2024年12月

目次
国滅ぶとも正義は行わるべし 行政の平和ボケは日本を亡ぼす
検挙に勝る防犯なし 巧妙な悪質選挙には捜査権力の出番!
日本統治の背骨は検察
袴田事件から捜査の成熟に期待する
平和ボケ司法に一喝②
検察改革は本紙の「検察の裏金」から
反社が支配の虎ノ門産業ビル⑫
巧妙な弁護士関与疑惑に捜査機関が注目
六本木心臓血管研究所での医療過誤⑤
反省なき病院経営者の思考改善が急務
香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その258)
捜査放棄から本格捜査で警察の信頼回復を
『あり得ない』事件 未解決事件の解決で日本を再生
海外からの投資にコンプラ警鐘⑪
SK白河発電所の土地の新たな活用法
古武士・兼元徳二からの遺言
直島には核燃料廃棄物はいらない
徳島市の新町西地区再開発⑤
再開発組合と株木建設に請負契約疑惑
異常な徳島市の闇を白日に 大規模な裏金捻出工作に議会も関与か
熊本地検から不起訴処分②
熊本・大西一史市長への腐敗構造を暴く
福岡県川崎町「官製談合疑惑」その5
大任町永原町長の正体は反社勢力なのか

国滅ぶとも正義は行わるべし 行政の平和ボケは日本を亡ぼす

山崎神戸地検検事正 小弓場大阪地検検事正 中村大阪高検検事長

問題が表に出ないのが問題。
本紙川上の一貫した人生観。問題を先送りする行政の平和ボケ怠慢が今、本紙の告発と連載記事で問題が噴出しているのだ。その具体的な問題を来るべき時代に受け入れられるよう成熟して成長しなければならないではないか。
連載の効果は顕著に表れた。

 

本紙の10月号〈捜査の行方に注目兵庫県斎藤知事を大阪地検特捜部に告発〉
から、抜粋して引用する。
《9月2日付で、本紙・川上は斎藤知事と片山安孝前副知事を大阪地検特捜部に背任容疑で刑事告発した。キックバックに応じた13の金融機関は「共犯」として捜査を依頼した。最近になって、斎藤知事、片山前副知事の「圧力」で金融機関は税金で賄われる補助金目当てに、キックバックに応じていた詳細を掴むことができた。
近く、追加で金融機関も被告発人に加えたいと考えている。

 

折田楓社長 片山安孝元副知事 齋藤元彦知事

斎藤知事は失職したが、県議会の百条委員会などには出席すると会見で語っていた。
百条委員会では、片山前副知事が「金融機関への依頼」までは認めている。
出直し選挙で使われる税金は18億円とも報じられる。
優勝パレードとあわせると、20億円以上の税金が消えていくという大きな問題。斎藤知事の責任はあまりに大きい。
大阪地検特捜部の捜査のメスを入れることこそが、自ら命を絶った元局長への「追悼」となるのではないかと、本紙・川上は期待している。》

 

検挙に勝る防犯なし 巧妙な悪質選挙には捜査権力の出番!

12月4日付日刊ゲンダイ

本紙の引用だけでは偏見だとの批判も出るので、脱稿前の12月4日付け日刊ゲンダイから抜粋・引用する。
〈公選法違反疑惑ついに刑事告発斎藤兵庫県知事絶体絶命〉
《兵庫県を巡る混乱は収束の兆しが見えない。
県議会では、再選した斎藤知事によるパワハラなどの疑いについて調査する百条委員会が開かれているが、議員らは元気がない。調査は継続中だが、不信任を突きつけ失職に追い込んだ斎藤のまさかの復活に意気消沈。
ある県議が言う。
「全会一致で『NO』を突きつけた斎藤知事が、知事選で有権者から『YES』と評価され信を得たわけです。今度は我々の方に〝不信任〟が突きつけられている格好。一部の支援者から『辞職すべき』と迫られています。…」

 

なんとも情けない議員ではないか。これが平和ボケした議員の姿だ。本紙川上が求めるのは現状の日本の姿だ。
戦争はないとの平和ボケした時代が長年続き過ぎたので、本来の議員の緊張感が全く感じられない。斎藤知事の県政運営を許しているのは兵庫県の議会ではないかと腹立たしい。いや待てよ。これらの現状の姿を確認できたのは成熟するための第一歩と捉えれば有り難い事態ではないか。

 

さて、ここを押さえて続きを見よう。
《炎上中の公職選挙法違反疑惑について、神戸学院大学の上脇博之教授と元東京地検検事の郷原信郎弁護士がきのう(2日)、斎藤本人と「陣営から広報戦略を任された」とするPR会社社長に対する告発状を兵庫県警と神戸地検に送付したと明かしたのだ。》

 

なるほど、今の平和ボケした現状を放置するのは、日本の将来にはもったいない。具体的な問題が表面化したのだから我々は喜ばなければならないではないか。

 

本紙の令和6年10月号

さて、どう日本は成熟するのだろう。引用を続ける。
《公選法は、選挙戦略を主体的に企画した者に報酬を支払うことを禁じており、違反すれば同法違反の買収に問われる恐れがある。上脇教授と郷原弁護士は、県内のPR会社「merchu」の折田楓社長が、知事選に関するSNSの広報戦略の立案者などの業務を斎藤側から受注したと指摘。斎藤側が報酬として71万円を支払ったとして、それぞれを買収罪と被買収罪容疑で告発している。》
となれば斎藤元彦知事の告発先は、本紙川上の9月2日付・大阪地検特捜部と、郷原弁護士からの兵庫県警・神戸地検になる。次世代日本のためにも捜査機関に期待したい。

 

日本統治の背骨は検察

袴田事件から捜査の成熟に期待する

日本の国は大丈夫だ!
平和ボケ体質からジワジワト成熟する様相を本紙川上は、この記事を読んで感じた。
特に、袴田巌さんの姉・秀子さんと、最高検察庁・畝本直美検事総長の言葉の意味を深く考えると、女性の感性に本紙川上は感激した。

ヤマダ英夫検事正の謝罪

《1966年6月に静岡県清水市(現静岡市)で一家4人が殺害された事件を巡り、死刑が確定していた袴田巌さん(88)のやり直しの裁判(再審)で無罪が確定したことを受け、静岡地検の山田英夫検事正が27日、浜松市内で袴田さんと面会し、直接謝罪した。立ち会った姉の秀子さん(91)は「今さら検察にどうこう言うつもりは毛頭ございません。私も巌も運命だと思っておりますので、無罪が確定して大変喜んでおります」と応じた。》
秀子さんのこの言葉。本紙川上は目頭が熱くなった箇所だ。
「今さら検察にどうこう言うつもりは毛頭ございません。私も巌も運命だと思っておりますので、無罪が確定して大変喜んでおります」。
《…山田検事正は27日午前、袴田さん宅を訪問。(中略)「刑事司法の一翼を担う検察として申し訳なく思っています」と謝罪した。「この事件の犯人が袴田さんであると申し上げるつもりはございませんし、犯人視することはないと直接お伝えしたいと思います」とも述べた。(中略)
検事総長が来なかったことについては「それは向こうの都合。来いとは言えない」とし、「(死刑囚ではないと)巌に分からせるため、こういうことをしていただいた方がいい。誠意は感じました」と語った。…》

 

さすが、袴田秀子さん。
《無罪判決は捜査機関による証拠の捏造を認定。畝本直美検事総長は「多くの問題を含む到底承服できないものであり、控訴して上級審の判断を仰ぐべき内容である」とする談話を発表していた。一方で控訴はせず、「刑事司法の一翼を担う検察として申し訳なく思う」とした。》
さすが、日本歴史初の女性検事総長だ。検事総長としての発言は、日本の犯罪に立ち向かう姿勢には、この発言しかない。

 

平和ボケ司法に一喝②

検察改革は本紙の「検察の裏金」から

本紙の先(11)月号で、「大阪地検元トップの性暴力事件から提言」を押さえて、連載を続ける。検察を愛するが故の連載との理解で目を通してもらいたいものだ。
《…本紙川上がこの記事を目にして思い起こされたのは、関西検察の腐敗構造。平成14年4月22日の朝、大阪高検公安部長だった三井環氏が大阪地検特捜部に逮捕された。
五代目山口組二代目佐藤組内六甲連合(亀谷直人会長)の渡真利幹部に一役買ってもらって大坪弘道検事が三井環公安部長を逮捕した。逮捕される前の連休には、本紙川上は三井氏と共に六甲の自宅に泊り「検察の裏金」を鳥越俊太郎さんのテレビで告発する予定だった(中略)…》

 

これを繰り返し連載するのは、検察への期待感が高いからだ。宗像紀夫検事長からの「国滅ぶとも正義は行わるべし」を掲げるのも検察へのエールなのだ。
兎に角、大阪地検元トップの性暴力事件の根本解決を図ってもらいたい。
《女性は今年10月にあった北川被告の初公判に記者会見を開いた。性被害の詳細のほか、同僚の副検事から「お金目当ての虚偽告訴だ」と言いふらされたと訴え、名誉棄損などの疑いで大阪高検に告訴・告発したと明かした。》
(12月4日付読売新聞)

 

被害者の女性検事に伝えたい。日本タイムズのウェブサイトから連絡お待ちしています。検察の改革を願う本紙川上道大から。

 

反社が支配の虎ノ門産業ビル⑫

巧妙な弁護士関与疑惑に捜査機関が注目

上田浩司氏 上田一夫氏 磯喜一郎会長

虎ノ門産業ビルの売買の件で、いろいろ話が飛び交っていますが、磯会長が暗躍しているうちは、売買は成約には至らないでしょう。
ビルを解体して更地渡しで60億円や70億円と云う話が伝わっていますが、三井不動産や丸紅等の名前も出ていますが、大手企業が買えるような物件では有りません。
いくら弁護士が介入してもコンプライアンス問題は回避出来ないのです。
ましてや、磯会長が虎ノ門産業ビルの関係でお金を借りている中には、反社もいるのです。磯会長が「自分は反社認定されていない」とうそぶいたところで、反社と繋がって反社から金銭を借りているのでは言い訳が通りません。

 

磯会長は自ら借りた金銭を虎ノ門産業ビルの売買金額から返済をする事を目論んでいます。
赤坂の上田浩司氏のビルの売却代金の使途は明確にされていません。
虎ノ門産業ビルの売買代金から抵当権者に金銭が支払われますが、7億円を借りて10億円の返済をしなければなりません。

 

このように、じわじわと上田浩司氏の資産が目減りしているのです。
捜査機関もこの件ではかなり注目していて、本紙の情報を参考にしていくのも時間の問題だと認識しています。
弊社グループは、異業種協同組合・新聞社・不動産会社からなりたっていますが、不動産会社には不動産売買等の情報が集まって来ていますし、不動産売買業務の流れでの生きた情報が入るのは、正に不動産の売買実務の賜物です。
無論、秘密保持契約の絡みも有るので何でも記事には出来ません。
記者が取材に行くより有効な情報が入るので、内容を吟味して掲載して問題ない範疇であれば記事にしています。

 

西川給専務の名刺 西川給事務局長の名刺 鈴木淳二弁護士名刺 弁護士記章最近は、以前に比べて投書の数も増え、内部告発情報も集まって来ています。
異業種協同組合の組合員からの情報提供や内部告発も増加しています。兵庫県の斎藤知事の内部告発者への対応を見ても告発者が守られず、排除されるのが現状です。
もっと安心して内部告発が出来る状況を企業経営者や行政のトップが作っていかないと企業の自浄作用が効果的に働かないのです。

 

虎ノ門産業ビル虎ノ門産業ビルに関わっていた安田弁護士も事務所を変えたようです。本紙を送付しても宛所訪ね当たりませんと返送されて来ています。
虎ノ門産業ビルの売買については、上田浩司氏が磯会長グループと手を切り正当に売買を行うべき物件で有り、都心の一等地で立地も最高に良いビルなので買主はいくらでもいる物件です。
本紙でも度々書いていますが、磯会長が鈴木弁護士と上田浩司氏、一夫氏を引き合わせ、鈴木弁護士に依頼をしたように装っていますが、鈴木弁護士への真正なる依頼者は反社の磯会長なのです。

 

その為に、株式会社信嘉の役員であった西川氏を鈴木弁護士の事務所で事務局長に据えているのです。この状況を見ても鈴木弁護士がいかに親密な関係なのか判ります。
株式会社信嘉の代表取締役は住吉会系花田会の元山城会長の息子である山城氏であり、会長が磯氏です。
実は、私が故山城会長とは生前親交があり、暴力団の会長とは思えないほどの雰囲気やオーラを持った方で、地域住民を大事にする真の任侠道そのものでした。
その息子である山城氏がこのようなゴタゴタに巻き込まれるのは、残念でなりません。
だからこそ、このような事件から早く抜けてまっとうな商売で頑張って欲しいと思います。

 

今は日本全体が金儲けに走り、今が良ければ、自分だけが良ければ、と云う考えが蔓延しています。若者がお金の為に強盗を行ったり、すさんだ世の中になって来ています。
若者が将来に不安を覚え儲け至上主義が蔓延している結果です。
文責:著者・伊藤洋)

 

六本木心臓血管研究所での医療過誤④

被害者は多臓器不全の後遺症

心臓血管研究所付属病院 上嶋徳久院長六本木心臓血管研究所が手術中に血管を傷つけその対処を誤った為、患者さんが多臓器不全に陥り、今もその後遺症で苦しんでいます。
担当医師を責めている訳では無く、病院の施設としての経営陣の考え方を変えて欲しいが故に、記事にしているのです。
そもそも、医師が医療過誤を恐れ消極的になる必要は無く、むしろ積極的に医療現場で活躍出来るように、病院側がサポート体制を確立する必要が有ります。

 

当初、私も患者さんの家族と一緒に病院の担当医師、院長、理事長らと会い説明を聞きましたが、その時点では医師が手術後の対処がスムーズに行われなかった事を認め家族に謝罪していました。
一か月後に再度病院からの調査結果を含めた報告面談を予定していましたが、結局、面談が行われる事は無く医療過誤では無いとの返事が家族に会っただけです。
当然被害者である当事者とその家族は納得出来る訳が有りません。病院側に対し、きちんと説明をして欲しいと言ってもそれ以上の対応をしてくれる事は有りませんでした。
結局、弁護士をたてて民事訴訟を提起するそうです。

 

病院の医師は切磋琢磨しながら医療従事者と協力して患者さんと向き合って仕事をしています。
看護師や医師が安心して働く環境を作るのが病院経営者の仕事です。
何かが起これば病院側が隠蔽をしたり医師や看護師のせいにしてうやむやにしようとしたりと病院経営者の考えは医師や看護師、その他の医療従事者を守る訳では有りません。
医師や看護師は毎日仕事をこなし大変な思いをされているのでしょう。
もちろん医療過誤が無くなるに越した事は有りませんが、医療過誤を責めるのではなく、今後は病院経営者らが医療過誤が起きた時の対応をスムーズに行い、素直に被害者に謝罪し賠償を行えばよいのです。
そのあたり含めた事が病院経営者の責務であります。

 

院側が医師や医療従事者がミスをする度に隠蔽や当事者に責任転嫁するのでは無く、ミスを認め公表しその後の対応まで説明したら良いのです。
医師や医療従事者も人間ですから、ミスもあります。
医療過誤の度に隠蔽や医師、看護師に責任を押し付けず、病院としての対応を行っていないと働く方がいなくなります。
とにかく、日本は政界、財界もそうですが、儲け至上主義になっています。

 

確かにビジネスなので儲け至上主義は間違っていないのですが、利益を出すために不正を行ったり、それを隠蔽したりの繰り返しでは、成長はしません。本紙は、医療業界に蔓延している様々な出来事に切り込み医療業界の経営者らに考え方を改めて貰えるよう訴えていきます。
さて、本題ですが六本木心臓血管研究所で起きた医療過誤の件で、患者さんの家族から連絡が有り、障害者認定が下りましたとの報告を頂きました。
全くの健康体の患者さんを歩行困難にさせ、多臓器不全の後遺症で様々な病気を抱える状況にしたことは、病院側に多大な責任があると考えられます。
「右腓骨神経麻痺」との診断を受け「腱移行」の手術で良くなる事が判りましたが、腱移行の手術では足首を動かす事が出来なくなるため、この治療は断念しました。

 

最新の再生医療では「幹細胞の移植」でダメになった神経が再生するとの事で高額治療ですがこのような治療に取り組む事を家族が考えています。
被害者になぜこのような神経麻痺が起きたかと云えば、寝たきりの患者さんに対し足元にクッションを入れるなりの処置を怠ったために、長時間に渡り圧迫された事が原因で神経が損傷したのです。

 

私も尿管結石の手術を行った時に手術後に目を覚ました時に足首に機器が取り付けられていました。
手術後は身体が寝返り等も出来ないため、このような機器を取り付けて足のむくみを取るのだと素人ながら考えていましたが、今思うと足首が圧迫されるのを防ぐ機器なのだと思います。
足首を長時間圧迫された事で神経麻痺が起こるなら必ず対処すべき事ではないかと思います。
このような機器が無くても、足元にクッションを入れる等の配慮を医師がしていれば今回のような不慮の医療過誤は起きなかったのではないのでしょうか。

 

腎臓の治療については、ステント手術を行う事で多少なりとも改善されるという医師の判断でしたが、被害者も手術に対し前向きになれず、この治療を検討しませんでした。
済生会病院で新たに診察して貰うと、「右尿管狭窄」「腎後性腎不全」と診断されましたとの事でした。
尿管狭窄の原因は後腹膜血種による圧迫が原因と診断書に書かれていました。大量な内出血が原因で出来た巨大な血種が尿管を圧迫した為に尿管狭窄が起きたのです。
右尿管狭窄」が原因で「腎後性腎不全」を引き起こしたと診断書にも記載されています。

 

被害者は相当な精神的ショックを受け、慈恵医大病院にて再検査を行えるように精神状態も前向きになれました。
脚の麻痺についても、補助装具を付けて車の運転も出来るようになりますとの医師の言葉を聞いて多少なりとも救われましたと、ご家族も安心していました。
右尿管狭窄により、腎後性腎不全になり生涯左腎臓だけで生活する事になり被害者の精神的ダメージは計り知れないものがあります。
六本木心臓血管研究所は医療過誤ではないとの見解を示していますが、病院側が手術後に内出血の止血を早急に行っていれば、後腹膜血種が起らず右尿管狭にもならなかったので明らかに医療過誤です。
六本木心臓血管研究所が認めなくても、セカンドオピニオンではっきりしました。
>健常者が障害者認定を受け、今後生涯に渡り障害者として生きて行かなければならない現実は余りにも残酷過ぎます。
今後の希望は、再生医療による神経麻痺が改善される事に希望を持ち、この高額治療にかけるかの判断をしていかなければならないとの事です。

 

このような状況を病院側は、どのように考えているのでしょう。
つくづく今の世の中は組織の隠蔽が蔓延していて、自分だけが良ければという考えを改めて行かなければ、孫の次世代に負の遺産を残す事になるのです。
成熟社会を迎えるには、病院経営者の経営方針の改善が望まれます。
文責:筆者・伊藤洋)

 

香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その258)

捜査放棄から本格捜査で警察の信頼回復を

平沢勝栄議員 佐藤英彦元警察庁長官

本紙の誕生は、四国タイムズの名称で平成4年1月号だったので、今では日本タイムズの名として来年1月の令和7年で満33歳になる。
本紙川上も今、77歳なので人生の集大成に取り組みたい。

 

本紙の9月号でも掲載した『犯罪被害者庁の創設に期待』に、本紙川上自身が深く考えさせられ、期待したい気持ちに駆られた。
なぜなら、暴力団山口組若林組と香川県警腐敗警官との共謀共同正犯関係(3回)で、繰り返し全部で5回も襲撃されていたからだ。
それも、平成9年の自宅への銃撃、平成12年の本紙川上運転の家族同乗車輌への鉄パイプ襲撃、平成18年の自宅直後の至近距離からの銃撃の真相解明には、ほど遠い未解決事件だからだ。

 

犯罪被害者庁の創設に深く関わって、警察官僚から政治家に転向された平沢勝栄代議士の存在を知ることになった本紙川上は、初対面(21日)の平沢議員に胸の内を打ち明け、現状の実体験を説明した。
平沢議員は、本紙川上の打ち明け話を静かに聴いた後、こう言った。
「…あり得ない……。」
本紙川上も「被害者の私もあり得ないと思う話ですが、これが現状の日本の姿です」と、平沢議員に返答した。
平沢議員「関係先に問い合わせするから文書の紙で…」と、応えてくれた。本紙川上からすれば、こんな有難いことはない。感謝の気持ちで一杯だ。

六代目山口組篠原事務局長 六代目山口組高山清司若頭 六代目山口組忍組長

 

『あり得ない』事件 未解決事件の解決で日本を再生

平沢勝栄氏の本

平沢勝栄事務所から一冊『弧高奮戦変革の人
永田町のホントの話とウラの話』(さくら舎)大下英治著、を頂いた。
早速、読み始めると平沢勝栄議員の人生の経歴が実感として伝わってきた。

 

なんと、東大在学時代には本紙川上の高松高校時代の先輩である昭和39年卒の佐藤英彦氏や兼元俊徳氏の名が。
一部抜粋して引用する。
《警察庁に入庁した同期には、前述したのちに警察庁長官となる佐藤英彦のほか、国際刑事警察機構(ICPO-INTERPOL)総裁など国際派警察官郎となる兼元俊徳などがいた。
平沢は、警察庁を目指す佐藤や兼元と、学生運動に熱心な白川勝彦の両方を見て思っていた。〈学生運動を純粋な信念でおこなう者もいる。そのいっぽうで一部の学生のように社会を敵に回して破壊行為だけを繰り返していては、いつか日本という国自体が潰れてしまうのではないか〉》
なるほど、この本を読むと年齢は本紙川上が後輩であるが、学生運動が活発な時期に同じような環境で学生生活を体験していたことになる。
方や平沢議員は東大の学生として、一方の本紙川上は日大(1年時は本部空手部、その後、写真家鈴木彰の助手)の学生として。

 

また、人生の妙味としては小泉純一郎元総理の内閣情報官だった兼元俊徳氏の父親の兼元徳二翁から本紙川上は平成16年6月に遺言を託されていたことだ。瀬戸内海・直島の漁業組合の網元だった兼元さんは本紙川上にこう言った。
「原発のゴミ、核燃料廃棄物の最終処分場を直島(寺島)に国策で決めている。川上さん、これを止めさせなければ瀬戸内海の魚は風評被害で取れなくなるし、観光にも悪い影響がでる。これを頼めるのはアンタしかおらん」。

 

犯行使用の回転式拳銃

最初の出会いは、本紙川上が香川県議会の傍聴から帰る際に兼元徳二さんから声をかけられ、百十四銀行本店東の南新町通りの「南珈琲店」。。その後、自宅のマンション傍の喫茶「彩花」で、ご自身の体験から香川県警の腐敗現状も話してくれた。本紙川上の体験話と兼元徳二さんの話が正に一致するではないか。腐敗を正そうと「アラビア石油の副社長から紹介され、銀行前で(台湾右翼の二代目)愛媛の佐々木ブコウ氏が街宣活動をした事を、香川県警木内氏らが報告書を警察庁に提出した事から、息子の兼元俊徳氏が辞表を胸に仕事をせざるを得なかったことや、松尾邦弘検事総長の妹さん、孫の写真なども懐かしがりながら話してくれた。

 

本紙川上は、長い付き合いで信頼できるジャーナリストSさんと、海上タクシーを曽根さんが操縦して直島や寺島を視察した。その後、県立中央病院に入院していた兼元徳二さんをジャーナリストSさんと見舞に行き、「川上さん、もう原稿は書けないから口述で録音するから…」と本紙川上は頼まれた。その後、数日して録音テープを受取りに中央病院に訪ねると、相部屋の兼元徳二さんの姿はなかった。
なんとも、侘しい気持ちになり、兼元徳二さんの遺言として四国タイムズへの紙面化は平成16年8月号だ。なんとか兼元さんの思いを叶えたい。

 

海外からの投資にコンプラ警鐘⑪

SK白河発電所の土地の新たな活用法

オブトンジャパン合同会社に土地を侵害されている地権者は、合同会社Mパワー101であり、代表者は山田氏であります。
昨年、本紙が現場を確認すると合同会社Mパワー101の土地とSシステムの土地の境界線に鉄柵を設置し施錠もしていましたが、鉄柵の一部が壊されて鍵も交換されている事が発覚しました。
このようないがみ合いをするのでは無く、SK白河発電所と協力して合同会社Mパワー101の土地を有効活用する方法を考えるとの事です。

 

逆転の発想で、発電所が有る為に死んでしまった土地を有効活用するには、近くに発電所が有りお互いに利用出来れば全てが円満に解決する方法が有るはずとの発想で、この土地に誘致出来る事業者を探しているとの事です。
山田氏の今後の取り組みは、熊本や千歳の国が力を注いでいる次世代半導体の工場誘致や蓄電池の生産工場など、発電所と共存出来る企業を誘致出来るように動いているとの事でした。
地元、白河市の税収アップにも繋がるので、新しい取り組みに期待が出来ます。
(文責:筆者・伊藤洋)

 

古武士・兼元徳二からの遺言

直島には核燃料廃棄物はいらない

兼元俊徳元内閣情報官

『正義を愛し、直島を愛した男が亡くなった。気骨ある古武士であった。
四,五年前に何回か電話を頂いたが、なぜか直接会えなかった兼元さんと、今年に入って、何度も会うことになった。会うところは、いつも多賀町の喫茶「彩花」である。
兼元さんは、いつも、お抹茶を注文され、私もご馳走になった。話の筋にぶれが無く、目が非常に澄んでいた。すい臓の大手術をした後なのに、こちらに気を遣わせないような人であった。

 

六月に入って連絡が通じなくなった。中央病院に入院していたのである。
六月二十九日、ジャーナリストの斎藤真氏と共に見舞った。
鼻と、腹に管を通していたがベットに座っての話である。
七月五日、中央病院へ見舞ったのが最期となった。
兼元徳二、平成十六年七月十三日二十二時、死去。

 

「三菱マテリアル直島精錬所の銅精錬施設を活用するなどして産業廃棄物から有価金属を回収するハード事業と、住民と共に循環型社会を形成するソフト事業を展開して、『自然、文化、環境の調和したまちづくり』を目指す」。
真鍋香川県知事が謳いあげた事業に裏で、原子力発電の高レベル放射性廃棄物の最終処分場が直島の「寺島」に決まる。十中八九、間違いない。』
兼元徳二氏から託された遺言に応えて、本紙川上が平成16年8月号の四国タイムズに掲載したのがこれだ。

 

この時期、本紙川上は香川県警腐敗警官の銃撃や鉄パイプ襲撃の関与を明らかにするため、五代目山口組若林組らを神戸地裁に提訴していた。兼元徳二氏の香川県警腐敗警官への恨みも、本紙川上が引き受ける思いもあったからだ。
その後、兼元徳二氏の口述録音テープを受取りたいため、伊賀(次女)さんに電話すると「兄の承諾を得てからお渡しします」だったが、未だに本紙川上の手元にない。本紙川上とすれば、兼元徳二氏の遺言はシッカリ受け取りたい。

 

徳島市の新町西地区再開発⑤

再開発組合と株木建設に請負契約疑惑

村中孝一検事正

内藤・徳島市長の市長選不出馬の不可解な疑念が深まる。
まず、当時の市長としての異常な認可の実態に迫ってみよう。
令和6年2月16日には3回目となる事業計画の変更を認可し、2月20日に公告。

さらに、続けて2月22日には2週間の縦覧も必要なしとして権利変換計画にも認可した(※都市開発法68条、土地収用法36条)。
法的には手続きの順序として、まず、事業計画の認可、そして、再開発組合(高木俊治理事長)が土地・物件などの調査書を作成し実態に修正した後に、本来なら内藤市長は権利変換計画にも認可すべきではないのか。
ところが、土地調書・物件調書の作成もなしで認可とは、内藤市長が岡孝治市議の影響力(公明党を含む議会勢力)に屈したとしか考えられない異常さだ。
そして3月8日に特定JV 株木建設が新町西地区再開発のA工区を随意契約で締結。

内藤佐和子前市長 岡孝治市議 株木康吉社長

 

異常な徳島市の闇を白日に 大規模な裏金捻出工作に議会も関与か

株木建設丸株ビル

その異常さに気付いたのは、他でもない当時の内藤佐和子市長ではないかと、本紙川上は推測せざるを得ないではないか。
市長の「権利変換計画認可」後、3週間も経たない3月12日には、次期徳島市長選挙には不出馬と決断した。
《徳島市の内藤佐和子市長(39)は13日、徳島市役所で記者会見し、任期満了に伴う4月7日投開票の市長選への不出馬を正式表明した。自身への批判を念頭に「批判合戦で選挙が進んでいる」と指摘。自らが身を引くことで「本当の意味での、課題の本質を捉えてもらう選挙にしたい」と話した。》

 

これ、当時の大手新聞記事。
「本当の意味での、課題の本質を捉えてもらう選挙にしたい」
内藤佐和子氏の性格からしても、市長として不正な認可に巻き込まれることを避けたい気持ちが、市長選不出馬の判断(徳島地検の捜査)に至ったのではなかろうか。

 

さて、本紙9月号の、
〈徳島市の新町西地区再開発④株木建設の名義貸しは官製談合疑惑〉を、おさらいして今後の展開に期待しよう。
《…(前略)内藤佐和子市長が1期だけの市長職を任期満了に伴って4月17日に退任した。この二期目の市長選不出馬は何を意味するのか?謎ではないか。

 

徳島市議会議事録

また、財務省主計局調査課財政調査官の渡辺毅氏が令和5年7月3日に徳島市の財政部長に就任し、1年余りの令和6年8月24日付で徳島市財政部長を退職して財務省主計局に復帰した。
徳島市の新町西地区再開発には市の予算が20憶、国からは40億ほど公的資金60億が投入されていたのだ。

 

内藤佐和子徳島市長時代、財務省主計局から渡辺毅財政部長を迎え、解体工事などを茨城県の株木建設に元請負いを随意契約させるとは余りにも平和ボケした大胆不敵過ぎるのではないか。
ここは徳島県民のためにも捜査権力活躍が出番だ。

 

血税使途への住民意識高めよ 「特定JV」代表が株木建設から美土利建設に】
新町西地区市街地再開発組合に徳島市や国の公的資金を投入されれば、公共事業の扱いではなく、民間事業の扱いとして(裏金作り)一部関係者の懐に入りやすい。
なるほど、行政の手が届かない仕組みを整えてから巧妙にカネを握る。このスキームを考え出せるのは、徳島市政を牛耳るだけの影響力を持ち合せてなければ描けないはずだ。

 

本紙川上の30年余りの経験則からすれば、徳島市の重鎮・岡孝治市議しか該当者は見当たらない。
本紙川上は元請け業者の株木建設に照準を合わせて、東京のJR目白駅近くの株木建設東京本社の鈴木社長に何度も取材を申し込むが名刺交換さえできなかった。本紙のバックナンバーから確認してもらいたいが、鈴木氏は茨城の株木建設オーナーが社長の水戸に引き戻されたようだ。
ならば仕方がない、株木建設のオーナー・株木康吉社長に取材対象を移す。
(中略)本紙川上が気になるのは、①令和5年7月3日付で財務省主計局から渡辺毅財政調査官が徳島市の財政部長のポストで出向(※国から40億円ほどが徳島市に投入)。
②令和5年8月29日付の株木康吉社長の挨拶文。
③令和6年3月8日に株木建設が新町西地区再開発のA工区で随意契約締結。
④令和6年4月7日投開票の徳島市長選挙に現職の内藤佐和子市長は不出馬。
⑤令和6年8月24日付で①の渡辺毅財務部長が徳島市を退職して財務省の主計局に復帰した。(後略)…》
停滞の徳島市議会勢力に公明党の加担は裏金捻出関与か。

 

熊本地検から不起訴処分②

熊本・大西一史市長への腐敗構造を暴く

大西市長自宅のマンション 大西一史市長 幸山政史前市長

本紙の使命は、健全な民衆主義社会を目指して紙面の媒体に告発制度を取り入れ、次世代に日本を引き継いでもらうことです。ですから、人を陥れるのが目的ではなく、公的な立場の方が掲載された記事(不信・不満を抱く市民からの投稿)によって「気付いて」取り組みを修正するのを促すのが目的です。

 

さて、12月号の原稿作成前に、こんな記事を見つけた。
《熊本市は、大西市長が25日夜、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表。今月29日から始まる定例市議会は初日を欠席する。
市によりますと、大西市長は25日夜、38度の発熱とのどの痛み、けん怠感などの症状が出たため、医療機関を受診して検査したところ新型コロナウイルスの感染が確認された。このため大西市長は29日まで自宅で療養することになり、この日から始まる定例市議会は初日を欠席。》
気候変動で寒暖の差が激しいので、お互いに健康には留意しましょう。

 

また、こんな情報も寄せられた。
発信者は前熊本市長の幸山政史氏で、受信者は本紙11月号『熊本前・現市長への腐敗構造を暴く』のFacebook掲載者だ。
《申すまでもなく、当事業者に対して何の計らいもしていません。不起訴処分の結果はもとより、利権構造とは何のことを指しているのか全く理解できませんので、法的措置を検討したいと思います。
ご紹介ありがとうございました。》
是非、読者は日本タイムズのバックナンバーから11月号を確認してほしい。(法的措置を検討)とは、本紙川上への挑戦ではないのか。
熊本前・現市長は、市民の不信感にも謙虚に耳を傾け、軌道修正するだけの度量が必要ではないのか。

 

福岡県川崎町「官製談合疑惑」その5

大任町永原町長の正体は反社勢力なのか

永原譲二町長 武田良太前衆議院

去年、田川地区の広域ごみ処理施設をめぐり田川市長への強要未遂があったとして、田川市議らが大任町の永原町長を刑事告発していましたが、26日市議らが会見し、書類送検されていたと明らかにしました。》
これ、地元紙の記事を引用。

 

なんだこりゃ、「大任町の永原譲二町長を田川市議らが刑事告発していた」だと。
本紙11月号では「衝撃!武田良太氏落選背後に福岡11区のグレーな『政治とカネ』を掲載したばかりではないか。

 

続けてみよう。
《田川市議・香月隆一議員「脅しの政治や独裁政治・恫喝政治。それを変えていきたい。このままじゃ田川地区の発展はない。あたり前の田川地区に変えていきたい。その一点だけです」
福岡県庁で会見したのは、大任町の永原町長を強要未遂の疑いで刑事告発していた田川市議7人です。(中略)
市議らは「福岡地検には厳重な処分を下して欲しい」としました。》

 

なんと、本紙が扱っている徳島市も、熊本市も、福岡県でも相似な案件を抱えているのか。この場面、政治の成熟には捜査権力の出番に期待だ。

 

2024年11月

目次
国滅ぶとも正義は行わるべし 安倍派裏金総選挙が日本を覚醒!
三権分立として報道の役割 新聞媒体に告発制度を取り入れ
故大平正芳元首相の『楕円の思想』
国民民主党代表・玉木雄一郎氏の存在感
構想日本の提言から迷走脱却
日本の成熟にはまず現状の「仕分け」
反社が支配の虎ノ門産業ビル⑪
売却阻止で事件屋らが仮処分申立て
六本木心臓血管研究所での医療過誤④
被害者は多臓器不全の後遺症
海外からの投資にコンプラ警鐘⑩
コンプライアンス無視のSK白河発電所
香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その257)
捜査放棄から本格捜査で警察の信頼回復を
捜査の捏造は冤罪捜査 犯罪被害者の本紙川上は捜査放棄
平和ボケ司法に一喝
大阪地検元トップの性暴力事件から提言
任侠道ヤクザと盛力健児
山口組田岡一雄組長の長男満氏の命日
福岡県川崎町「官製談合疑惑」その4
衝撃!武田良太氏落選背後に福岡11区のグレーな「政治とカネ」
熊本地検から不起訴処分
熊本前・現市長への腐敗構造を暴く

国滅ぶとも正義は行わるべし 安倍派裏金総選挙が日本を覚醒!

法務大臣の感謝状 河井克之氏  安倍晋三元総理

兎に角、日本は今、世界情勢を踏まえて目を覚まさなければならない。政治家が、やってる感で政治(ごっこ)をやられたら、国民は堪ったものではない。本号の脱稿直前11月3日付読売新聞一面に、〈最大級海警船尖閣周回 米巡視船沖縄出港後〉などの見出しを目にすれば、なおさらだ。ロシアのウクライナ侵攻も、今では北朝鮮兵士が送り込まれ戦争に発展している。

先(10)月号でも、「平和ボケ日本の覚醒は検察の宝刀で」と題して掲載した。それも繰り返し繰り返し、安倍派の一強長期政権の維持体質への覚醒を求めて、批判記事を掲載して来た。掲載だけに留まらず刑事告発も取り入れながら警鐘を鳴らし続けてきた。

森友学園の国有地売却では、籠池理事長・安倍総理の昭恵夫人・谷秘書の告発、公文書改竄問題では佐川局長も、菅原一秀経産大臣の告発もだ。
広島選挙区の溝手顕正参議院議員を落選させる動機で、安倍晋三総理が河井克行法務大臣夫妻への「票買収資金」提供を検事総長に告発したのも本紙川上だったのだ。

 

三権分立として報道の役割 新聞媒体に告発制度を取り入れ

本紙川上が四国タイムズを創刊する前の職業は、瀬戸内海砂利協同組合・財団法人日本武道振興会、㈱郷水工業、協同組合香川県健全企業振興会など。ここで述べたいのは、一級土木施工管理技士の川上が営んでいた㈱郷水工業での更生保護事業の取り組みだ。

高松市や香川県から公共工事を請負っていた㈱郷水工業では、松山刑務所への慰問やら、少年院・刑務所からの出所者達を寝泊まりさせ、仕事を与え更生保護事業に貢献していた。法務省からは平成3年に佐藤恵大臣、平成7年には宮澤弘大臣から感謝状。

 

さて、これらの体験を無駄にせず、日本の成熟を求め日本タイムズは使命に取り組む。
次に、弁護士ドットコムニュースから引用する。
〈「刑務所は再犯生産工場や」 刑期を終えた河井元法相 獄中で初めて知った受刑者たちの”声なき声”〉
《法務大臣を経験した元衆議院議員の河井克行さん(61)が10月20日、選挙買収事件で言い渡された懲役3年の刑期満了を迎えた。法務省の元トップがかつて所管していた刑務所に入るという前例のない事態を経て、今何を思うのか。
「『お帰りなさい』という妻の声を一生忘れることはないと思います」
さらに、9月30日付毎日新聞の記事も押えよう。

2023年11月29日、河井さんは服役していた刑務所「喜連川(きつれがわ)社会復帰促進センター」(栃木県さくら市)を仮釈放された。その時、迎えにきた妻・案里さんの一言を今もはっきりと覚えているという。

2020年6月18日に逮捕されてから約3年5カ月が経っていた。塀の中で身柄を拘束され自由を制限された日々は、これまで気づかなかった”当たり前”のありがたさを強く感じさせた。

河井さんは法務副大臣の時に全国の刑事施設を視察して回ったり、退任後に出所者の更生を支援する議員連盟を立ち上げたりして、受刑者の立ち直りに関する政策に取り組んできた。しかし、実際に当事者として塀の中に入ると、それまで外から見ていた風景が一変したという。》

 

本紙川上は、河井克行さんと会いたい。法務大臣の告発者と被告発者の河井克行さんの出会いと言うか組み合わせは、日本を変えるだけの具体的エネルギーになるはずだ。
だってそうでしょう。
広島選挙区での公職選挙法違反『票買収事件』は、安倍晋三総理に批判的な溝手顕正参議院議員を選挙で落選させるための動機が安倍晋三総理なのだから。

河井克行夫妻や広島県の主だった政治的に活躍していた人達は、ある意味で安倍晋三総理の被害者ではないのか。

 

さらに、引用を続ける。
《私は選挙区も収入も名誉も地元との繋がりも全て失った。それでも、こんな状態になった私を妻は見捨てずに支え続けてくれた。大切な存在が身近にいることに気づかされたことが刑務所で得られた財産です。今回、究極の現場体験をしましたが、ある意味で良い経験になりました…》

本紙川上は安倍総理を検事総長に5回告発を繰り返した。安倍氏が逮捕され広島地裁の公判があれば真相が解明されたはずだ。残念でならない。

 

故大平正芳元首相の『楕円の思想』

国民民主党代表・玉木雄一郎氏の存在感

10月27日の衆議院解散総選挙を終え、国民民主党は7議席から4倍の28議席に躍進した。
「対決より解決」を旗印に掲げた取り組みの原点を求めてみよう。

生まれは香川県東部の寒川町(現・さぬき市)、高松高校(本紙川上の後輩)から東京大学法学部を卒業して、平成5年に大蔵省入省。

平成17年8月、財務省主計局主査を最後に財務省を退官。
9月、第44回衆議院議員総選挙に香川2区から初出馬・落選(※本来なら香川県農協・獣医の父親関係で自民党公認のはずが、既存公認の真鍋光弘議員,木村義雄議員絡みで非公認)。

10月30日付産経

「人生には一つも無駄なものはない」

自民党の公認を得なかったからこそ、今の国民民主党代表・玉木雄一郎氏の姿がある。

 

さらに原点に迫るなら、故大平正芳元首相の存在に触れなくてはならない。
《宏池会3代目会長・大平正芳は、行政においても政治においても、二つの中心が均衡する「楕円」の状態にあることを理想とした。大派閥の領袖として権力闘争の渦中に身を置きながら、なぜ大平はライバルである政治家たちからも信頼されたのか。大平は権力を行使するに当たっては、抑制的でなければいけない、大義がなければいけない、目的が明確でなければならないという信念を持っていた。》
玉木雄一郎さんに期待する。

 

構想日本の提言から迷走脱却

日本の成熟にはまず現状の「仕分け」

加藤秀樹代表

先(10)月22日、構想日本代表の加藤秀樹氏から迷走する現状の日本を救う解決策・提言を手渡された。紹介する。
【構想日本】
〈政治資金〉
誰もが「納得」「共感」する解決策はこれだ!
❘❘民間企業や公益法人と同等の政治資金管理を❘❘
一般社団法人構想日本
「政治とカネ」問題の根本解決策を提言としてまとめました。ひと言で言うと、民間企業や公益法人と同等の資金管理をすることです。
提言のポイント
●政党や政治団体は、企業や公益法人と同等の複式簿記に基づく財務諸表を作成し、外部監査を受ける
●政治資金を他の政治団体に移転している政党や政治団体は、その移転先の団体との連結財務諸表を作成し、外部監査を受ける。
●政党や政治団体の財務諸表を監査する「内閣から独立した」政治資金監査院(仮称)を設立する。

 

この提言は、経営者など有志からなる「民主主義を考える円卓会議」の提唱・サポートを受けて、構想日本が専門家による「検討委員会」を設け、とりまとめたものです。
1,考え方
カネのかからない政治を目指すにしても、政治活動には相応の資金が伴います。ですから、個々の政治家や政治団体、ましてや寄付者や寄付金額を個別に規制しても問題の解決になりません。政治資金全般について国民の納得を得られる資金管理をすることが肝心なのです。そのためには民間企業や公益法人と同等の会計ルールを適用し、財務諸表等を開示することが最適との結論にいたりました。

そうすることによって、政治団体、政治家の資金管理の不透明さが払拭され、国民からの信頼の回復につながります。具体的には、以下のような政治資金規正法改正などを行います。

 

3,期待される効果
〇企業会計という、既に確立し普遍的に使われている資金管理・情報開示システムの導入によって、政党や政治団体の資金の状況を国民が納得できる形で開示できるようになります。
〇民間企業や公益法人と同等の網羅性と体系性を備えた、分かりやすい開示制度を導入することは、政治資金の規律ある利用を促し、議員・政治家の立場を守ることに繋がります(後略)。

 

4,この提言にいたる経緯
海外では当たり前ですが、日本でも政治に対して経済界・経営者も「言うべきことは言っていこう」という趣旨で、「民主主義を考える円卓会議」は2016年から様々な議論をしてきました(後略)。

 

第50回の衆議院総選挙で、『与党過半数割れ』は日本の将来には必要不可欠。世界の常識を日本にも根付かそう。

 

反社が支配の虎ノ門産業ビル⑪

売却阻止で事件屋らが仮処分申立て

上田浩司氏 上田一夫氏 磯喜一郎会長

〈虎ノ門産業ビル売却は、地面師対事件屋の構図に〉
虎ノ門産業ビル、他の事件屋も動き出す。
虎ノ門産業ビルの件で、令和6年9月3日に上田一夫持分処分禁止の仮処分が申し立てられました。
申立人は株式会社マトリックスで社長は荒木襄治氏である。
荒木氏は、過去に法人税等約1億5800万円を脱税したとして、東京国税局査察部が不動産取引を手掛ける「MATRIX」と同社の荒木襄治代表を法人税法違反容疑で東京地検に告発され逮捕されています。

 

元々、虎ノ門産業ビル乗っ取りを稲田氏(元暴力団員)と企て、株式会社虎ノ門産業ビルの役員に登記しましたが、株主総会未開催で裁判が敗訴になり荒木氏、稲田氏は役員を辞任させられる。
この時に、菊間靖郎氏と平野明美氏が役員に返り咲きましたが、程なく鈴木社長に解任されました。
磯会長からの依頼で動いている鈴木淳二弁護士が社長なのですから、菊間氏、平野氏は用済みという訳です。

そもそも、虎ノ門産業ビルの事件は、上田浩司氏の補佐人である、従兄弟の上田一夫氏と平野氏、菊間氏が組んで上田浩司氏の財産を搾取しようとしたところを事件屋である荒木襄治氏が菊間氏、平野氏、上田一夫氏を篭絡し登記を偽造し役員登記をすることになりましたが、荒木氏が裁判で負けて現在に至ります。西川給専務の名刺 西川給事務局長の名刺 鈴木淳二弁護士名刺 弁護士記章

 

また、㈱琉球キャピタルマネジメントの新井裕之氏が上田一夫氏を銀座のクラブで接待漬けにして篭絡し、(売掛で接待をしていた)虎ノ門産業ビルを20億円という安値で売買契約を締結したのです。
新井氏の失敗はクラブMの売掛金を払えず磯会長に払わせた事や売買契約の手付金は支払ったが、残金決済が出来なかった事です。

㈱琉球キャピタルマネジメント→㈱M→㈱ファースト→石井実成→松田邦夫(後に抹消)→合同会社エーワン→STWINGS㈱→株式会社エイワ産業と上田一夫持分全部移転請求権の移転が行われて来ました。

㈱琉球キャピタルマネジメントの新井氏は上田一夫氏に残代金を支払わない為売買契約無効の裁判を起こされ、敗訴濃厚の為慌てて上田一夫持分全部移転請求権をクラブMに売ったのです。
その結果が、上記のような上田一夫持分全部移転請求権の移転が行われて来たのです。虎ノ門三号ビル 荒木襄治氏

 

また、菊間氏や平野氏が上田浩司氏に対し、病気のフォロー等をしっかり行っていれば、事件屋や地面師が入り込む余地は無かったお手伝いさんも無念の死を遂げる事もなかったと思います。
また、菊間氏と上田一夫氏が男女の仲であったという話も取材で聞いています。
テレビ局からも上田一夫氏、浩司氏に取材をしたいとの話も頂いているので鈴木淳二弁護士の所に取材に行くように伝えています。
結果的に、磯会長が上田浩司氏を助け、病院で治療をさせ浩司氏に「恩人」とまで思われ磯会長を慕う結果となり篭絡出来たのです。

 

その為、上田浩司氏は赤坂のビルを売られても何も言わず磯会長に騙されて1億3千万円を搾取されたが、そのお金すら虎ノ門産業ビルの維持経費と浩司氏の治療費に使われていると浩司氏は信じています。
7億円の借入金の返済期日も迫ってきて、10億円で返済しなければならず磯会長達は困っているのではないのでしょうか。

令和6年10月30日に虎ノ門産業ビルの謄本を取得しようとしましたが、登記閉鎖されていました。
また、あらたな登記が申請されているようです。
(文責:筆者・伊藤洋)

 

六本木心臓血管研究所での医療過誤④

被害者は多臓器不全の後遺症

六本木心臓血管研究所が手術中に起こした血管を傷つけるミスが起きたが、担当医師が内出血を重く見て、速やかに止血を行っていれば大量出血によるショック状態から起こる多臓器不全に陥る事は無く、その後の処置で大事には至らなかったが、その後遺症が今頃になって表れています。
多臓器不全に陥った事も影響が有るように感じます。
この先、どのような後遺症が起こるか不安で夜も寝られない精神状態です。
止血が遅れ後腹膜の背面部に血種が出来て、これが神経だけでは無く腎臓や尿管等も圧迫されていて、片方の腎臓は殆ど機能していないとの事を診察で言われたようです。

東大病院で新たに診察して貰うと、神経麻痺については、「右腓骨神経麻痺」「坐骨神経麻痺」「脛骨神経麻痺」の3種類の麻痺が起きているとの事でした。
原因は足が圧迫された事も原因のひとつですが、大量な内出血が原因で出来た巨大な血種が神経を圧迫した為に色々な神経麻痺が起きたのだと思われ、巨大な血種が内臓も圧迫し腎臓や尿管も潰れたようです。

 

また、右水腎水管症との診断を受け、治療法としてステント手術やカテーテル手術もあるが、余り推奨していないとの見解で、腎臓はひとつでも一般の生活には支障が無いのでとも言われました。
被害者は相当なショックを受け、カテーテルアブレーションでの失敗がトラウマになり検査も怖くて出来ない状態で精神的にも肉体的にも追い込まれています。
その後、セカンドオピニオンを日大病院の腎臓内科部長の阿部先生に診察して貰い、「右の腎臓は萎縮しているので、そのままにしていても問題はありません」「腎臓は左だけでも支障は有りません」との診断でした。
右腎臓萎縮で、右腎臓が機能しなくなり、生涯左腎臓だけで生きて行かなければならない現実に被害者はショックを受けています。

 

六本木心臓血管研究所は医療過誤では無いとの見解を示していますが、結局は病院側が手術後に内出血の止血を早急に行っていれば、起きなかった事ですので、明らかに医療過誤です。心臓血管研究所附属病院
六本木心臓血管研究所のような大病院がこのようなミスを認めない理由が判りません。
腎臓の件で言えば、刑事告訴しても良い事件だと皆が判ります。
健常者が、カテーテルアブレーションを行った為に、片方の腎臓の機能を失い、3種類の神経麻痺が原因で自力で歩く事も困難な障害者になってしまう有様です。

 

現在は、東洋医学にも頼り、鍼灸院での治療も行って少しでも歩くようになれればと思い家族も被害者を助け、協力しているのです。
被害者はこれ以上、検査や手術をして危険な道を選ぶより、QLO(クオリティオフライフ)を選びたいとの事です。
今後は、生涯に渡り3~5ヶ月の周期で行われるステント交換が煩わしいとの理由でステント手術をするか悩んでいます。
しかもステントを入れても腎機能が戻る可能性は低いとの医師の見解も有り躊躇されているのです。

 

このような状況を病院側は、どのように考えているのでしょう。同時に家族がしっかりと被害者を支えていかなければならないと改めて認識させられました。
弁護士を選任する用意も進んでると聞いているので、大病院の隠蔽体質や担当医師がミスを認めていても隠す体制を崩して貰いたい。
つくづく今の世の中は組織の隠蔽が蔓延していて、自分だけが良ければという考えを改めて未来ある世の中に変えて行かなければならないと実感しています。
(文責:筆者・伊藤洋)

 

海外からの投資にコンプラ警鐘⑩

コンプライアンス無視のSK白河発電所

〈オブトンジャパン合同会社に土地を侵害されている地権者は、発電所の土地に隣接する合同会社Mパワー101であり、代表者は山田氏。
昨年、本紙が現場を確認すると合同会社Mパワー101の土地とSシステムの土地の境界線に鉄柵を設置し施錠もしていましたが、鉄柵の一部が壊されて鍵も交換されている事を発見しました。
鉄柵の一部を破壊し、新たに施錠した人物が誰かは判りませんが、刑事事件にして捜査を行って貰い犯人を暴きます。オブトンジャパン合同会社のような世界的大企業がこのような暴挙を見逃すはずが無く、全く知らないところで行われている気がします。

 

本紙は、坂本氏やオペレーションを行っている会社、デンマーク大使館及びオブトンジャパンに取材に行き、この件の真相を確かめに行きます。
発電所の地権者が元反社であったり、申請者が地元でトラブルを起こしたりと何かと問題の有る発電所ですが、常軌を逸する行動で改めて問題の大きさを思い知っている状況です。
全ての調査が終わり次第記者会見を開き、コンプライアンスを無視した発電所を告発し、コンプライアンス重視の考え方に改めて貰います。
(文責:筆者・伊藤洋)

 

香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その257)

捜査放棄から本格捜査で警察の信頼回復を

『司法の裏金』
これ、そもそも本紙川上が平成4年1月に四国タイムズを創刊した後、平成5年4月に三井環氏が高松地検次席検事に着任した事から、遡れば出版する切っ掛けが始まったのだ。
そう「大河の一滴」は、何を隠そう本紙川上なのだ。
検察の裏金→警察の裏金→裁判所の裏金、これらをまとめた本が生田暉雄弁護士(元大阪高検判事)との編集会議を重ねて、『万代宝書房』から釣部人裕氏が発行した。

 

本紙川上も、四国タイムズを創刊する時の年齢は44歳。
現在は77歳なので、人生の半分33年近くを、次世代に引き継いでもらう日本を目指すと、バカを承知で取組んでいるのだ。人生には足跡が残る。
三井環氏が高松地検次席検事から関西検察に異動した平成18年以降、五代目若林組と香川県警腐敗警官とが本紙川上への敵対行動が大胆になってきた。
平成9年には若林組川原豪組員から家族団欒の自宅居間に銃撃。平成12年には続けて本紙川上運転の家族同乗の車輛を鉄パイプ襲撃。平成18年には、六代目山口組二代目若林組の組長秘書森裕之が本紙川上を至近距離から銃撃。
これら執拗な連続事件は、未だに真相解明から、ほど遠い未解決。いったい日本の現状は、どうなっているのだ。

 

捜査の捏造は冤罪捜査 犯罪被害者の本紙川上は捜査放棄

「司法の裏金」

香川県警の捜査放棄と冤罪捜査は今回で257だが、今では日本全国にまたがる捜査放棄と冤罪捜査になってきた。
まず冤罪捜査では、死刑判決だった袴田事件は再審無罪、
大川原化工機冤罪事件は無罪、サンプレサンスの山岸忍社長が大阪地検で犠牲になった冤罪事件、五輪汚職では角川書店の角川歴彦氏が東京地検特捜部から逮捕され人質司法で226日も拘留された。

 

9月27日付朝日新聞

袴田事件で再審無罪決定後の静岡県警本部長の謝罪記事を掲載してみよう。
《津田本部長は、いすに座った袴田さんと姉ひで子さん(91)の前で「逮捕から無罪確定まで58年間の長きにわたり、言葉では言い尽くせないほどのご心労、ご負担をおかけし、申し訳ありませんでした」と述べた後、約2分間、深々と頭を下げた。ひで子さんは「巌も私も運命だと思っている。今さら苦情を言うつもりはありません」と応じた。
ひで子さんはその後の取材に「巌が死刑囚だったことを忘れるための踏ん切りを付けていただきたいと思ってお迎えした」と話した。ひで子さんによると、巌さんは硬い表情でやや緊張気味だったという。

 

津田隆好本部長の謝罪

津田本部長も記者団の取材に応じ、「強制的、威圧的取り調べがあったということで誠に申し訳ない」と改めて謝罪。今後の捜査の在り方について「より一層緻密かつ適正な捜査をしていきたい」と述べた。》
また最近では、この事件も。
《1986年に福井市で女子中学生が殺害された事件で、有罪が確定した前川彰司さん(59)について、名古屋高裁金沢支部が再審を開始する決定を出した。懲役7年の判決を受け、服役した。
当初の裁判の1審で無罪とされたものの、2審で覆った。最初の再審請求でも開始決定が出たが、検察が不服を申し立てて取り消された。今回の決定は、第2次再審請求への判断だ。

 

裁判所が3度にわたって有罪の根拠を疑問視した事実は重い。検察は決定を受け入れ、即時抗告を断念すべきだ。
前川さんは一貫して否認し、関与を直接示す証拠もなかった。
有罪の根拠は、「服に血が付いていた」などとする複数の知人の証言だった。しかし、高裁支部は信用性を否定した。
前川さんが関与したと最初に語った知人男性は当時、薬物事件で勾留されており、「刑の軽減や保釈を得ようと、虚偽証言をした可能性がある」と指摘した。
警察は、知人男性に面会や飲食などで便宜を図っていた。別の証言者は、調べを受けた警察官から結婚祝いを受け取っていた。

前川氏の中3女子殺害事件も再審

決定は「捜査に行き詰まった警察が唯一の情報源に頼り、他の知人らを誘導して、なりふり構わず証言を得ようとした疑いが濃厚だ」と結論づけた。
検察官も、証言と矛盾する事実を把握しながら、当初の裁判で明らかにしていなかった。
不当な捜査や立証が行われた可能性が高い。有罪判決を出した裁判所の責任も問われる。(中略)
第2次請求後に検察が開示した287点の証拠が、再審の扉を開くのに役立った。早い段階で開示させる仕組みが必要だ。
死刑が確定していた袴田巌さんが再審で無罪となったばかりだ。日本の刑事司法は、真摯(しんし)な反省と抜本的な改革を迫られている。》

 

冤罪捜査の信頼解明は、遅まきながらも進展している。
一方の本紙川上家族が犠牲になった、香川県警腐敗警官と六代目山口組二代目若林組との共謀正犯の銃撃・鉄パイプ襲撃事件の解決にも国家公安委員長(犯罪被害者庁)は真剣に取り組むべきだ。

 

平和ボケ司法に一喝

大阪地検元トップの性暴力事件から提言

郷原伸郎弁護士

郷原弁護士「法務省は事情を把握していた可能性がある」
第三者調査を訴え
(元検事・郷原弁護士提供)記事から引用する。
《大阪地検トップの検事正だった北川健太郎氏が在任中、部下の女性検事に性暴力したとして準強制性交罪に問われた事件。10月25日に大阪地裁であった初公判で北川氏は起訴内容を認めた。その後、被害者の女性が開いた記者会見で多くの驚くべき話が明かされた。》

 

本紙川上がこの記事を目にして思い起こされたのは、関西検察の腐敗構造。平成14年4月22日の朝、大阪高検公安部長だった三井環氏が大阪地検特捜部に逮捕された。
五代目山口組二代目佐藤組内六甲連合(亀谷直人会長)の渡真利幹部組員に一役買ってもらって大坪弘道検事が三井環公安部長を逮捕した。逮捕される前の連休には、本紙川上は三井氏と共に六甲の自宅に泊り「検察の裏金」を鳥越俊太郎さんのテレビで告発する予定だったのだ。
三井環氏が逮捕された翌日、鳥越俊太郎テレビクルーは高松の四国タイムス本社事務所に入り、本紙川上は「検察の裏金問題」に到る経緯の取材を受けた。その事件では大手新聞、週刊誌など、NHKニュースでは森山真弓法務大臣が「想像を絶する」との表現で大ニュースとなった。

 

北川健太郎氏

さらに、引用を続ける。
《今回の事件が注目されているのは他にも要因がある。
北川氏は2018年2月に大阪地検の検事正に着任し2019年11月に退官したが、その在任中に学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題に対応した。
この問題では国税庁長官だった佐川宣寿氏が虚偽公文書作成などの疑いで告発されたが、大阪地検は2018年5月に不起訴処分を下した。その後、検察審査会が「不起訴不当」の議決を出したが、大阪地検は2019年8月に佐川氏を再び不起訴処分としていた。》
この問題で、国税庁長官だった佐川宣寿氏を虚偽公文書作成などの疑いで告発したのは本紙川上なのだ。

 

任侠道ヤクザと盛力健児

山口組田岡一雄組長の長男満氏の命日

盛力健児氏と」川上

【山口組の綱領】
山口組は侠道精神に則り国家社会の興隆に貢献せんことを期す。
一、内を固むるに和親合一を最も尊ぶ。
一、外は接するに愛念を持し、信義を重んず。
一、長幼の序を弁え礼に依って終始す。
一、世に処するに己の節を守り譏を招かず。
一、先人の経験を聞き人格の向上をはかる。
この綱領は三代目山口組・田岡一雄組長時代に若頭補佐の初代吉川組・吉川勇次組長が京都の住職から教わった昭和38年の作。
故田岡満氏の命日

先(10)月8日、本紙川上は山口組三代目田岡一雄組長の長男・満氏の命日に、盛力健児会長のお供した。
(※田岡満氏と本紙川上は、神道自然流良武会の小西康裕宗家に師事した同門の関係)
始まる時間待ちでは、親族のテーブルに同席させていただき、三代目組長側近・清川氏や京都ベラミで銃撃された田岡組長に三度も輸血した北島氏とも名刺交換した。
田岡満氏の命日に多くの参列者が出席したが、一人も暴力団の威圧を感じる人はいなかった。

 

さすがは任侠道を歩んだ関係者だと本紙川上は感心した。
本紙川上が神戸地裁に起こした五代目山口組の提訴取り下げは、盛力健児会長との信頼関係からだと田岡由伎さんに説明した。
「頑張ってください」との返事を頂き「山口組の綱領」に改めて共鳴した。さすがだ。
任侠道は有事に出番かな?

 

福岡県川崎町「官製談合疑惑」その4

衝撃!武田良太氏落選背後に福岡11区のグレーな「政治とカネ」

永原譲二町長 原口正弘町長 武田良太前衆議院

衆議院選挙で自民党は大敗を喫し、立憲民主党など野党が過半数を獲得。日本タイムズの本拠地、香川2区、玉木雄一郎氏が代表の国民民主党が躍進したことは喜ばしい限り。
そして、日本タイムズで告発を続けていた、福岡県川崎町は福岡11区。これまで、総務大臣などを歴任している“大物”武田良太氏が裏金事件で非公認となり、維新の村上智信に敗れて落選。
「武田氏の落選は大歓迎。『落選運動』を展開した甲斐があった」
と川崎町の町議らは拍手喝采だ。

 

当初、情勢調査では武田氏が37%、村上氏が29%と、非公認ながら武田氏が優位とみられていた。しかし、有権者はよくみていた。武田氏の政治とカネの問題がいかに根深いかだ。

政経セミナー朝食会

9月11日朝、東京のホテルに武田氏の姿があった。
【武田良太政経セミナー第25回「朝食会」】と銘打って、政治資金パーティーを開催していたのだ。
「裏金事件で、一度、延期されたパーティーでした。武田氏は愛想笑いを浮かべて、大勢の参加者に頭を下げていた」
と参加者はいう。そしてゲストスピーカーに立ったのは、元TBSの報道局長、平井和生氏。
「武田氏は未来の総理候補、こんな素晴らしい政治家は他にいない」
と裏金事件がなかったかのごとく、武田氏を褒め称えていたのだ。
TBSの衆院選時の武田氏の報道をチェックすると、
《「今回自民党から発した事案により、国民の政治不信を招くに至りましたことを本当に心から申し訳なく思っております」
ただ、何についての謝罪なのか、その中身の主語は「自民党」。
「他人事のように聞こえる」「武田氏が自身の問題として謝罪しているのか分からない」こう話す有権者もいた》
と厳しい姿勢をみせ、武田氏の落選に、
《「負けに不思議の負けなし」》
と評論している。
武田氏が“ちょうちん持ち”のようなゲストを呼び、裏金事件を覆い隠そうとしたのは明らか。「平井氏はいくらTBSを退職しているとはジャーナリストとして恥ずかしくないのか。パーティーでスピーチしてギャラももらったのでしょうから」(前出・参加者)

 

また、自民党総裁選は9月12日スタートなので政治資金パーティーは、前日。衆院選の公示が10月15日だったので、ちょうど1か月ほど前のことだ。
総裁選、衆院選ともに最大の争点は「政治とカネ」。1926万円、もの裏金を蓄え、二階派の事務総長として、裏金事件に関与し東京地検特捜部の取り調べを受けた武田氏。二階派の会計責任者はすでに有罪が確定。
そんな時期に政治資金パーティーというのは、先のTBSの報道にもあるように、
「あまりに有権者、国民をなめている」
と地元でも批判があがっていたのだ。

 

また、武田氏を支援していたのは、公費でパーティー券を購入していた、地元の川崎町の原口正弘町長や“フィクサー”と異名をとる大任町の永原譲二町長。
「裏金議員だった武田氏を原口氏、永原氏のようなブラックとみられても仕方ない人物が応援」
と川崎町の町議。
武田氏を当選させては福岡11区の問題になると、終盤戦には地元の田川市、行橋市、豊前市の3市長が村上氏支援の演説に参戦。
これで、武田氏落選の流れは決定づけられた。
裏金事件の反省なき武田氏にバッジをつける資格はない。政界から去るべきである。

 

熊本地検から不起訴処分

熊本前・現市長への腐敗構造を暴く

幸山政史前市長 大西一史町長

〈大西・熊本市長と桜町再開発での疑惑〉
本紙川上と伊藤は令和6年10月22日、23日と熊本に入り桜町再開発及び市庁舎建替え問題について市民団体関係者と会って事情を確認しました。
その結果、この問題以外にも幾つもの問題が有ると説明を受けました。

 

市電の延伸問題等がその一例であり、1.5キロメートルの延伸に多額の血税を使い、熊本市民の負担を考えれば、まず費用対効果を真剣に検証して貰いたい。
大西市長の行いは、熊本市民の為なのか、それとも安倍元総理のようにお友達や取り巻きの為に行っているのか、判りません。
市長であるなら、まず市民の将来を考え市民が将来負担する税金の利用使途を明確にし、費用対効果を考えるべきである。
このままでは、熊本市が衰退していく一方であり、将来の熊本市民に希望が持てるような政治を行って貰いたいと思うのは本紙だけでしょうか。

熊本市の市長室

 

令和6年10月23日に伊藤事務局長が大西市長に挨拶に行きましたが、不在との事で会えませんでした。翌24日は川上社長が大西市長の面会に市役所を訪れましたが、やはり不在との事でしたので、次回は事前のアポを取り大西市長との面会を実現し、市長と直接様々な意見交換を行いたいと考えています。
市役所の市長室を訪れた時に違和感を覚えたのは、市長室、副市長室、秘書室の入り口がオートロックになっていて勝手に入れないようになっているのです。入口には守衛さんがいるのに関わらず厳重にセキュリティー強化されているのは、外部の方より内部の人間を警戒したものではないかと考えられました。

 

本紙は幸山前市長、大西市長、村上氏を最高検察庁検事総長宛に告発を行い、熊本地検に回送され不起訴という判断をされました。
令和6年10月23日に熊本地検に本紙川上と一緒に訪問し総括事務官H氏に不起訴の理由を明確にし、書類で返答をくれるように申し入れをしました。担当検事北條宏明氏は取調べ中でしたが、担当官に書類を渡し、検事に渡して貰うようにお願いしました。

 

今回の告発内容では、市街化調整区域に結婚式場を建て運営している会社があるにも関わらず市役所が簡単な調査しかせず、今も営業を続けているのです。
実際に結婚式場を見ましたが、完全に結婚式場として建てられていて、元々はドライブインの許可で申請をして後からレストランウエディングに変え運営していると「マリーゴールド熊本」は市役所の調査に対し返答しているようですが、幸山前市長の計らいで営業してきたのです。
一店舗だけならまだしも同法人は「マリーグレイス」という結婚式場もその後に市街化調整区域に建て運営を行っているのです。

 

大西市長自宅ノマンション

市街化調整区域の建築許可は通常は県知事の管轄ですが、熊本市は政令指定都市なので市長の権限で許可されるのですが、なんと市長の許可を取らずになし崩しで営業を続けている実態があるのにも関わらず、幸山前市長も大西市長も放置している現状は不可解であり、熊本地検の判断を確認したいものです。
本紙は不起訴の理由が「嫌疑不十分」なら検察審査会にかけるように勧めていますが、前市長や現市長の不正を暴く事を市民団体の協力を得て行っていきます。
桜町再開発では「熊本城ホール」と隣接地のマンションが建設されましたが、700億円と言われる莫大な費用をかけた割には費用対効果がないように見えるのは本紙だけでしょうか。
どうみても税金の無駄遣いでしかなく、大西市長の利権に熊本財界人が群がっている構造が透けて見えます。

 

街の噂では大西市長が隣接地のマンションを2部屋貰い、1室は売却し(収賄汚職?)残りの1室は大西市長の自宅としているとの事でした。
火のない所に煙は立たないと言われますが、大西市長の不可解な行いがあるのでこのような噂が立つのでしょう。
本紙川上は熊本信用保証協会の片山会長(元副知事)にも挨拶に訪れましたが、不在との事で担当者に挨拶をしました。
熊本市役所も信用保証協会も女性の担当者が応対され、社会の女性進出の目覚ましさを改めて実感しました。
来(11)月は熊本県知事と面談をする予定です。
熊本市の大西市長の行政の私物化を止めなければ、熊本市に未来は有りません。
幸山政史前市長から大西一史市長に利権構造が移譲され、市民の血税が多額に使われている現状は改善する必要があります。