2024年11月
- 目次
- 国滅ぶとも正義は行わるべし 安倍派裏金総選挙が日本を覚醒!
- 三権分立として報道の役割 新聞媒体に告発制度を取り入れ
- 故大平正芳元首相の『楕円の思想』
- 国民民主党代表・玉木雄一郎氏の存在感
- 構想日本の提言から迷走脱却
- 日本の成熟にはまず現状の「仕分け」
- 反社が支配の虎ノ門産業ビル⑪
- 売却阻止で事件屋らが仮処分申立て
- 六本木心臓血管研究所での医療過誤④
- 被害者は多臓器不全の後遺症
- 海外からの投資にコンプラ警鐘⑩
- コンプライアンス無視のSK白河発電所
- 香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その257)
- 捜査放棄から本格捜査で警察の信頼回復を
- 捜査の捏造は冤罪捜査 犯罪被害者の本紙川上は捜査放棄
- 平和ボケ司法に一喝
- 大阪地検元トップの性暴力事件から提言
- 任侠道ヤクザと盛力健児
- 山口組田岡一雄組長の長男満氏の命日
- 福岡県川崎町「官製談合疑惑」その4
- 衝撃!武田良太氏落選背後に福岡11区のグレーな「政治とカネ」
- 熊本地検から不起訴処分
- 熊本前・現市長への腐敗構造を暴く
国滅ぶとも正義は行わるべし 安倍派裏金総選挙が日本を覚醒!
兎に角、日本は今、世界情勢を踏まえて目を覚まさなければならない。政治家が、やってる感で政治(ごっこ)をやられたら、国民は堪ったものではない。本号の脱稿直前11月3日付読売新聞一面に、〈最大級海警船尖閣周回 米巡視船沖縄出港後〉などの見出しを目にすれば、なおさらだ。ロシアのウクライナ侵攻も、今では北朝鮮兵士が送り込まれ戦争に発展している。
先(10)月号でも、「平和ボケ日本の覚醒は検察の宝刀で」と題して掲載した。それも繰り返し繰り返し、安倍派の一強長期政権の維持体質への覚醒を求めて、批判記事を掲載して来た。掲載だけに留まらず刑事告発も取り入れながら警鐘を鳴らし続けてきた。
森友学園の国有地売却では、籠池理事長・安倍総理の昭恵夫人・谷秘書の告発、公文書改竄問題では佐川局長も、菅原一秀経産大臣の告発もだ。
広島選挙区の溝手顕正参議院議員を落選させる動機で、安倍晋三総理が河井克行法務大臣夫妻への「票買収資金」提供を検事総長に告発したのも本紙川上だったのだ。
三権分立として報道の役割 新聞媒体に告発制度を取り入れ
本紙川上が四国タイムズを創刊する前の職業は、瀬戸内海砂利協同組合・財団法人日本武道振興会、㈱郷水工業、協同組合香川県健全企業振興会など。ここで述べたいのは、一級土木施工管理技士の川上が営んでいた㈱郷水工業での更生保護事業の取り組みだ。
高松市や香川県から公共工事を請負っていた㈱郷水工業では、松山刑務所への慰問やら、少年院・刑務所からの出所者達を寝泊まりさせ、仕事を与え更生保護事業に貢献していた。法務省からは平成3年に佐藤恵大臣、平成7年には宮澤弘大臣から感謝状。
さて、これらの体験を無駄にせず、日本の成熟を求め日本タイムズは使命に取り組む。
次に、弁護士ドットコムニュースから引用する。
〈「刑務所は再犯生産工場や」 刑期を終えた河井元法相 獄中で初めて知った受刑者たちの”声なき声”〉
《法務大臣を経験した元衆議院議員の河井克行さん(61)が10月20日、選挙買収事件で言い渡された懲役3年の刑期満了を迎えた。法務省の元トップがかつて所管していた刑務所に入るという前例のない事態を経て、今何を思うのか。
「『お帰りなさい』という妻の声を一生忘れることはないと思います」
さらに、9月30日付毎日新聞の記事も押えよう。
2023年11月29日、河井さんは服役していた刑務所「喜連川(きつれがわ)社会復帰促進センター」(栃木県さくら市)を仮釈放された。その時、迎えにきた妻・案里さんの一言を今もはっきりと覚えているという。
2020年6月18日に逮捕されてから約3年5カ月が経っていた。塀の中で身柄を拘束され自由を制限された日々は、これまで気づかなかった”当たり前”のありがたさを強く感じさせた。
河井さんは法務副大臣の時に全国の刑事施設を視察して回ったり、退任後に出所者の更生を支援する議員連盟を立ち上げたりして、受刑者の立ち直りに関する政策に取り組んできた。しかし、実際に当事者として塀の中に入ると、それまで外から見ていた風景が一変したという。》
本紙川上は、河井克行さんと会いたい。法務大臣の告発者と被告発者の河井克行さんの出会いと言うか組み合わせは、日本を変えるだけの具体的エネルギーになるはずだ。
だってそうでしょう。
広島選挙区での公職選挙法違反『票買収事件』は、安倍晋三総理に批判的な溝手顕正参議院議員を選挙で落選させるための動機が安倍晋三総理なのだから。
河井克行夫妻や広島県の主だった政治的に活躍していた人達は、ある意味で安倍晋三総理の被害者ではないのか。
さらに、引用を続ける。
《私は選挙区も収入も名誉も地元との繋がりも全て失った。それでも、こんな状態になった私を妻は見捨てずに支え続けてくれた。大切な存在が身近にいることに気づかされたことが刑務所で得られた財産です。今回、究極の現場体験をしましたが、ある意味で良い経験になりました…》
本紙川上は安倍総理を検事総長に5回告発を繰り返した。安倍氏が逮捕され広島地裁の公判があれば真相が解明されたはずだ。残念でならない。
故大平正芳元首相の『楕円の思想』
国民民主党代表・玉木雄一郎氏の存在感
10月27日の衆議院解散総選挙を終え、国民民主党は7議席から4倍の28議席に躍進した。
「対決より解決」を旗印に掲げた取り組みの原点を求めてみよう。
生まれは香川県東部の寒川町(現・さぬき市)、高松高校(本紙川上の後輩)から東京大学法学部を卒業して、平成5年に大蔵省入省。
平成17年8月、財務省主計局主査を最後に財務省を退官。
9月、第44回衆議院議員総選挙に香川2区から初出馬・落選(※本来なら香川県農協・獣医の父親関係で自民党公認のはずが、既存公認の真鍋光弘議員,木村義雄議員絡みで非公認)。
「人生には一つも無駄なものはない」
自民党の公認を得なかったからこそ、今の国民民主党代表・玉木雄一郎氏の姿がある。
さらに原点に迫るなら、故大平正芳元首相の存在に触れなくてはならない。
《宏池会3代目会長・大平正芳は、行政においても政治においても、二つの中心が均衡する「楕円」の状態にあることを理想とした。大派閥の領袖として権力闘争の渦中に身を置きながら、なぜ大平はライバルである政治家たちからも信頼されたのか。大平は権力を行使するに当たっては、抑制的でなければいけない、大義がなければいけない、目的が明確でなければならないという信念を持っていた。》
玉木雄一郎さんに期待する。
構想日本の提言から迷走脱却
日本の成熟にはまず現状の「仕分け」
先(10)月22日、構想日本代表の加藤秀樹氏から迷走する現状の日本を救う解決策・提言を手渡された。紹介する。
【構想日本】
〈政治資金〉
誰もが「納得」「共感」する解決策はこれだ!
❘❘民間企業や公益法人と同等の政治資金管理を❘❘
一般社団法人構想日本
「政治とカネ」問題の根本解決策を提言としてまとめました。ひと言で言うと、民間企業や公益法人と同等の資金管理をすることです。
提言のポイント
●政党や政治団体は、企業や公益法人と同等の複式簿記に基づく財務諸表を作成し、外部監査を受ける
●政治資金を他の政治団体に移転している政党や政治団体は、その移転先の団体との連結財務諸表を作成し、外部監査を受ける。
●政党や政治団体の財務諸表を監査する「内閣から独立した」政治資金監査院(仮称)を設立する。
この提言は、経営者など有志からなる「民主主義を考える円卓会議」の提唱・サポートを受けて、構想日本が専門家による「検討委員会」を設け、とりまとめたものです。
1,考え方
カネのかからない政治を目指すにしても、政治活動には相応の資金が伴います。ですから、個々の政治家や政治団体、ましてや寄付者や寄付金額を個別に規制しても問題の解決になりません。政治資金全般について国民の納得を得られる資金管理をすることが肝心なのです。そのためには民間企業や公益法人と同等の会計ルールを適用し、財務諸表等を開示することが最適との結論にいたりました。
そうすることによって、政治団体、政治家の資金管理の不透明さが払拭され、国民からの信頼の回復につながります。具体的には、以下のような政治資金規正法改正などを行います。
3,期待される効果
〇企業会計という、既に確立し普遍的に使われている資金管理・情報開示システムの導入によって、政党や政治団体の資金の状況を国民が納得できる形で開示できるようになります。
〇民間企業や公益法人と同等の網羅性と体系性を備えた、分かりやすい開示制度を導入することは、政治資金の規律ある利用を促し、議員・政治家の立場を守ることに繋がります(後略)。
4,この提言にいたる経緯
海外では当たり前ですが、日本でも政治に対して経済界・経営者も「言うべきことは言っていこう」という趣旨で、「民主主義を考える円卓会議」は2016年から様々な議論をしてきました(後略)。
第50回の衆議院総選挙で、『与党過半数割れ』は日本の将来には必要不可欠。世界の常識を日本にも根付かそう。
反社が支配の虎ノ門産業ビル⑪
売却阻止で事件屋らが仮処分申立て
〈虎ノ門産業ビル売却は、地面師対事件屋の構図に〉
虎ノ門産業ビル、他の事件屋も動き出す。
虎ノ門産業ビルの件で、令和6年9月3日に上田一夫持分処分禁止の仮処分が申し立てられました。
申立人は株式会社マトリックスで社長は荒木襄治氏である。
荒木氏は、過去に法人税等約1億5800万円を脱税したとして、東京国税局査察部が不動産取引を手掛ける「MATRIX」と同社の荒木襄治代表を法人税法違反容疑で東京地検に告発され逮捕されています。
元々、虎ノ門産業ビル乗っ取りを稲田氏(元暴力団員)と企て、株式会社虎ノ門産業ビルの役員に登記しましたが、株主総会未開催で裁判が敗訴になり荒木氏、稲田氏は役員を辞任させられる。
この時に、菊間靖郎氏と平野明美氏が役員に返り咲きましたが、程なく鈴木社長に解任されました。
磯会長からの依頼で動いている鈴木淳二弁護士が社長なのですから、菊間氏、平野氏は用済みという訳です。
そもそも、虎ノ門産業ビルの事件は、上田浩司氏の補佐人である、従兄弟の上田一夫氏と平野氏、菊間氏が組んで上田浩司氏の財産を搾取しようとしたところを事件屋である荒木襄治氏が菊間氏、平野氏、上田一夫氏を篭絡し登記を偽造し役員登記をすることになりましたが、荒木氏が裁判で負けて現在に至ります。
また、㈱琉球キャピタルマネジメントの新井裕之氏が上田一夫氏を銀座のクラブで接待漬けにして篭絡し、(売掛で接待をしていた)虎ノ門産業ビルを20億円という安値で売買契約を締結したのです。
新井氏の失敗はクラブMの売掛金を払えず磯会長に払わせた事や売買契約の手付金は支払ったが、残金決済が出来なかった事です。
㈱琉球キャピタルマネジメント→㈱M→㈱ファースト→石井実成→松田邦夫(後に抹消)→合同会社エーワン→STWINGS㈱→株式会社エイワ産業と上田一夫持分全部移転請求権の移転が行われて来ました。
㈱琉球キャピタルマネジメントの新井氏は上田一夫氏に残代金を支払わない為売買契約無効の裁判を起こされ、敗訴濃厚の為慌てて上田一夫持分全部移転請求権をクラブMに売ったのです。
その結果が、上記のような上田一夫持分全部移転請求権の移転が行われて来たのです。
また、菊間氏や平野氏が上田浩司氏に対し、病気のフォロー等をしっかり行っていれば、事件屋や地面師が入り込む余地は無かったお手伝いさんも無念の死を遂げる事もなかったと思います。
また、菊間氏と上田一夫氏が男女の仲であったという話も取材で聞いています。
テレビ局からも上田一夫氏、浩司氏に取材をしたいとの話も頂いているので鈴木淳二弁護士の所に取材に行くように伝えています。
結果的に、磯会長が上田浩司氏を助け、病院で治療をさせ浩司氏に「恩人」とまで思われ磯会長を慕う結果となり篭絡出来たのです。
その為、上田浩司氏は赤坂のビルを売られても何も言わず磯会長に騙されて1億3千万円を搾取されたが、そのお金すら虎ノ門産業ビルの維持経費と浩司氏の治療費に使われていると浩司氏は信じています。
7億円の借入金の返済期日も迫ってきて、10億円で返済しなければならず磯会長達は困っているのではないのでしょうか。
令和6年10月30日に虎ノ門産業ビルの謄本を取得しようとしましたが、登記閉鎖されていました。
また、あらたな登記が申請されているようです。
(文責:筆者・伊藤洋)
六本木心臓血管研究所での医療過誤④
被害者は多臓器不全の後遺症
六本木心臓血管研究所が手術中に起こした血管を傷つけるミスが起きたが、担当医師が内出血を重く見て、速やかに止血を行っていれば大量出血によるショック状態から起こる多臓器不全に陥る事は無く、その後の処置で大事には至らなかったが、その後遺症が今頃になって表れています。
多臓器不全に陥った事も影響が有るように感じます。
この先、どのような後遺症が起こるか不安で夜も寝られない精神状態です。
止血が遅れ後腹膜の背面部に血種が出来て、これが神経だけでは無く腎臓や尿管等も圧迫されていて、片方の腎臓は殆ど機能していないとの事を診察で言われたようです。
東大病院で新たに診察して貰うと、神経麻痺については、「右腓骨神経麻痺」「坐骨神経麻痺」「脛骨神経麻痺」の3種類の麻痺が起きているとの事でした。
原因は足が圧迫された事も原因のひとつですが、大量な内出血が原因で出来た巨大な血種が神経を圧迫した為に色々な神経麻痺が起きたのだと思われ、巨大な血種が内臓も圧迫し腎臓や尿管も潰れたようです。
また、右水腎水管症との診断を受け、治療法としてステント手術やカテーテル手術もあるが、余り推奨していないとの見解で、腎臓はひとつでも一般の生活には支障が無いのでとも言われました。
被害者は相当なショックを受け、カテーテルアブレーションでの失敗がトラウマになり検査も怖くて出来ない状態で精神的にも肉体的にも追い込まれています。
その後、セカンドオピニオンを日大病院の腎臓内科部長の阿部先生に診察して貰い、「右の腎臓は萎縮しているので、そのままにしていても問題はありません」「腎臓は左だけでも支障は有りません」との診断でした。
右腎臓萎縮で、右腎臓が機能しなくなり、生涯左腎臓だけで生きて行かなければならない現実に被害者はショックを受けています。
六本木心臓血管研究所は医療過誤では無いとの見解を示していますが、結局は病院側が手術後に内出血の止血を早急に行っていれば、起きなかった事ですので、明らかに医療過誤です。
六本木心臓血管研究所のような大病院がこのようなミスを認めない理由が判りません。
腎臓の件で言えば、刑事告訴しても良い事件だと皆が判ります。
健常者が、カテーテルアブレーションを行った為に、片方の腎臓の機能を失い、3種類の神経麻痺が原因で自力で歩く事も困難な障害者になってしまう有様です。
現在は、東洋医学にも頼り、鍼灸院での治療も行って少しでも歩くようになれればと思い家族も被害者を助け、協力しているのです。
被害者はこれ以上、検査や手術をして危険な道を選ぶより、QLO(クオリティオフライフ)を選びたいとの事です。
今後は、生涯に渡り3~5ヶ月の周期で行われるステント交換が煩わしいとの理由でステント手術をするか悩んでいます。
しかもステントを入れても腎機能が戻る可能性は低いとの医師の見解も有り躊躇されているのです。
このような状況を病院側は、どのように考えているのでしょう。同時に家族がしっかりと被害者を支えていかなければならないと改めて認識させられました。
弁護士を選任する用意も進んでると聞いているので、大病院の隠蔽体質や担当医師がミスを認めていても隠す体制を崩して貰いたい。
つくづく今の世の中は組織の隠蔽が蔓延していて、自分だけが良ければという考えを改めて未来ある世の中に変えて行かなければならないと実感しています。
(文責:筆者・伊藤洋)
海外からの投資にコンプラ警鐘⑩
コンプライアンス無視のSK白河発電所
〈オブトンジャパン合同会社に土地を侵害されている地権者は、発電所の土地に隣接する合同会社Mパワー101であり、代表者は山田氏。
昨年、本紙が現場を確認すると合同会社Mパワー101の土地とSシステムの土地の境界線に鉄柵を設置し施錠もしていましたが、鉄柵の一部が壊されて鍵も交換されている事を発見しました。
鉄柵の一部を破壊し、新たに施錠した人物が誰かは判りませんが、刑事事件にして捜査を行って貰い犯人を暴きます。オブトンジャパン合同会社のような世界的大企業がこのような暴挙を見逃すはずが無く、全く知らないところで行われている気がします。
本紙は、坂本氏やオペレーションを行っている会社、デンマーク大使館及びオブトンジャパンに取材に行き、この件の真相を確かめに行きます。
発電所の地権者が元反社であったり、申請者が地元でトラブルを起こしたりと何かと問題の有る発電所ですが、常軌を逸する行動で改めて問題の大きさを思い知っている状況です。
全ての調査が終わり次第記者会見を開き、コンプライアンスを無視した発電所を告発し、コンプライアンス重視の考え方に改めて貰います。
(文責:筆者・伊藤洋)
香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その257)
捜査放棄から本格捜査で警察の信頼回復を
『司法の裏金』
これ、そもそも本紙川上が平成4年1月に四国タイムズを創刊した後、平成5年4月に三井環氏が高松地検次席検事に着任した事から、遡れば出版する切っ掛けが始まったのだ。
そう「大河の一滴」は、何を隠そう本紙川上なのだ。
検察の裏金→警察の裏金→裁判所の裏金、これらをまとめた本が生田暉雄弁護士(元大阪高検判事)との編集会議を重ねて、『万代宝書房』から釣部人裕氏が発行した。
本紙川上も、四国タイムズを創刊する時の年齢は44歳。
現在は77歳なので、人生の半分33年近くを、次世代に引き継いでもらう日本を目指すと、バカを承知で取組んでいるのだ。人生には足跡が残る。
三井環氏が高松地検次席検事から関西検察に異動した平成18年以降、五代目若林組と香川県警腐敗警官とが本紙川上への敵対行動が大胆になってきた。
平成9年には若林組川原豪組員から家族団欒の自宅居間に銃撃。平成12年には続けて本紙川上運転の家族同乗の車輛を鉄パイプ襲撃。平成18年には、六代目山口組二代目若林組の組長秘書森裕之が本紙川上を至近距離から銃撃。
これら執拗な連続事件は、未だに真相解明から、ほど遠い未解決。いったい日本の現状は、どうなっているのだ。
捜査の捏造は冤罪捜査 犯罪被害者の本紙川上は捜査放棄
香川県警の捜査放棄と冤罪捜査は今回で257だが、今では日本全国にまたがる捜査放棄と冤罪捜査になってきた。
まず冤罪捜査では、死刑判決だった袴田事件は再審無罪、
大川原化工機冤罪事件は無罪、サンプレサンスの山岸忍社長が大阪地検で犠牲になった冤罪事件、五輪汚職では角川書店の角川歴彦氏が東京地検特捜部から逮捕され人質司法で226日も拘留された。
袴田事件で再審無罪決定後の静岡県警本部長の謝罪記事を掲載してみよう。
《津田本部長は、いすに座った袴田さんと姉ひで子さん(91)の前で「逮捕から無罪確定まで58年間の長きにわたり、言葉では言い尽くせないほどのご心労、ご負担をおかけし、申し訳ありませんでした」と述べた後、約2分間、深々と頭を下げた。ひで子さんは「巌も私も運命だと思っている。今さら苦情を言うつもりはありません」と応じた。
ひで子さんはその後の取材に「巌が死刑囚だったことを忘れるための踏ん切りを付けていただきたいと思ってお迎えした」と話した。ひで子さんによると、巌さんは硬い表情でやや緊張気味だったという。
津田本部長も記者団の取材に応じ、「強制的、威圧的取り調べがあったということで誠に申し訳ない」と改めて謝罪。今後の捜査の在り方について「より一層緻密かつ適正な捜査をしていきたい」と述べた。》
また最近では、この事件も。
《1986年に福井市で女子中学生が殺害された事件で、有罪が確定した前川彰司さん(59)について、名古屋高裁金沢支部が再審を開始する決定を出した。懲役7年の判決を受け、服役した。
当初の裁判の1審で無罪とされたものの、2審で覆った。最初の再審請求でも開始決定が出たが、検察が不服を申し立てて取り消された。今回の決定は、第2次再審請求への判断だ。
裁判所が3度にわたって有罪の根拠を疑問視した事実は重い。検察は決定を受け入れ、即時抗告を断念すべきだ。
前川さんは一貫して否認し、関与を直接示す証拠もなかった。
有罪の根拠は、「服に血が付いていた」などとする複数の知人の証言だった。しかし、高裁支部は信用性を否定した。
前川さんが関与したと最初に語った知人男性は当時、薬物事件で勾留されており、「刑の軽減や保釈を得ようと、虚偽証言をした可能性がある」と指摘した。
警察は、知人男性に面会や飲食などで便宜を図っていた。別の証言者は、調べを受けた警察官から結婚祝いを受け取っていた。
決定は「捜査に行き詰まった警察が唯一の情報源に頼り、他の知人らを誘導して、なりふり構わず証言を得ようとした疑いが濃厚だ」と結論づけた。
検察官も、証言と矛盾する事実を把握しながら、当初の裁判で明らかにしていなかった。
不当な捜査や立証が行われた可能性が高い。有罪判決を出した裁判所の責任も問われる。(中略)
第2次請求後に検察が開示した287点の証拠が、再審の扉を開くのに役立った。早い段階で開示させる仕組みが必要だ。
死刑が確定していた袴田巌さんが再審で無罪となったばかりだ。日本の刑事司法は、真摯(しんし)な反省と抜本的な改革を迫られている。》
冤罪捜査の信頼解明は、遅まきながらも進展している。
一方の本紙川上家族が犠牲になった、香川県警腐敗警官と六代目山口組二代目若林組との共謀正犯の銃撃・鉄パイプ襲撃事件の解決にも国家公安委員長(犯罪被害者庁)は真剣に取り組むべきだ。
平和ボケ司法に一喝
大阪地検元トップの性暴力事件から提言
郷原弁護士「法務省は事情を把握していた可能性がある」
第三者調査を訴え
(元検事・郷原弁護士提供)記事から引用する。
《大阪地検トップの検事正だった北川健太郎氏が在任中、部下の女性検事に性暴力したとして準強制性交罪に問われた事件。10月25日に大阪地裁であった初公判で北川氏は起訴内容を認めた。その後、被害者の女性が開いた記者会見で多くの驚くべき話が明かされた。》
本紙川上がこの記事を目にして思い起こされたのは、関西検察の腐敗構造。平成14年4月22日の朝、大阪高検公安部長だった三井環氏が大阪地検特捜部に逮捕された。
五代目山口組二代目佐藤組内六甲連合(亀谷直人会長)の渡真利幹部組員に一役買ってもらって大坪弘道検事が三井環公安部長を逮捕した。逮捕される前の連休には、本紙川上は三井氏と共に六甲の自宅に泊り「検察の裏金」を鳥越俊太郎さんのテレビで告発する予定だったのだ。
三井環氏が逮捕された翌日、鳥越俊太郎テレビクルーは高松の四国タイムス本社事務所に入り、本紙川上は「検察の裏金問題」に到る経緯の取材を受けた。その事件では大手新聞、週刊誌など、NHKニュースでは森山真弓法務大臣が「想像を絶する」との表現で大ニュースとなった。
さらに、引用を続ける。
《今回の事件が注目されているのは他にも要因がある。
北川氏は2018年2月に大阪地検の検事正に着任し2019年11月に退官したが、その在任中に学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題に対応した。
この問題では国税庁長官だった佐川宣寿氏が虚偽公文書作成などの疑いで告発されたが、大阪地検は2018年5月に不起訴処分を下した。その後、検察審査会が「不起訴不当」の議決を出したが、大阪地検は2019年8月に佐川氏を再び不起訴処分としていた。》
この問題で、国税庁長官だった佐川宣寿氏を虚偽公文書作成などの疑いで告発したのは本紙川上なのだ。
任侠道ヤクザと盛力健児
山口組田岡一雄組長の長男満氏の命日
【山口組の綱領】
山口組は侠道精神に則り国家社会の興隆に貢献せんことを期す。
一、内を固むるに和親合一を最も尊ぶ。
一、外は接するに愛念を持し、信義を重んず。
一、長幼の序を弁え礼に依って終始す。
一、世に処するに己の節を守り譏を招かず。
一、先人の経験を聞き人格の向上をはかる。
この綱領は三代目山口組・田岡一雄組長時代に若頭補佐の初代吉川組・吉川勇次組長が京都の住職から教わった昭和38年の作。
先(10)月8日、本紙川上は山口組三代目田岡一雄組長の長男・満氏の命日に、盛力健児会長のお供した。
(※田岡満氏と本紙川上は、神道自然流良武会の小西康裕宗家に師事した同門の関係)
始まる時間待ちでは、親族のテーブルに同席させていただき、三代目組長側近・清川氏や京都ベラミで銃撃された田岡組長に三度も輸血した北島氏とも名刺交換した。
田岡満氏の命日に多くの参列者が出席したが、一人も暴力団の威圧を感じる人はいなかった。
さすがは任侠道を歩んだ関係者だと本紙川上は感心した。
本紙川上が神戸地裁に起こした五代目山口組の提訴取り下げは、盛力健児会長との信頼関係からだと田岡由伎さんに説明した。
「頑張ってください」との返事を頂き「山口組の綱領」に改めて共鳴した。さすがだ。
任侠道は有事に出番かな?
福岡県川崎町「官製談合疑惑」その4
衝撃!武田良太氏落選背後に福岡11区のグレーな「政治とカネ」
衆議院選挙で自民党は大敗を喫し、立憲民主党など野党が過半数を獲得。日本タイムズの本拠地、香川2区、玉木雄一郎氏が代表の国民民主党が躍進したことは喜ばしい限り。
そして、日本タイムズで告発を続けていた、福岡県川崎町は福岡11区。これまで、総務大臣などを歴任している“大物”武田良太氏が裏金事件で非公認となり、維新の村上智信に敗れて落選。
「武田氏の落選は大歓迎。『落選運動』を展開した甲斐があった」
と川崎町の町議らは拍手喝采だ。
当初、情勢調査では武田氏が37%、村上氏が29%と、非公認ながら武田氏が優位とみられていた。しかし、有権者はよくみていた。武田氏の政治とカネの問題がいかに根深いかだ。
9月11日朝、東京のホテルに武田氏の姿があった。
【武田良太政経セミナー第25回「朝食会」】と銘打って、政治資金パーティーを開催していたのだ。
「裏金事件で、一度、延期されたパーティーでした。武田氏は愛想笑いを浮かべて、大勢の参加者に頭を下げていた」
と参加者はいう。そしてゲストスピーカーに立ったのは、元TBSの報道局長、平井和生氏。
「武田氏は未来の総理候補、こんな素晴らしい政治家は他にいない」
と裏金事件がなかったかのごとく、武田氏を褒め称えていたのだ。
TBSの衆院選時の武田氏の報道をチェックすると、
《「今回自民党から発した事案により、国民の政治不信を招くに至りましたことを本当に心から申し訳なく思っております」
ただ、何についての謝罪なのか、その中身の主語は「自民党」。
「他人事のように聞こえる」「武田氏が自身の問題として謝罪しているのか分からない」こう話す有権者もいた》
と厳しい姿勢をみせ、武田氏の落選に、
《「負けに不思議の負けなし」》
と評論している。
武田氏が“ちょうちん持ち”のようなゲストを呼び、裏金事件を覆い隠そうとしたのは明らか。「平井氏はいくらTBSを退職しているとはジャーナリストとして恥ずかしくないのか。パーティーでスピーチしてギャラももらったのでしょうから」(前出・参加者)
また、自民党総裁選は9月12日スタートなので政治資金パーティーは、前日。衆院選の公示が10月15日だったので、ちょうど1か月ほど前のことだ。
総裁選、衆院選ともに最大の争点は「政治とカネ」。1926万円、もの裏金を蓄え、二階派の事務総長として、裏金事件に関与し東京地検特捜部の取り調べを受けた武田氏。二階派の会計責任者はすでに有罪が確定。
そんな時期に政治資金パーティーというのは、先のTBSの報道にもあるように、
「あまりに有権者、国民をなめている」
と地元でも批判があがっていたのだ。
また、武田氏を支援していたのは、公費でパーティー券を購入していた、地元の川崎町の原口正弘町長や“フィクサー”と異名をとる大任町の永原譲二町長。
「裏金議員だった武田氏を原口氏、永原氏のようなブラックとみられても仕方ない人物が応援」
と川崎町の町議。
武田氏を当選させては福岡11区の問題になると、終盤戦には地元の田川市、行橋市、豊前市の3市長が村上氏支援の演説に参戦。
これで、武田氏落選の流れは決定づけられた。
裏金事件の反省なき武田氏にバッジをつける資格はない。政界から去るべきである。
熊本地検から不起訴処分
熊本前・現市長への腐敗構造を暴く
〈大西・熊本市長と桜町再開発での疑惑〉
本紙川上と伊藤は令和6年10月22日、23日と熊本に入り桜町再開発及び市庁舎建替え問題について市民団体関係者と会って事情を確認しました。
その結果、この問題以外にも幾つもの問題が有ると説明を受けました。
市電の延伸問題等がその一例であり、1.5キロメートルの延伸に多額の血税を使い、熊本市民の負担を考えれば、まず費用対効果を真剣に検証して貰いたい。
大西市長の行いは、熊本市民の為なのか、それとも安倍元総理のようにお友達や取り巻きの為に行っているのか、判りません。
市長であるなら、まず市民の将来を考え市民が将来負担する税金の利用使途を明確にし、費用対効果を考えるべきである。
このままでは、熊本市が衰退していく一方であり、将来の熊本市民に希望が持てるような政治を行って貰いたいと思うのは本紙だけでしょうか。
令和6年10月23日に伊藤事務局長が大西市長に挨拶に行きましたが、不在との事で会えませんでした。翌24日は川上社長が大西市長の面会に市役所を訪れましたが、やはり不在との事でしたので、次回は事前のアポを取り大西市長との面会を実現し、市長と直接様々な意見交換を行いたいと考えています。
市役所の市長室を訪れた時に違和感を覚えたのは、市長室、副市長室、秘書室の入り口がオートロックになっていて勝手に入れないようになっているのです。入口には守衛さんがいるのに関わらず厳重にセキュリティー強化されているのは、外部の方より内部の人間を警戒したものではないかと考えられました。
本紙は幸山前市長、大西市長、村上氏を最高検察庁検事総長宛に告発を行い、熊本地検に回送され不起訴という判断をされました。
令和6年10月23日に熊本地検に本紙川上と一緒に訪問し総括事務官H氏に不起訴の理由を明確にし、書類で返答をくれるように申し入れをしました。担当検事北條宏明氏は取調べ中でしたが、担当官に書類を渡し、検事に渡して貰うようにお願いしました。
今回の告発内容では、市街化調整区域に結婚式場を建て運営している会社があるにも関わらず市役所が簡単な調査しかせず、今も営業を続けているのです。
実際に結婚式場を見ましたが、完全に結婚式場として建てられていて、元々はドライブインの許可で申請をして後からレストランウエディングに変え運営していると「マリーゴールド熊本」は市役所の調査に対し返答しているようですが、幸山前市長の計らいで営業してきたのです。
一店舗だけならまだしも同法人は「マリーグレイス」という結婚式場もその後に市街化調整区域に建て運営を行っているのです。
市街化調整区域の建築許可は通常は県知事の管轄ですが、熊本市は政令指定都市なので市長の権限で許可されるのですが、なんと市長の許可を取らずになし崩しで営業を続けている実態があるのにも関わらず、幸山前市長も大西市長も放置している現状は不可解であり、熊本地検の判断を確認したいものです。
本紙は不起訴の理由が「嫌疑不十分」なら検察審査会にかけるように勧めていますが、前市長や現市長の不正を暴く事を市民団体の協力を得て行っていきます。
桜町再開発では「熊本城ホール」と隣接地のマンションが建設されましたが、700億円と言われる莫大な費用をかけた割には費用対効果がないように見えるのは本紙だけでしょうか。
どうみても税金の無駄遣いでしかなく、大西市長の利権に熊本財界人が群がっている構造が透けて見えます。
街の噂では大西市長が隣接地のマンションを2部屋貰い、1室は売却し(収賄汚職?)残りの1室は大西市長の自宅としているとの事でした。
火のない所に煙は立たないと言われますが、大西市長の不可解な行いがあるのでこのような噂が立つのでしょう。
本紙川上は熊本信用保証協会の片山会長(元副知事)にも挨拶に訪れましたが、不在との事で担当者に挨拶をしました。
熊本市役所も信用保証協会も女性の担当者が応対され、社会の女性進出の目覚ましさを改めて実感しました。
来(11)月は熊本県知事と面談をする予定です。
熊本市の大西市長の行政の私物化を止めなければ、熊本市に未来は有りません。
幸山政史前市長から大西一史市長に利権構造が移譲され、市民の血税が多額に使われている現状は改善する必要があります。
2024年10月
- 目次
- 国滅ぶとも正義は行わるべし 平和ボケ日本の覚醒は検察の宝刀で
- 5回目告発の票買収事件 安倍元総理の死を無駄にするな!
- 捜査の行方に注目!
- 兵庫県斎藤知事を大阪地検特捜部に告発
- 反社が支配の虎ノ門産業ビル⑩
- 虎ノ門産業ビルを地面師ら売却準備完了
- 海外からの投資にコンプラ警鐘⑨
- SK白河発電所のコンプライアンス疑惑
- 六本木心臓血管研究所での医療過誤③
- 医療法人の施術疑惑に厚労省は注力を!
- 香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その256)
- 先陣切る日本タイムズ既報から真相に迫る
- 本紙川上は犯罪被害者 香川県警の捜査放棄と冤罪捜査の解明を
- 遺族・岡村勲弁護士の執念②
- 本紙川上は犯罪被害者庁設立のパブコメ
- 任侠道ヤクザと盛力健児
- 三代目山口組田岡一雄組長の命日
- 徳島県阿南市長選挙から何を学ぶか③
- 誹謗中傷・捏造と票買収の選挙戦は公選法違反
- 市長選・票買収の公選法違反 阿南市財政調整基金から25億円を悪用
- 福岡県川崎町「官製談合疑惑」その3
- 武田良太氏支援・原口町長側近「地方自治法違反」か?
国滅ぶとも正義は行わるべし 平和ボケ日本の覚醒は検察の宝刀で
令和6年9月27日に自民党は石破茂氏を総裁に選出した。
世論の反応は、
《毎日新聞は28、29の両日、全国世論調査を実施した。自民党派閥の裏金事件について、27日の党総裁選で選出された石破茂総裁が実態解明に取り組むべきか尋ねたところ、「実態解明に取り組むべきだ」は77%を占め、「実態解明に取り組む必要はない」(15%)を大きく上回った。…自民党は裏金事件を巡り、旧安倍派の幹部議員ら39人を処分したが、裏金作りの経緯や実態は明らかになっていない。》
なるほど、国民はバカじゃない。しっかりと現状の日本の姿を、(与党と野党との関係を)観ているではないか。
世界情勢は有事の危機を感じる今、裏金作りやら旧統一教会問題を抱え込んでいる自民党に不信感を持っているからこそ、実態解明を望んでいるはずだ。
5回目告発の票買収事件 安倍元総理の死を無駄にするな!
さらに、9月30日付毎日新聞の記事も押えよう。
安倍派裏金づくり、核心部分は不明のまま会計責任者に有罪判決
《自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた清和政策研究会(安倍派)事務局長兼会計責任者の松本淳一郎被告(77)に対し、東京地裁は30日、禁錮3年、執行猶予5年(求刑・禁錮3年)の有罪判決を言い渡した。》
この事件の源流の一滴は、何を隠そう本紙川上の河井克行法務大臣の検事総長への告発(公選法違反)から始まった。その後、2019年の第25回参議院議員通常選挙における河井案里の公職選挙法違反事件へと事態は進む。
複合する事件を理解するのは、そもそも『事件の動機』が安倍晋三総理であったからだ。安倍総理が総理大臣を辞めることになった原因も本紙川上の告発からで、東京地検特捜部は安倍晋三総理の逮捕に取り組む姿勢を強めていた。
本紙川上の検事総長への告発は4回とも告発状が本紙川上に返戻されたが、5回目の告発状は受理され不起訴処分の通知。不起訴処分の理由を問うと『嫌疑不十分』だったので検察審査会へと手続き。
安倍元総理は逮捕を恐れたのか、2022年4月にキックバック裏金作りの中止を指示。2022年7月8日に暗殺され死亡した。その後、2022年8月に安倍派実質会長の森喜朗元総理の意向了承で裏金作りキックバックは復活した。
要するに、本紙川上の告発で東京地検特捜部が安倍晋三総理を逮捕しておれば死なずに済んで、広島地裁の裁判で選挙法違反・票買収事件の真相が解明され、国民が正しい判断ができる情報を提供できたはずだ。
そう考えると、選挙戦でウグイス嬢への報酬が制限を超える金額だった事実から、公選法違反容疑で広島地検に告発状を提出したのは非常に意義があったはずだ。
さらに、引用を続ける。
《清和政策研究会(安倍派)の裏金づくりはいつ始まり、どう続いてきたのか。事件のキーパーソンとされた松本被告は法廷で事実の一端を明らかにしたものの、核心部分では口を閉ざした。
安倍派では、2022年4月に、長年続いてきた還流の中止が安倍晋三元首相の指示で一度は決まったが、22年7月に安倍氏が銃撃事件で死去した後に、継続することになったとされてきた。
何をきっかけに、還流継続が議論されることになったのか、その経緯ははっきりと分かっていなかった。
松本被告は被告人質問で、安倍氏の死亡後に「ある幹部議員から『ある議員が還付(還流)の復活を求めている』と言われた」と説明。》
捜査の行方に注目!
兵庫県斎藤知事を大阪地検特捜部に告発
元局長からの内部告発で大揺れの兵庫県の斎藤元彦知事。
兵庫県議会は、内部告発の内容に「ウソ八百はない」として不信任決議を可決。
それを受けて、斎藤知事は9月26日に記者会見し、失職し、出直し選挙に無所属で出馬する意向を表明した。
内部告発は7つの項目が並んでいる。本紙・川上は内部告発の報道があった時から最も注目していたのが、阪神とオリックスの優勝パレードへの不当な税金の支出だった。内部告発には以下のようにある。
《⑥優勝パレードの陰で令和5年11月月23日実施のプロ野球阪神・オリックスの優勝パレードは県費をかけないという方針の下で実施することとなり、必要経費についてクラウドファンディングや企業から寄附を募ったが、結果は必要額を大きく下回った。
そこで、信用金庫への県補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った。幹事社は但陽信用金庫。具体の司令塔は片山副知事、実行者は産業労働部地域経済課。その他、神姫バスなどからも便宜供与の見返りとしての寄附集めをした。パレードを担当した課長はこの一連の不正行為と大阪府との難しい調整に精神が持たず、うつ病を発症し、現在、病気休暇中。しかし、上司の井ノ本は何処吹く風のマイペースで知事の機嫌取りに勤しんでいる。
○公金横領、公費の違法支出》
県の金融機関向けの「中小企業経営改善・成長力強化支援事業」による補助金を増額。その一方で、寄付が思うように集まっていなかった優勝パレードへの寄付としてキックバックさせるというもの。
斎藤知事が増額した補助金は3億円に対しキックバックされた寄付は2250万円。
差額2億7750万円の税金が無駄となった。
9月2日付で、本紙・川上は斎藤知事と片山安孝前副知事を大阪地検特捜部に背任容疑で刑事告発した。キックバックに応じた13の金融機関は「共犯」として捜査を依頼した。最近になって、斎藤知事、片山前副知事の「圧力」で金融機関は税金で賄われる補助金目当てに、キックバックに応じていた詳細を掴むことができた。
近く、追加で金融機関も被告発人に加えたいと考えている。
斎藤知事は失職したが、県議会の百条委員会などには出席すると会見で語っていた。
百条委員会では、片山前副知事が「金融機関への依頼」までは認めている。
出直し選挙で使われる税金は18億円とも報じられる。
優勝パレードとあわせると、20億円以上の税金が消えていくという大きな問題。斎藤知事の責任はあまりに大きい。
大阪地検特捜部の捜査のメスを入れることこそが、自ら命を絶った元局長への「追悼」となるのではないかと、本紙・川上は期待している。
反社が支配の虎ノ門産業ビル⑩
虎ノ門産業ビルを地面師ら売却準備完了
令和6年8月28日付「忠告書」を鈴木淳二弁護士から頂きました。
私と鈴木淳二弁護士が虎ノ門産業ビルの売買の件で令和5年5月17日にお会いしましたが、この時に会ったのは売買の件で話し合いをした事であり、名刺を貰うために会ったのではありません。
私どもの香健振グループは、「日本タイムズ」、「郷水工業」、「協同組合香川県健全企業振興会」の3社からなる企業であり、虎ノ門産業ビルの売買については不動産のお仕事として鈴木弁護士とお会いしたのです。
また、鈴木弁護士からお手紙でご指摘があった「弁護士暗躍」が間違った使い方であるとのご指摘ですが、鈴木弁護士、安田弁護士が法廷で事件屋等と戦い勝訴してきた事は周知の事実であります。
ただ、私が言っている「暗躍」とは実際には磯会長の指示で㈱虎ノ門産業ビルの社長になり、上田浩司氏、一夫氏の代理人になっている事は「人に知られる事なく、密かに活動する」事に該当するのではと考えています。
新橋法律事務所の事務局長が西川給氏で有ることも、磯会長の指示である裏付けになります。
浩司氏が菊間氏の指示で富田宅に幽閉されていた事実は認めますが、なかば強引に数人で車に乗せ一夫氏と共に連れ去ったのも事実であります。
浩司氏が幽閉されていた現状から逃れる為に自らの意思で富田宅を出たのであれば、このような強引なやり方はせず、鈴木弁護士が菊間氏や平野氏と話し合いをして迎えに行けば良かったはずです。
私の取材によれば、平野氏は上田一夫氏と男女の仲に有り、菊間氏と結託して上田浩司氏の財産を乗っ取ろうと画策していました。
荒木氏に対し菊間氏、平野氏が㈱虎ノ門産業ビルの代表印等を渡した事や、その後荒木氏と上田一夫氏が仲たがいした事等を鑑みると、一夫氏が上田浩司氏の財産を搾取しようとした張本人であり、一夫氏のトラブルに浩司氏が巻き込まれこのような状況になってしまいました。
鈴木弁護士は「浩司氏を幽閉先から救った」との大義名分を掲げ、赤坂の浩司氏の物件を令和4年7月15日付1億3千万円で売却しました。
鈴木弁護士の説明によれば、「売却した代金は浩司氏の今後の生活資金として確保され、他の人は一切売却資金を使う事は無い」と断言していますが、赤坂の物件には株式会社信嘉の2億円の根抵当権が設定されていたので、抵当権者に売却金額が渡り、浩司氏には何も残らないはずです。
また、現在の㈱虎ノ門産業ビルに付いている7億円の抵当権設定時に借りた7億円はどのように使われたのでしょうか?
ビル売却の為の準備資金に全て使われたとは到底思えません。
上田浩司氏、一夫氏が鈴木弁護士に依頼し㈱虎ノ門産業ビルの社長に就任させたり、西川氏を新橋法律事務所の事務局長にしたり出来ますか。
第三者である磯会長の指示で行ったとみるのが自然です。
上田浩司氏からすれば磯会長は幽閉されていた場所から救った良い人であり、恩人であります。
その後の船橋の邸宅に匿って居たことも幽閉されていた時と変わらず軟禁状態であつたと思われます。
ただ、以前との違いは病院に入院させ治療をしたり、温泉に連れて行ったりして健康状態を保っている事です。
これは、浩司氏に病気で死なれたらビルの売却もままならない為、病気の治療を行っているのです。
鈴木弁護士は上田浩司氏、一夫の代理人であるなら浩司氏の近況を公の場で報告されるべきであり、隠す事になれば色々憶測を呼び、あらぬ疑いをかけられるのです。
鈴木弁護士の主張される本紙既報の「反社と結託する悪徳弁護士」という評価は検討違いのものであり、上田家の代々の財産である虎ノ門産業ビルの土地、建物を守り所有者の上田浩司氏、一夫氏の立場と権利を擁護していくとの言葉を信じたいと思い、また今後も虎ノ門産業ビルの監視を怠る事無く不正摘発に精進します。
(文責:筆者・伊藤洋)
海外からの投資にコンプラ警鐘⑨
SK白河発電所のコンプライアンス疑惑
オブトンジャパン合同会社に土地を侵害されている地権者は、合同会社Mパワー101であり、代表者は山田氏であります。
元々がSK白河ゴルフ倶楽部の土地でしたが、SK白河ゴルフ倶楽部がゴルフ場のメンテナンス業者に代金の支払いを滞った事から、この業者が競売を行い手に入れた土地を合同会社Mパワー101が買い取った経緯が有ります。
この為、太陽光発電所の申請場所に2事業体が有ることになり、1事業体での申請自体が虚偽の申請になってしまいました。
合同会社Mパワー101の山田社長は何度も星野氏、大山氏と話し合いをしましたが、2人代表の一人でもある椿社長が反対し売買まで漕ぎつけずそのままの状態で発電所の操業が始まっていたのです。
実際には発電所側は山側を造成し道路を作りましたが、台風の影響で道路が破壊され合同会社Mパワー101の土地を通らなければメンテナンスが出来ない事態になりましたが、その当時は、大規模なメンテナンスの必要が無く困ることも無かったが、現在は大規模なメンテナンスの時期に差し掛かり合同会社Mパワー101の土地を通らなければ大規模メンテナンスは出来ない状況で困っているはずなのですが、オブトンジャパン合同会社からはそのような声は全く聞こえてきませんでした。
昨年、本紙が現場を確認すると合同会社Mパワー101の土地とSシステムの土地の境界線に鉄柵を設置し施錠もしていましたが、鉄柵の一部が壊されて鍵も交換されている事が発覚しました。
その為、オブトンジャパン合同会社は何も言わなかったのだなと思いました。
鉄柵の一部を破壊し、新たに施錠した人物が誰かは判りません。
考えられるのは、地権者であるSシステムの坂本氏か、メンテナンスを行っている事業者しかいないのです。
新たに設置された鍵を壊すことも出来ず、誰が壊して新たな鍵を付けたのかも判らず犯人探しを行っている現状です。
オブトンジャパン合同会社のような世界的大企業がこのような暴挙を見逃すはずが無く、全く知らない所で行われている気がします。
地権者が元反社であったり、申請者が地元でトラブルを起こしたりと何かと問題の有る太陽光発電事業ですが、その闇の深さを改めて思い知っています。
(文責:筆者・伊藤洋)
六本木心臓血管研究所での医療過誤③
医療法人の施術疑惑に厚労省は注力を!
令和6年9月3日、練馬にある平木整形外科にてセカンドオピニオンの診察をした結果、新たな事実が判明しました。
今までは、止血が遅れ後腹膜の背面部に血種が出来た為、これが神経を圧迫し右足が麻痺し歩けなくなってしまったと思っていましたが、原因は手術後に右足の膝の外側を長い事圧迫して寝ていた事による「右腓骨神経麻痺」である。
この症状は、「腱移行」という手術で良くなるそうです。
六本木心臓血管研究所は医療過誤では無いとの見解を示していますが、結局は病院側が手術後に右膝の外側が圧迫しないようにクッションを置くなどしていれば、このような事にならずに済んでいたのに病院側の配慮の無さに呆然としました。
六本木心臓血管研究所のような大病院でもこのようなミスが有るのだと思い知らされたのと同時に家族がしっかりと見ておかなければならないと改めて認識させられました。
済生会病院やその他数件の病院で診断して貰いましたが、はっきりとした診断は有りませんでした。
ただ、リハビリをすれば大丈夫だと言われてきましたが、「右腓骨神経麻痺」との診断で「腱移行」の手術で良くなる事が判り、今までの診断は何だったのかと思い知らされました。
改めて、病院は選ばなければならない事、病院の大きさでは無く医師の経験値が物を言う事が判りました。
平木医師に東大病院を紹介して貰い、治るという希望が見えた今、患者さんの気持ちも少しは楽になると思いました。
この診断により、これは手術ミスでは無く、医療従事者が止血手術後に右膝の外側が圧迫されないようにクッション等を入れていれば起きなかった事であり明らかな医療過誤です。
患者A氏は10月1日の東大病院での診察及び「腱移行」の手術に向けかなり前向きになりました。
本紙はこの件につき病院で起きた事の詳細を細かく調べ「医療過誤」の実態と大病院による隠蔽の実態に迫ります。
(文責:筆者・伊藤洋)
香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その256)
先陣切る日本タイムズ既報から真相に迫る
『袴田さん再審無罪』
強盗殺人罪などで死刑が確定した袴田巌さん(88)の裁判をやり直す再審公判で、静岡地裁(国井恒志裁判長)は26日、無罪(求刑死刑)を言い渡した。
日本の国が変わり始めた事を実感できる一瞬だ。
【国井恒志裁判長】
《再審で無罪判決を言い渡した国井恒志(こうし)裁判長は、事件が起きた1966年生まれの58歳。94年に任官し、東京高裁判事や横浜地裁判事などを歴任した。過去には交通事故や詐欺事件でも無罪判決を出している。
今回の再審公判では、審理に先立って浜松市内で袴田巌さんと面会し、出廷免除を認めた。》
本紙連載、捜査放棄と冤罪捜査256回の冤罪捜査だ。
本紙川上は犯罪被害者 香川県警の捜査放棄と冤罪捜査の解明を
さらに引用を続ける。
《静岡地裁では、2022年に静岡県牧之原市で起きた園児の通園バス置き去り死事件で、業務上過失致死罪に問われた前理事長に実刑判決を言い渡し、「(被害女児は)教訓になるために生まれてきたわけではない。子どもの命の大切さを自覚しないといけない」と説諭した。》
(被害女子は)教訓になるために生まれてきたのではない。子供の命の大切さを自覚しないといけない。」
と説諭して、業務上過失致死罪に問われた前理事長に実刑判決を言い渡した。犯罪被害者の本紙川上家族からすれば、国井恒志裁判長は裁判官の鑑だ。
加害者と検察、被害者と弁護士との関係に拘ることなく事実を基に判断する裁判官。
本紙川上からも国井恒志裁判官の判決に感謝してお礼が言いたい気持ちでいっぱいだ。
さて、256回を数える本紙連載の本題に移る。
【香川県警の捜査放棄と冤罪捜査】の連載を始めたのは平成15年暮れから。本紙川上が連載を始める動機は、五代目山口組直参初代若林組近藤秀三郎副組長(藤正会会長)が香川県警長尾警察署の津島利夫幹部次長に冤罪捜査で逮捕された事からだった。
屋島カントリー敷地隣接の本紙川上自宅に、香川県警腐敗警官から提供された拳銃トカレフで若林組の川原豪組員が銃撃した。2発は子供部屋に向け、移動して3発を家族団欒の居間に向け撃った。ただ、5発目で拳銃が暴発して川原豪の腕は損傷した。
香川県警腐敗警官は、この事件を隠蔽するためか誤魔化すためか、すぐ後に長尾警察署管内の土木会社冨田組社長の乗用車が拳銃で撃たれた事件で、津島利夫次長は近藤秀三郎氏を逮捕した。部下の新名刑事課長は無理だと止めたが津島利夫次長の主導で不当に逮捕した。それがバレるのを恐れて、逮捕容疑を土木会社冨田組やM組らの談合介入に切り替えた。
この8社の談合事件は高松地検が捜査に着手し、本紙川上は真相解明に協力態勢で臨んだので事件の舞台裏を全て知ることになった。ちなみに、当時の主任検事は、現在の大阪地検・小弓場文雄検事正だった。
今となっては懐かしいし、本紙川上家族が巻き込まれた命に関わる三つの未解決事件の真相解明にも力を貸してもらいたいものだ。
本紙川上が具体的に経験して抱えた捜査権力の実態は、日本の歴史の表舞台、裏舞台との絡み方をも含め、貴重な経験をさせてもらったので是非、この経験を次世代に引き継いでもらえるような日本に活かしたいものだ。
要するに、日本の背骨は捜査権力。「伝家の宝刀」を扱える検察の役割がいかに重要であるか。令和6年10月に誕生した石破政権も、三権分立を理解して伝家の宝刀には触れない方が賢明だ。キックバック裏金疑惑や統一教会などの問題は、捜査権力におまかせというスタンスで臨むべきだ。
本紙川上が若かりし30歳の頃、後藤田正晴先生から「君ね、警察には、駐車違反とか…、何かを頼む事があっても、検察に何かを頼めば、なを(捜査が)来るよ」と、聞かされた事を思い出す。
今の世界情勢からすれば、政権維持のための貸し借りを重んじる閣僚人事よりも、『村上誠一郎』総務大臣のような安倍晋三総理を「国賊」と言い切るような政治家が求められる時代に遭遇したということだ。
そう考えると、歴史的な女性検事総長誕生である畝本直美氏には、世界情勢を想定した検察の「在るべき姿」を発揮してもらいたいものだ。
石破茂氏は5回目・自民党総裁選挑戦で「石破政権」。
本物の証は、諦めないだ。
遺族・岡村勲弁護士の執念②
本紙川上は犯罪被害者庁設立のパブコメ
安倍一強政権が8年近くも続く平和ボケ日本の時代は、ロシアからのウクライナ侵攻から始まり、イスラエル軍がイスラム教シーア派組織ヒズボラの最高指導者ナスララ師を殺害した世界情勢からして、従来型日本の統治では混乱を招く。健全な捜査権力の在るべき姿が求められるのだ。
先(9)月号で本紙は、
〈遺族・岡村勲弁護士の執念
犯罪被害者支援庁の創設に期待〉
とのタイトルで記事を掲載した。「日本タイムズ」ウエブで確認してもらいたい。
要するに《岡村勲弁護士は(妻が身代わりになって)殺された罪悪感にさいなまれて「全国犯罪被害者の会」を昨年再結成し、遺族や被害者への経済的支援の拡充に向けて力を振り絞る》とある。
岡村勲弁護士は94歳、本紙川上は77歳。本紙川上の犯罪被害体験は、歴史的にも珍しい香川県警腐敗警官と暴力団六代目山口組との共謀共同正犯による殺害計画が実行された事件。それも繰り返され、家族が巻き込まれた鉄パイプ襲撃や銃撃事件だ。平成9年の銃撃・12年の鉄パイプ襲撃は実行犯・川原豪組員だが未だに捜査放棄。18年の銃撃は偽装破門して単独犯を装っての銃撃犯は、仙台刑務所で15年の服役を終え、今は二代目若林組の本部長森裕之だ。
これら貴重な体験をした本紙川上は、岡村勲弁護士が再結成した「全国犯罪被害者の会(あすの会)」に参加したい。現在、本紙川上は香川県警腐敗警官を東京地裁に国賠訴訟を起こし、11月1日には5回目の公判前整理手続きがon-line会議で行われるので、公判期日が決まれば公表する。
任侠道ヤクザと盛力健児
三代目山口組田岡一雄組長の命日
【山口組の綱領】
山口組は侠道精神に則り国家社会の興隆に貢献せんことを期す。
一、内を固むるに和親合一を最も尊ぶ。
一、外は接するに愛念を持し、信義を重んず。
一、長幼の序を弁え礼に依って終始す。
一、世に処するに己の節を守り譏を招かず。
一、先人の経験を聞き人格の向上をはかる。
この綱領は三代目山口組・田岡一雄組長時代に作られた。
本紙川上はヤクザではないが非常に共鳴する。
自然界で生きるには、草食動物も肉食動物も雑食動物も生き方の分野はそれぞれだ。植物が茂り過ぎると草食動物、草食動物が増え過ぎると肉食動物、そこに雑食動物の生き方も自然界の一環と捉えれば分かりやすい。
要するに、与えられた命は、どの分野で生きていくのか。家庭環境や性格やらの条件下でヤクザになるか、検事になるか警察官になるか商売人になるか政治家になるかは、人それぞれのドラマがある。
そういうドラマを、本紙川上なりに歳を重ね体験して「山口組は侠道精神に則り国家社会の興隆に貢献せんことを期す」に、共鳴した。
そう、それぞれ生き方の分野で、国家社会の興隆に貢献すればいいのだ。ヤクザは暴力団ヤクザではなく、任侠精神を持ち合せた任侠ヤクザで。
「菱の代紋」をフランチャイズの金儲けの看板とするだけの似非ヤクザは、本紙川上が生みの親でもある「暴力団排除条例」で仕分けしなければならない時代を迎えたのだ。
本紙川上の武道経験は、神道自然流良武会の小西康裕宗家に師事。三代目山口組田岡一雄組長の長男である田岡満氏は慶応大在学中に空手道では神道自然流の同門だ。
また、武道では嵩山少林寺グループの盛力健児会長とは、武道を通じた同郷(香川県)の信頼関係で五代目山口組渡辺芳則組長の提訴だけを取り下げた事があった。
六代目山口組の司忍組長とは機会があれば、お互いに割り勘で昔話を語りながら一献やりたいものだ。
徳島県阿南市長選挙から何を学ぶか③
誹謗中傷・捏造と票買収の選挙戦は公選法違反
本紙川上は25日11時からの徳島市議会を傍聴した後、徳島新聞の朝刊を購入。見出しに、阿南市議会水谷市議の問責可決10万円給付市長を提訴「市政停滞させた」を見つけた。
この10万円給付の票買収は、本紙の6月号で扱った記事ではないか。続けてみよう。
解説〈市長派・反市長派対立深く〉
《…首長に対する訴訟を起こしただけで問責決議がなされるのは珍しい。訴訟提起が市政を停滞させるなどとする今回の決議案の提案理由は説得力に乏しく、反市長派が「筋違いだ」「民主主義に反する」と反発するのも当然だ。
反市長派の不満は大きく、対立はより深まった。
今後、意趣返しのような動きが出てくることも考えられる。議会が混乱すると、しわ寄せは市民が被ることになる。その点を各議員は肝に銘じるべきだろう。》
もっともだ。本紙も同調。
市長選・票買収の公選法違反 阿南市財政調整基金から25億円を悪用
【水谷あゆみ議員に対する問責決議案】《去る9月5日、岩佐市長に25億円の賠償を求める住民訴訟が起こされ、その原告の中に阿南市議会議員である水谷、下川両氏の名も含まれている。(中略)全く理解できないのは水谷氏が、昨年11月の阿南市長選において、岩佐市長と同じく、全市民に現金給付の公約を掲げて立候補した候補者(当時の現職)を応援していたにも関わらず、同様の公約を掲げた岩佐市長についてだけ批判を重ね、ついにはこのように訴訟を起こした点である。》
>岩佐義弘候補は10万円の現金給付を約束(公約)して当選し、市長に就任し後に阿南市財政調整基金から10万円を全戸に給付した。これ「票の買収」疑惑ではないのか。
一方の(当時の現職)表原たつま候補は、金額も入れずに阿南市民に現金給付の公約を掲げて選挙に臨んだ。当時のコロナ対策など市民の状況下からすれば当然の公約だ。
さて、ここまで阿南市議の対立の混乱構造が市民にしわ寄せ悪影響を及ぼすのであれば、法の裁き捜査が必要になるはずだ。
ならば、本紙の6月号から現状をおさらいしてみよう。
〈正々堂々と政策本位の選挙を平和ボケ時の戦い手口は終わった〉
《昨年の令和5年11月19日に行われた市長選挙前に、本紙川上は徳島地検検事正宛に阿南市会議員が画策している余りにも悪質な相手候補者を貶める選挙妨害ネット内容拡散したW(注・渡辺ともこ)市議を徳島地検の西村朗太検事正に告発状を提出した経緯がある。
そのW市議を操る大物県議(注・仁木啓人)の姿も透けて見える状況下、阿南市長選挙対抗馬の候補者までもが票買収工作ともとれる手口で「現金給付の公約」を巧妙に仕掛けた。
これら選挙戦の手口は民主主義国家を揺るがすような悪辣な許し難い戦いではないか。
すでに令和6年2月2日に阿南市の喜多啓吉市議が徳島県阿南警察署に告発状を提出していた。本紙川上はその告発事実を確認し、趣旨にも共鳴するので参戦して告発状を検事総長に提出することにした。なぜなら、これらの手法でこれから日本全国に選挙戦が繰り返されることになれば、日本の劣化が益々深まり、取り返しがつかなくなると懸念を感じるからだ。》
この喜多啓吉市議の徳島県阿南警察署への告発は、渡辺ともこ市議や仁木啓人県議らの供述聴取を終え徳島地検に送致されているとも聞くので期待したい。
なお、本紙川上の告発状からも目を離せない。なにしろ徳島地検検事正に村中孝一氏、警察庁捜査二課長の堺瑞崇氏が徳島県警本部長に就任したのだから。
〈徳島県阿南市・岩佐義弘市長を検事総長に告発〉
【告発状】
最高検察庁検事総長殿
告発人日本タイムズ社
代表取締役川上道大
被告発人岩佐義弘
被告発人は、後記のとおり、
公職選挙法違反(同法第221条1項1号違反)の罪を犯した者なので、捜査の上厳重に処罰願いたく告発します。
【告発事実】
被告発人は、令和5年11月19日行われた阿南市長選挙に立候補して当選したものであるが、
1)令和5年11月12日ころ、選挙公約として「7万市民全員に“現金給付”(おもいやり給付)を断行します。」と記載した選挙ビラを、不特定多数の有権者に対して配布し、
2)令和5年11月14日ころ、阿南市選挙管理委員会作成の阿南市長選挙の選挙公報に「全市民を対象に全世帯に10万円を一律“現金給付”」…
(中略)もって、自らの当選を得る目的をもって、選挙人ら(不特定多数)に対し、財産上の利益の供与の申し込みをしたものである。》
この悪質な巧妙さを放置すれば、日本全国に波及する。
最高検察庁は日本の国益を考えるなら厳正に対処すべきだ。
福岡県川崎町「官製談合疑惑」その3
武田良太氏支援・原口町長側近「地方自治法違反」か?
9月11日、東京都内のホテルの宴会場は朝から大勢の人が詰めかけていた。多くの人が
《武田良太政経セミナー第25回「朝食会」》
という政治資金パーティーを朝から開催していたのだ。実は武田氏、6月にパーティーを予定していた。
しかし、「ネットニュース、AERAdot.の記事で『裏金問題で処分の武田良太元総務相の新たな政治資金パーティー計画を入手』とすっぱ抜かれ、延期に追い込まれた。今回は開催数日前に連絡して、なんとかできました。総裁選スタート前日というタイミングですが、解散総選挙も近くカネがかかる。やるしかなかったという感じです。
当日はすっぱ抜いた記者が、会場に来ていないか冷や冷やでした」
と武田氏の事務所関係者はそう耳打ちしてくれた。
総裁選では、小泉進次郎元環境相を支援していた武田氏。元二階派の事務総長で1926万円の裏金が発覚。自民党から役職停止1年の処分を受けた。
「小泉氏は裏金議員について『反省と説明責任』と総裁選出馬にあたって話している。他にも裏金議員の対応次第では非公認という総裁候補もいる。武田氏のパーティー開催は何ら反省がない証拠」
と自民党の幹部は不満そうに語る。
武田氏は、福岡11区選出だが、おひざ元でも不満が渦巻いていることは日本タイムズでも報じている通り。川崎町の原口正弘町長が公金でパーティー券を買ったことで激しい非難を浴びている。
「武田氏を支援している原口町長とその取り巻きで、また新しい疑惑が浮上しています」
と話すのは、繁永英樹町議。
川崎町議会で問題になったのは、松田孝行町議が実質的にオーナーの松田工業が、億単位で町の発注する公共事業を請け負っているというものだ。
直近では、2023年2月に電気関連工事を落札。
地方自治法には、議員の兼職禁止条項が定められている。
議員が特定の会社の大株主で、公共事業を落札した場合、地方自治法違反に問われた例もある。
川崎町議会では、政治倫理審査会を設置し、松田町議が松田工業から年間で880万円、関連会社の水電舎から420万円の給与を得ていたこと。
松田町議が資本金など3分の1以上を出資していたことが判明し、川崎町政治倫理条例の規定に違反する点があると結論が出されている。
繫永町議によれば、
「松田町議は松田工業の100%株主で、今年4月に親族に譲渡したと聞いている。長く違法状態が続いていた」
と話す。
繫永町議も自身の親族が経営する会社が、町発注の事業を12年間で1億円あまりを受注し、議員辞職勧告決議案を出され、可決された。法的拘束力がないため、現在も町議を辞めていない。政時喜久美町議はこう背景を語る。
「川崎町の公開資料をチェックすると松田工業は、この10年近くで3億円近くの公共事業を落札している。松田町議の場合は、地方自治法違反にもつながりかねない。だが、原口町長のフィクサー、指南役ともされる松田町議。当然、バックには武田氏が見え隠れする。それに恐れをなして、何もいえないのが川崎町の現状だ」
早急な正常化が求められるのだ。