町長の誕生は、つまりは新しい讃岐の幕開けでもあり、また、オペレーションの最終目標成就の裏打ちでもあるのです」。
さらにいう。
「三木町は確かに規模は小さいかもしれないが、香川県という単位で見ると、その位置する意味は大きいのです。平たくいえば、ツボ、とでもいうべきポジションにあるのです。われわれオペレーションもこの三木町長選は最注目でしたが、結果は、すでに予期していました、接戦には違いなかったですがね(苦笑)。
さて、これですべてのお膳立ては揃いました。
前首長も然り、むろん、前町長にしても、こちらは遠慮なくオペレーションの発動を掛けていきますよ。これは繰り返しいいますが、もはや止められない必然的動きなのです」。
三木町においては、それこそ町自体が、どこかの代議士ではないが、疑惑のデパート¥態で、特に下水道敷設の件などは、本紙追及の経緯もあって大きな問題となっていた。
「そういう疑惑≠焉A今後、この必然的流れの中で、つまりは、一掃≠ニいうことになっていくのです」(同)。
これはますます興味深い、また本紙が主張してきた通りの状況となってきたわけだ。
「確かに逆風の時期はあったでしょう。上記のような記事の変遷を見てみても、タイムズさんにとって、暗黒≠フ時代だってあった。しかし、今その暗雲は、取り払われた。やはり最後には、正義≠ェ勝つのです。タイムズさんの表題にもあるではありませんか。『強烈な正義のローカル紙』と。これに尽きるのです。最後は、正義≠ェ凱歌をあげる。そうでなければ、まともな国ではなくなってしまいます。
この止められない必然的流れは、近くすべてタイムズさんが主張して止まなかった所に着地≠オます」(同)。
その手応えは今充分に感じられるのだ。
「郵便不正事件」こそ、香川での疑惑に真相≠ェ隠されている。 ターゲットは決まった!オペレーションの躍動に期待しよう!
さて、もう一点、今度は、目下、世の中を震撼させている「郵便不正事件」についてである。
「この事件は、すべての関連箇所において、タイムズさんが断固主張してきたところですね。今吹き出している検察問題然り、また、厚労省における問題然り、です。いわれている村木さんは、紹介した記事の通り、すべては晴天の下となった。しかし、事件そのものは残ります。
これはどういうことになるのか。
結論から先にいうと、ここに新たなる真犯人≠ェ炙り出されてくる、ということです」。
これは誠に興味深いところである。誰もが知らなければならない真相=Aそのものであろう。
「そうです、真相です。私たちはその真相について、すでに結論を得ています。厚生族だった議員、それに厚労省のキャリアで、今、やはり首長にある人物、ここにすべてが集約されてきます。これ以上は近く行われる、オペレーションの第何回目かの発動をとくとご覧じろ(笑)というところですね」(同)。
すでにほとんどの案件は、射程圏内に入った。それらはすべて本紙が指摘してきたことである。
警察最高首脳がいうように、本紙にも暗黒≠フ時代はあった。しかし、それは、一定期間にしか過ぎないものであった。その時期を乗り越えたからこそ、今がある。
「抜けないトンネルはないのです」(同)。
歯を食いしばってここまで来たからこそ、正義≠ヘ実現し、また、真実≠ェ勝利するのだ。
真相は、もう見えている。オペレーションの発動はすべてを呑み込むであろう。
本紙は、それでも粛々と、これまで通りのマイウエイ≠歩いて行く。
木村・塩田の逮捕なく検察の再生なし
真犯人に迫るオリーブ・オペレーションの役割
10月23日付朝日新聞の、「村木氏を処分へ」が目に留まった。
《郵便不正事件で無罪を勝ち取った村木厚子氏・内閣府政策統括官が、行政上の処分は受けそうだ。厚生労働省でともに働いていた部下は同事件で公判中で、小林正夫厚労政務官が22日の衆院法務委員会で「上司としての責任はある。判決確定後に(処分の)結論を出す」と述べ、監督責任を問う考えを示した。》
この村木氏の監督責任を問う考え方はおかしい。
なぜなら、当時の村木氏の上司であった塩田幸雄氏を、誰が部長として村木氏の上司にしたかという人事の問題が問われてないからである。
木村義雄元副大臣と常習的に不正行為を続けていた塩田幸雄氏を誰が部長に任命したかということだ。
そもそも厚生労働省の統合前は厚生省と労働省で、逮捕された上村係長と塩田部長はともに厚生省、村木課長は労働省の出身であったからラインがまったく違う。塩田部長が上村係長に飲み食いさせて偽の証明書を作成させたとなれば、村木課長は蚊帳の外で不可抗力ではないのか。
厚労省も、役人根性丸出しの保身で事案を本質的に見抜かずに対応していれば、結果的に混迷の度合いが深まるばかり。村木氏の人間性を考慮すると、自身の逮捕は貴重な経験として今後の日本に活かしてもらうべきで、塩田部長の人事が不適格であったということだ。処分は無用である。
検察現状のルーツは自民党 大坪前部長は作為と不作為の狭間
中国との尖閣事件を抱える日本の状況は、検察の深刻なドタバタ劇に時間をかけて付き合っている暇はないはずだ。現状のような事実関係が世に出たのであれば、どこかで速やかに総括して次の日本を迎えるべきである。
要するに、検察は事実を認め、経験した事実から学習して今後の日本に活かすということしか道は残されていないということだ。
無罪で逮捕された村木氏が検察に対して、
「抱える問題が修正されるきっかけなればいい。検証を厳しく、温かく見守る役割を果たしたい」
と検察(日本の将来)を思いやる心情であればなおさらである。検察に、全く新しく生まれ変わってほしいと願う村木氏の想いを大切にしようではないか。
さて、真犯人の追及という本紙の役割に戻ろう。
日本の将来を考えれば、ここらで現状を直視するしかない。次々と出てくる事実をいつまでもダラダラと国民が受け入れさせられていれば日本の自滅になりかねない。検察が現状から抜け出すためには、この事実をお互いが日本人として賢く確認して改革を促し、今後の検察には村木氏が言うように温かく期待して見守るしかないということだ。
さいわい、与党が負わなければならない重責ある立場は民主党も自民党も経験したので、検察側の立ち位置もおのずと決まってくるはず。
要はこの際、検察は自民党との腐れ縁を断ち切り「検察の在るべき姿」に立ち返るべきであるということだ。
さて、1年前の平成21年10月号本紙を繰り返し読んでほしい。真犯人の姿は明らかに当時この時点でも浮かび上がっていたからである。
「全精社協」&「凛の会」は同根
「口利きコンビ」木村元副大臣と塩田元部長
この本紙大見出しがすべてを語る。これを押さえて捜査を進めれば、木村義雄元副大臣と塩田幸雄元部長の逮捕は決定的であったはずだ。そうすれば、大阪地検特捜部の現状の深刻な事態は免れていたのではあるまいか。
次は大手新聞の記事を基にして真実に迫ろう。
検察の落日前特捜部長の虚実上
《「検察は牙を持たねばならない」。それが大阪地検特捜部の前部長、大坪弘道(57)の持論だった。自身が手掛けた郵便不正事件が法廷へ移り、厚生労働省元局長、村木厚子(54)の無罪が確実視されても考えは変わらなかった。
「検察は最後のとりでなんだ。だから怖い存在でなくては」。最強の捜査機関としての特捜部。だれより強い自負を周囲に語った。
大坪がまだ特捜部長だった昨年10月のことだ。当時は「全国精神障害者社会復帰施設協会」(全精社協)の補助金不正流用事件が進行中だった。協会事務局の元次長を逮捕し、補助金を交付した厚労省サイド、その先の政界捜査へ舵を切ろうとした矢先、大阪高検から「待った」がかかった。
「厚労省職員が在宅(任意)で自供しない限り、これ以上の捜査は認めない」。それが高検の下した判断。この時点で、大坪の展望は大きく後退した。
「みんな在宅で聴取して割ってきたのか。そうじゃないはずだ」。部下の検事らを飲みに連れ出した大坪は、上層部の意向に珍しく不満を漏らした。密室での取り調べに批判が高まる中、慎重論に終始する高検が“弱腰”と映った。》
これは、2週間前の10月22日付産経新聞。ここに重要な真相の一端が垣間見える。
《…補助金を交付した厚労省サイド、その先の政界捜査へ舵を切ろうとした矢先、大阪高検から「待った」がかかった。…》
《…部下の検事らを飲みに連れ出した大坪は、上層部の意向に珍しく不満を漏らした。…》
この記事からすれば、「凛の会」と「全精社協」の真犯人は、木村義雄元副大臣と塩田幸雄元部長であると本紙がすでに断定しているではないか。それも昨年10月号の内容であるから、大坪元特捜部長が政界捜査に着手し、木村義雄元副大臣を逮捕する方針に舵を切った時期に合致する。
大坪元特捜部長の捜査方針に待ったをかけたのは、すなわち、木村義雄元副大臣の逮捕を潰したのは、大阪高検の誰かということだ。ここを押さえて手繰り寄せれば検察の抱えた問題点が浮かび上がってくるのではあるまいか。
「凛の会」と「全精社協」の当時の捜査状況から分析すればこうなる。
平成21年に入って、自民党の麻生政権は衆議院解散時期のタイミングを計っていた。
郵便不正捜査の過程で、凛の会の倉沢元会長が民主党の石井一副代表の私設秘書であることを大阪地検特捜部は知った。民主党に打撃を与えるために石井一副代表を逮捕するべき段取りで村木厚子氏を6月逮捕した(捜査の作為)。
時期を同じくして、大阪地検特捜部は全精社協にも7月逮捕した。大坪前特捜部長は、担当部長として捜査を進め、自民党の木村義雄元副大臣や山崎拓自民党元幹事長への裏献金の供述を得、逮捕すべく特捜部の方針を上層部の大阪高検に相談した。
ところがである。
大阪高検は、政界、すなわち自民党の木村義雄元副大臣や山崎拓自民党元幹事長への捜査に待ったをかけたのである(捜査の不作為)。
元凶はここで、検察が冤罪捜査(作為)と捜査放棄(不作為)という封じ手を自民党への肩入れのために使ったということだ。
とにもかくにも、検察は生まれ変わらなければならない。国を憂う国民のためにも、検察の在るべき姿を追い求めている正義に燃える捜査関係者のためにも検察は変わらなければならない。「国滅ぶとも正義は行うべし」である。
香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その91)
覚醒せよ弁護士、社会正義の実現に!
中国からは尖閣諸島、ロシアからは北方領土が狙われ、いま日本は深刻な事態に陥っている。
「目を覚ませッ!しっかりしろ!日本」である。
この時期、暴力団も弁護しなければならない弁護士関係者の乱れが特に目に付く。
これを見てほしい。
千葉県警は10月30日、東京都練馬区南大泉、弁護士森田龍太郎容疑者(34)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕した。容疑は、6月21日、台東区のホテルで、都内の無職少女(16)が18歳未満と知りながら、現金1万5000円を渡してみだらな行為をした疑い。
また、本県の高松区検では15日、飲食店で下半身を露出したとして、公然わいせつ罪で香川県弁護士会所属の安藤誠基弁護士(49)を略式起訴にした。その際、女性客の体を触ったとして強制わいせつの疑いで高松北署に現行犯逮捕されたが、被害女性とは示談が成立したので強制わいせつの事件では不起訴処分。
さらに、覚醒剤を隠し持っていたとして、大阪府警に覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕された大阪弁護士会所属の弁護士、久万知良容疑者(70)が、神戸地裁で公判前整理手続き中の裁判員裁判で弁護人を務めていたというではないか。
オンナ、クスリの扱いは暴力団の主なシノギ。特に香川県弁護士会には、本紙川上を襲撃した若林組と癒着した弁護士が何人もいるので注意が必要である。
若林組の安定資金源は広告 風俗情報誌ピンで「みかじめ料」
こうなれば、香川県弁護士会にも本紙川上は言いたい。「しっかりしろ!社会正義の実現を忘れるな」と。
なにしろ、不倫・児童買春(14才)・覚せい剤・賭博・騙しなど、暴力団顔負けの、いや、その上前を行くような弁護士の陰の姿を本紙川上は見ているからだ。どちらにしても、法律の専門家が、その専門知識を暴力団に指南して社会正義の実現に逆行する動きだけは止めてほしいものだ。
さて本題に戻って、10月25日付朝日新聞に目を通してみよう。
なにしろここには、平成9年11月の拳銃発砲事件、すなわち本紙川上宅を襲撃した実行犯・川原豪を逮捕するヒントが記されている。この記事をヒントに、川原豪・若林組幹部を逮捕し、13年前の殺人未遂・拳銃発砲事件の全容解明に繋げようではないか。
《指定暴力団山口組系の組幹部らが風俗情報誌の出版社を設立し、愛知、静岡両県の風俗店数十店から2年間で、広告料として1億円近くを売り上げていた疑いがあることが、愛知県警への取材でわかった。県警は、広告料が事実上の「みかじめ料(用心棒代)」だったとみている。県警は県迷惑防止条例違反(迷惑ビラの配布)の疑いで組幹部らを逮捕するなど調べを進めている。
風俗店を紹介する情報誌やインターネットのサイト、街頭の無料案内所の一部は、広告料が暴力団の資金源になっていると指摘されてきたが、実態が明らかになるのは極めて異例だという。》
【川原豪・逮捕のヒント】
指定暴力団山口組系二代目若林組の川原豪本部長補佐が、風俗情報誌「月刊pingピン」の香川正規代理店・グローバルメディアを設立し、香川県の風俗店から広告料と称して実質「みかじめ料(用心棒代)」を売り上げていた。もちろん高松市内の南古馬場には風俗店無料案内所も設置する本格派だ。続けて朝日新聞。
《捜査関係者によると、情報誌は愛知県豊橋市の出版社が発行していた月刊「遊(ゆう)navi」。2008年8月の創刊で、最新号は約5千部を発行。繁華街や商店街に置かれ、同市や同県豊川市、浜松市のデリバリーヘルスやキャバクラなど計約70店を約100ページで紹介していた。
(中略)出版社の家宅捜索では、風俗店あての領収書控えのつづり数十冊を押収。
最新号の広告料は1ページが通常約5万円、表紙裏や真ん中の見開きページが約10万円で、直近の月売り上げが約500万円、純利益は約300万円に上ることが判明。
…暴力団の資金稼ぎを巡っては、安定的な資金源とされるみかじめ料の支払いを禁止する暴力団排除条例の制定が全国で相次いでいる。》
【川原豪・逮捕のヒント】
ここで、月刊「遊(ゆう)navi」を「月刊pingピン」に置き換えてみれば、事件の構図はピタリとあてはまるはずだ。
愛知県警にできて香川県警にできないはずはない。
事件の構図で違うとこは、出版社を設立したのではなく、既存出版社「月刊pingピン」の香川県総代理店「グローバルメディア」を川原豪が設立したということ。
川原豪グループの概要。
■グローバルメディア・代表者=大西真人。松山支店。主要取引先・月刊情報誌PINや地元情報誌AG(エンジェルゲート)。
■城東町の風俗案内所(店舗名ジェイツーネット)
■古馬場町にある風俗案内所(店舗名AFTERクラブ)
■城東町のファッションヘルス(チャンネルイレブン)
■城東町のファッションヘルス(DD.ラバーズ)
■出張専門ヘルス(ちゅっぱLOVE)
兼業禁止の市消防局員を雇用
悪質な計画的不正受給の手口は詐欺
平成19年1月号本紙に掲載した、高松市の「消防局員・職員労働組合員」であった赤松正彦氏の悪事がなにやらきな臭い兆しを見せ始めた。
本紙10月5日号の、
「厚労省の助成金をピンハネ元高松市消防局員が雇用保険を悪用」が、具体的に香川労働局の立ち入り検査に発展したということだ。
10月20日付読売新聞にこうある。
「雇用助成金110万円不正受給高松市の会社労働局、立ち入り検査」
《リストラによる従業員解雇を防ぐための「中小企業緊急雇用安定助成金」を、高松市内の金属加工会社が約110万円を不正受給していたとして、香川労働局が立ち入り検査をしていたことが分かった。同労働局は助成金の返還を求める方針だ。
関係者によると、この金属加工会社は、生産調整のため従業員を休業させるとの虚偽の出勤計画を作って労働局に助成金を申請。昨年6月から半年で総額約110万円を受け取った。…》
記事中の「高松市内の金属加工会社」とは、3年ほど前に本紙が報道した赤松正彦氏が経営する「ファンドゥリィ赤松」のことなのである。
10月14日に入国管理局が、続けて21日には社会保険事務所が立ち入り調査に入ったので、そのうち悪質な「ファンドゥリィ赤松・赤松正彦」の詐欺まがいの実態が白日の下に曝されるのではあるまいか。
また本紙が許せないのは、後輩の消防局員4〜5人を公務員法に抵触する兼業禁止に違反させていたことである。
市民の生命と財産を守る使命を背負う消防局員をアルバイトで働かすとは以ての外。
赤松氏が高松市消防局勤務時代に組合の活動をしていたとなればなおさらだ。
霊園事業乗っ取り強要事件H
本紙の追加告発が事実を炙り出す
本紙川上が、二代目若林組篠原重則組長を強要罪で香川県警本部長あてに告発して、半年がすでに過ぎたが、肝心の篠原組長自身が捜査線上に登場してないという。
不審に思って調べたところ、被害者の住職が、横田武氏が事務局長を務める香川県暴力追放対策センターに相談に行ったにもかかわらず、若林組組長に関する記録がない。
ならば紙面で追加告発する。
《高松市本行寺霊園にかかわる事案について暴力追放センターへ相談に赴いた状況は次の通りです。
一)平成21年9月末に近い頃、岡山市の藤田と名乗る者が田中と名乗る男と共に、当時事務局長であった丸亀市の浜西英徳氏の案内で本行寺にやってきました。
藤田氏らの言い分は、霊園事業経営に関して本行寺側の交渉窓口になるから、
「土地の抵当権者の吉原とは円満に解決できるから委任状に判を押してくれ」
という内容でした。
しかし、当方は藤田氏の事については面識もなく、素性も判らなかったので断りました。
二)その後まもなく、突然浜西氏が事務局長を下させてもらいたいと言ってきたので理由を聞いたところ、
「若林組の組長から電話があって、『寺の前に立つんか、のいといてくれんか』と言われたので事務局長を下させてほしい」
という内容でした。
三)そういった事から、藤田や田中という訳のわからない人たちが次々と出てくる上に、暴力団まで介入してきたので恐ろしくなり、霊園事業の関係者である、徳弘氏、岩崎氏らに相談しました。
なぜなら、事務局長の浜西氏が若林組篠原組長に「事務局長を降りろ」と言われたとなれば、私が暴力団の矢面に立たされることになるからです。
緊急を要する事態なので、早速、大阪の共栄法律事務所に私たちを連れて行ってくれました。弁護士の助言は、浜西氏に今後、霊園事業に関して勝手な動きをしないという確約書への署名をもらうこと、それに、暴力追放センターに相談しておくことでした。
今振り返って、当時を思い出せば、事務局長の浜西氏が事務局長を辞めるということは、若林組の関係者が直接に私に交渉してくるという意味であり、そうなれば、家族の事などを考えれば、正直にいって夜も眠れない心境でした。
日本は法治国家ですから、あくまでも事実に基づいた厳正なる処罰をお願い致します。》
三木町は高松市と合併を[22]
香川県と三木町の膿を改革の狼煙に
先月10日、三木町民は石原町長の後釜を狙った泉浩二・元県出納長にNOを突き付けた。泉候補が落選したことで三木町民もバカではなかったということだ。
今回で22回目を迎えたこの連載、遡ってみると平成19年10月号「三木町は高松市と合併を@ 文化交流プラザの外壁が落下」が初舞台の幕開けということか。この舞台はまだ続くので、登場人物と「あらすじ」をバックナンバー連載A(平成19年11月号)から見てみよう。
【石原町長の野望、真鍋知事と共に】
《本紙の前号「三木町は高松市と合併を@」を読んだ人から、シリーズのゴールを示してくれないかと声が掛った。
それでは、登場人物と方向性だけは紹介しておこう。
まず主役は、真鍋武紀香川県知事と石原収三木町長。脇役は泉浩二前香川県出納長と三木町の石井定夫前町会議長である。主役が2人いるのは、見る角度によって2人とも主役に成りえるからだ。
次に、真鍋知事は三木町下高岡の出身で、石原町長とは同村。泉浩二前出納長の夫人は、石原町長の妹である。石井定夫前町会議長は、石原町長の議会工作責任者で、自称三木町の裏町長と自負している人物である。
これらを押さえてシリーズを追えば、自ずとゴールは見えてくるはずだ。》
幻の泉知事が三木町長を落選 真鍋前知事を御尊敬した浜田知事
今回の三木町の町長選は、香川県の歴史に深く関わる選挙であっただけに、今後捜査機関の展開が楽しみである。
それはそうであろう。
香川県民の知らぬところで、真鍋前知事や石原前三木町長らが泉知事誕生に奔走。それを本紙に暴かれたあげく、今度は知事になりそこなった泉氏をよりによって汚職隠しに三木町の町長に据えようとは以ての外ではないか。
香川県の迷走はまだ続く。
なぜなら、これら香川県の現状を全く知らない、いや知ろうとしない浜田恵造氏が泉浩二氏のピンチヒッターで香川県の知事に急きょ飛び出してきたからだ。
本紙川上からすれば、想定外。まさか難病の夫人を抱える浜田氏が、本紙がお膳立てした知事選挙に突然飛び出して知事ポストをパッつくとは想像もできなかった。迂闊と言えばその通りであるが、世の中にまさか浜田氏のような厚顔無恥というか、厚かましい男は見たことがない。
ここでは一旦、本紙川上もまだまだ勉強不足、未熟であったと認めざるをえない。
それにしても8月の知事選挙前、浜田氏が本紙川上に言った言葉、
「真鍋知事を御尊敬申し上げております」
が気になって仕方がない。
観音寺市の白川市長が同席したグランドホテルで、本紙川上の情報提供を頑なに拒絶した浜田恵造知事の真意はなにだったのか。
それは今後の三木町の展開次第で明らかになるのではあるまいか。
まさか、真鍋知事の汚職隠しの役割分担で、香川県の知事を引き受けたのではないでしょうね?
さて、今回で舞台も22幕。
初出演の登場人物・浜田恵造知事を加えた配役で、いままでの舞台を思い出してみよう。
連載B(平成19年12月号)
【石原町長の夢、幻と消えた泉副知事】
《それは、三木町の石原収・町長と石井定夫・前町会議長が、裏で泉出納長を香川県の副知事にさせようと真鍋知事に発破をかけていたからである。今後の香川県は、三木町出身の真鍋香川県知事・石原三木町町長・石井三木町議会議長が取り仕切るという愚かな野望を描いていたのだ。それには石原町長の妹婿である泉出納長をなんとしても副知事に就任させ、次期香川県知事には、泉知事を誕生させたいと密かに構想を練っていたからである。
本紙川上は、「ふざけるな!とんでもない、香川県民をなめたらいかんぞ」と思わず叫んでしまった。
泉副知事の実現を謀った真鍋知事が、早々に泉出納長を辞任させたのは、それだけ不退転の構えで取り組んだのではないだろうか。
川北副知事を辞任させ、その後釜に泉副知事を据え、そして次期知事選挙には、真鍋知事が泉副知事に知事の座を禅譲する。こんな構想を石原町長は描いていたのだろう。
想定外に職を失った泉氏は真鍋知事から社会福祉協議会会長のポストを禅譲された。》
この3年前の本紙記事から、香川県知事と三木町長との異常な関係がはっきりと読み取れる。
連載F(平成20年4月号)
【真鍋知事の疑惑で財政難が深刻に】
《石原町長一派の企て、すなわち三木町の集落排水や下水道事業で補助金を喰らう計画は泉副知事就任によって始めて実現可能であったのではなかろうか。現に、平成19年度三木町集落排水事業は管埋設予算の3億余りが認められただけで、本紙が追及している疑惑の土地である最終処分場用地、6千万円は「不要額」としてカットされた。
最終処分場の土地のあてもなく、三木町東部の集落排水事業費38億の内、管埋設工事だけがすでに15億余りも費消されたことになる。》
どうであろう。
集落排水事業の廃止で、たとえ再修正しても石井定夫組合長の「山大寺池」への管埋設は釈明できない捜査対象だ。
瀬戸内学院の迷走Q
もはや四国学院との統廃合しかなし
先月28日付の読売新聞。
《創造学園大学(群馬県高崎市)を運営する学校法人堀越学園が同大新設の際、巨額の負債を隠すため財務関係書類を改ざんし、文部科学省に提出していたことが分かった。
監査報告書についていた公認会計士の押印も偽造、署名も別人のものだった。文科省は、2012年度以降の5年間は学部の新設などを認めないことを決め、同日、同学園側に通知した。》
堀越学園と瀬戸内学院、ともに公的資金を導入している学校法人。文書偽造で監督官庁を欺こうとは以ての外だ。
さて、前号「職員クビ切り謀略は続く」の続きであるが、残っているのはあと一名、香川西高校の藤田教頭だけ。
ところが、本紙の報道や関係者の証言で、多くの教職員が真実を知っていることに気づいた清水理事長の焦りか?それとも四国学院の指示なのか?その辺りは本紙がこれから究明することとし、通達の内容に話を戻そう。
この通達の最後の辺りに注意して読んでみよう。
「理事会は当年4月に施行した『新給与制度』を10月給与支給日に完全実施するための環境づくりに取り組んでいますが、…中略…努力を惜しまない者にこそ、新給与制度の意図が優先して適用されなければならないと考えるのは至極当然です。この意見・提言書は、このことに留意して取扱って参りますので、教職員各位にはこのことも是非ご承知置き下さい」
これではまるで脅しではないか。清水理事長に逆らえば新給与制度を楯に給与を下げますよ、給与を上げてほしかったら、黙って理事長の好きなように運営させなさいということだ。清水理事長のイエスマンにならなければ給与もきちんと渡さないよと、脅しているのだから教職員はたまったものではない。
4月に施行された給与制度が未だに実施されていないのにも驚いたが、私立学校というのは、香川県から生徒一人あたり30万円以上もの公金を私学補助金として受け取っている。その学校法人という公益法人の就業規則や給与規定が守られていないというのはどういうことか。
さて、投書を紹介しよう。
《北井校長には学校のために教師生命を捧げるといった使命感や理念は全くない。
もはや自身の都合と退職金のことしか頭にない。
職員会議では多くの職員の給与が引き下げられた中、新給与体系を絶賛し、「ワシも給与が上がれば退職金が増額されるのに」と発言し、ひんしゅくを買う。また、学校説明会の際にも「我々の給与を確保するために生徒を集めよ」とも発言。さらに教員を服従させるため職員室で恫喝するなどの教育者らしからぬ言動が目立ち、独裁体制になりつつある》。
早急に四国学院と統廃合を。