- 目次
- 国滅ぶとも正義は行わるべし 安倍モンスターへの止めは原発ゼロ
- 香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その186)
- 国家的捜査放棄は東電・清水社長の炉心溶融の隠蔽
- 安倍一強モンスターの背骨 経産省の今井尚哉総理大臣秘書官
- 「炉心溶融の隠蔽」は未必の殺人
- 東電の清水元社長を検事総長に告発
- 事件屋に食い潰された郷鉄工(3)
- 二孝建設のシナリオは管財人の偏頗弁済
- さらなる重大疑惑に発展か
- 安倍首相の「反社との選挙妨害」
- 前田建設工業・上場企業の「無法者」
- 原発事故・帰還困難区域で「恫喝」「職務質問」「違法駐車」
- 明浄学院の新たな資金源か?
- 「校内予備校」に生徒勧誘疑惑
国滅ぶとも正義は行わるべし 安倍モンスターへの止めは原発ゼロ
総裁選が終わった。予想通りと、誰もがそう言う。三選を果たした側の陣営は曰く言い難い状況を呈していた。
森友問題、加計問題は誰一人、ふれない。もっと大きなテーマである反原発問題など、一体どこの国で起きているのか?といったような具合だった。9月6日の北海道地震で改めて原発は、ただただ、『心配の種』のためにあるに過ぎない、ということが証明された。大きな地震がある度に、稼働してもいない原発への影響を心配しなくてはいけないのだ。なんと不合理な話であろうか。
この極めて不条理なことを一貫して公に指摘しているのは、ライオンこと小泉純一郎元首相と本紙だけである。
ライオン、かく語りき。
首相時代はね、原発は必要だと積極的に思っていましたよ。しかし、7年前の2011年3月11日、東日本大震災で大地震、津波が起きた。そして福島第一原発の事故。このときは引退していましたので、テレビや新聞でその状況を見ていました。
これまで経済産業省や資源エネルギー庁をはじめ原発必要論者・推進論者たちは「絶対、安全」「コストが安い」「クリーンなエネルギー」だと主張してきた。震災の前まで私もそう信じてきました。
衆議院で初当選したのは1972年。翌’73年に第4次中東戦争が起きて、石油価格は高騰、トイレットペーパーなど生活必需品の買い占め、売り惜しみも起きた。日本は資源のほとんどを輸入していましたし、当時は高度経済成長期。インフレを抑えるのは重要で、物価の安定は政治課題でした。
それから1979年にアメリカのスリーマイル島で、’86年には旧ソ連のチェルノブイリで事故が起きた。3・11のあと、自分なりに本を読んだり、歴史も勉強するようになってから、当時、「日本は大丈夫か?」という議論があったことがわかった。なかには「被爆国の日本は放射能の被害には敏感だし、技術力も高いから大丈夫」という意見もあったという。今から考えれば、信じられませんよ。
勉強していくとね、事故前から、さまざまな分野で「原発は危険だ」「コストは安くない」「クリーンなエネルギーじゃない」という議論があったことがわかったんです。信じていた3つの大義名分はまったくの嘘だった。過ちを正さないといけない。
「よく嘘がつけるな」