
先だって行われた参院選について、本紙は一般的な見方をしているわけではない。むしろ今回の結果は次のレジームに向けて大いなる橋頭堡となったことを信じて疑わない。
次のレジーム。そしてその時のトップは誰か? 言うまでもない。
まずは、新しいレジームにおいて、一番最初に切り崩していかねばならない厚労省へのアプローチ。これは、旧弊を打破するためにも実に大事な対応である。

今週からオンラインによる厚労省のレクチャー(略して、レク)を本格的に始めました。
6月にテスト導入した際には、様々なメディアで報道されましたが、厚労省の働き方改革の一つとして、オンラインによるレク(政策や法律など省庁からの説明)を開始しました。
今週火曜日の7月24日には、東京五輪・パラリンピックの開会式を一年後に控え、総務省が推進するテレワーク・デイの呼びかけも昨年に続き行われています。オンラインレクにより、官僚の移動時間をセーブすることができますし、議員側でも、事務所スタッフの応対時間が削減されるなど、双方にメリットがあります。
それに、対面より効率的でストレスが軽くなると感じました。忙しい時やお天気が悪い時など、わざわざ来てもらって申し訳ないという思いを持つこともあります。
これからは対面レクが基本ではなく、オンラインレクが基本でやってみたいと思います。皆さんの会社や組織でも、テレワーク、オンラインによる会議など、検討してみてはいかがでしょうか?(オフィシャルブログより抜粋引用)。
厚労省改革。迅速な着手を願うばかりである。
さて、いよいよ参院選時の小泉進次郎氏の動きである。これは新しいレジームへの取り組みととらえなければならない。実に大事な二週間だったのである。この大事な二週間を丹念に追ってみよう。
明日から第25回参議院選挙が始まります。みなさん、どのくらい関心がありますか。
いま日本には様々な課題がありますが、それらは政治の力だけでは解決しません。国の未来を変えるには、国民の力が必要です。
これまで、私は農業改革、社会保障改革、国会改革など様々な「改革」に取り組んできました。
また、人生100年時代になることを見据え、世界に先駆けて人生100年の国づくりにも取り組んできました。
それらはすべて、国民の可能性を信じ、国民の力を引き出すため。そのために時代に合わせて、法律や制度を変えてきたのです。
人口が減るのを嘆くよりも、人口減少を強みに変える。画一的なレールに押し込めるのではなく、一人ひとりの違いや個性を強みにしていく。
そうやって政治の側から発想を変えていくことで、一人ひとりがもっと前向きに自分らしく生きられる社会をつくっていく。それが政治家の役割だと信じています。
「日本は変われる」
漠然とした将来不安がある今だからこそ、その不安と向き合い、「日本は変われる」という私の思いを、全国各地で伝えていきたいと思います。(小泉進次郎オフィシャルブログより抜粋引用)
参議院選挙2日目、今日は岩手県内を回って街頭演説をしました。
朝は、西和賀町(にしわがまち)から演説スタートして、奥州市でお蕎麦を食べた後に演説。その後、釜石市の復興フォーラムで講演。夕方は遠野市、最後は盛岡駅前で本日最後の演説でした。
写真は、最後の盛岡駅前に向かうために、新花巻駅で新幹線を待っている時のもの。
初日の滋賀・秋田に続き、一日予定に追われ続けた中で、誰もいない駅のホームで少しだけほっとした、静かな時間でした。
明日からは参院選期間中初めての週末を迎えます。三重県と地元の神奈川県で、街頭演説を行いますので、ぜひ皆さん来てくださいね。
7月6日(土)
三重県:11:30開会 津お城西公園(市役所北側、三重県津市西丸之内23)
吉川ゆうみ候補 街頭演説会
神奈川県:16:45開会 桜木町駅前広場(神奈川県横浜市中区桜木町1丁目)
島村大候補 街頭演説会(同 抜粋引用)
初日からかなり精力的に全国を走り回っている。
参議院選挙4日目、大分と佐賀県。
今日は朝から大分で二ヶ所、佐賀で三ヶ所の演説をしました。
動画は佐賀県内を移動中に立ち寄った、佐賀県多久市の休憩所。
佐賀らしいものをと探していたら、宮原真一佐賀県議が勧めてくれたのは、「ファイブミニ」。佐賀で開発されたそうです。(同)
参議院選挙、7/8(月)佐賀県嬉野市でのこと。
昨日(7/8)の朝、街頭演説の会場に向かう前に嬉野市にある「大茶樹」(だいちゃじゅ)に立ち寄りました。
「大茶樹」は、樹の高さ4.6m、枝のはりが約80㎡もある巨大なお茶の木です。
15世紀ほど前、中国大陸から伝わってきたといわれる嬉野茶ですが、今も見渡すかぎり茶畑がひろがっています。「大茶樹」は1600年代に嬉野茶の茶祖といわれる吉村新兵衛がこの一帯に茶の栽培を奨励した当時の1本が残り、樹齢は350年を経ているそうです。
江戸時代、嬉野は長崎街道の宿場町として多くの人が訪れる場所でした。一杯のおいしい嬉野茶は旅人の疲れを癒したのかもしれませんね。
私も演説の前に嬉野茶でホッと一息、力をもらいました。
選挙遊説は、全国での人との出会いや、その土地ならではの貴重なものに触れ、学ぶ機会でもあります。
ここで得たことを、今後の政策に活かしていけたらと思っています。
まだまだ遊説は続きますが、新たな気づきや出会いも楽しみながら、ハードスケジュールの遊説を頑張ります。(同)
参議院選挙8日目、茨城県、福島県、宮城県。
7月11日のこの日は、東北を中心に5ヶ所で演説をしました。これからも、東日本大震災のことを忘れずに、東北の復興を応援し続けます。
今日は北海道に来ています。旭川と北見で演説ですが、雨が降らないといいなぁ。
非常にタイトなスケジュールの中、次のレジーム構築のために走り回っている。まさしく次のリーダーに相応しい。
岩本つよひと候補の応援で、旭川市と北見市で街頭演説をしました。
京都のにしんそば、伊勢の赤福餅、博多の明太子、北海道産の原料がなければできません。北海道の食の力は国内だけでなく、世界に向けても広がる可能性を改めて感じました。
農林部会長の時から農林水産物・食品輸出を推進してきました。これからも日本の持つ世界一の「食」を、日本の魅力や文化と繋げ、更に大きく後押ししていきます。(同)
7月15日、山形県の霞城公園(かじょうこうえん)での街頭演説は、これまで見たことがない風景でした。
山形城跡の中にある公園で、円形にセッティングした会場の真ん中に立ち、第11代城主最上義光公(もがみよしあきこう)の騎馬像を背景にした演説は、後にも先にも初めての経験で、大沼みずほ候補の応援にも力がこもりました。
演説会の前に立ち寄った、山形県の県花の紅花畑も素晴らしい景色でした。
紅花摘みにもチャレンジしましたが、これがけっこう痛い(棘がすごいので…)!
紅花農家の皆さん、ありがとうございました。
明日は長野県で小松ゆたか候補の応援です。
どうぞ皆さんも街頭演説会に来てください!(同)
昨日は小松ゆたか候補の応援で、長野県の4ヶ所で街頭演説をしました。
小松候補の明るさで、街頭は大いに盛り上がりました。暑い中、聞いてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
選挙戦もあと3日間。「起こせ大逆転」、「ひょっとしたら、ひょっとする」。
最後まで応援よろしくお願いします!
今日は朝から山形です。山形唯一の離島、飛島(とびしま)にも6年ぶりに行って来ました。
島で生活している人は100人ということで、ほぼ全ての島民のみなさんに集まって頂くことができました。
飛島のみなさん、ありがとうございました!(同)
18日は大沼みずほ候補の応援で、山形県の3ヶ所で街頭演説をしました。
この日は、遊佐町吹浦(ゆざまち・ふくら)の港、そこから6年前の参議院選挙で初日に行った人口約200人の飛島(とびしま)、最後は村山市の三ヶ所に行きました。
山形の皆さんの温かく、元気な声に励まされ、応援弁士の私まで応援してもらっているような気持ちになりました。
山形県の皆さん、本当にありがとうございました!
最後まで大沼みずほ候補の応援、よろしくお願いします。
今日は朝から秋田県で演説をして、先ほど東京に戻りました。
明日はいよいよ今回の参議院選挙の最終日。
この選挙の第一声の場所、滋賀県内4ヶ所を回り、にのゆ武史候補の最後の街頭演説で締めくくります。(同)
ついに選挙戦は、最終日に入っていく。
参議院選挙の最終日は、滋賀県内4ヶ所で、にのゆ武史候補と一緒に街頭演説をしました。
写真は、南草津駅に来てくれた小学生の女の子から演説後にサインを求められた場面です。政治参加とはどういうことか、選挙とは何か。この一枚の写真が物語っているような気がします。改めて写真でみると、今回の選挙でもっとも印象的な一枚かもしれません。
夏休み初日に街頭演説に来てくれてありがとう!
7月4日の滋賀県草津市に始まり、全国17都道府県、合計62ヶ所で応援演説をしました。
最後まで皆さんのあたたかい応援をいただき、私も17日間走り続けることができました。
全国各地で出会った皆さんからの応援や、SNSやブログへの応援コメント、心より感謝、感謝です。
明日は投票日。
選挙は、私たち国民が政治に参加し、意見や想いを政治に反映させることのできる最も重要で、基本的な機会です。
「政治には無関心でいられても、政治に無関係ではいられない」。
国民の暮らしに大きく影響する政治について、その政治を実行する政治家を選ぶ「選挙」について、ぜひ皆さんも関心を持ち、その一票を無駄にすることなく、選挙に行って欲しいと思います。
最後まで応援よろしくお願いします!(同)
どうであろう。この二週間の小泉進次郎氏の動き。新しいレジームへの着実なる布石を打ったことを以上のドキュメントで感じて戴けたと思う。本紙はすでに次のレジームへと向けてその立場を明確化している。次のレジームとはこの小泉進次郎氏と共に、である。
小泉進次郎氏は次のような提言もしている。その一部を垣間見てみよう。
▽鴨下 働ける限り。まあ、70を超えると常に自分の体力や気力を見ながらですし、やっぱり、30代、40代とはちょっと違うから。役割の質が変わりながら、やっていくことはやっていくのだと思う。
――ご自身は「支えられる側」に入っている、という意識はありますか?
▽鴨下 支えられる側と思う人たちもいるでしょうし、私に限ってではなく、社会を牽引(けんいん)している自負心を持つ方たちもたくさんいます。こうした方々も、あえて「支えられる側です」とレッテルをはる考えがいままでだったのでしょう。
でも、このビジョンを中心になってまとめてくれた小泉さんを含めた現役世代が、元気な高齢者、少し経済的に余裕のある高齢者、それなりにストック(資産)をもっている高齢者に「自分たちと一緒に支え手側に回ってください」と呼びかけたわけですから。私のように70歳を超えた人たち、65歳以上の人たちも含めて、気持ちをエンカレッジした(勇気づけた)というのでしょうか。「もう一度踏ん張れるな」という気分を促すようなメッセージ性があった、と感じています。
▽小泉 日本は人生100年という、経験のない未体験ゾーンに行くのだから、いままでの経験に基づかないところでの発想が必要というのが、僕の立ち位置です。最近の若い人たちの中に増えている、「社会のために何ができるのか」という思い、リバランスの発想はこれともぴったりはまります。
――「リバランス」が、ビジョンのキーワードのようですね。
▽鴨下 これまでは、負担を増やす、給付を減らすという、国民の皆さまの権利や義務をある意味縛っていく方向の政策を法律に書き込むのが、社会保障の施策でした。負担する人と、負担しなくても受益を得られる人とが生まれますから、合意形成がひじょうに難しい。現役世代の人たちだって、いずれは支えられる側に回ります。しかし、今回のビジョンは、これまでの発想とは違う。自発的に社会保障を支えてくださる方、支えてもらう側の人もお互いに理解したうえで、社会保障制度を持続可能なものにしていく。これが基本の理念に貫かれています。
――リバランスは「第3の道」と書かれています。給付削減という第1の道、負担の拡大という第2の道より、この先は優先していく発想ですか。
▽鴨下 「負担を上げさせてください」という話が簡単にできればいいのでしょうが、消費税を上げるとなれば、経済が腰折れしないか、消費マインドは冷え込まないかも考えなければならない。必ずしも取り得る選択肢になりません。給付を制限すれば、年金生活の方々は直接打撃を受けます。いまの民主主義はリアルタイム。問題意識をSNSで共有する時代ですから、画一的に進める手法そのものがオールドファッションですよ。
国民みなが情報を共有して、自分たちの価値観で社会保障を選び、トータルで全体の適正化につなげていく。
▽小泉 ビジョンへの批判として受ける典型が、「第1の道、第2の道から逃げるな」です。しかし、まったく正反対で、「第1、第2の道だけに逃げるな」と言いたい。
経済社会の構造自体が変わっているのだから、経済社会全体の構造改革に挑まないと、いままでのかたちのまま、給付の削減と負担の拡大を進めても、明るい未来は描けない。鴨下さんは、民主主義のなかで、社会保障改革が極めて高度な運びを強いられる政治の難しさの話をされましたが、なぜ、いまリバランスかといえば、ヨーロッパやアメリカのように国民を分断させないためですよ。分断させない政治が、これから大事になります。
――でも、「支える側」と「支えられる側」を強調しすぎれば、かえって分断を生みかねません。
▽鴨下 現役世代のなかにも、障害を持っている方、残念ながら働けない方は社会が支えなければなりません。一方で、元気で、それなりに経済力のある高齢者は、支え手側にまわっていただく。画一的に、65歳過ぎたら年金世代、その下は現役世代といったように、二つに分けることがナンセンスです。支えられる側にいた障害のある方にも働く環境をつくることは必要で、タックスペイヤー(納税者)になられるかもしれない。
同じように、いわゆる年金世代でも支え手側に回って、年金保険料を払う人が増えれば、全体がまわり始めます。弾力的に、自分のライフスタイルに応じて選択できる制度を示すのが政治の仕事です。ビジョンの行間には、決めるのは国民ひとりひとり、こういうことが書かれています。
▽小泉 こう言うと叩かれるかもしれませんが、いつの時代も不安がゼロになることはない、と思います。リスクをゼロにする社会もできません。だけど、変化する時代のなかで、国民一人ひとりが生きたいと思った選択が可能となる環境をつくることは、政治にしかできない。人生100年も生きられるようになったことはすばらしいことですから、後は長生きをリスクにしないようにする。
――ビジョンには、小泉さん世代の議員が、2016年にまとめた「レールからの解放」「人生100年時代の社会保障へ」から主張してきた人生100年型年金などが盛り込まれていますね。
▽小泉 党の了承をとり、3年前とは違い、若手だけでなく全世代の政策になりました。昨年は、「勤労者皆社会保険」の考え方が、政府の骨太の方針にも入りました。
――知名度のある小泉さんの発信力頼み、ですか。
▽鴨下 属人的ですが、発信力のある人が熱心に取り組むことは欠かせません。だけど、それだけではできない。多少経験のある人間、老年、壮年、青年の老壮青それぞれの政治家の考え方をそろえ、賛同していくことが重要です。
――しかし、自民党の中で、考え方は本当にそろっているのでしょうか。
▽鴨下 そろっています。少なくとも、社会保障にかかわってきた人たちの中では。まあ、いろいろな古典的な保守的なお考えの人たちも、いますけれど。
――安倍政権には伝わっている考え方ですか。
▽鴨下 安倍政権は、具体的な方策はまだ十分ではないけれども、本来的にはビジョンのような方法で社会保障を進めたいという気持ちは、漠然とは持っていたと思いますね。それを提示した意味があります。
▽小泉 党の政務調査会として発展させた提言を、岸田文雄政調会長と一緒に5月下旬に総理に手渡しました。総理はかなり時間をとってくれて、中でちょっと、議論したんですよ。「リバランスは、支え手を増やすことです」と説明すると、うんうん、リバランスね、とおっしゃっていました。
(後略 以上、RONZAより抜粋引用)
この対談の主張は実に明確である。
参院選も終わり、いよいよ次の新しいレジーム構築に向けて時代は走り出している。
その先陣を切るのは誰か! もうここで繰り返す必要はない。